山本真一郎が第9話でガチ恋したVTuberは、現時点では固有名まで明らかになっていない。けれど重要なのは、これまで「現実の彼女が欲しい」と合コンへ突撃し続けた山本が、ついに会ったことのないVTuberへ本気の恋愛感情を向けたことです。
第1章 山本がガチ恋するVTuberは誰?第9話では名前まで明かされていない
山本がVTuberへ本気になっていることは第9話で判明する
結論から言えば、第9話「受難」で山本真一郎がガチ恋しているVTuberは、現時点では固有名まで明かされていません。
公式の第9話紹介でも、山本について書かれているのは「VTuberにガチ恋している」というところまで。
配信者の名前。
見た目。
所属。
どんな配信をしているのか。
そこまでは、はっきり示されていません。
だから「山本が好きなVTuberは誰?」と気になった人が、名前を見落としたわけではありません。
第9話では、相手の正体を当てることより、山本がそこまで本気になっている事実そのものが笑いになっています。
これまで山本が追い続けてきたのは、基本的に現実の女性でした。
彼女が欲しい。
女の子と知り合いたい。
合コンへ行きたい。
その欲望を隠さず動いてきた男が、今度は画面の向こうのVTuberへ恋をしています。
しかも山本の言う「ガチ恋」は、単に配信を楽しんでいるという程度ではありません。
好きな配信者だから応援している。
声や姿が可愛いから見ている。
そこから一歩進んで、恋愛相手として本気になっている。
男たちがそれぞれ悩みを持ち寄る第9話で、山本の口から出てくる相談がこれだから強烈です。
女性との出会いを求め続けてきた山本の恋愛が、ついに配信画面の中まで広がりました。
ここで山本らしいのは、恋愛への熱量自体はまったく変わっていないところです。
現実の女性でも、VTuberでも、好きになれば全力。
少し距離を置いて楽しむという発想がない。
山本は以前から「彼女が欲しい」という気持ちを前面に出し、伊織や野島たちと一緒に女性との出会いを求めてきました。
だからVTuberへのガチ恋も、突然別人になったわけではありません。
山本の恋愛欲求が、そのまま新しい相手へ向いただけです。
第8話「合コン round2」を見た直後だと、この変化はさらに面白く見えます。
前回の山本たちは、夏休みの経験を大きく見せようとしていました。
女性にモテたい。
格好よく見られたい。
そして再び合コンへ向かう。
現実の女性と接点を作ろうと必死になっていた直後、第9話では山本がVTuberへの本気の恋を相談しています。
たった一話の間に、山本の恋の相手が現実から画面の向こうへ移ったように見える。
でも本人にとっては、どちらも本気です。
彼女が欲しい。
誰かに好きになってほしい。
自分も誰かを好きになりたい。
その気持ちが強すぎるから、山本は毎回恋愛の話へ全力で突っ込んでいきます。
第9話のVTuberガチ恋も、その延長にある出来事です。
名前が分からなくても、山本の恋愛が一段おかしくなったことは分かる
山本のガチ恋相手に名前が付いていないと聞くと、少し肩透かしに感じるかもしれません。
でも第9話では、むしろ名前が重要ではありません。
視聴者が驚くのは、「あの山本がVTuberにガチ恋している」という部分です。
これまで散々、現実の女性を追いかけてきた。
その山本が、ついに直接会ったこともない相手へ恋愛感情を向けている。
そこが今回の変化です。
山本は、恋愛経験が豊富な人物ではありません。
女性との距離を自然に縮めるのが得意でもない。
むしろ彼女を作ろうと頑張るほど空回りする。
合コンへ行けば見栄を張る。
女性からよく見られようとする。
でも焦りが出る。
伊織や野島たちと一緒に動けば、結局いつもの騒ぎになる。
これまでの山本は、恋人を求めているのに恋人へ近づけない男でした。
そんな山本にとって、VTuberは少し特殊な相手です。
配信を見れば会える。
声を聞ける。
好きな時に応援できる。
現実の合コンのように、その場で会話を失敗して全部終わるわけではない。
山本が一方的に好きでいるだけなら、関係が壊れる危険も少ない。
恋愛で失敗し続けてきた山本が、こうした相手へ強く引かれるのは妙に納得できます。
ただ、山本はそこで「推しだから楽しい」で止まりません。
恋愛として本気になってしまう。
ここが耕平とは少し違うところです。
耕平もアニメや声優、キャラクターへの愛情は非常に強い。
でも耕平の場合、自分の好きな世界を堂々と楽しむ方向へ行く。
山本の場合は、好きな相手を見ると「自分の彼女になってほしい」という願いへ近づいていきます。
だから山本のVTuberガチ恋は、一見すると今どきの小ネタですが、山本という人物にはかなり合っています。
誰かを好きになる。
すぐ本気になる。
恋人になれる可能性まで考える。
そして一人で悩む。
第9話では、その相手がたまたまVTuberになった。
名前以上に、山本がまた恋愛で深みに入ったことの方が重要です。
現時点で「山本の推しはこのVTuber」と固有名を断定することはできません。
でも山本が本気で恋していることは分かる。
そして過去の山本を見れば、「また恋愛で大変なことになりそう」と想像できる。
第9話のガチ恋は、新キャラ紹介ではなく、山本の終わらない彼女探しが新しい段階へ入った場面として見ると分かりやすいです。
第2章 第9話で山本はなぜVTuberへガチ恋した?男たちの相談会で発覚
野島・御手洗と並んで、山本が持ち込んだ悩みが「VTuberへの本気の恋」
第9話「受難」は、最初から山本のVTuberだけを扱う回ではありません。
伊織は、就職活動を意識し始めた寿や時田を見て、PaBの代替わりを考えます。
先輩たちが卒業へ近づく。
自分たちもいつまでも一年生ではない。
少し真面目な話が始まりそうなのに、そこから男たちが持ち寄る相談は急速に『ぐらんぶる』らしい方向へ進みます。
野島が出してくるのは、YouTuberになって女性からチヤホヤされたいという話。
御手洗はさらに深刻で、大橋りえに女の子との連絡先交換を知られ、顎骨を砕かれそうになった末にプロポーズしてしまいます。
その二人と並んで山本が抱えていたのが、VTuberへのガチ恋。
仕事。
将来。
恋愛。
人生相談になるはずの場で、三人とも別方向へ暴走しています。
この並びがあるから、山本の相談も余計に目立ちます。
野島は自分が有名になって女性から注目されたい。
御手洗はすでに彼女がいて、その彼女との関係で命の危険まで感じている。
そして山本は、まだ現実の恋人ができていないのにVTuberへ本気になっている。
三人とも女性をめぐる悩みですが、立っている場所がまるで違います。
山本の場合、第8話から続けて見るとさらに分かりやすいです。
第8話「合コン round2」では、伊織たち男組が再び女性との出会いを求めます。
夏休み中に何があったのか。
自分はどれだけ充実していたのか。
少しでも格好よく見せたい。
そんな見栄が飛び交う中で、男たちはまた合コンへ向かいました。
ところが次の第9話で、山本が相談している相手は現実の女性ではありません。
合コンで新しい出会いを探していた男が、VTuberへ本気になっている。
前回まで「彼女が欲しい」と現実へ突っ込んでいたのに、今度は配信を見る側で恋に落ちています。
この切り替わりの速さが、山本らしい。
恋愛がうまくいかなくても、恋を諦める方向には絶対に進みません。
山本には、「しばらく一人でいよう」という発想がほとんどありません。
合コンが失敗する。
恥をかく。
女性に相手にされない。
それでも次の可能性を探す。
だからVTuberにハマった時も、ただ視聴して終わるよりガチ恋まで進んでしまう。
恋愛への執着そのものが、山本を動かしています。
現実の恋で空回りしてきた山本だから、画面の向こうでも本気になる
山本は、恋愛に関してかなり不器用です。
彼女が欲しい気持ちは強い。
女性と知り合える機会があれば積極的に参加する。
でも、自然体で相手と仲良くなるより先に、「彼女を作りたい」が前へ出る。
その焦りが見えるから、結果としてうまくいきません。
山本の恋愛は、始まる前から力が入りすぎています。
合コンでも同じです。
女性から良く見られたい。
少しでも経験豊富に見せたい。
自分を大きく見せたい。
でも伊織、野島、御手洗たちが集まれば、その見栄は簡単に崩れます。
第8話でもウソ発見器まで絡み、男たちの格好を付けたい部分が次々と暴かれていきます。
山本にとって現実の恋愛は、毎回かなり厳しい場所です。
その点、VTuberは山本の前で直接こちらを値踏みしません。
配信を開けば姿が見える。
話を聞ける。
応援できる。
自分が失言して、その場で嫌われる心配も少ない。
現実の女性との会話で何度も失敗してきた山本にとって、好きになりやすい条件はかなり揃っています。
でも山本は、そこで安全なファンの位置に止まれない。
もっと近づきたい。
特別になりたい。
恋愛として好きになる。
だから「推し」ではなく「ガチ恋」という言葉になります。
ここでも山本の欲しいものは変わっていません。
結局ずっと、自分を選んでくれる恋人を求めています。
第9話の相談会で山本が真剣なのも、このためです。
周囲からすれば笑える。
VTuberへ本気になって悩んでいる。
でも本人には切実です。
山本は昔から恋愛の悩みだけは本気。
合コンでも本気。
彼女探しでも本気。
今回も相手が配信者になっただけで、気持ちの強さは変わっていません。
だから山本のVTuberガチ恋は、一話だけの流行ネタとして見るより、これまでの山本を思い出した方が面白いです。
現実で彼女を作ろうとして失敗する。
それでも諦めない。
次の出会いを探す。
そしてついに、画面の向こうの相手まで恋愛対象になる。
第9話は、山本の「彼女が欲しい」がまた一段遠くまで進んだ回になっています。
第3章 山本は昔から彼女が欲しすぎる|VTuber以前から続く恋愛への執着
山本は「彼女が欲しい」を隠さず、出会いがあればすぐ動く
山本真一郎のVTuberガチ恋は、第9話だけを見れば突然の変化に見えます。
でも過去を振り返ると、恋愛への執着そのものはずっと同じです。
山本は以前から、とにかく彼女が欲しい。
女性と知り合える場があれば参加する。
合コンの話が出れば食いつく。
自分にも恋人ができる可能性を、なかなか諦めません。
第1期から男たちが女性との出会いを求める場面では、山本も何度もその輪に入っています。
伊織や野島たちと一緒に動く。
少しでも良く見られようとする。
でも実際に女性を前にすると、欲が先に出る。
自然に会話を続けるより、「この場で彼女を作りたい」という焦りが見えてしまう。
そこが山本の恋愛がうまくいかない原因の一つです。
特に合コンでは、その性格が分かりやすく出ます。
女性との接点そのものを大切にするより、成功するか失敗するかを強く意識する。
他の男より自分を良く見せたい。
経験があるように見せたい。
でも周囲には伊織や野島がいる。
一人が見栄を張れば、別の誰かが余計なことを言う。
結果として、山本の作戦は毎回きれいには進みません。
それでも山本は、恋愛そのものを嫌いにはならない。
合コンで恥をかく。
女性に相手にされない。
期待したほど距離が縮まらない。
普通なら少し休みたくなるところです。
でも山本はすぐ次を見る。
新しい出会いがあれば、また可能性を感じる。
この立ち直りの早さは、ある意味かなり強いです。
第8話「合コン round2」でも、その姿勢は変わっていません。
男たちは夏休みの経験を少しでも立派に見せようとする。
女性にどう見られるかを気にする。
ウソ発見器で見栄まで暴かれる。
それでも山本は、恋愛から降りる方向へは進みません。
むしろ失敗しても次を探す。
その直後の第9話で、対象がVTuberへ移ります。
つまり山本にとって重要なのは、現実か配信かではありません。
「自分も誰かと恋愛したい」という気持ちが先にある。
だから現実の女性との出会いがうまくいかなければ、別の形で好きな相手が現れる。
そしてその相手が魅力的なら、山本はまた本気になる。
第9話のガチ恋は、これまでの山本の恋愛行動がそのまま新しい場所へ伸びた形です。
恋愛で失敗するたびに、山本は次の可能性へ向かってしまう
山本の面白いところは、失敗しても学ばないというより、諦めないところです。
女性に振り向いてもらえない。
会話で失敗する。
合コンが思ったように進まない。
そのたびに傷つく。
でも「もう恋愛なんていい」とはならない。
むしろ次の相手へ期待します。
この動きは、御手洗とは少し違います。
御手洗には大橋りえという彼女がいる。
問題は、彼女がいるのに他の女性へ目を向けること。
一方の山本は、そもそも恋人を手に入れるところまで進めない。
だから毎回「次こそは」という気持ちが強くなります。
その積み重ねが、恋愛への切実さをさらに大きくしています。
第9話でVTuberへガチ恋している山本を見ると、少し笑ってしまいます。
でも本人からすれば、これまでと同じように本気です。
合コンで出会った女性も本気。
彼女候補を探す時も本気。
今回のVTuberも本気。
山本は、恋愛を軽く楽しむことが苦手です。
好きになれば、すぐ先まで考えてしまいます。
だから「推し」という距離感で止まれません。
配信を見る。
声を聞く。
応援する。
そこまでは普通です。
でも山本は、その先へ行く。
この人と付き合えたら。
自分を特別に見てもらえたら。
そんな期待が入るから、単なる視聴者ではなくガチ恋になります。
しかも、現実の恋愛で何度も空回りしてきた山本だからこそ、画面越しの相手へ気持ちが向く流れは分かりやすいです。
直接会えば緊張する。
余計なことを言う。
周囲に邪魔される。
でも配信なら、自分のペースで見られる。
失敗してその場で嫌われることもない。
山本にとって、恋をしやすい距離だったとも言えます。
第9話で山本の相談が笑えるのは、恋愛に疲れた結果ではなく、恋愛を諦められない結果だからです。
現実で失敗した。
だから恋をやめる。
ではなく、別の場所でまた本気になる。
山本の「彼女が欲しい」は、それくらい強い。
VTuberへのガチ恋は、その執着が一番分かりやすい形で出た場面です。
第4章 第8話「合コン round2」から第9話へ|現実の恋がうまくいかない山本
第8話では現実の女性へ全力、その次の回でVTuberへ本気になる
第9話の山本を面白くしているのは、直前の第8話です。
第8話「合コン round2」では、伊織たち男組が再び女性との出会いへ向かいます。
夏休み中に何をしていたのか。
どんな経験をしたのか。
少しでも自分を良く見せたい。
そんな見栄が飛び交う中で、男たちはまた合コンへ入っていきます。
山本も当然その中にいます。
彼女を作る可能性があるなら参加する。
女性の前で少しでも有利に立ちたい。
経験豊富に見せたい。
でも第8話では、ウソ発見器まで出てきます。
隠したいこと。
盛った話。
本音。
男たちの格好つけたい部分が次々と暴かれていきます。
この流れを見ると、第9話のVTuberガチ恋はかなり効きます。
前回は現実の女性へ向かっていた。
合コンという、直接話して関係を作る場所にいた。
ところが次の回では、画面の向こうにいるVTuberへ本気になっている。
恋愛の方向が急に変わったように見えます。
でも山本本人の中では、たぶんそれほど大きく変わっていません。
山本が欲しいのは、ずっと「恋人」です。
現実の女性と出会えれば、そこへ全力。
うまくいかなければ、また次。
そして魅力的なVTuberに出会えば、今度はその相手へ感情が向く。
対象は変わる。
でも山本の恋愛への熱量は変わらない。
第8話と第9話を続けて見ると、その一貫性がかなり分かります。
しかも第8話では、男たちが自分を良く見せようとして空回りします。
その次の第9話では、山本が「自分を見てほしい相手」としてVTuberにハマっている。
現実では自分を大きく見せようとした。
配信では、自分が相手を一方的に見続ける。
同じ恋愛欲求でも、距離の取り方が真逆です。
この落差が、山本のガチ恋をさらに印象的にしています。
だから第9話だけ切り取るより、第8話から見る方が山本の動きは面白いです。
合コンで現実へ向かう。
そこでうまくいかない。
次の回では画面の向こうへ恋する。
それでも本人は恋愛を諦めていない。
山本の「次こそは」が、わずか一話で別の形へ変わっています。
山本にとってVTuberは「失敗しにくい恋」の相手に見えてしまう
現実の恋愛では、山本は毎回かなり苦戦します。
相手の反応を読む。
会話を続ける。
自分を良く見せる。
周囲の男とも競う。
合コンでは、それを全部同時にやらなければならない。
山本にとっては、かなり難しい場所です。
しかも山本は、焦るほど余計なことをします。
彼女が欲しい気持ちが強い。
だから少しのチャンスでも大きく期待する。
相手にどう思われているかを気にする。
その結果、自然に振る舞えなくなる。
恋愛に本気だからこそ、うまくいかない場面が増えていきます。
その点、VTuberとの距離はまったく違います。
配信を開けば会える。
相手の話を聞ける。
好きな時に応援できる。
こちらが何か失敗して、その場で空気が悪くなる心配も少ない。
山本からすれば、現実の合コンより安心して好きでいられる相手です。
でも、その安心が山本を止めません。
むしろもっと好きになる。
見れば見るほど親しさを感じる。
声を聞けば近くに感じる。
応援すれば、自分も相手の一部に関われているように思える。
そこで山本は「ファン」の位置を越えてしまう。
だから第9話では、ただの推しではなくガチ恋として相談することになります。
ここには、山本の恋愛で毎回起きていることがそのまま残っています。
少し可能性を感じる。
すぐ期待する。
本気になる。
そして悩む。
現実の女性でも、VTuberでも同じ。
山本は、恋愛になると距離を取って考えるのが苦手です。
だから第8話から第9話への流れは、単なるギャグの切り替えではありません。
現実の女性へ全力で向かっていた男が、その直後にVTuberへ本気になる。
それでも「恋人が欲しい」という根本は変わらない。
山本真一郎の恋愛は、相手が変わるたびに新しい失敗へ向かうのではなく、同じ切実さを別の場所で繰り返している。
そこがこのガチ恋を、山本らしい話にしています。
第5章 「山本真一郎の受難」では何が起きる?恋愛以外でも山本は追い込まれる
原作では山本だけを主役にした「受難」があり、いつもの男たちまで巻き込まれる
山本真一郎は、普段から伊織や野島たちと一緒に騒いでいる脇役です。
でも原作では、山本だけを前へ出した「山本真一郎の受難」という番外編まであります。
つまり山本は、単に合コンで失敗する男ではない。
一度問題を抱えると、その悩みを自分だけで処理できず、伊織や耕平たちまで巻き込んで大騒動へ変えてしまう人物です。
第9話でVTuberへのガチ恋を相談する姿も、その延長に見えます。
山本は困った時、黙って一人で抱え込むタイプではありません。
何とかしたい。
誰かに助けてもらいたい。
そして男友達へ話を持っていく。
ところが相談相手が伊織、耕平、野島たちなので、静かに解決する可能性は最初からかなり低い。
本人は真剣でも、周囲が面白がる。
気づけば話が余計に大きくなる。
これが山本の「受難」で何度も起きる形です。
第9話「受難」の相談会も、まさに同じ空気です。
伊織がPaBの代替わりを考えるところから始まったのに、男たちの悩みは次第に別方向へ進む。
野島はYouTuberになって女性からチヤホヤされたい。
御手洗は大橋りえに追い詰められ、顎骨を守るためにプロポーズ。
その中で山本は、自分がVTuberへガチ恋していることを持ち出します。
誰一人として、普通の人生相談で終わりません。
山本の場合、悩みの入口は本人にとってかなり真面目です。
彼女が欲しい。
好きな人ができた。
どうしたら距離を縮められるのか。
本気だから相談する。
でも、その本気さが周囲から見ると面白くなってしまう。
山本が切実になればなるほど、伊織たちとの温度差が大きくなる。
そこから「山本の受難」が始まります。
しかも山本は、追い込まれると大胆な方向へ進みやすい。
合コンなら少しでも自分を良く見せようとする。
女性に好かれたいから見栄を張る。
今回ならVTuberへただ憧れるだけではなく、恋愛として本気になる。
小さな興味のまま止められない。
だから山本の話は、普通の失恋より一段大きな騒動になりやすいです。
「山本真一郎の受難」という題名があること自体、彼の立ち位置をよく表しています。
自分で困り事を作る。
仲間へ相談する。
助かりそうになる。
でも結局さらに酷い方向へ進む。
第9話で「ガチ恋」という言葉が出た時点でも、視聴者は相手の名前以上に「山本、また大丈夫か」と思えてしまいます。
それだけ過去の失敗が積み上がっています。
山本は失敗しても恋愛をやめないから、毎回「次の受難」へ進んでしまう
山本の強さでもあり弱さでもあるのが、失敗しても諦めないところです。
合コンでうまくいかない。
女性に相手にされない。
見栄を張って恥をかく。
男友達から余計なことをされる。
それでも次の機会が来れば、また全力で飛び込みます。
普通なら何度か失敗すれば、少し距離を取ります。
もう合コンはいい。
恋人作りはしばらく休もう。
そう考えてもおかしくない。
でも山本は違う。
「次ならいけるかもしれない」が先に来る。
だから恋愛の悩みが終わりません。
第8話「合コン round2」でも、山本たちはまた女性との出会いを求めました。
過去に散々失敗していても、合コンという言葉が出れば期待する。
夏休みの経験を大きく見せたい。
少しでも女性から良く思われたい。
ウソ発見器で本音や見栄が暴かれても、恋愛への熱だけは消えません。
そして次の第9話では、今度はVTuberへ本気です。
ここまで来ると、山本の受難は誰かに無理やり押し付けられているだけではありません。
山本自身が、恋愛の可能性を見つけるたびに飛び込んでいく。
そして失敗する。
それでもまた次を見る。
この繰り返しがある。
だから視聴者も「また山本が始めた」と分かるようになります。
ただ、山本を完全に笑うだけでは少し惜しいです。
本人はずっと本気です。
彼女が欲しい。
誰かに好かれたい。
自分も恋愛したい。
その気持ち自体はかなり普通です。
ただ山本の場合、その普通の願いを叶えようとする時だけ、行動が極端になります。
第9話のVTuberガチ恋も同じです。
推しているだけなら問題ない。
配信を見るだけなら楽しい。
でも山本は、そこから恋愛感情まで進む。
そしてまた悩む。
その悩みを男たちへ持ち込む。
山本の恋愛は、相手が変わっても毎回この流れから逃れられません。
だから「山本真一郎の受難」という過去の番外編は、第9話のVTuberガチ恋を見る上でもかなり効いてきます。
山本は昔から、恋愛や欲望が絡むと一人で平穏に終われない。
誰かを巻き込む。
話を大きくする。
そして最後に自分が一番酷い目を見る。
第9話のガチ恋も、山本にとって新しい「受難」の入口に見えてきます。
第6章 耕平の「推し」と山本の「ガチ恋」は何が違う?
耕平は昔から推しを堂々と愛するが、山本は恋人になれる可能性まで求める
『ぐらんぶる』で「推し」と聞くと、まず今村耕平を思い出す人は多いはずです。
耕平は第1期から、アニメ、声優、キャラクターへの愛情をまったく隠しません。
大学へ入っても、その趣味を恥ずかしがらない。
むしろ自分の好きなものを堂々と語り、周囲が何を言っても簡単には曲げません。
その筋の通し方は、山本とはかなり違います。
耕平の場合、好きなものは好きなものです。
アニメを見る。
声優を応援する。
キャラクターへ全力で愛情を向ける。
周囲に理解されなくても、自分が楽しければいい。
女性からモテるために趣味を隠すより、推しを優先する。
Season 3でも、アニメをリアルタイムで見られなくなることを気にするほど、生活の中心に趣味があります。
山本は逆です。
好きな相手ができると、「その人と付き合えないか」が入ってきます。
可愛い。
好き。
応援したい。
そこで止まらない。
自分を見てほしい。
特別になりたい。
恋人になれたら。
この一歩があるから、第9話では「推し」ではなく「ガチ恋」という悩みになります。
この違いは、第9話の相談内容を見るとかなり分かりやすいです。
山本はVTuberに夢中になっていることを、単なる趣味として話していません。
恋愛として悩んでいる。
だから男たちへ相談を持ち込む。
耕平なら「好きだから見る」で終わりそうなところを、山本は「この気持ちをどうするか」まで考えてしまう。
そこが二人の大きな差です。
しかも耕平は、推しと現実の恋愛をある程度別の場所に置いています。
二次元の世界への愛情は強烈。
でも、それを現実の彼女作りと同じものとして扱っているわけではない。
山本はその境目が弱い。
好きになった相手が画面の向こうでも、恋愛対象として見てしまう。
だからVTuberとの距離まで現実の恋と同じ感覚で悩み始めます。
ここが第9話の面白いところです。
『ぐらんぶる』には、すでに筋金入りのオタクである耕平がいる。
それでもVTuberガチ恋担当になるのは耕平ではなく山本。
なぜなら山本の方が、「推す」より「付き合いたい」へ進みやすいからです。
キャラクターの違いが、そのまま相談内容の違いになっています。
同じ「好き」でも、耕平は楽しみ、山本は可能性を考えて苦しくなる
耕平が推しについて話している時は、基本的に楽しそうです。
周囲が引いても気にしない。
自分の好きなものを語る。
アニメを見る時間を守る。
声優や作品に対して熱くなる。
好きでいること自体が、耕平にとって大きな楽しみになっています。
山本は、好きになるとそこから苦しくなります。
相手は自分をどう思うのか。
付き合える可能性はあるのか。
他の男より自分を見てもらえるのか。
彼女になってくれるのか。
恋愛として先を求めるから、ただ好きでいるだけでは満足できません。
第9話の「ガチ恋」という言葉には、その苦しさまで入っています。
これは現実の合コンでも同じでした。
山本は女性と話せるだけで満足しない。
せっかくなら彼女を作りたい。
少しでも成功に近づきたい。
だから見栄を張る。
焦る。
そして失敗する。
VTuberへ相手が変わっても、その考え方は残っています。
一方の耕平は、他人の評価より自分の好きなものを優先します。
伊織から何を言われても、オタク趣味を捨てない。
女性からモテるために好きなものを変えることもしない。
ある意味では、山本よりずっと安定しています。
好きなものと自分の距離が、最初から決まっているからです。
山本はその距離を縮めたくなります。
配信を見るだけでは足りない。
声を聞くだけでも足りない。
自分も相手に認識されたい。
そこから恋愛として期待する。
だから推し活が楽しいまま終わらず、悩みに変わる。
第9話で相談するところまで行ったのも、この違いがあるからです。
この二人を並べると、山本のVTuberガチ恋が単なるオタクネタではないことが分かります。
もし「VTuberが好き」というだけなら、耕平と似た話になります。
でも山本は、推しを恋人候補として見る。
そこが山本らしい。
彼女が欲しいという昔からの願いが、VTuberという新しい相手へそのまま向かっています。
だから第9話の山本は、急に耕平のようなオタクキャラへ変わったわけではありません。
むしろ逆です。
ずっと彼女を求めてきた山本が、ついにVTuberまで恋愛対象にした。
耕平は「好きだから応援する」。
山本は「好きだから付き合いたい」。
同じ推しでも、この差があるから山本のガチ恋はここまで切実で、同時に笑える話になっています。
第7章 山本のVTuberガチ恋はどうなる?彼女ができる日は来るのか
現時点ではVTuberとの恋愛成就までは描かれていない
第9話「受難」で山本がVTuberへガチ恋していることは分かります。
ただ、その相手と正式に付き合う。
現実で会う。
彼女になる。
そこまで進んだ展開は、現時点では確認できません。
だから「山本のガチ恋は成就する?」への答えは、まだ先が見えない状態です。
山本にとって今回の恋は、これまでの合コンよりさらに距離があります。
現実の女性なら、同じ場所へ行けば会話できる。
失敗しても、その場で反応が返ってくる。
でもVTuberは画面の向こう。
山本がどれだけ本気になっても、恋愛相手として同じ位置に立てるとは限りません。
そこが今回のガチ恋の難しいところです。
ただ、山本本人はその距離を冷静に考えるタイプではありません。
第8話「合コン round2」でも、女性との出会いへ全力。
過去の失敗があっても、また彼女を作ろうと動く。
そして第9話では、今度はVTuberへ本気になる。
うまくいかないから恋愛をやめるのではなく、次の可能性へ向かう。
この勢いは最初から変わっていません。
だから山本の恋愛は、相手が誰かより「どこまで本気になるか」の方が毎回重要になります。
合コンなら見栄を張る。
女性との出会いなら少しでも可能性を探す。
VTuberなら、推しとして楽しむだけでは止まらない。
自分を見てほしい。
もっと近づきたい。
そこまで気持ちが進むから、また悩みが増えていきます。
山本に彼女ができる可能性がないわけではありません。
むしろ本人は、誰よりも諦めていない。
何度失敗しても、恋愛そのものから逃げない。
そこだけはかなり一貫しています。
ただ、その全力さが毎回空回りする。
だから「次こそ成功するかもしれない」と思わせながら、また受難へ向かうのが山本です。
第9話のVTuberガチ恋も、その途中にあります。
新しい恋が始まったように見える。
でも相手との距離は遠い。
山本の気持ちだけは強い。
この不釣り合いが、次に何をしてしまうのか気になるところです。
山本の面白さは、恋に失敗しても「次」を諦めないところにある
山本の恋愛を第1期から追うと、成功より失敗の方が圧倒的に目立ちます。
合コンで空回りする。
女性に良く見られようとして見栄を張る。
周囲の男たちに余計なことをされる。
期待したほど距離が縮まらない。
それでも山本は、恋愛そのものを嫌いになりません。
第8話でも、その姿勢は変わりませんでした。
また合コンへ向かう。
また女性との出会いへ期待する。
そして第9話では、今度はVTuberへガチ恋。
普通なら「もう少し落ち着こう」となりそうなところで、山本は逆に新しい恋へ進みます。
この立ち直りの早さが、山本の一番しぶといところです。
だから「山本は誰と付き合うのか」を追うと、まだ答えはありません。
でも「山本は恋愛を諦めるのか」と聞かれれば、かなり答えは見えています。
たぶん諦めない。
失敗しても次へ行く。
好きな相手が現れれば本気になる。
そしてまた伊織や野島たちへ相談する。
この流れが続く限り、山本の恋愛話も終わりません。
第9話のガチ恋は、その象徴的な場面です。
現実の女性だけではなく、VTuberまで恋愛対象になる。
それでも本人は冗談ではない。
周囲から見れば笑える。
でも山本は真剣。
この温度差があるから、山本の相談は毎回面白くなります。
しかも山本の場合、恋愛に失敗するたびに少しずつ方向が変わります。
合コン。
現実の彼女探し。
そしてVTuber。
対象は変わる。
でも「誰かに選ばれたい」という気持ちは変わらない。
そこが山本というキャラクターの芯になっています。
だから第9話で一番気になるのは、VTuberの名前だけではありません。
山本がその相手へどこまで本気になるのか。
また何か行動を起こすのか。
伊織たちを巻き込むのか。
そして結局、彼女ができるところまでたどり着けるのか。
その先まで見たくなる人物になっています。
現時点で、山本のVTuberガチ恋は恋愛成就まで進んでいません。
でも山本本人が諦めたわけでもない。
むしろまた新しい恋へ全力で突っ込んでいる。
だから「山本の彼女は誰になる?」という疑問はまだ開いたままです。
第9話のVTuberは、その長い彼女探しに現れた、かなり強烈な新しい相手になっています。
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