PR

【これ描いて死ね】

記事内に広告が含まれています。
【これ描いて死ね】

【これ描いて死ね】手島先生はなぜ「漫画で描きたい100のコト」を消した?漫画家を諦めた過去と安海へ渡したノート

「漫画で描きたい100のコト」を消した跡は、手島零が漫画を嫌いになった証拠ではない。23歳でへびちか先生のアシスタントまで経験し、自分の作品を商業漫画へ持ち込むほど漫画家を目指した手島が、思うように結果を残せず、その夢から距離を置いた時間が残った跡だった。だからこそ第8話で、そのノートを捨てずに安海相へ渡した場面は、昔の手島が持っていた「描きたい」を次の世代へ渡す場面として効いてくる。
【これ描いて死ね】

【これ描いて死ね】「漫画で描きたい100のコト」とは?安海相が伊豆王島で見つけた次の漫画

「漫画で描きたい100のコト」は、ネタ切れした安海相に新しい題材を与えただけのノートではない。コミティアまで“漫画を描くこと”そのものに夢中だった安海が、伊豆王島の日常や友人との時間を見つめ直し、「自分は何を漫画にしたいのか」を探し始める転換点だった。第1話から続く安海の漫画への憧れが、第8話で初めて“自分の中にある描きたいもの”へ変わっていく。
【これ描いて死ね】

【これ描いて死ね】手島零はもう一人の主人公?安海相と正反対の漫画人生を歩く先生

公式上の主人公は安海相だが、手島零にも「ロストワールド」という一本の漫画人生があり、現在の物語と並行して何度も過去が描かれている。安海が漫画を描く歓びを知って駆け上がる一方、手島は☆野0として漫画家を目指し、創作の厳しさに苦しんだ末に教師へたどり着いた。だから手島零は単なる顧問ではなく、安海相とは反対側から「漫画を描く人生」を見せる、もう一人の主人公と呼びたくなる存在になっている。
【これ描いて死ね】

【これ描いて死ね】「スイートへびいちご」ってどんな漫画?へびちか先生の大ヒット作に手島零が憧れたワケ

「スイートへびいちご」は、へびちか先生が数百万部規模でヒットさせた代表作で、23歳の手島零が憧れた漫画でもある。手島はそのアシスタントになったことで、好きな漫画を読む側から、大ヒット作を実際に作る側へ踏み込み、漫画家として生きる現実を間近で知った。だからこの作品を追うと、へびちか先生が何者なのかだけでなく、現在の手島先生が漫画へ慎重なのに安海たちを放っておけない原点まで見えてくる。
【これ描いて死ね】

【これ描いて死ね】ロストワールドとは何?手島零の過去だけ別物のように描かれる正体

「ロストワールド」は、手島零の昔を説明するためだけの過去編ではない。漫画を描く楽しさへ進んでいく安海相とは反対に、漫画を職業にした先で挫折していく手島の時間を並べることで、『これ描いて死ね』の明るさだけでは見えない世界を担っている。手島零の過去を追うと、なぜ現在の彼女が漫画を愛しているのにプロを簡単には勧めないのか、そして「失われた世界」と呼ばれる重さまで見えてくる。
【これ描いて死ね】

【これ描いて死ね】「殺すつもりで描こう」とは?手島零が漫画に人生を懸けた本気が重すぎる

「殺すつもりで描こう」は、誰かを傷つけようという言葉ではなく、読んだ人の心に残るほど本気で漫画を作ろうとする手島零の漫画観につながっている。23歳の手島がへびちか先生の『スイートへびいちご』の現場へ入り、漫画を仕事にする歓びと厳しさを知った過去を追うと、後の「みんな殺す」という極端な言葉まで一本につながる。そして手島の過去を知るほど、現在の安海たちへ漫画の楽しさだけでなく怖さまで教えようとする姿と、『これ描いて死ね』という作品名まで違って見えてくる。