パウロやエリスの家族は、ルーデウスたちが歩む現在の物語で死亡した。
ロキシー、シルフィ、エリスの悲惨な最期は、老デウスが経験した未来にある。
死亡キャラ一覧を辿ると、既に確定した死と、まだ変えられる死の違いが見えてくる。
第1章 死亡キャラ一覧|誰が死に、誰が今も生きている?
第1期から第3期までに死亡が確定した人物
『無職転生Ⅲ』第13話「日記」を見た後では、
ロキシーもシルフィも死んだように感じる。
だが、ルーデウスの家にいる二人は生きている。
老デウスが見た未来の死と、現在までに
確定した死を分けると、答えは変わる。
第1期から第3期第13話までに、
現在の物語で死亡が確定した主な人物は、
エリスの祖父サウロス、父フィリップ、
母ヒルダ、アリエルの護衛デリック、
父パウロ、未来から来た老デウスだ。
ルーデウスの前世の男性も、
第1話の交通事故で命を落としている。
ここでの「死亡確定」は、
第3期第13話までのアニメで分かる範囲だ。
原作を最後まで読んだ場合の死まで、
冒頭の表に混ぜてはいない。
いま誰が死んでいるのかを知りたい人が、
まだ放送されていない戦いの結末を
うっかり読まないためでもある。
| 人物 | 死亡した場面 | 現在の物語 |
|---|---|---|
| サウロス | 転移事件後に処刑 | 死亡確定 |
| フィリップ・ヒルダ | 転移先の紛争地帯 | 死亡確定 |
| デリック | 第2期第0話の魔物襲撃 | 死亡確定 |
| パウロ | 第2期第22話のヒュドラ戦 | 死亡確定 |
| 老デウス | 第3期第12話で過去へ到着後 | 未来から来た本人が死亡 |
| ロキシー・シルフィ | 老デウスの日記に記された未来 | 現在は生存 |
| エリス・クリフ | 老デウスが歩んだ未来 | 現在は生存 |
この一覧で大切なのは、
どのルーデウスが経験した死なのかという点だ。
パウロは第2期第22話「親」で、
息子をヒュドラから押し出して死んだ。
第23話「帰ろう」ではパウロの命と、
ルーデウスの左腕が失われたと分かる。
老デウスが来ても、この過去は変わらない。
あの戦いではゼニスも結晶の中にいた。
救出後の彼女は以前のように話せず、
ルーデウスは父だけでなく母まで
失ったかのような衝撃を受ける。
それでも第23話ではゼニスを連れ帰る。
パウロと同じ死亡欄へ入れてはいけない。
一方、ロキシーの死を映した第3期の映像は、
今いる彼女の葬儀を記録したものではない。
地下室へ入った老デウスの人生を、
若いルーデウスが日記で読んでいる。
同じ人物の人生でも、父の死と妻の死は
若い彼が立つ現在から見た位置が違う。
第1期第22話「現実(ユメ)」で
エリスが家族の訃報を聞いた時も同じだ。
父母や祖父は既に帰ってこない。
第3期第1・2話でエリスが剣を鍛える姿は、
家族を失った彼女が生きて進んだ証拠だ。
彼女自身の死を日記で見ても、
その修行中に死んだことにはならない。
老デウスの未来で死亡した人物と、現在の生死
第3期第11話「ターニングポイント4」で、
ヒトガミは帰宅したルーデウスに助言する。
その指示で地下室へ向かう前に、
未来から来た老人が現れた。
第12話「終わりと始まり」で分かる
老人の正体は、年老いたルーデウス本人だ。
老デウスは単に悪夢を見たのではない。
ロキシーを失い、救おうとした先で
クリフを失い、シルフィとも離れた。
さらにエリスの死まで経験してから、
若い自分に会うため過去へ来た。
第13話「日記」で重いのは、
知っている顔が順に消えていくことだ。
最初にロキシーが魔石病で死亡する。
彼女を救う手掛かりを求めた旅では、
友人クリフも命を落とした。
傷ついた老デウスと暮らすシルフィは、
やがてアリエルとアスラ王国へ向かい、
その争いの中で死ぬ。
エリスも老デウスを庇って死亡した。
ただし第13話を見終えた時点で、
ロキシー、シルフィ、エリス、クリフは
若いルーデウスの周囲で生きている。
老デウスの日記が明かしたのは、
彼自身が実際に経験した連続した死だ。
地下室へ行く直前に警告が届き、
若い彼には別の行動を選ぶ余地が生まれた。
老デウス本人の死はさらに特殊だ。
未来で数十年を生きた本人が、
未完成の過去転移で身体を損ない、
若い自分へ日記を渡して息を引き取った。
だから「ルーデウスが死んだ」は事実だが、
今のルーデウスまで死んだわけではない。
同じ名前の二人を分けて見なければ、
ロキシーたちの生死も取り違えてしまう。
第1期第21話でオルステッドに
胸を貫かれたルーデウスも、
一度は死んだように見えた人物だ。
だが治療を受けて旅を続け、
第2期ではシルフィと家庭を築いた。
胸の傷を見た記憶だけで
現在の死亡者に加えてしまうと、
その後の彼の人生が抜け落ちてしまう。
第2章 第1期で誰が死んだ?エリスが帰郷して知った家族の最期
サウロスは処刑、フィリップとヒルダも帰ってこなかった
エリスの家族の死は、第1期第22話で
まとめて明かされる前から始まっていた。
第8話「ターニングポイント1」で、
フィットア領を襲った大規模な転移事件。
ルーデウスとエリスは魔大陸へ飛び、
ロアの屋敷にいた人々も各地へ散った。
それから二人はルイジェルドと組み、
「デッドエンド」として故郷を目指す。
第17話「再会」ではルーデウスが
家族を捜してきたパウロと衝突する。
自分たちが帰る旅を続けている間にも、
戻る家を失った人がいると分かる場面だ。
エリスはまだ両親の結末を知らない。
第22話「現実(ユメ)」でようやく、
二人はフィットア領へ帰り着く。
ブエナ村に以前の家並みはなく、
ロアの街も難民が集まる場所になっていた。
かつての屋敷へ戻る展開を待っても、
そこには祖父や両親がいない。
出迎えたのは執事アルフォンスと、
剣の師匠ギレーヌだった。
アルフォンスから告げられるのは、
祖父サウロスが処刑されたこと、
父フィリップと母ヒルダも死亡したこと。
サウロスは転移事件の責任を負わされ、
生きて孫の帰還を迎えられなかった。
父母は転移先の紛争地帯で命を落とした。
三人とも死んだが、最期までの経緯は違う。
第1期第8話の転移は、
ただ屋敷を壊した災害ではなかった。
エリスとルーデウスは遠い魔大陸へ飛び、
パウロは家族を捜す側に回る。
同じ事件で飛ばされたフィリップと
ヒルダには、二人のように
故郷まで歩いて帰る機会がなかった。
第22話で旅が終わったはずの時に、
その差が初めてエリスへ突きつけられる。
魔大陸から帰るまで、彼女には
ロアで家族と再会する望みが残っていた。
ところが辿り着いた故郷には、
父母を捜して待つ生活さえなかった。
帰還の場面が、そのまま訃報の場面になる。
サウロスは転移の直後に魔物から
エリスを守って戦死したわけではない。
領地の壊滅を巡る責任を負わされ、
処刑によって命を奪われた。
フィリップとヒルダは別の土地へ飛ばされ、
紛争地帯から戻ることができなかった。
転移事件を一つの死因として片づけると、
三人が辿った道の違いが見えなくなる。
第1期序盤のロアには、三人それぞれの
生活が確かにあった。
サウロスは孫を可愛がりながらも、
領主として屋敷の中心に立っていた。
フィリップはルーデウスを家庭教師に迎え、
娘の行く末を考えて話をしていた。
ヒルダも当初は彼に厳しく接するが、
エリスと同じ屋敷で日々を過ごしている。
第22話でエリスが失ったのは、
名前だけ並んだ三人の命ではない。
第5話「お嬢様と暴力」でルーデウスが
初めて足を踏み入れたロアの暮らし、
第7話「努力の先にあるもの」で見えた
家族と一緒に迎える成長の時間ごと消えた。
帰りたかった家そのものが、もうない。
エリスを見送る第22話の痛さは、
ルーデウスが彼女の家族と過ごした
時間を知っているほど強くなる。
ロアへ来たばかりの彼は、
エリスに教える立場で屋敷へ入った。
その後は一緒に災害へ巻き込まれ、
互いを頼りながら帰ってきた。
目的地に着いてもエリスの家族はおらず、
彼女の旅はそこで終われなかった。
三人の死は第22話の会話で判明する。
フィリップとヒルダが現地で死ぬ瞬間を、
アニメが長く追って映したわけではない。
そのため視聴時に名前を聞き逃すと、
二人は今も行方不明だと思いやすい。
しかしエリスが受け取ったのは、
捜索を続ける話ではなく訃報だった。
故郷を失ったエリスは、なぜルーデウスの前から去ったのか
訃報の後、エリスの傍らには
ルーデウスとギレーヌが残る。
魔大陸から連れ帰ってくれたルイジェルドとも、
第22話までに別れを迎えていた。
エリスがこの先を決める場面を、
両親の死と切り離すことはできない。
アルフォンスが示す家のための道は、
エリス自身が望む生き方ではなかった。
一方、彼女が旅の中で見てきたのは、
剣だけでは届かない敵の強さだ。
第21話「ターニングポイント2」では、
オルステッドにルーデウスが倒された。
隣にいながら守れなかった記憶が残る。
家族の帰還を待つ屋敷もなく、
ルーデウスを守る力も足りない。
エリスは第22話の最後に彼のもとを去り、
ギレーヌと剣を磨く道へ進んだ。
ルーデウスには突然の別れにしか見えず、
彼自身は深く傷つく。
だが、エリスが死んだから消えたのではない。
第2期のルーデウスが長く抱えたのは、
エリスに捨てられたという受け止め方だ。
その後も生きて剣を振るう彼女を
死亡者と思い込んでしまうと、
第3期冒頭で描かれる修行の重さも
第13話の日記に残る行動もつながらない。
家族三人の死とエリスの旅立ちは、
同じ第22話でも別の出来事である。
第3期第1・2話でエリスが
修行を続ける姿にも、ここがつながる。
第1期で帰る場所と家族を失い、
それでもルーデウスの隣へ戻りたい。
第13話の日記で彼女の死を見た後ほど、
あの剣を振るう姿を思い出したい。
既に死んだ祖父や両親と違い、
今のエリスには先の選択が残っている。
前の期で確定した死として、
第2期第0話のデリックにも触れておく。
王宮の庭園を魔物が襲った際、
アリエルを守っていた護衛が倒れる。
そこへ転移してきたシルフィが現れ、
魔物を倒して王女を救った。
護衛を失った場面が、シルフィと
アリエルの出会いにもなった。
エリスの家族とデリックの死は、
いずれも第3期より前に確定している。
第3期第13話で映った未来と違い、
老デウスの警告でも過去へ戻せない。
誰が本当に死んだのかを確かめる時、
最初に押さえるべき境目はここにある。
次に起きるパウロの死もまた、
若いルーデウスが既に背負った出来事だ。
第3章 パウロは本当に死亡した?第2期の迷宮で起きたこと
ゼニスを救い出す直前、パウロがルーデウスを押し出した
パウロの死は、老デウスの日記で
初めて語られた出来事ではない。
第2期第22話「親」でルーデウスは
父が倒れる瞬間をその場で見ている。
第3期に未来が変わっても、
この迷宮で起きたことは消えない。
父子が最後に並んだのは、
行方不明だったゼニスを救うためだ。
第2期第18話「ターニングポイント3」で
ルーデウスのもとへ手紙が届く。
シルフィとの新婚生活を離れ、
危険なベガリット大陸へ行くか迷った末、
母を迎えに行く道を選んだ。
旅立つ時点でルーデウスには、
身重のシルフィと新しい家があった。
助けを求める手紙を読んでも、
すぐに家を空けられる状況ではない。
それでもパウロだけに母を任せず、
危険な砂漠を越えてラパンへ向かった。
父子の最後の戦いは、その選択の先にある。
第20話「迷宮入り」でラパンへ着くと、
パウロはゼニスを救い出せずに憔悴し、
同行していたロキシーの姿もない。
ルーデウスは父の苦しみを目にし、
ロキシーを捜して迷宮へ入る。
この段階では誰も救えないまま
父だけが死んだという話ではない。
第21話「第六階層の魔法陣」で、
迷宮に一人残ったロキシーを救出する。
一度ラパンへ戻って身体を休め、
ルーデウスとパウロたちは再び潜った。
ロキシーはこの時点で生きて帰る。
彼女の死亡が検索されるからといって、
迷宮で死んだことにはならない。
ロキシーは少年時代のルーデウスに
魔術を教えた最初の師匠でもある。
一度は迷宮で命を失いかけた彼女を、
成長した教え子が見つけて救う。
第3期の未来だけを先に知ると、
この再会まで死亡への伏線に見えるが、
迷宮からは確かに生還している。
最深部には結晶に閉じ込められた
ゼニスと、巨大なヒュドラがいた。
首を落としても再生する強敵に対し、
ルーデウスたちは距離を詰めて戦う。
父は剣で息子を援護し、
息子は魔術で竜の再生を防ぐ。
家族を取り戻すための戦いが、
父子で肩を並べる最後の戦いになった。
第22話の終盤、ルーデウスは
ヒュドラの攻撃を避けきれない。
パウロは息子を危険な位置から押し出す。
ルーデウスの左腕は失われ、
父の身体は致命傷を受けた。
ゼニスは救出できたのに、
迎えに来た夫は生きて戻れなかった。
第1期第17話「再会」の二人を
思い出すと、あの動きがさらに重い。
父は行方不明の家族を捜し続け、
魔大陸から来た息子に怒りをぶつけた。
ルーデウスも事情を知らないまま
責められたと感じ、殴り合いになった。
一度壊れかけた父子の関係が、
最後には息子を押し出す手に変わる。
しかも第2期第20話のパウロは、
強い父として颯爽と現れたわけではない。
ゼニスを救えず疲れ切った姿を、
ルーデウスが直接見ている。
息子に助けられるだけで終わらず、
今度は自分が息子を助けた。
パウロの死亡場面には、
それまでの再会と和解が重なっている。
戦闘の直後、ルーデウスには
勝った喜びに浸る時間がない。
結晶から出した母の状態を確かめ、
父のいない隊列で迷宮を出る。
ゼニス救出という目標を果たしたのに、
一家そろって帰る約束だけは
二度と果たせなくなった。
左腕を失ったルーデウスと、生きて戻ったゼニス
第23話「帰ろう」で残る結果は、
パウロの命とルーデウスの左腕の喪失だ。
ゼニスを結晶から出すことには成功した。
だが、以前のように会話ができない。
父を失った直後のルーデウスには、
母まで遠くへ行ったように見える。
それでもゼニスは死亡していない。
この場面でルーデウスは立ち直れず、
救い出したロキシーが傍に寄る。
第1期第2話「師匠」で彼女は、
家の外へ出られなかった少年を
初めて門の外へ連れ出した。
あの師匠が、父を失って動けない
ルーデウスの前に再びいる。
だから第3期の日記に書かれた
ロキシーの死は、過去の戦死者が
もう一度名前だけ登場した話ではない。
パウロ死亡後のルーデウスを支えた
本人が、その後の未来で倒れる。
第2期第23話を覚えているほど、
第3期第13話の訃報が痛くなる。
第24話「嗣ぐ」では帰宅した彼が、
シルフィたちへ迷宮の出来事を話す。
パウロの死、ゼニスの様子、
ロキシーとの関係まで伝えなければならない。
ノルンとアイシャには父の訃報であり、
シルフィには家族の形を変える話でもある。
死は戦場で終わらず家まで届いた。
ここでも二人の妻の生死を見ておきたい。
シルフィは迷宮へ同行しておらず、
帰宅したルーデウスの話を聞いた。
ロキシーはゼニス救出に加わり、
彼と一緒にラノアへ戻ってきた。
二人ともパウロが死んだ後の家庭にいる。
この場面が第3期の日記との境目になる。
老デウスも若い頃にはこの死を経験した。
未来から戻った第3期第12話で、
父を救うため迷宮へ行くなとは言わない。
彼が止めたのは帰宅後の地下室だ。
パウロはどちらの人生でも死亡し、
ロキシーとシルフィの死は
そこから先の選択にかかっている。
第3期の死亡キャラを数える際、
パウロを日記の未来だけの犠牲者に
移してしまうと、この違いが消える。
ルーデウスの左腕を失った場面、
ゼニスを連れ帰った後の沈黙、
家でノルンたちに告げた訃報までが、
現在の彼にも残る父の最期だ。
第4章 ロキシーとシルフィは死ぬ?第3期「日記」に映った未来
ここから第3期第13話「日記」の重大なネタバレを含む。
ロキシーの死は、地下室のネズミから始まった
第3期第13話で若いルーデウスが
開いた日記の初めには、
ペルギウスやゼニスに関する用事、
家族との穏やかな日々が残っている。
その中にアイシャが見つけた
「変なネズミ」の記録が紛れ込む。
当時の本人は危険を知らなかった。
第11話「ターニングポイント4」で
ヒトガミの助言に従っていたら、
ルーデウスは地下室を開けていた。
老デウスの未来では、そこから
出たネズミが家の中へ入り込む。
些細な出来事として流したものが、
ロキシーの病気へつながった。
日記のルーデウスは、アイシャから
死んだネズミの話を聞いても、
それを家族の危機とは受け取らない。
近所で魔石病にかかった猫が
見つかった時も、手洗いを気にする程度だ。
恐ろしい病の手掛かりが、
普通の家庭の会話に紛れていた。
日記では彼女が体調を崩し、
熱が出た後に足先が結晶化する。
ルーデウスは解毒を試すが効かず、
クリフの識別眼で魔石病と判明した。
身体の一部が変わるまで病名を
特定できなかったため、
家族が動き出す頃には時間が少ない。
ロキシーは第3期第4話で
水王級魔術師としての力を見せている。
迷宮でも自力で戦い続けた人物が、
家の中では熱と結晶化に抗えない。
魔術に長けたルーデウスも
手持ちの解毒では助けられず、
離れた国の大聖堂まで向かうしかない。
第2期第21話でロキシーを
迷宮から救い出したルーデウスが、
今度は家で弱っていく彼女を見ている。
第23話にはパウロの死から
彼を引き戻した彼女がいた。
守られた経験があるからこそ、
彼も手を尽くそうとして外へ出た。
ルーデウスはクリフ、ザノバと
神級解毒魔術の手掛かりを求めて
ミリス神聖国へ向かう。
大聖堂で見つけた詠唱は、
その場で写せる短い文章ではなく、
分厚い一冊の本になっていた。
持ち出したことで追われ、
帰路でクリフまで毒を受けて死ぬ。
帰宅した時、ロキシーの身体は
半分が結晶となり、既に亡くなっていた。
解毒の本を持ち帰っても間に合わない。
葬儀まで行った日記を読めば、
彼女の死は単なる予知や夢ではない。
老デウスが生きた未来では、
確かに取り返せない出来事だった。
ただし今のルーデウスは、
ネズミを家に入れる前に警告を聞いた。
第12話で老デウスが死ぬ前に残した
言葉と日記が、最初の行動を変える。
第13話を見た時点のロキシーは、
日記の中では死亡していても、
若い彼の家では生きている。
シルフィの死は、ロキシーを失った後の家族崩壊とつながる
シルフィはネズミに触れたため
ロキシーと同じ病気で死ぬのではない。
第2期第24話「嗣ぐ」で彼女は、
パウロを失ったルーデウスと
帰ってきたロキシーを迎えた。
老デウスの未来でも、最初は
妻として彼を支えようとする。
だが、ロキシーを葬った老デウスは
酒へ逃げ、シルフィの言葉も拒む。
家の外で飲むようになり、
彼女との距離が開いていく。
第2期で再会したフィッツが
ルーデウスを支えた時とは、
同じ二人でも関係が逆へ進んだ。
シルフィにとってアリエルは、
単に勤務先の王女ではない。
第2期第0話「守護術師フィッツ」で
王宮へ転移した彼女は魔物を倒し、
襲われたアリエルを救った。
その後は白髪の護衛フィッツとして
王女の傍を守り続けている。
老デウスとの家庭が壊れた後、
シルフィはアリエルと共に
アスラ王国へ向かった。
王位を巡る争いが失敗し、
彼女はそこで命を落とす。
ロキシーとシルフィの死亡場面は
日記の中でも別の時期にある。
老デウスが戻ってから知ったのは、
既に手の届かない彼女の最期だった。
死を知って初めて追いかけても、
第2期第0話から続いていた
アリエルへの忠誠も、家を出るまでの
シルフィの苦しみも戻せない。
妻を失った後の日記には、
書かれていない長い時間まで残る。
第2期の大学でフィッツとして
ルーデウスに近づいたシルフィは、
正体を明かすまで何度も迷っていた。
それでも再会を諦めず、
第12話「伝えたい」で彼と向き合った。
あの時つかんだ家庭から
日記の彼女が離れた重さは大きい。
アリエルの側へ戻る選択も、
ルーデウスを忘れた証拠ではない。
家で寄り添おうとしても、
老デウスはロキシーの喪失から戻れず、
シルフィの手を取れなかった。
王女を守ってきた過去と、
帰れなくなった家の現在が重なる。
若いルーデウスの家ではまだ、
ロキシーもシルフィも生きている。
だから二人の死を避けるには、
病気だけを見張れば十分とは言えない。
地下室で始まった一つの出来事が、
救出の失敗、クリフの死、
夫婦の決裂へと続いたからだ。
第3期第13話の「死亡キャラ」は、
今の家から消えた人々の名簿ではない。
パウロを失った後に作り直した家庭が、
どの行動から崩れてしまうのか。
ロキシーの足先の結晶と、
シルフィが家を出るまでの間には、
老デウスが止まれなかった日々がある。
第5章 老デウスの未来では、ほかに誰が死亡した?
ここから第3期第13話「日記」の後半と、原作で明かされる未来の詳細を含む。
ロキシーを救おうとした旅で、クリフを失う
ロキシーの死を追うと、
その前にクリフも亡くなっている。
第3期第13話の日記では、
ロキシーの足先が結晶化した後、
クリフの識別眼によって
魔石病だと初めて分かった。
ルーデウスは手元の解毒では治せず、
神級の解毒魔術を探しに出る。
同行したのはクリフとザノバだ。
シルフィも行こうとしたが、
家に残ってロキシーを見守る。
三人が向かったのは、
クリフにも縁のあるミリス神聖国だった。
第2期の魔法大学で出会った頃、
クリフは自信の強い学生に見えた。
エリナリーゼと親しくなってからは、
彼女を苦しめる身体の問題に向き合い、
魔道具の研究を続けている。
ルーデウスの家の近くにいた友人が、
ロキシーを救う旅にも手を貸した。
クリフには魔術の知識だけでなく、
信仰と故郷へのつながりがある。
日記の三人がミリスの大聖堂へ
忍び込む決断をした時、
それは彼にとっても無関係な国へ
盗みに行くという話ではなかった。
それでもロキシーの命を優先した。
日記の初めには、エリナリーゼの
妊娠を皆で祝う記録まで残る。
クリフには帰りを待つ相手と、
これから生まれる子供がいた。
ロキシーを治す方法を求めて
危険な場所へ入った時も、
彼自身の生活は続いていたのだ。
大聖堂の奥へ忍び込んだ三人は、
神級解毒魔術の詠唱を見つける。
だが、その場で写すには長すぎた。
分厚い本を持ち出して逃げる途中、
追っ手に発見されてしまう。
帰りの転移魔法陣まで行けば
助かるという段階で、奇襲を受けた。
第2期のルーデウスは、
転移魔法陣を使って砂漠への道を縮め、
ゼニスを助けるためラパンへ急いだ。
日記では同じ移動手段の出口で
敵の待ち伏せを受けてしまう。
行きと帰りの道がつながらなくなり、
クリフを抱えた逃走が長引いた。
戦闘で魔法陣が壊れ、
クリフは毒を受けて意識を失う。
別の転移魔法陣を探す間も、
目を覚まさない彼を連れて進む。
だが、ロキシーの家へ戻る前に
クリフは息を引き取った。
日記には、それ以上書けないほど
ルーデウスが動揺した跡が残る。
帰宅後、エリナリーゼへ
夫となる人の死を伝えるのも彼だった。
彼女はルーデウスの頬を叩き、
泣きながらその場を去る。
同じ家ではロキシーも既に亡くなり、
持ち帰った本は間に合わなかった。
一人を救おうとした旅で、
救う側の友人まで失ったのだ。
第2期第22話でパウロが死んだ後、
ロキシーはルーデウスを支えた。
そのロキシーが病に倒れ、
助けを求めたクリフも帰ってこない。
父の死と同じように、
帰宅して訃報を伝える役が
再びルーデウスへ回ってしまう。
ただし若いルーデウスの現在では、
クリフもエリナリーゼも生きている。
日記にある死亡を大学での出来事と
取り違えてはいけない。
クリフが毒で死んだのは、
ロキシーを救うためにミリスへ向かった
老デウスの未来である。
エリスは老デウスを追い続け、最後に彼を庇った
エリスは第1期第22話で、
ルーデウスを残して剣の修行へ向かった。
第3期第1・2話では、その後も
彼に追いつこうと鍛え続ける姿がある。
ところが老デウスの日記では、
その思いは再会した相手に届かない。
クリフを失って帰る途中、
老デウスはエリスとギレーヌに出会う。
既に妻が二人いる自分には
彼女を迎えられないと突き放した。
しかも家に着けばロキシーの訃報が待つ。
エリスが修行を終えて戻った時、
彼の家庭は既に壊れかけていた。
その後もエリスは姿を見せる。
酒場で飲む老デウスに声を掛け、
殴ってでも止めようとする。
シルフィを失ってからも、
世界を歩く彼を何度も追った。
しかし老デウスは彼女の行動を
ヒトガミの手先による妨害だと疑う。
長く追い続けた相手から疑われ、
拘束されても、エリスは戻ってきた。
老デウスが不死魔王アトーフェと
その親衛隊を相手にした時、
側近ムーアへの警戒を欠き、
戦いの中で窮地に立たされる。
そこへ飛び込んだエリスが、
彼を庇って命を落とした。
死んだ後、ギレーヌが老デウスへ
エリスの思いを伝える。
第1期に彼の前から去った時も、
嫌いになったからではなかった。
第3期で鍛え続けた剣も、
再会後に何度も現れた行動も、
ずっと彼の傍へ戻りたいという
一つの気持ちにつながっていた。
老デウスは生前のエリスに
その気持ちを確かめなかった。
何度も現れては剣を交える相手を、
自分を追う敵だと決めつける。
ギレーヌから真相を聞けたのは、
エリスが二度と答えられなくなった後。
日記の中でも取り返しがつかない死だ。
日記の先では、ザノバも死亡する。
神殿騎士団が入り込んだ後、
彼の屋敷は焼け落ちた。
ジンジャー、ジュリ、アイシャも
逃げ込んだ先で命を落とす。
老デウスが駆けつけた時には遅く、
強くなった魔術でも取り戻せない。
第2期ではザノバが人形作りを学び、
ジュリがその手先を支えていた。
アイシャは兄の家を切り盛りする。
老デウスの記録で屋敷の地下に
逃げ込んだ名を読むと、
研究室や食卓にいた顔が浮かぶ。
名も知らぬ戦場の死者ではない。
第2期第6話「死にたくない」で
ザノバの人形作りを手伝うため、
ルーデウスが出会ったのがジュリだ。
第2期第16話には妹アイシャも
ルーデウスの家へ来ている。
日記の後半に並ぶ死は、
今の家庭で見慣れた人々の死でもある。
だから老デウスの未来を
ロキシー、シルフィ、エリスだけで
終わらせることはできない。
ただし、ザノバやアイシャたちも
若いルーデウスの現在では生存する。
日記に記された最期を知ったことと、
既に全員が死亡したことは別だ。
第6章 死亡したと思われがちな人物は、現在どうなっている?
ロキシー・シルフィ・エリスは、日記を読んだ時点では生きている
第3期第13話「日記」の映像を
見ると、ロキシーとシルフィ、
そしてエリスが次々に死んだ
物語を見終えたような気持ちになる。
だが、日記を閉じたルーデウスは
まだ同じ家で暮らす二人に会える。
エリスも剣を磨きながら、
彼との再会を目指している。
ロキシーは第2期の迷宮で救われ、
パウロの死で沈んだルーデウスを支え、
シルフィたちのいる家へ帰ってきた。
第3期の現在でも魔術師として働き、
家族の一人として生活している。
日記の魔石病を読んだ時点で、
彼女の身体が結晶化したわけではない。
第3期第4話「水王級魔術師」では、
ロキシーは師匠のままの姿で
ルーデウスの生活に加わっている。
第1期第2話で魔術を教え、
第2期第21話で彼に救われた人物が、
今は自分の仕事と家族を持つ。
未来の病室の姿だけが彼女ではない。
シルフィも第2期第24話で、
パウロの死とロキシーの話を聞いている。
第2期第0話で救ったアリエルとの
つながりは今も残るが、
老デウスの日記と同じ経緯で
家を出たわけではない。
妻として暮らす現在の姿と、
未来の政変で死んだ姿は分けて見る。
シルフィは第1期第3話「友達」で
いじめられていたところを助けられ、
ルーデウスから魔術を教わった。
転移で離れ、第2期の魔法大学では
フィッツとして再会している。
何度も離れては再会した二人が、
日記の未来だけで決裂した。
その道を今も辿ると決まってはいない。
エリスが分かりにくいのは、
第1期第22話から長く家にいないためだ。
ルーデウスの前から姿を消した時、
彼自身は捨てられたと思い込んだ。
だが第3期冒頭には修行する姿がある。
老デウスを庇った未来を見ても、
今の彼女まで死んだことにはならない。
第1期第21話でルーデウスは
オルステッドに胸を貫かれた。
第2期第22話ではパウロが死に、
ゼニスは以前のように話せなくなる。
第3期第13話では日記の死が映る。
大きな衝撃が続く作品だからこそ、
誰がその場で帰らぬ人になったのかを
場面ごとに確かめる必要がある。
ゼニス・ナナホシ・ルーデウスの生死も取り違えやすい
ゼニスは第2期第22話の迷宮で
結晶から救い出され、生還した。
目を開けても以前のように話さず、
ルーデウスが戸惑う姿は強く残る。
だが第24話では家族の待つ家へ
一緒に連れ帰られている。
反応が乏しいことを死亡と混ぜない。
第3期第8話「空中城塞」では、
ゼニスの状態を知るために
ルーデウスがペルギウスを訪ねる。
第2期の迷宮で命を救った後も、
母が以前に戻れるかを探している。
その行動自体が、彼女との生活が
まだ続いている証拠だ。
第3期第9話「慟哭」で心配される
ナナホシの病も、死亡の確定ではない。
ルーデウスは治療の手掛かりを求め、
第10話ではキシリカとアトーフェに会う。
第11話でソーカス草を手に入れ、
家へ戻った夜にヒトガミが現れた。
病に倒れる場面と死の報告は違う。
ナナホシは第2期第9話「白い仮面」で
ルーデウスと魔法大学で再会した。
召喚と帰還の研究を続ける彼女を、
第3期では病が襲う。
ルーデウスが奔走した末に
ソーカス草を持ち帰った流れまで見れば、
病名だけで死亡欄には入れられない。
ルーデウス本人にも二つの姿がある。
第1期第21話ではオルステッドに
胸を貫かれたが、治療を受けて生還した。
第3期第12話で死ぬのは、
過去転移を使って現れた老デウスだ。
目の前にいる若いルーデウスは、
日記を受け取って読み続けている。
老デウスは命を落としても、
若い自分へ警告を渡せた。
第12話で直接語った言葉の後に、
第13話では本人の日記が開かれる。
一人の死がもう一人の生存者へ
未来を選ぶための情報を残した。
同じ顔の二人だからこそ、
どちらが亡くなったかが大切だ。
さらに第1話には、前世の男性が
交通事故で命を落とす場面がある。
その死からルーデウスとしての
新しい人生が始まった。
前世の死、オルステッド戦からの生還、
老デウスの死を同じ一回の出来事と
数えないことが大切になる。
第3期第11話の地下室の扉を
老デウスが止めたことで、
未来の死は若いルーデウスの前に
警告として置かれた。
第13話の日記は失った人の名簿であり、
同時に今まだ傍にいる人の顔を
見直すための記録でもある。
パウロ、サウロス、フィリップ、
ヒルダ、デリックの死は戻らない。
一方、ロキシーとシルフィ、エリス、
クリフ、ザノバ、アイシャは
日記を読んだ時点で生きている。
同じ「死亡キャラ」と呼ばれても、
ここには埋められない差がある。
第7章 原作の結末まで含めると、最後に誰が死ぬ?
ここから原作終盤の戦いと、ルーデウスたちの最期までの重大なネタバレを含む。
現在の物語で後に死亡する人物と、戦いを生き延びる人物
第3期第13話「日記」を見て、
老デウスが失った人を数えるだけでは、
物語の最後までの死亡者は分からない。
若いルーデウスが進む歴史でも、
この先に戦いで命を落とす人物はいる。
ただし日記の死を全員が
同じ順番で経験するわけではない。
その違いがはっきり見えるのが、
エリスと剣神ガル・ファリオンだ。
第3期第1・2話でエリスは
剣の聖地で修行を続けていた。
剣を磨く姿を知った上で原作終盤へ進むと、
元剣神となったガルと彼女が
敵として向き合う戦いに行き着く。
ガルはかつてエリスが学んだ
剣神流の頂点にいた人物だ。
彼はルーデウス側と敵対し、
エリスとの剣の勝負に敗れて死亡する。
死を前にしたガルは剣を彼女へ渡し、
エリスはそれを受け取る。
倒した相手がかつての師であることも、
その場から消えるわけではない。
ここで死亡するのはガルであり、
戦ったエリスではない。
彼女は負った傷を治して立ち上がり、
ルーデウスの援護へ向かう。
老デウスの日記では彼を庇って
アトーフェとの戦いで死んだエリスが、
現在の歴史では別の強敵を倒し、
その先の戦いにも加わっている。
ギースの最期も、現在の歴史で
起きる死として分けておきたい。
第2期の転移迷宮では、
彼はパウロたちの仲間として
ゼニス捜索に加わっていた。
ラパンへ着いたルーデウスを
パウロのもとへ案内した人物でもある。
だが原作終盤では敵側に立つ。
ギースは最後の戦いで死亡する。
ルーデウスはその後も彼を忘れず、
パウロの墓の隣にある墓へ
供え物を置いて手を合わせた。
かつての仲間が敵になったからといって、
迷宮で共に過ごした時間まで
なかったことにはならない。
強敵だった人物も全員が死ぬわけではない。
闘神鎧をまとったバーディガーディは、
倒された後も死亡者として数えない。
不死魔族という性質があり、
結末も死ではなく封印だ。
「敵を倒した」という結果だけで
全員を死亡欄へ入れると、
原作の最後とは違う一覧になる。
ガルとギースの死は、
第3期第13話の日記より後に
現在の物語で起きる出来事だ。
一方、クリフ、ザノバ、アイシャを
老デウスと同じ時期の死亡者として
こちらへ移してはいけない。
同じ作品の死でも、どちらの人生を
読んでいるかで答えが変わる。
エリスとルーデウスが迎える最期は、老デウスの日記とどう違う?
現在の歴史でも、エリスは
最後まで生き続けるわけではない。
ルーデウスと再会し、家族として
長い年月を共に過ごした後、
彼より先に寿命で亡くなる。
老デウスを庇って戦死した
日記のエリスとは、最期までの
人生の長さも、傍にいた人も違う。
第1期第22話で置き手紙を残し、
ルーデウスの前から去った少女を
思い出してほしい。
第3期の修行を経て戻った彼女は、
老デウスの未来では気持ちが届かず、
戦いの中で彼を守って死んだ。
現在の歴史ではすれ違いを越え、
彼の家で人生を重ねていく。
原作「最後の夢」では、
七十歳を越えたエリスも
走り込みと素振りを続けていた。
ある日いつも通り身体を動かし、
家へ戻って横になったまま目覚めない。
老デウスを庇った戦場ではなく、
暮らしてきた家が最期の場所だった。
ルーデウス自身の最期も、
老デウスの死とは違う。
未来から来た老人は、
未完成の過去転移で身体を損ない、
若い自分へ日記を託した直後に死亡した。
一方、現在のルーデウスは
その後も生きて家族と年月を重ね、
七十四歳で生涯を終える。
「最後の夢」で老いたルーデウスの
枕元にいるのはシルフィだ。
ロキシーも部屋へ入り、
子や孫たちの顔が周囲に並ぶ。
エリスが先に逝ったことを聞いても、
彼には一緒に暮らした年月がある。
孤独の中で日記を書き続けた
老デウスの部屋とは違う。
第1話では前世の男性が、
誰かを助けようとして交通事故に遭った。
その死から始まった二度目の人生で、
ルーデウスはパウロを失い、
エリスの家族の死も知った。
だから寿命を迎える最後まで、
誰も失わずに済んだわけではない。
それでも老デウスのように、
ロキシーとシルフィを失って
一人でヒトガミを追う人生にはならない。
原作の最終話で彼は、
二人が生き残り、子供たちも
健在であることを思い返す。
エリスには先立たれたが、
彼女も寿命を迎えるまで生きた。
最終話でヒトガミを前にした彼は、
自分の後の戦いを生きている者へ託す。
老デウスは憎しみを抱えて
過去へ来ることに命を使った。
今のルーデウスは家族を残し、
自分の人生を生き切ってから死ぬ。
同じ二人の死でも、残る光景は違う。
パウロの死だけは取り消せなかった。
第2期第22話で父に押し出された
ルーデウスは、左腕と引き換えに
生きて迷宮を出た。
第3期第13話の日記を読んだ時には、
その命で次の死を止められるかという
選択が残されていた。
「死亡キャラ一覧」で確かめたいのは、
結局どの名前に丸を付けるかだけではない。
パウロやエリスの家族は既に亡くなり、
老デウスが見たロキシーたちの死は
若いルーデウスの現在では起きていない。
エリスとルーデウスもいつか死ぬが、
日記とは違う人生を生きた末の最期だ。
無職転生Ⅲまとめ
『無職転生Ⅲ』の記事を、第3期の放送範囲・ナナホシと転移事件・ペルギウスと空中城塞・未来ルーデウス・オルステッド・魔導鎧・エリスとの再会・ルーデウスの家族などに分けてまとめています。
ルーデウス、エリス、シルフィ、ロキシー、ナナホシ、ペルギウス、オルステッド、ゼニス、アリエル、クリフ、エリナリーゼなど、気になる人物や物語の謎はこちらから探せます。
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