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【無職転生Ⅲ】ネタバレ抑制版|壁画とオルステッドはつながる?ヒトガミを警戒する龍神と古代龍族

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ネタバレ抑制版として、第8話の壁画と第1期のオルステッドをアニメで分かっている範囲からつなげて見る。
龍神オルステッドがヒトガミへ見せた強烈な警戒と、壁画に残る古代龍族らしき姿を重ねると、両者の奥にかなり古い歴史があることが見えてくる。

  1. 第1章 結論|壁画とオルステッドは、古い龍族とヒトガミの線でつながって見える
    1. 第8話の壁画を見ると、第1期のオルステッドの反応を思い出す
    2. ネタバレを避けても「龍族とヒトガミの間に何かある」ことまでは見える
  2. 第2章 第1期のオルステッドをもう一度見る|ヒトガミの名を聞いた瞬間に何が起きた?
    1. 赤竜の下顎でルーデウスへ投げられた「ヒトガミを知っているか」
    2. 答えた直後、オルステッドはルーデウスの命を奪うほど敵意を見せた
  3. 第3章 第8話の壁画で再び龍族とヒトガミが近くに現れた
    1. ケイオスブレイカーの巨大壁画には、古い龍族を思わせる姿が残っている
    2. 第1期ではオルステッド、第3期ではペルギウス側からヒトガミの名が出た
  4. 第4章 オルステッドは龍神、ペルギウスは甲龍王|二人は同じ立場ではない
    1. どちらも「龍」の名を持つが、ルーデウスへの接し方はまるで違う
    2. ヒトガミへの温度差を見ると、オルステッドだけが異常に強く反応している
  5. 第5章 オルステッドだけがヒトガミへ激しく反応するのは何を示している?
    1. ペルギウス側は確認するが、オルステッドはその場で敵へ回った
    2. 個人的な好き嫌いだけでは収まりにくいほど、反応が強い
  6. 第6章 古代龍族まで視線を広げると、第1期の反応が偶然には見えなくなる
    1. 壁画に龍族らしき姿があることで「龍神」という名の歴史が一気に古くなる
    2. ヒトガミとの間には、第1期では見えなかった大きな過去があるように感じられる
  7. 第7章 第1期の「怖すぎる龍神」が、第8話の壁画で別の人物に見えてくる
    1. 赤竜の下顎では謎だったヒトガミへの敵意が、龍族の長い歴史へつながり始める
    2. 正体をまだ知らなくても、オルステッドが古い戦いへつながる人物だと感じられる

第1章 結論|壁画とオルステッドは、古い龍族とヒトガミの線でつながって見える

第8話の壁画を見ると、第1期のオルステッドの反応を思い出す

第8話で現れたケイオスブレイカーの巨大壁画。
そこには、人間だけを描いたとは思えない異なる姿が並んでいる。
龍族を思わせる存在も見える。
そして同じ城の中で、シルヴァリルの口から突然「ヒトガミ」という名前が出た。
ここで思い出したくなる人物がいる。
龍神オルステッド。

第1期でルーデウスがオルステッドと遭遇した時も、ヒトガミという名前が大きな転換点になった。
オルステッドはルーデウスを見ても、最初から襲いかかったわけではない。
エリスやルイジェルドについて不可解なほど詳しく知っている。
パウロのことまで知っている。
ところがルーデウスだけは知らない。
そこで出てきた質問が、ヒトガミを知っているかだった。

ルーデウスが答えたあと、空気が変わる。
それまで不気味ながら会話が成立していた相手が、一気に敵へ回る。
ルイジェルドが割って入っても止められない。
エリスも必死に向かうが届かない。
ルーデウス自身も圧倒され、胸を貫かれる。
ヒトガミという名前一つで、命を奪われかけた。

うおお、第8話はそこをわざわざ思い出させる。
シルヴァリルからヒトガミを知っているかと尋ねられた瞬間。
ルーデウスの頭に蘇るのは、あのオルステッドとの遭遇。
だからルーデウスは簡単に本当のことを言わない。
一度答えを間違えて死にかけた記憶が、まだ強く残っている。

そして今度の舞台は、甲龍王ペルギウスが暮らす空中城塞。
地下には古い壁画。
そこには龍族を連想させる姿。
城へ入る途中ではヒトガミについて確認される。
第1期では龍神オルステッドとヒトガミ。
第3期では古い龍族を思わせる壁画とヒトガミ。
離れていた二つが、少しずつ近く見えてくる。

ただし、ここで全部を一つに決める必要はない。
壁画の龍族らしき姿がオルステッド本人を描いているとは限らない。
ペルギウスが、オルステッドとヒトガミの関係を説明したわけでもない。
第8話までで見えているのは、龍族へつながる人物や古い歴史の近くで、何度もヒトガミという名前が現れること。
そこまででも十分に不穏になる。

ネタバレを避けても「龍族とヒトガミの間に何かある」ことまでは見える

オルステッドは、アニメ第1期の時点ですでに特別な存在だった。
七大列強の一人。
龍神。
近づいただけでエリスとルイジェルドが恐怖する。
ルーデウスがこれまで出会った強者とは、明らかに格が違う。
しかも強さだけではなく、知っていることまで異常に多い。

そこへ第3期では、別の「龍」の名を持つ人物が現れる。
甲龍王ペルギウス。
こちらも普通の人間ではない。
ラプラス戦役を戦った英雄として知られ、空中城塞ケイオスブレイカーを居城にしている。
オルステッドとは雰囲気も立場も違う。
それでも「龍」という古い系統へつながる存在として気になる。

うおお、ここで壁画が効いてくる。
ケイオスブレイカーを手に入れた時から残っていた古い壁画。
他のものが失われても残り続けた。
ペルギウス自身も、そこに後世へ伝えようとするものを感じている。
つまり今の人物たちより遥か前の出来事が、あの場所へ残されている可能性がある。

そして龍族らしき姿を見ると、オルステッドの「龍神」という肩書きも急に古く感じられる。
ただ強いから龍神と呼ばれているだけなのか。
それとも、もっと古い龍族の歴史へつながっているのか。
第1期では考える材料が少なかった。
第8話の壁画まで来て、ようやく別の方向から見られるようになる。

しかもヒトガミも同じ。
第1期では、ルーデウスの夢へ現れる正体不明の存在だった。
助言をする。
親しげに話す。
それなのにオルステッドは、その名を知るルーデウスへ強烈な敵意を向ける。
当時は二人の間に何があるのか、ほとんど分からなかった。

第8話では、今度はペルギウスの城でヒトガミの名が出る。
シルヴァリルは軽い世間話として聞いているわけではない。
ルーデウスとシルフィに異変を確認したあと、ヒトガミについて尋ねる。
名前を知っているか。
さらに強い怒りや殺意を覚えないか。
ヒトガミという言葉そのものが、古い何かを確かめるために使われているように見える。

だからネタバレを避けても、ここまではかなり見えてくる。
オルステッドがヒトガミへ見せた反応は、単なる気分ではなさそう。
龍族という名前にも、現在だけでは終わらない歴史がありそう。
そしてケイオスブレイカーの壁画は、その遥か昔へ視線を向ける入口になっている。

オルステッドの正体を先まで知らなくてもいい。
ヒトガミとの間に何があったのかを全部知らなくてもいい。
むしろ第8話時点では、分からないままの方が不気味。
第1期で残った「なぜオルステッドはヒトガミへあそこまで反応したのか」という疑問が、壁画によって再び浮上したことが大きい。

第2章 第1期のオルステッドをもう一度見る|ヒトガミの名を聞いた瞬間に何が起きた?

赤竜の下顎でルーデウスへ投げられた「ヒトガミを知っているか」

オルステッドが初めて本格的に姿を見せたのは、第1期第21話「ターニングポイント2」。
ルーデウスたちは魔大陸からの長い帰還の旅を続けていた。
ルーデウス。
エリス。
ルイジェルド。
三人は故郷を目指し、赤竜の下顎を進んでいく。

そこで向こうから歩いてきたのがオルステッドと仮面の人物。
まだ剣を抜いたわけでもない。
襲ってきたわけでもない。
それなのにエリスとルイジェルドの様子がおかしくなる。
顔色が変わる。
体が震える。
強者を何人も見てきた二人が、近づいてくるだけの男へ本能的な恐怖を見せる。

ルーデウスには、その感覚が薄い。
だから会話ができる。
オルステッドもいきなり攻撃しない。
エリスの名前を知っている。
ルイジェルドについても知っている。
さらにはパウロについてまで知っている。
初対面のはずなのに、ルーデウスたちの周囲を以前から知っているような話し方をする。

うおお、ここが今見ても怖い。
何でも知っているようなのに、ルーデウスだけ知らない。
オルステッドは、ルーデウスを見て奇妙そうにする。
その存在だけが自分の知識から抜け落ちている。
ルーデウス側からすれば、何を基準に話しているのかすら分からない。

そしてオルステッドが尋ねる。
ヒトガミを知っているか。
ルーデウスにとっては、知っている名前。
夢の中に現れ、何度も話してきた存在。
魔大陸での行動にも助言を与えてきた。
だから完全な初耳として流せない。

当時のルーデウスは、今ほどヒトガミとの関係を警戒していなかった。
相手が何者なのか分からない。
でもヒトガミを知っている人物が初めて現れた。
むしろ何か情報を持っているかもしれない。
そんな状況で、自分がヒトガミと接触していることを話してしまう。

答えた直後、オルステッドはルーデウスの命を奪うほど敵意を見せた

そこからは速い。
会話の空気が完全に変わる。
オルステッドはルーデウスを危険な存在として見る。
ルーデウスも魔術を使う。
だが、これまでの戦いとはまるで違う。
攻撃が通じない。

ルイジェルドが飛び込む。
スペルド族の戦士として、何度もルーデウスとエリスを守ってきた人物。
魔大陸でも圧倒的な強さを見せてきた。
そのルイジェルドですら、オルステッドには届かない。
力の差があまりにも大きい。

エリスも止まらない。
恐怖していても向かっていく。
ルーデウスを守ろうとする。
それでも状況は変えられない。
オルステッドは一人で、デッドエンドの三人を完全に圧倒する。
そしてルーデウスの胸を貫く。

ヒトガミを知っていると答えた。
それだけだった。
なのにルーデウスは死の寸前まで追い込まれた。
この体験があるから、第3期第8話でシルヴァリルから同じ名前を聞かれた瞬間、過去が蘇る。
ルーデウスにとって「ヒトガミを知っているか」は、普通の質問ではない。

しかもオルステッドは、誰彼構わず殺そうとしていたわけではない。
エリスとは会話する。
ルイジェルドとも会話する。
ルーデウスについても最初は確認している。
転換点になったのがヒトガミ。
だからこそ、その反応だけが異様に浮いて見える。

当時は分からない。
ヒトガミが何をしたのか。
オルステッドが何を知っているのか。
どうして龍神と呼ばれる人物が、そこまで敵視するのか。
ルーデウス自身にも答えはない。
視聴者にも、大きな謎として残された。

そして第8話。
数年を経て、同じ言葉がもう一度ルーデウスの前へ出てくる。
今度の場所は龍王ペルギウスの城。
さらに地下には、古い龍族を思わせる壁画まで残っている。
第1期では点だったオルステッドとヒトガミ。
第3期では、その周囲に龍族の古い歴史が見え始める。

うおお、この再登場が大きい。
第21話の出来事を知らなければ、シルヴァリルの質問は少し奇妙なだけ。
でもオルステッドとの遭遇を覚えていれば怖さが変わる。
またヒトガミ。
しかもまた龍族へ近い場所。
ルーデウスが警戒するだけでなく、見ている側も「あの時と何かつながっているのか」と考えたくなる。

それでも、第8話だけではまだ答えは出ない。
オルステッドの過去も明かされない。
ヒトガミとの間に何があるのかも語られない。
だから今見えているのは、同じ名前へ複数の龍族側の人物が反応しているという不穏な重なり。
その重なりを強く意識させるのが、ケイオスブレイカーの壁画になる。

第3章 第8話の壁画で再び龍族とヒトガミが近くに現れた

ケイオスブレイカーの巨大壁画には、古い龍族を思わせる姿が残っている

第8話でルーデウスたちが目にした巨大壁画。
最初に気になるのは、そこへ描かれた異様な姿の数々になる。
人間だけを並べた絵には見えない。
獣や魚、翼を持つ存在。
さらに龍を思わせる姿まで混じっている。

ケイオスブレイカー自体が、普通の城ではない。
空に浮かぶ巨大城塞。
現在の主は甲龍王ペルギウス。
しかも地下へ進むと、城の華やかな部分とはまるで違う古い空間が現れる。
そこで見つかるのが、あの壁画だった。

ペルギウスが新しく描かせたものでもない。
彼が城を手にした時には、すでに残されていたもの。
長い年月を経ても失われず、地下に存在し続けている。
だから描かれている出来事も、ペルギウスが活躍したラプラス戦役よりさらに古い可能性が浮かぶ。
壁画そのものが、現在とは違う時代を見せている。

うおお、そこで龍らしき姿を見るとオルステッドが浮かぶ。
第1期でルーデウスを圧倒した龍神。
第3期で登場した甲龍王ペルギウス。
そして地下に残る、さらに古い龍族らしき存在。
「龍」という言葉が、現在の強者だけでは終わらなくなってくる。

もちろん、壁画の龍らしき姿がオルステッド本人という話ではない。
むしろ逆。
オルステッドより遥か昔から、龍族へつながる歴史が存在したように見えることが重要になる。
第1期では突然現れた龍神だった。
第8話まで来ると、その肩書きの背後にかなり古い時間が感じられる。

ルーデウスが最初にオルステッドと会った時。
彼について知っていたことはほとんどなかった。
ただ、とんでもなく強い。
七大列強の一人。
龍神と呼ばれている。
それくらい。
なぜヒトガミを知っているのかも分からなかった。

でもケイオスブレイカーでは状況が少し変わる。
龍王の城。
古い壁画。
龍族を思わせる姿。
そしてヒトガミという名前。
第1期でバラバラだった情報が、同じ方向へ集まり始める。

第1期ではオルステッド、第3期ではペルギウス側からヒトガミの名が出た

壁画だけなら、まだ古代の絵として見ることもできる。
ところが第8話では、その近くでヒトガミという名前まで出てくる。
口にしたのはシルヴァリル。
ルーデウスとシルフィに異変が現れたあと、二人へヒトガミを知っているかと尋ねている。
さらに強い怒りや殺意が湧くかまで確認する。

この場面が、第1期と妙に重なる。
赤竜の下顎。
そこでもルーデウスは突然、ヒトガミを知っているかと聞かれた。
質問したのはオルステッド。
今度はペルギウスの城で、シルヴァリルから同じ名前を聞かれる。
場所も人物も違うのに、ヒトガミだけが共通している。

しかも両方とも龍族へ近い。
一方は龍神オルステッド。
もう一方は甲龍王ペルギウスが支配する空中城塞。
そこへ古代龍族らしき壁画まで加わる。
ここまで重なると、ヒトガミという存在と龍族の間に何か長いものがあるように感じてくる。

ただ、反応は同じではない。
オルステッドはルーデウスがヒトガミと関わっていると知ると、一気に敵へ回った。
ペルギウス側は違う。
シルヴァリルは質問をする。
反応を確かめる。
それだけで即座にルーデウスを殺そうとはしない。

ここが面白い。
同じ「ヒトガミ」という名前を知っていても、オルステッドとペルギウス側では温度が違う。
だから単純に、
龍族は全員ヒトガミを憎んでいる。
そう考えるだけでは足りない。
それぞれが持っている情報も、立場も違って見える。

第8話の壁画も同じ。
龍族とヒトガミの関係を全部説明してくれるわけではない。
むしろ何かがあったことだけを感じさせる。
誰が敵だったのか。
誰が何を失ったのか。
どうしてオルステッドがあれほど強く反応するのか。
まだ空白の部分がかなり大きい。

それでも、第1期とは違う。
あの頃はオルステッド一人の不可解な反応だった。
第3期では、古い壁画とペルギウス側までヒトガミの名へ触れる。
オルステッドだけの個人的な感情ではなく、もっと古いところへ根が伸びている可能性が見え始める。

だから第8話の壁画を見ると、赤竜の下顎で起きた出来事まで思い返したくなる。
あの時はただ恐ろしかったオルステッド。
ヒトガミの名を聞いた瞬間の変化。
その背後に何があったのか。
壁画は答えそのものではない。
でも、答えが現在より遥か昔にあることを感じさせる。

第4章 オルステッドは龍神、ペルギウスは甲龍王|二人は同じ立場ではない

どちらも「龍」の名を持つが、ルーデウスへの接し方はまるで違う

オルステッドとペルギウス。
二人の名前には、どちらも龍が入る。
龍神。
甲龍王。
圧倒的な力や長い歴史を感じさせる肩書き。
でもルーデウスが実際に会った時の印象は、まるで違っている。

オルステッドとの初対面は最悪だった。
赤竜の下顎で偶然遭遇。
会話は成立した。
ところがヒトガミの名を境に戦いへ変わる。
ルーデウスは胸を貫かれ、死の寸前まで追い込まれる。
ナナホシが止めなければ、その場で人生が終わっていたかもしれない。

一方のペルギウスは、最初からルーデウスを殺そうとはしない。
ケイオスブレイカーへ招き入れる。
話もする。
召喚術についても触れる。
ルーデウスの家族やシルフィについて興味を示す場面もある。
威圧感はあるが、オルステッドとの初対面とは全く違う。

うおお、ここを並べると「龍族だから同じ側」とは言いにくくなる。
オルステッドにはオルステッドの事情がある。
ペルギウスにはペルギウスの事情がある。
同じ古い系統へつながって見えても、考えていることまで同じとは限らない。
第8話は、その違いまで見せている。

ペルギウスにとって強く警戒する名前として出てくるのはラプラス。
四百年前。
世界を大きな戦乱へ巻き込んだ魔神。
ペルギウスは実際にその戦いへ参加した。
だからラプラスは歴史上の人物ではなく、自分自身が戦った相手になる。

オルステッドは違う。
第1期から強く反応したのはヒトガミ。
ルーデウスがヒトガミと接触していると分かっただけで、対応が大きく変わった。
この差を見ると、二人が同じ敵だけを見ているわけではないことが分かる。

だから第8話でペルギウスが出てきたからといって、
「オルステッドの仲間なのか」
「同じ目的で動いているのか」
と決めることもできない。
アニメで見えている範囲では、両者がそれぞれ別の立場を持つことだけが分かる。

ヒトガミへの温度差を見ると、オルステッドだけが異常に強く反応している

この二人を比べる時、一番気になるのがヒトガミへの反応。
ペルギウス側も名前を知っている。
シルヴァリルも知っている。
ルーデウスへ質問する程度には、無視できない存在として扱っている。
でも、その場ですぐ戦いにはならない。

シルヴァリルが確かめたのは、ルーデウスとシルフィの反応。
ヒトガミを知っているか。
その名を聞いて怒りや殺意が湧くか。
かなり特殊な質問ではある。
それでも、相手を即座に敵だと決めるものではなかった。

ところがオルステッドは違った。
ヒトガミを知っている。
さらに接触している。
そこまで分かったところで、ルーデウスへの態度が変わる。
強さを確認するための模擬戦でもない。
命を奪うところまで攻撃する。
反応の強さが一段どころではない。

この違いを見ると、オルステッドとヒトガミの間にはかなり深いものがあると感じる。
ただ嫌っている。
危険人物として知っている。
そういう程度では説明しにくい。
第1期の時点から、それほど強い感情として描かれていた。

しかもルーデウスは、オルステッドからヒトガミの詳しい説明を受けたわけではない。
だから当時は何も分からない。
自分を助けるような助言をしてきたヒトガミ。
その名前を出しただけで殺そうとするオルステッド。
どちらをどう見ればいいのか、判断材料が足りなかった。

第3期まで来ても、まだ全部は明かされない。
ただし状況は少し進む。
ヒトガミという名前を知る者が他にもいた。
その場所がペルギウスの城だった。
さらに地下には龍族へつながる古い壁画まで残っていた。
オルステッドの反応を考える材料が増えている。

ここで重要なのは、まだ正体を知らなくても見えること。
オルステッドは単なる「強い龍神」ではない。
ヒトガミという存在へ、他の人物とは明らかに違う反応を示す。
そして龍族へつながる古い歴史を感じさせるものが、第8話で新たに現れた。

壁画。
ペルギウス。
シルヴァリルの質問。
そして第1期のオルステッド。
それぞれを並べると、龍族とヒトガミの間にかなり古い何かが残っているように見える。
その中でもオルステッドだけは、現在もなおヒトガミを強く敵として見ている人物として浮かび上がる。

第5章 オルステッドだけがヒトガミへ激しく反応するのは何を示している?

ペルギウス側は確認するが、オルステッドはその場で敵へ回った

第8話まで来ると、ヒトガミという名前に対する人物ごとの差がかなり気になる。
シルヴァリルはルーデウスとシルフィへ質問した。
ヒトガミを知っているか。
その名を聞いて、強い怒りや殺意が湧いてこないか。
かなり特殊な確認だが、それだけで二人を敵とは判断していない。

ルーデウスが警戒したのは、むしろ過去の体験があったから。
赤竜の下顎でオルステッドから同じ名前を聞かれた。
その時は素直に答えた。
結果としてオルステッドの態度が変わり、戦いになった。
ルーデウスは胸を貫かれ、命を失う寸前まで追い詰められている。

ここを比べると温度差が大きい。
ペルギウスの城では、ヒトガミという言葉が確認の材料として使われる。
オルステッドの場合は違った。
ヒトガミと関わっている可能性が見えたルーデウスへ、即座に厳しい対応を取る。
ただ名前を知っている人物とは思えないほど反応が強い。

うおお、だから第1期の場面が今になって再び引っ掛かる。
オルステッドはヒトガミについて何を知っているのか。
どうして、あれほど警戒するのか。
ルーデウス自身が何かをしたわけでもないのに、ヒトガミとの接点だけで危険視された。
そこには普通ではない事情があるように見える。

しかもオルステッドは、ヒトガミという名前だけを知っている人物でもない。
少なくともルーデウスがヒトガミと接触していることを、非常に重く見ていた。
夢の中で助言を与えてくる謎の存在。
ルーデウスからすれば、まだ正体の見えない相手。
でもオルステッドにとっては、放置できない存在として映っている。

一方、第8話のペルギウス側では少し違う。
シルヴァリルはヒトガミの名を出す。
反応を見る。
それでも会話は続く。
ルーデウスはそのまま城内へ入り、ペルギウスとも謁見する。
同じヒトガミを知る側でも、対応がまるで同じではない。

だから「龍族へつながる者は全員ヒトガミを敵視している」と見るのも早い。
ペルギウスにはラプラスという強く警戒する相手がいる。
オルステッドには、ヒトガミへの際立った反応がある。
二人は同じ龍の名を持ちながら、見ている方向が違う。
ここにオルステッドの特殊さが出ている。

個人的な好き嫌いだけでは収まりにくいほど、反応が強い

オルステッドの反応で印象的なのは、その徹底ぶり。
ルーデウスとは初対面。
恨みがあるわけでもない。
エリスやルイジェルドには、むしろ以前から知っているような態度を取っていた。
だから最初から全員を敵と考えていたわけではない。
そこからヒトガミの名前一つで状況が変わる。

ルーデウスも当然抵抗する。
魔術を撃つ。
予見眼を使う。
これまでの強敵へ挑んだ時と同じように、何とか生き残ろうとする。
それでもオルステッドとの差は埋まらない。
ルーデウスの切り札すら、決定打にならない。
あの場面ではヒトガミの名が、その圧倒的な戦いを始める引き金になった。

これが単なる好き嫌いなら、あまりにも激しい。
ヒトガミという名前を聞くと機嫌が悪くなる程度ではない。
ヒトガミと接触するルーデウスそのものを危険視する。
そこまで行くと、オルステッドにとってヒトガミがどれほど大きな存在なのかが逆に気になってくる。
第1期では、その背景だけが丸ごと隠されていた。

第3期第8話では、そこへ新しい材料が加わる。
空中城塞。
甲龍王ペルギウス。
ヒトガミを知るシルヴァリル。
そして地下に残された古い壁画。
龍族を思わせる姿まで描かれている。

ここまで来ると、オルステッドの反応だけを一人の感情として見るのが難しくなる。
龍族という言葉そのものに、現在より古い歴史がある。
ヒトガミという名前も、その古い場所で何度もちらつく。
二つの間に何かがあったのではないか。
アニメだけでも、そこまで想像できる材料が揃い始めている。

ただし、まだ答えは出ない。
オルステッド本人は自分の過去を詳しく語っていない。
ペルギウスも、オルステッドとヒトガミの間に何があるのか説明していない。
壁画も言葉を発しない。
視聴者に見えるのは、離れた場面に残された反応だけになる。

それが逆に強い。
第1期では「なぜヒトガミを知っているだけで殺されかけたのか」。
第3期では「なぜ龍族へ近い場所で、またヒトガミの名が出るのか」。
同じ疑問が少しずつ大きくなっている。
オルステッドの異常な反応が、世界の古い歴史へ続く入口に見え始める。

第6章 古代龍族まで視線を広げると、第1期の反応が偶然には見えなくなる

壁画に龍族らしき姿があることで「龍神」という名の歴史が一気に古くなる

第1期でオルステッドが登場した時、「龍神」という肩書きは強さを表す名前のようにも見えた。
七大列強の一人。
ルイジェルドですら歯が立たない。
ルーデウスの魔術も通用しにくい。
その圧倒的な戦闘力だけでも、龍神と呼ばれる存在感は十分にあった。

でも第3期まで来ると、龍という言葉が強さだけではなくなる。
甲龍王ペルギウスがいる。
ラプラス戦役という何百年も前の戦いがある。
さらにケイオスブレイカーの地下には、それより古いものを思わせる壁画が残る。
そこへ龍族らしき姿まで描かれている。

うおお、「龍神」という名前の見え方が変わる。
オルステッドだけが突然持っている称号ではないように感じてくる。
龍族。
龍王。
龍神。
同じ龍へつながる言葉が、時代を越えて何度も出てくる。
オルステッドの背後にも、現在だけでは終わらない歴史がありそうに見える。

ペルギウス自身も、普通の人間の時間では生きていない。
四百年前のラプラス戦役を実際に戦った英雄。
現在でもその記憶を持っている。
そんな人物が暮らす城の地下に、本人ですら古いと感じる壁画が残っている。
時間の深さが一段ずつ増していく。

ルーデウスから見れば、ラプラス戦役ですら遥か昔。
歴史書の中に出てくる出来事に近い。
ところがペルギウスには自分の記憶。
さらに壁画は、そのペルギウスより前から存在している。
そこまで遡ると、オルステッドの龍神という名前にも別の重さが出てくる。

第1期では何者か分からなかった。
どこから来たのかも分からない。
なぜエリスたちを知っているのかも分からない。
なぜルーデウスだけ知らなかったのかも分からない。
オルステッドには最初から、時間そのものが普通ではないような不気味さがあった。

第8話の壁画は、その疑問に直接答えてはいない。
でも「龍族には非常に古い歴史がある」という方向へ視線を向けてくる。
そうなると、オルステッドについて分からないことも現在だけを見ていては解けないのではないか。
そんな見方が自然に出てくる。

ヒトガミとの間には、第1期では見えなかった大きな過去があるように感じられる

ここで改めて、第1期のヒトガミを見る。
ルーデウスにとってヒトガミは、夢の中へ現れる白い人物。
突然話しかけてくる。
未来について助言する。
怪しくはある。
それでも当初は、明確な敵として見る材料が少なかった。

実際、ルーデウスはヒトガミの助言によって行動を変えてきた。
魔大陸でも、その言葉を参考にする。
すべてを信用しているわけではない。
疑うこともある。
でもオルステッドのように、存在そのものへ強烈な敵意を向ける段階ではなかった。

だから赤竜の下顎で二人の認識がぶつかる。
ルーデウスにとっては、夢へ出てくる怪しい助言者。
オルステッドにとっては、名前が出ただけで警戒を最大まで高める相手。
同じヒトガミを見ているのに、受け止め方がまるで違う。
その差がずっと残っていた。

そして第8話。
今度は古い龍族を思わせる壁画の近くで、ヒトガミの名が再び出る。
シルヴァリルが知っている。
ペルギウスの城で確認される。
ルーデウス自身もオルステッドを思い出す。
第1期で単独だった出来事に、別の場所から線が伸びてくる。

ここまで重なると、ヒトガミとオルステッドの間には過去から続く何かがあるように感じられる。
ただし、その中身はまだアニメで全部を見せられていない。
誰が何をしたのか。
龍族とヒトガミがどの時代から関わっているのか。
オルステッドがどこまで知っているのか。
そこは先に残された部分になる。

だから今は、壁画を答えとして見るより手掛かりとして見る方が面白い。
古代龍族らしき存在がいた。
その歴史は現在の龍神という言葉へ続いているように見える。
その龍神オルステッドは、ヒトガミを異常なほど警戒する。
この三点だけでも、第1期の場面を見返すには十分になる。

特に赤竜の下顎での質問。
なぜ最初にヒトガミを知っているか確認したのか。
なぜルーデウスの返答がそこまで重かったのか。
当時は唐突に見えた。
第8話の壁画まで見ると、あの質問にはオルステッド自身のかなり古い事情が重なっている可能性を感じる。

そしてオルステッドは、ただ世界最強級だから怖いのではない。
何かを知っている。
ルーデウスの知らない過去を背負っている。
ヒトガミという存在についても、ルーデウスとは全く違う場所から見ている。
その底の見えなさが、第3期に入ってさらに大きくなる。

第8話の壁画が面白いのは、オルステッド本人がその場にいないこと。
姿を見せなくても、龍族という言葉だけで彼を思い出せる。
そこへヒトガミの名前まで重なる。
第1期で置かれた大きな疑問が、何年も経った物語の中でも消えず、さらに古い歴史へ伸び始めている。

第7章 第1期の「怖すぎる龍神」が、第8話の壁画で別の人物に見えてくる

赤竜の下顎では謎だったヒトガミへの敵意が、龍族の長い歴史へつながり始める

第1期で初めてオルステッドを見た時。
何より強烈だったのは、その圧倒的な恐ろしさだった。
ルイジェルドが警戒する。
エリスも体を強張らせる。
そしてルーデウスは、相手の正体も分からないまま会話することになる。

オルステッドは妙に多くのことを知っていた。
エリスを知っている。
ルイジェルドを知っている。
パウロについても知っている。
ところが、ルーデウスについてだけは知らない。
この時点ですでに、普通の人物ではない空気があった。

そして出てきたのがヒトガミという名前。
ルーデウスにとっては、夢の中で何度も会っている相手。
助言をくれる。
怪しさはある。
それでも当時は、世界を揺るがすほどの存在だとは分からない。
だからオルステッドとの認識には大きな差があった。

うおお、そこから一気に状況が変わった。
ヒトガミと関わっていることが伝わる。
オルステッドの態度が変わる。
ルイジェルドが止めようとしても届かない。
エリスも向かっていく。
最後にはルーデウスの胸が貫かれる。

第1期だけなら、この場面は大きな謎として残る。
なぜヒトガミなのか。
なぜオルステッドはそこまで反応するのか。
龍神という肩書きとヒトガミに、どんな接点があるのか。
オルステッド自身が説明しないため、答えのないまま物語は先へ進んだ。

ところが第3期第8話で、あの疑問が再び戻ってくる。
舞台はケイオスブレイカー。
甲龍王ペルギウスの城。
シルヴァリルがヒトガミという名前を口にする。
地下には、さらに古い龍族を思わせる巨大壁画まで残されている。

ここで第1期と第3期が重なる。
龍神オルステッド。
甲龍王ペルギウス。
古代龍族らしき壁画。
ヒトガミという同じ名前。
一度だけなら偶然にも見えたものが、何度も同じ周辺に現れ始める。

だからオルステッドの敵意も、少し違って見えてくる。
目の前のルーデウス個人への怒りではない。
ヒトガミという名前の向こう側に、もっと大きな何かを見ているように感じられる。
その何かが現在だけではなく、壁画に残るほど古い時代へ伸びている。
第8話によって、そこまで想像できるようになった。

正体をまだ知らなくても、オルステッドが古い戦いへつながる人物だと感じられる

オルステッドについては、まだ分からないことが多い。
どこまでヒトガミを知っているのか。
龍神とは何なのか。
どうして他の人物について、あれほど詳しいのか。
ルーデウスだけを知らなかったのはなぜなのか。
第1期から残された疑問は、かなり多い。

でも第8話を見ると、一つだけ印象が変わる。
オルステッドを現在だけの人物として見にくくなる。
ケイオスブレイカーには、遥か昔から残る壁画がある。
そこには龍族を思わせる姿がいる。
龍という存在そのものに、ルーデウスの知らない長い歴史があると感じられる。

ペルギウスも同じ流れを強める。
四百年前のラプラス戦役を実際に知る英雄。
普通の人間なら歴史書でしか知らない出来事を、自分の過去として持っている。
そんなペルギウスよりも壁画は古い。
龍族へつながる時間の深さが、ここで一気に広がる。

うおお、そうなるとオルステッドの龍神という名前も軽くない。
単に最強級だから付いた格好いい呼び名。
それだけではないように感じられる。
龍族。
龍王。
龍神。
何度も出てくる「龍」の名の奥に、まだ語られていない歴史がある。

そして、その古い歴史の近くにヒトガミがちらつく。
オルステッドはヒトガミへ激しく反応する。
ペルギウスの城でもヒトガミの名が確認される。
壁画には古代龍族らしき姿が残る。
まだ答えは出ていない。
でも方向だけは少しずつ見えてきた。

だから第8話まで見たあとで赤竜の下顎を思い返すと、オルステッドの印象が変わる。
ただ怖い。
ただ強い。
突然ルーデウスを殺しかけた。
それだけの人物ではなくなる。
ルーデウスの知らない古い事情を抱えている人物に見えてくる。

ナナホシがオルステッドと行動していたことも、今になるとさらに気になる。
なぜ彼女は龍神と一緒にいたのか。
なぜオルステッドは世界の人物について詳しかったのか。
なぜヒトガミだけには、あれほど強く反応したのか。
一つの謎を追うと、別の謎まで再び浮かび上がる。

それでも今は、全部を知る必要はない。
第8話の壁画から分かるのは、オルステッドの話が現在だけでは終わらないこと。
龍族の歴史は遥か昔まで続いている。
そしてヒトガミとの間にも、ルーデウスがまだ知らない何かが残っている。
その気配だけでも十分に大きい。

第1期では「何者なんだ、この龍神」という驚きが残った。
第3期ではそこへ「この人物はどれほど古い話につながっているのか」という疑問が加わる。
ケイオスブレイカーの壁画は、オルステッドの正体を直接教えてくれるものではない。
でも、彼を見るための時間軸を一気に昔へ広げてくれる。

だから壁画とオルステッドは、同じ人物を描いているからつながるのではない。
古代龍族。
ヒトガミ。
そして現在の龍神。
それぞれの間に、まだ語られていない長い歴史があるように見えるからつながる。
第8話は、第1期から残っていたオルステッド最大級の謎を、もう一度強く意識させる回になっている。

無職転生Ⅲまとめ

『無職転生Ⅲ』の記事を、第3期の放送範囲・ナナホシと転移事件・ペルギウスと空中城塞・未来ルーデウス・オルステッド・魔導鎧・エリスとの再会・ルーデウスの家族などに分けてまとめています。
ルーデウス、エリス、シルフィ、ロキシー、ナナホシ、ペルギウス、オルステッド、ゼニス、アリエル、クリフ、エリナリーゼなど、気になる人物や物語の謎はこちらから探せます。

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