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【骸骨騎士様II】ドリフトプスはなぜアークと力比べ?虎人族が乗る疾駆騎竜の速さと特徴

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ドリフトプスは、虎人族が平原の移動や戦闘に使う「疾駆騎竜」で、馬のように誰でも乗れる従順な乗騎ではありません。
アークが第9話で力比べをしたのは、力を示して自分を主として認めさせる必要があり、一度認めた相手にはその後かなり従順になるからです。
高速移動だけでなく、複数人を乗せる巨体、黒巨人へ突撃できる力、部族ごとに管理される大切さまで見ると、ドリフトプスが虎人族の生活と戦いを支える特別な乗騎だと分かります。

  1. 第1章 結論|ドリフトプスは虎人族が使う大型の「疾駆騎竜」
    1. 馬より大きく、移動だけでなく戦闘にも使える虎人族の乗騎
    2. 猛獣のような外見でも、主人と認めた相手にはかなり従順になる
  2. 第2章 なぜアークは乗る前にドリフトプスと力比べしたのか
    1. ドリフトプスは力の強い相手を「主」と認めて初めて背中を許す
    2. 第9話の力比べは、アークの怪力と虎人族の文化を同時に見せている
  3. 第3章 ドリフトプスはどれくらい速い?アリアンのお尻が痛くなるほど長距離を走れる
    1. 三人を乗せても速度が落ちにくく、虎人族の移動を支える
    2. 速いのはドリフトプス、先に限界が来るのは乗っているアリアンだった
  4. 第4章 ドリフトプスは移動だけでなく戦闘にも使われる
    1. 虎人族はドリフトプスに乗ったまま黒巨人へ突撃する
    2. 二本の角と巨体まで武器になるから「生きた騎兵」のように戦える
  5. 第5章 なぜ虎人族にとってドリフトプスは「宝」なのか
    1. 鞍を見るだけで所属部族が分かるほど、大切に管理されている
    2. 虎人族の生活・戦闘・部族同士のつながりまで支えている
  6. 第6章 アークのドリフトプス「紫電」はその後どうなる?
    1. アークはドリフトプスを「紫電」と名付け、旅の相棒として使い続ける
    2. 放し飼いでも自分で暮らせるほど賢く、温泉まで覚えてしまう
  7. 第7章 ドリフトプスを見ると、虎人族の暮らしと戦い方まで分かる
    1. 広い南大陸で生きる虎人族にとって、ドリフトプスは生活そのものを支える足になる
    2. アークとの力比べは、南大陸へ入ったことを一目で分からせる場面だった

第1章 結論|ドリフトプスは虎人族が使う大型の「疾駆騎竜」

馬より大きく、移動だけでなく戦闘にも使える虎人族の乗騎

第9話でアークたちが借りるドリフトプスは、虎人族が平原の移動に使っている大型の乗騎になる。
原作では「疾駆騎竜」と呼ばれ、体長は四メートルを超えるほど大きい。
赤茶色の硬そうな鱗に覆われ、頭には二本の白い角。
さらに六本の脚で大地を蹴って走るため、普通の馬とは見た目からしてかなり違う。
初めて見た人間が猛獣と勘違いしても不思議ではない姿をしている。

それでも虎人族にとっては、危険な野生獣ではなく重要な移動手段。
第9話では、プリマスへ到着したアークたちがダンカを追ってタジエントへ向かおうとする。
ところがダンカはすでに先へ出発している。
そこで虎人族から借りることになったのがドリフトプスだった。
広い南大陸を短時間で移動するには、徒歩よりはるかに都合がいい。

大きさもかなり頼もしい。
後の原作描写では、アークが鞍へ座り、その後ろにアリアン、前にチヨメを乗せても普通に走っている。
三人を乗せても速度が大きく落ちる様子はなく、
六本の脚で草原を蹴りながら馬の集団へ簡単に追いついていく。
人を一人だけ運ぶ馬というより、
複数人をまとめて運べる大型輸送用の騎獣に近い。

しかもドリフトプスは、ただ速いだけではない。
後の戦闘では虎人族の戦士が背中に乗ったまま黒巨人へ突撃する。
騎乗している戦士が武器を振るうだけではなく、
ドリフトプス自身も頭部の二本角を使って相手へ体当たりする。
巨大な身体と脚力まで、そのまま戦闘力になる。
虎人族にとっては移動手段と戦闘用の乗騎を兼ねた存在である。

この特徴は、第9話の黒巨人ジャミアント戦ともつながってくる。
ジャミアントは約六メートルもの巨体を持つ。
普通の人間なら近づくだけでも危険。
しかし虎人族はドリフトプスに乗ることで、
速度を保ちながら巨人へ接近し、
一撃を加えてそのまま離脱する戦い方ができる。
平原で戦う虎人族との相性がかなりいい。

だからドリフトプスを「虎人族版の馬」とだけ考えると少し足りない。
馬より大きい。
六脚で速い。
複数人を運べる。
角を使って戦える。
長距離を走っても余力がある。
移動と戦闘の両方で使えることが、虎人族から重宝される大きな特徴になる。

後の原作では、アークのドリフトプスが戦場の鎧や残骸を踏み越えて走る姿を、
まるで「生きた戦車」のように描いている。
普通の馬なら避けそうな障害物でも、
大きな六脚でそのまま進む。
騎馬隊を追い抜く速度もある。
この描写を見ると、「疾駆騎竜」という呼び方がかなり分かりやすい。

第9話では少し変わった新生物として登場するが、
実際には虎人族の生活圏へ入ったことを見せる重要な存在でもある。
アークたちがエルフの里や人族の街を旅していた時とは、
移動方法そのものが違う。
平原を走り、
遠い集落を結び、
戦士を戦場へ運ぶ。
ドリフトプスは、南大陸で暮らす虎人族の足そのものになっている。

猛獣のような外見でも、主人と認めた相手にはかなり従順になる

ドリフトプスが面白いのは、見た目と性格の差。
一般人から見れば巨大な猛獣。
体長四メートル以上。
六本の脚。
二本の角。
鎧のような鱗。
近くへ寄ってきただけでも身構えたくなる姿をしている。
でも一度主人と認めた相手には、かなり素直になる。

原作で後にアークが連れているドリフトプス「紫電」は、この変化が分かりやすい。
アークが名前を呼ぶと森の奥から走ってくる。
そのまま嬉しそうに巨大な身体をぶつけてくるほど懐いている。
ただし体が大きすぎるため、
本人はじゃれついているだけでもアークが全力で受け止めなければならない。
普通の人間なら吹き飛ばされかねない勢いになる。

主人の指示もかなり理解する。
アークが手綱を引けば進路を変える。
追跡中には匂いを使って相手の進んだ方向を探す。
騎馬隊が見えれば速度を上げて距離を縮める。
単に走れと言われた方向へ進むだけではない。
周囲を見て、自分で判断する場面もある。
大型乗騎としてかなり賢い。

ポンタとの相性も悪くない。
紫電の頭部にある鬣へポンタが潜り込み、
そのまま移動する場面も出てくる。
アーク、アリアン、チヨメ、ポンタをまとめて運べるため、
旅の仲間として非常に使いやすい。
怖い見た目に反して、
一行へ入った後はかなり馴染んでいる。

ここで第9話の力比べが効いてくる。
最初は乗せてもらうだけでも一苦労。
力を示さなければ主として認めない。
でも一度認められると、
その後は手綱に従い、
呼べば来て、
旅や戦闘まで支えてくれる。
最初の厳しさと、その後の従順さが一組になっている。

だから第9話のドリフトプスは、
ただアークの怪力を見せるためだけの動物ではない。
誰を主人とするかを自分で決める。
一度認めれば従う。
さらに高い移動力と戦闘力を持つ。
虎人族がわざわざ大切に扱うだけの能力を持った騎獣になっている。

第2章 なぜアークは乗る前にドリフトプスと力比べしたのか

ドリフトプスは力の強い相手を「主」と認めて初めて背中を許す

第9話で一番引っかかるのは、
「乗り物を借りるだけなのに、なぜ力比べまで必要なのか」というところ。
公式あらすじでも、
ドリフトプスへ乗るには力比べをして主と認めさせる必要があると明かされている。
つまり虎人族が鞍を付ければ誰でも乗れる動物ではない。
ドリフトプス自身に相手を選ぶ気性がある。

ここが普通の馬とかなり違う。
馬なら飼育や調教によって人を乗せる。
でもドリフトプスは、
目の前の相手が自分より上かどうかを力で確かめる。
弱い相手なら簡単には従わない。
強さを示して初めて主と認める。
だからアークも、まず力関係をはっきりさせるところから始めることになる。

この場面にアークが選ばれたのは相性が良すぎる。
アークは第1期から、見た目以上の怪力を何度も見せている。
第1期第8話では、王都のエツアト商会を襲撃する際、
六忍のゴエモンと正面突破を担当。
二人とも細かい潜入より、
圧倒的な身体能力で警備を崩していく側だった。
ゴエモンと並べても力負けしないアークの異常さが出ていた。

第1期第1話でも、
傭兵登録のため魔獣討伐へ向かい、
ゲーム時代の能力をそのまま使って敵を圧倒している。
重い鎧を着たまま高速で動く。
大剣を軽々扱う。
相手が大型魔獣でも、
人間の体格を基準にした力では考えられない。
その積み重ねがあるから、
ドリフトプスとの力比べもアークなら成立する。

むしろ相手のドリフトプス側が気の毒なくらい。
普通の虎人族なら、
力比べそのものが自分の強さを証明する場になる。
しかしアークは、身体能力がゲームキャラクター基準。
全身鎧の重量もほとんど負担にならない。
六忍と肩を並べて正面突破できる。
そんな相手に力で挑むため、
最初から勝負の条件がかなり厳しい。

第9話では、このアークの強さが深刻な戦闘ではなく軽い場面で使われる。
これまでなら盗賊を倒す。
奴隷商の拠点へ突入する。
魔獣を撃破する。
そういう場面に出ていた怪力が、
今回は「乗り物に認めてもらうため」に使われる。
同じ能力でも使い方が違うため、
アークらしい可笑しさも出ている。

でも力比べ自体は、ドリフトプス側には重要な行為。
自分より強い。
逆らっても勝てない。
この相手なら主人として認められる。
そこを身体で確認している。
だから勝負が終われば、
ずっと暴れ続けるわけではない。
主従が決まった後は、
むしろ素直に騎乗を受け入れる。

第9話の力比べは、アークの怪力と虎人族の文化を同時に見せている

この場面をアークだけのギャグとして見ると、
ドリフトプスの半分しか分からない。
重要なのは、
虎人族が普段からこうした獣を乗騎として扱っていること。
つまり虎人族の戦士たちは、
ドリフトプスを押さえ込めるだけの身体能力や扱い方を知っている。
誰でも簡単に所有できる乗り物ではない。

第9話までの虎人族も、
普通の人族より明らかに身体能力が高い。
ダンカは重傷を負いながらも生き残る。
エインたち虎人族の戦士は、
巨大な黒巨人ジャミアントが現れても武器を持って立ち向かう。
逃げるだけではなく、
乗騎を使って迎撃する。
その戦士たちが乗る動物だからこそ、
ドリフトプス側にも力強さが求められている。

後の戦闘では、その関係がもっと分かりやすい。
虎人族の戦士がドリフトプスへ跨る。
速度を上げる。
黒巨人へ接近する。
戦士が武器を振るう。
同時にドリフトプスも角を使って巨人へ当たる。
人と乗騎が別々に戦うのではなく、
一組で攻撃する形になっている。

だから主人として認めさせる必要がある。
戦闘中に勝手な方向へ走られたら困る。
巨大な敵へ接近する時に命令を聞かなければ危険。
長距離移動でも、
乗り手の指示で止まる、曲がる、速度を変える必要がある。
力比べは、
ただ威張って上下関係を作るだけではない。
命を預ける乗騎との関係を作る最初の段階でもある。

アークが主として認められた後の紫電を見ると、
その差がよく分かる。
呼べば来る。
手綱に従う。
進路を変える。
匂いで追跡する。
複数人を乗せても走る。
主人への反抗はほとんどない。
第9話で最初に力比べをしたからこそ、
その後の従順さまで一本につながっている。

アーク自身も、
力だけで敵を倒して終わる人物ではない。
第1期第8話ではゴエモンと正面突破しながら、
最終的な目的は奴隷として捕らわれた山野の民の救出だった。
第2期でもダンカを追い、
チヨメのサスケ探しへ付き合っている。
今回も怪力を見せること自体が目的ではなく、
タジエントへ早く向かうために必要だから力比べをする。

だから第9話のドリフトプス戦は短い場面でも情報が多い。
アークは相変わらず怪力。
ドリフトプスは主人を自分で選ぶ。
虎人族はそんな大型騎竜を日常的に使う。
主従が決まれば長距離の移動や戦闘まで任せられる。
一つの力比べだけで、
アークの能力と南大陸の虎人族の暮らしが同時に見える場面になっている。

第3章 ドリフトプスはどれくらい速い?アリアンのお尻が痛くなるほど長距離を走れる

三人を乗せても速度が落ちにくく、虎人族の移動を支える

ドリフトプスの強みは、見た目の迫力だけではない。
一番分かりやすいのは、長距離をかなりの速度で走り続けられるところ。
第9話でアークたちがタジエントへ向かう時も、
アークだけでなくアリアンとチヨメまで同じ一頭へ乗る。
それでもドリフトプスは、重そうな様子をほとんど見せず平原を駆けていく。

原作では、アークが手綱を握る。
その前後にチヨメとアリアンが乗る。
さらにポンタまで一緒。
これだけ乗せても、虎人族の一団についていける。
普通の馬ならかなり負担になりそうな人数でも、
ドリフトプスの巨体なら長距離移動をそのまま続けられる。

しかも虎人族は、一頭だけを特別扱いしているわけではない。
黒巨人討伐へ向かう時には、
百五十人を超える虎人族の戦士たちがそれぞれドリフトプスへ騎乗する。
大人数が一斉に疾駆騎竜を走らせ、
平原から北のタジエントへ向かう。
地面を叩く六本脚の音だけでも、相当な迫力になる。

ここで虎人族の暮らし方ともつながる。
彼らは南大陸の広い平原で生活している。
集落と集落の距離も近くない。
原作では、普段の速度で移動しても、
別の一族の集落まで二日ほどかかる距離をドリフトプスで進んでいる。
徒歩だけでは、日常の移動そのものが大きな負担になる。

だからドリフトプスは、単なる便利な騎獣ではない。
虎人族が広い平原で生活圏を維持するための足になる。
別の集落へ向かう。
狩りへ出る。
危険があれば戦士を集める。
黒巨人が現れれば討伐隊を送る。
その全部で、高速移動できる乗騎が必要になる。

原作でタジエントへ向かう場面でも、
道中には黒巨人が通った巨大な足跡が残っている。
畑が踏み荒らされ、
住民が街から逃げ出してくる。
そんな状況でも虎人族の討伐隊は、
ドリフトプスに乗ったまま速度を落とさず進む。
危険な場所へ短時間で戦力を送り込めること自体が大きい。

これは第1期までのアークたちの旅とかなり違う。
人族の街では馬や馬車を使うことが多かった。
アーク自身は転移魔法も使える。
でも虎人族の生活圏では、
一族全体が普段から大型乗騎を使っている。
個人の特殊能力ではなく、
部族の生活そのものに高速移動が組み込まれている。

第9話でドリフトプスが出てきた時、
最初はアークとの力比べの方が目立つ。
でも実際に乗って走り始めると、
この動物がなぜ虎人族に必要なのかがよく分かる。
重いアークを乗せる。
さらに二人を乗せる。
そのまま平原を走る。
大型の身体と六脚が、移動力へ直結している。

速いのはドリフトプス、先に限界が来るのは乗っているアリアンだった

ドリフトプスの速さを一番分かりやすく見せるのが、
アリアンが「お尻が限界」と訴える場面。
アークたちは長時間、疾駆騎竜の背中で揺られ続ける。
ドリフトプス本人はまだ走れる。
虎人族の戦士たちも平然としている。
ところが乗騎に慣れていないアリアンの方が先に音を上げる。

原作ではアリアンが、
「少し休憩しない?」とアークへ訴える。
原因は疲労より、鞍へ座り続けた尻の痛み。
ドリフトプスが六本の脚で走るたび、
身体へ細かな衝撃が続く。
高速で長く移動できることが、
逆に乗り慣れていない者にはつらい。

チヨメも騎乗に慣れているわけではない。
それでも身体が軽いためか、
アリアンほど苦しそうにはしていない。
アークはそもそも骸骨身体。
尻の肉そのものがないため、
アリアンと同じ痛みに悩まされる様子もない。
三人が同じ乗騎へ乗っているのに、
身体の違いで反応まで変わる。

一方の虎人族は平然としている。
同胞を襲った黒巨人を倒すため、
全員が戦意を高めたまま疾走を続ける。
アリアンのように、
戦う前から乗り物の揺れで疲れ切っている者はいない。
普段からドリフトプスへ乗っていることが、
この差だけでも分かる。

やがて黒巨人がいる集落へ近づき、
アークが手綱を引いてドリフトプスを止める。
そこでアリアンは、
ようやく鞍から解放されたように地面へ降りる。
すぐに尻を揉みほぐすほど痛かった。
ドリフトプスの方ではなく、
人間側の耐久力が追いついていない。

この小さな場面が、実は速さをかなり分かりやすくしている。
ドリフトプスがすぐ疲れて休むなら、
虎人族の長距離移動には使えない。
でも実際には、
何十分もかなりの速度で走り続け、
さらにその後の戦闘にも入れる。
乗っている者の方が先に疲れるくらい余力がある。

だから「疾駆騎竜」という名前は大げさではない。
ただ六本脚で珍しいだけではない。
複数人を運ぶ。
長距離を走る。
討伐隊全体を移動させる。
戦場へ着いてからも動ける。
第9話のアリアンのお尻ネタまで含めて見ると、
ドリフトプスの移動性能がかなり具体的に伝わってくる。

第4章 ドリフトプスは移動だけでなく戦闘にも使われる

虎人族はドリフトプスに乗ったまま黒巨人へ突撃する

ドリフトプスが虎人族に重宝される最大の強みは、
戦場へ着いたら降りなければならない乗り物ではないところ。
黒巨人ジャミアントのいる集落へ到着すると、
虎人族の戦士たちは騎乗したまま一斉に突撃する。
高速移動の道具が、
そのまま戦闘用の乗騎へ切り替わる。

原作では、黒巨人が虎人族を掴み、
胸にある巨大な口で食らう姿まで描かれる。
相手は身長六メートル級。
腕力も強い。
振り下ろす武器だけで地面が砕ける。
そんな相手へ虎人族は、
ドリフトプスの速度を落とさず正面から向かっていく。

戦士たちは駆け抜けながら、
黒巨人の脚へ武器を叩き込む。
一撃を入れたらその場で止まらず、
速度を生かして抜けていく。
巨大な敵へ接近し続けるのではなく、
高速で近づいて攻撃し、
そのまま離れる。
ドリフトプスの速さがそのまま戦術になる。

黒巨人側も当然反撃する。
巨大な腕や武器を振り下ろす。
純粋な力と質量が加わった一撃で、
地面そのものが砕ける。
虎人族の戦士が吹き飛ばされる場面もある。
それでも一部の戦士は、
黒巨人の脚へ有効打を入れ、
一体を転倒させるところまで持っていく。

ここで重要なのは、
虎人族だけの力ではないこと。
ドリフトプスが速度を出す。
乗り手が武器を振るう。
さらに乗騎自身の体格まで攻撃に使える。
一人と一頭が別々ではなく、
一組の戦闘単位として動いている。

第9話でアークが力比べをした意味も、
この戦闘を見るとさらに分かりやすい。
命令を聞かない乗騎では、
黒巨人の目前へ突撃できない。
止まりたい時に止まる。
避けたい時に曲がる。
攻撃後はそのまま離脱する。
乗り手と乗騎の信頼がなければ成立しない戦い方になる。

アークなら、黒巨人へ魔法を撃つ方が早い。
でも虎人族全員がアークのような力を持つわけではない。
だから彼らは、
自分たちの身体能力とドリフトプスの脚力を合わせる。
南大陸の平原で生きてきた虎人族らしい戦い方になっている。

二本の角と巨体まで武器になるから「生きた騎兵」のように戦える

ドリフトプスは、乗り手を運ぶだけの存在ではない。
頭部には二本の白い角がある。
大型の身体もある。
六本の脚で加速する。
そのまま敵へ突っ込めば、
乗騎自身の体重と速度が攻撃力へ変わる。

原作では、虎人族の戦士だけでなく、
ドリフトプス自身も黒巨人へ身体をぶつけるように戦う。
巨人の脚へ角を当てる。
足元を崩す。
そこへ乗り手の武器が加わる。
六メートル級の相手でも、
脚へ集中攻撃すれば転倒させることができる。

これは馬とはかなり違う。
馬にも騎兵としての速度はある。
でもドリフトプスは、
もともとの身体が大きい。
鱗で覆われている。
角まで持つ。
猛獣に近い外見そのものが、
戦闘用の性能になっている。

後の原作でアークが乗る紫電も、
戦場ではかなり頼もしい。
足元に障害物があっても走る。
普通の馬なら避けそうな場所でも進む。
重量のあるアークを乗せたまま速度を維持する。
一度走り始めれば、
人間の騎馬では簡単に引き離せない。

ここで第1期のゴエモンとの共闘を思い出すと、
アークとの相性もかなりいい。
第1期第8話では、
アークとゴエモンが力で正面突破する。
細かな駆け引きより、
真正面から障害を破壊して進む。
ドリフトプスも、
障害を避けるより巨体と脚力で進めるタイプ。
アークが後に自分の乗騎として使うのも納得できる。

ただし虎人族にとっては、
アーク専用の珍しい魔獣ではない。
一族の戦士が普通に使っている。
複数の騎兵がまとまって動く。
黒巨人へ一斉に突撃する。
倒れた相手へ別の戦士が続く。
部族全体の戦闘方法に組み込まれているところが大きい。

だからドリフトプスの価値は、
速い乗り物という一言では終わらない。
移動できる。
複数人を運べる。
戦場へそのまま入れる。
敵へ体当たりできる。
乗り手の攻撃を加速させる。
虎人族にとっては、生活の足であると同時に戦士の相棒になる。

第9話でアークが相手を押さえ込んでいる場面だけを見ると、
少し変わった乗り物との力比べに見える。
でも黒巨人戦まで見ると、
なぜ虎人族がわざわざ強いドリフトプスを従わせて使うのかが分かる。
大人しいだけの動物では、
広い平原を走りながら巨人へ挑むことはできない。
強さ、速さ、気性。
その全部が虎人族の暮らしと戦い方に合っている。

第5章 なぜ虎人族にとってドリフトプスは「宝」なのか

鞍を見るだけで所属部族が分かるほど、大切に管理されている

ドリフトプスは、虎人族なら誰でも自由に使える乗り物ではない。
原作では、アークたちが一頭のドリフトプスに乗って平原を進んでいると、
別の虎人族からいきなり槍を向けられる。
問題になったのは、アークたちの顔でも装備でもない。
ドリフトプスの背中に付いていた鞍だった。

鞍には、どの部族が所有しているかを示す意匠が施されていた。
それを見た虎人族は、
「その鞍はエナ一族の所有物」とすぐに判断する。
しかも、どこで手に入れたのか答え次第では戦う構えまで見せる。
単なる中古の馬具ではなく、
部族の財産を示す印として扱われていることが分かる。

ここまで厳しく見るのは、ドリフトプスそのものの価値が高いから。
速い。
力がある。
長距離を走れる。
複数人も運べる。
戦闘にも参加できる。
一頭失うだけでも、
戦士一人分の移動力や戦闘力まで一緒に失うことになる。

後にアークたちがエナ一族へ向かうと、
族長ホウからもドリフトプスの重さがはっきり語られる。
ホウはアークへ、
疾駆騎竜は「戦士にとって宝でもある」と伝える。
しかも、自分たちの一族が失った宝を返す意思があるのか、
真正面から確認してくる。
ここまで言われると、虎人族の中での扱いがかなり見えてくる。

馬なら、失えば別の馬を買うという考え方もできる。
でも虎人族のドリフトプスは、
そう簡単に代わりが利く存在ではない。
乗るにはまず力を認めさせる必要がある。
戦士と主従関係を作る。
一緒に走る。
一緒に戦う。
その時間まで含めて価値が積み上がっていく。

第9話でアークが力比べをした場面も、
この設定を知ると少し見え方が変わる。
ただ借りた獣に力自慢をしたわけではない。
虎人族が大切にしている乗騎へ、
自分を主人として認めさせる手順を踏んでいる。
つまり、最初の力比べからすでに、
虎人族の戦士とドリフトプスの関係へ入っていたことになる。

さらに、傷ついたドリフトプスがエナ一族の集落へ戻ってくる場面も印象的。
一頭の疾駆騎竜が傷だらけの状態で集落へ駆け込む。
族長はすぐに女や子供へ道を空けるよう指示。
男たちには、そのドリフトプスを押さえるよう命じる。
暴れているから倒すのではなく、
まず安全に止めようとする。

そのドリフトプスは、背中に虎人族の若者まで乗せて戻ってくる。
つまり乗騎自身も、
主人や仲間を運んで集落へ帰ってこられるだけの力を持つ。
単なる移動用の動物というより、
戦士と一緒に危険な場所へ入り、
傷を負っても帰還を目指す相棒に近い。
「宝」という言葉も、この場面まで見るとかなり納得しやすい。

虎人族の生活・戦闘・部族同士のつながりまで支えている

ドリフトプスが大切なのは、戦士一人の乗り物だからではない。
虎人族の生活圏そのものが広い。
集落から別の集落へ向かう。
狩りへ出る。
異変があれば知らせに走る。
黒巨人が現れれば討伐隊を送り出す。
その全部で、高速移動できる乗騎が必要になる。

第9話でも、アークたちはダンカを追うためタジエントへ急ぐ。
徒歩では間に合わない。
だから虎人族のドリフトプスを借りる。
この時点で、疾駆騎竜が単なる珍獣ではなく、
南大陸の広い土地を結ぶ交通手段になっている。
虎人族の暮らしにかなり深く入り込んでいる。

黒巨人討伐では、さらに価値が分かる。
百人を超える虎人族の戦士が、
それぞれドリフトプスへ乗って移動する。
戦場へ着けば騎乗したまま突撃。
攻撃後は離脱。
負傷者が出れば、移動にも使える。
一頭で何役もこなしている。

部族同士の関係でも重要。
鞍の意匠を見れば所有一族が分かる。
知らない者が乗っていれば警戒する。
返還するのかどうかを族長同士の話題にする。
つまりドリフトプスは、
個人の私物より部族の資産に近い扱いを受けている。
誰が乗っているかで、相手への見方まで変わる。

これは虎人族の戦士文化とも合っている。
自分を主と認めさせなければ乗れない。
弱い相手には簡単に従わない。
でも認めた後は、長距離移動も戦闘も任せられる。
力を重んじる虎人族が使う乗騎として、
かなり納得しやすい性質になっている。

アークも最初は、ただタジエントへ行くために借りる。
しかし後になると、
馬より力があり、
荷物も多く運べることを高く評価する。
これから旅を続けるなら、
移動手段として非常に便利だと考えるようになる。
短期の貸し借りから、相棒候補へ見方が変わっていく。

だから第9話のドリフトプスは、
力比べの面白さだけで終わらない。
虎人族が何を大切にしているのか。
どう移動するのか。
どう戦うのか。
部族の所有物をどう扱うのか。
一頭の騎竜から、南大陸の暮らし方まで見えてくる。

第6章 アークのドリフトプス「紫電」はその後どうなる?

※ここから先は、アニメ第9話より先の原作内容を含みます。ドリフトプスとアークのその後を先に知りたくない方はご注意ください。

アークはドリフトプスを「紫電」と名付け、旅の相棒として使い続ける

第9話で力比べしたドリフトプスは、
その場限りの乗り物で終わらない。
原作では後にアークの乗騎となり、
「紫電」という名前まで付けられる。
アーク、アリアン、チヨメ、ポンタを運びながら、
南大陸を離れた後の旅でも何度も活躍する。

紫電の強みは、まず積載量。
アークは全身鎧。
装備も重い。
そこへアリアンやチヨメまで乗る。
さらに別の場面では、
気を失った護衛騎士ニーナまで運んでいる。
普通の軍馬なら二人程度が限界でも、
紫電なら大柄な身体でまとめて背負える。

第六部では、リィル王女の一行に同行した時にも紫電が活躍する。
王女たちの騎馬隊が街道を進む。
最後尾ではアークが紫電へ乗る。
その背にはアリアンとチヨメ。
さらに負傷者まで運ぶ。
馬より明らかに積載能力が高いからこそ、
護衛隊の補助までできる。

速度もかなり高い。
騎馬隊が先へ進んでも、
紫電なら六本脚で簡単に追い付ける。
別行動した後でも、
王女一行との距離を短時間で詰める。
アーク自身も転移魔法を持っているが、
知らない土地では転移先を設定できない。
そんな時、紫電の高速移動がそのまま役に立つ。

さらに紫電には、野生動物らしい嗅覚まである。
原作の「強行軍」では、
アークが一時的に王女一行を見失う。
方向感覚にも自信がない。
そこで紫電が鼻を使い、
王女たちの通った方向を追跡。
そのまま簡単に一行へ合流している。

アークはこの能力を見て、
ますます紫電を手放せなくなる。
ただ速いだけではない。
荷物を運ぶ。
人を運ぶ。
戦場へ入る。
匂いで追跡する。
主人の指示に従う。
第9話で無理やり乗せてもらった相手が、
完全に旅の仲間へ変わっていく。

主人と認めた後の態度もかなり違う。
一般人が見ると、
紫電は巨大で凶悪な猛獣にしか見えない。
街へ入れば周囲の人間が後ずさる。
それでもアークが背中を叩いて声を掛けると、
普通に立ち上がって従う。
最初の力比べが嘘のように素直になる。

放し飼いでも自分で暮らせるほど賢く、温泉まで覚えてしまう

紫電は旅に便利なだけではない。
アークたちの拠点へ連れていった後も、
かなり自立して暮らしている。
原作では、ある程度放し飼いにしていても、
自分で餌を探す。
気に入った場所で寝る。
主人がずっと世話をしなくても生活できる。

この性質は、長旅をするアークにかなり合う。
普通の馬なら餌や水、
厩舎や世話人まで必要になる。
でも紫電は森へ放しておけば、
自分で食べ物を見つける。
身体も強い。
多少の環境変化なら適応できる。
大型騎獣なのに、維持へ手が掛かりすぎない。

さらに面白いのが温泉。
アークが以前、紫電を温泉へ入れて身体を洗ってやる。
すると紫電自身が気に入ってしまう。
その後は、勝手に温泉へ入っている姿まで見られるようになる。
第9話でアークへ挑みかかった猛獣が、
後には温泉好きの相棒になっている。

ポンタとも同じ場所で暮らす。
紫電の頭部の鬣へポンタが潜り込む。
そのまま移動する。
アークたちも背中へ乗る。
旅の一行の中で、
紫電だけが特別扱いされているわけではなく、
自然に仲間の一頭として溶け込んでいる。

ただし、どんな相手にも強気というわけではない。
龍王ウィリアースフィムが近くへ来ると、
紫電は森へ隠れて姿を見せなくなる。
生物として格が違う存在を、
本能で察知している。
アークには従う。
ポンタとは一緒にいる。
龍王からは逃げる。
かなり状況を見て行動できる。

この賢さまで含めると、
虎人族が「戦士の宝」と呼ぶのも分かりやすい。
速いだけではない。
力が強い。
命令を理解する。
自分で生活できる。
戦える。
追跡もできる。
主人を認めれば長く付き合える。
乗騎としてかなり完成度が高い。

だから第9話での力比べは、
紫電との関係の始まりになる。
最初はアークへ反抗する。
力で勝てないと知る。
主として認める。
その後は旅へ同行する。
人を運ぶ。
戦場を走る。
匂いで仲間を探す。
温泉まで覚える。

一話限りの変わった魔獣だと思っていると、
その後の扱いはかなり意外。
ドリフトプスは、
アークが南大陸で手に入れた大切な移動手段であり、
後の旅でも長く働く相棒になっていく。

第7章 ドリフトプスを見ると、虎人族の暮らしと戦い方まで分かる

広い南大陸で生きる虎人族にとって、ドリフトプスは生活そのものを支える足になる

ドリフトプスは、第9話だけを見ると少し変わった大型騎獣に見える。
アークが乗る前に力比べをする。
三人まとめて背中へ乗せる。
そのままタジエント方面へ走る。
ここだけでも印象は強い。
でも虎人族の生活まで見ると、単なる便利な乗り物ではないことが分かる。

南大陸では、集落同士の距離が遠い。
平原を越える。
別の一族へ向かう。
危険な魔物が出れば討伐隊を送る。
負傷者や知らせを運ぶこともある。
徒歩だけでは時間が掛かりすぎる。
そこで必要になるのが、長距離を高速で走れるドリフトプスになる。

第9話でアークたちが急いでいたのも同じ。
ダンカを追いたい。
サスケの行方も気になる。
タジエント方面では黒巨人の異変まで起きている。
ゆっくり歩いている状況ではない。
虎人族からドリフトプスを借りたことで、
一行は広い平原を一気に進めるようになる。

しかも一頭へ複数人を乗せられる。
アーク。
アリアン。
チヨメ。
さらにポンタ。
それだけの人数を運んでも走れる。
アークは全身鎧で重量もあるため、
普通の馬ならかなり負担が大きい。
それでもドリフトプスは、長距離を走り続けるだけの体力を持っている。

虎人族の戦士たちが集団で騎乗する場面を見ると、
この乗騎が生活だけでなく軍事にも直結していることが分かる。
黒巨人ジャミアントが現れる。
一族から多数の戦士が集まる。
それぞれドリフトプスへ跨る。
そのまま戦場まで高速移動する。
到着後も降りずに突撃する。
移動と戦闘が一つにつながっている。

ここがかなり大きい。
普通の輸送用動物なら、戦場へ着いたら役目が終わる。
でもドリフトプスは違う。
戦士を運ぶ。
速度を付けて突撃する。
角で巨人の脚を狙う。
乗り手も武器を振るう。
戦場へ着いた瞬間から、乗騎自身も戦力へ変わる。

だから虎人族が鞍の意匠まで使って所有を管理するのも自然。
どの部族のドリフトプスなのか。
誰が連れているのか。
無断で持ち出されていないか。
そこまで気にする価値がある。
一頭失えば、戦士一人の移動力だけではなく、
部族全体の戦力まで少し落ちることになる。

第9話の力比べも、虎人族の価値観とかなり合っている。
誰でも簡単に乗れる。
誰にでも従う。
そういう大人しい動物ではない。
強さを示す。
主として認めさせる。
その後に初めて背中を預けてもらう。
虎人族の戦士とドリフトプスの関係は、
最初から力と信頼の両方で成り立っている。

アークとの力比べは、南大陸へ入ったことを一目で分からせる場面だった

第1期までのアークたちは、人族の街やエルフの里を中心に移動してきた。
馬車。
徒歩。
転移魔法。
そうした方法が多かった。
だから第9話でドリフトプスが出てくると、
旅の雰囲気そのものが一気に変わる。
南大陸には、南大陸の移動方法がある。

見た目もかなり違う。
六本脚。
硬い鱗。
二本の角。
四メートルを超える巨体。
普通の馬より猛獣に近い。
そこへ虎人族の戦士が自然に跨る。
この一場面だけで、
人族の都市圏とは違う土地へ来たことが伝わる。

アークとの力比べも、その違いを見せる役割を持っている。
虎人族なら当たり前に扱っている乗騎。
でも外から来たアークは、
まず相手へ力を認めさせなければならない。
アークが怪力で押さえる。
ドリフトプスが負けを認める。
そこからようやく騎乗できる。
南大陸の常識へ、アークたちが入っていく場面になっている。

しかも、この時のアークの怪力は後にも生きる。
第1期第8話ではゴエモンと一緒にエツアト商会へ正面突破。
第2期でも大型の敵へ真正面から立つ。
普段は戦闘で使う力が、
第9話では一頭の騎竜に主として認めてもらうために使われる。
同じ強さでも、土地が変われば使い方まで変わる。

アリアンの反応も面白い。
ドリフトプスは走れる。
アークも平気。
チヨメもついていく。
でもアリアンは長時間の騎乗で尻が痛くなる。
普段から乗り慣れている虎人族との違いが、
戦闘ではなく身体の反応で分かる。
南大陸の移動が楽ではないことまで伝わる。

その後、アークが紫電を自分の相棒として使い続けることで、
第9話の出会いは一話限りの小ネタではなくなる。
呼べば来る。
複数人を運ぶ。
追跡もする。
戦場も走る。
温泉まで覚える。
最初に力比べした猛獣が、
旅の一行へ普通に溶け込んでいく。

だからドリフトプスの記事で一番伝えたいのは、
「変わった魔獣が出てきた」ということだけではない。
虎人族がどう移動するのか。
どう戦うのか。
何を大切にしているのか。
広い南大陸をどう生活圏として使っているのか。
その全部が、一頭の騎竜から見えてくる。

第9話のドリフトプスは、
アークの怪力を見せる場面であり、
アリアンの尻が痛くなる小ネタでもあり、
後の紫電との出会いでもある。
でもそれ以上に、
南大陸で暮らす虎人族の生活と戦い方を一度に見せる存在になる。
短い登場でも、世界の広がりをかなり強く感じさせる騎獣である。

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