『ぐらんぶる4期』は制作決定したが、放送開始日はまだ発表されていない。3期最終回「沖縄再上陸(裏)」は原作16巻の第64話に当たり、その続きは同じ16巻の第65話「二日目のカオス」から始まる。
そして4期制作決定ビジュアルに千紗・愛菜・桜子が並んだことからも、Season 4では沖縄旅行の続きから伊織をめぐる恋愛関係が一段大きく動く可能性が高い。
★第1章 ぐらんぶる4期はいつから?原作は16巻65話から続く可能性が高い
| 確認すること | 現在どうなっている? |
|---|---|
| Season 4 | 制作決定済み |
| 放送開始日 | まだ公式発表なし |
| Season 3最終地点 | 原作16巻・第64話「沖縄再上陸(裏)」 |
| 原作の続き | 同じ16巻の第65話「二日目のカオス」 |
| 注意点 | 「4期=17巻から」ではなく、16巻にまだ1話残っている |
Season 4は制作決定済みだが放送開始日はまだ発表されていない
『ぐらんぶる』Season 4は、
Season 3最終第12話「沖縄再上陸(裏)」の放送直後に制作決定が発表された。
つまり4期そのものは決まっている。
ただし2026年9月22日現在、
放送開始日や放送局、配信時期などの詳しい続報はまだ出ていない。
ここは「4期があるのか」と「4期がいつ始まるのか」を分けて考えたい。
Season 3最終回を見終わった時点で、
次のアニメシリーズが作られること自体は確定している。
一方で「2027年○月から」といった具体的な時期については、
現段階では公式発表を待つ状態になっている。
ただ今回の発表で面白いのは、
制作決定ビジュアルに古手川千紗、吉原愛菜、毒島桜子の三人が並んでいること。
Season 3では伊織と千紗の沖縄旅行を、
愛菜と耕平が後ろから追う形で恋愛騒動が膨らんでいった。
そこへ4期では、
これまで少し違う位置にいた桜子まで前面へ出てくることが示されている。
思い返すとSeason 1序盤の伊織は、
恋愛どころかPaBの先輩たちに服を奪われ、
酒と裸とダイビングに巻き込まれるだけで精一杯だった。
千紗とも一つ屋根の下で暮らしながら、
最初から男女らしい空気があったわけではない。
それがSeason 3では、
二人だけで沖縄へ旅行するところまで関係が変わった。
しかも今回の制作決定は、
単に「人気だから続きを作ります」という見せ方ではない。
公開されたビジュアル自体が、
伊織を中心に千紗、愛菜、桜子が並ぶ形になっている。
Season 4ではダイビングや馬鹿騒ぎだけでなく、
これまで何度も寸前で流れてきた伊織の恋愛が、
さらに表へ出てくる展開になりそうだ。
3期最終回の続きは原作16巻第65話「二日目のカオス」から
原作からSeason 3最終回の続きを読みたい場合は、
基本的に16巻の第65話「二日目のカオス」から読めばつながる。
アニメ第12話の題名「沖縄再上陸(裏)」は、
原作第64話「沖縄再上陸(裏)」と同じ。
その直後に置かれているのが、
第65話「二日目のカオス」である。
つまり「4期だから17巻から」と考えると、
少し早い。
Season 3は16巻を完全に消化し切ったところではなく、
沖縄旅行の途中で区切られた形になっている。
原作16巻には第62話から第65話まで収録されており、
第64話の次にもう一話、
沖縄で起きる騒動が残っている。
巻単位で買うなら16巻から読んでもいい。
第62話では伊織と千紗の沖縄旅行を知った愛菜たちが動き、
第63話では伊織と千紗側の沖縄旅行、
第64話ではその裏側で愛菜と耕平が何をしていたのかが描かれる。
アニメSeason 3の終盤を、
もう一度原作側から追い直せる巻でもある。
そして第65話へ進むと、
「伊織と千紗が二人で沖縄にいる」という状況そのものが、
別の人物まで巻き込む火種になっていく。
Season 3最終回で沖縄編が一段落したように見えても、
原作ではまだ完全には終わっていない。
むしろ4期につながる恋愛騒動は、
ここから人数を増やしながら大きくなっていく。
だからSeason 4を待てずに続きを知りたい人は、
「17巻から」ではなく、
まず16巻65話を入口にするのが自然。
Season 3最終回で止まった場所から、
ほとんど段差なく次へ進めるからである。
そしてこの一話が、
その後の千紗、愛菜、桜子を含めた流れへつながっていく。
4期制作決定ビジュアルに三人が並んだ光景は、
突然生まれた構図ではない。
Season 3最後の沖縄旅行が、
そのまま次の恋愛騒動へ渡されているのである。
★第2章 なぜ16巻65話から?Season 3最終回「沖縄再上陸(裏)」の到達点
| 順番 | 中心人物 | 何が起こる? |
|---|---|---|
| 第11話「表」 | 伊織・千紗 | 二人で沖縄を回り、二人だけの時間が増える |
| 第12話「裏」 | 愛菜・耕平 | 二人を追跡し、ラブホテル騒動まで発生 |
| 原作65話 | さらに人物が増える | 「二日目のカオス」で沖縄旅行そのものが続く |
| つまり | Season 3最終回は沖縄編の完全終了ではなく、4期へ渡す途中の区切り | |
第11話「表」と第12話「裏」は同じ沖縄旅行を別方向から見ている
Season 3第11話の題名は、
「沖縄再上陸(表)」。
伊織と千紗が二人で沖縄を移動し、
レンタカーで観光し、
海では千紗が泳ぎの苦手な伊織を相手にするなど、
二人だけの時間が長く続いた回だった。
この場面が効いているのは、
二人が最初から恋人として旅行したわけではないところ。
伊織と千紗は同じ家で暮らし、
普段から顔を合わせている。
それでもPaBの仲間や奈々華たちが周囲にいる時と、
二人だけで遠くへ旅行する時では空気がまったく違う。
Season 1の沖縄では、
伊織たちはPaB一行として現地へ入り、
学科試験やダイビングを全員で騒ぎながら乗り切っていた。
伊織と千紗だけが長時間向き合う旅行ではない。
ところがSeason 3では、
同じ沖縄という場所を使いながら、
今度は二人だけで過ごす時間そのものが前へ出てくる。
だから愛菜は放っておけなかった。
伊織に好意を持つ愛菜から見れば、
千紗と伊織が二人きりで旅行する状況はかなり危険に映る。
旅行を止められなければ、
今度は耕平を巻き込んで後から沖縄へ追い掛ける。
第11話の「表」で見えていた景色の裏では、
この追跡が同時進行していた。
第12話「沖縄再上陸(裏)」は、
その愛菜と耕平側へ視点を移した回になる。
愛菜は伊織と千紗に何か起きないよう監視するために来たはずなのに、
追跡するうちに自分が耕平と二人で行動する時間が増えていく。
しかも宿泊の流れから、
二人はラブホテルへ入ることになる。
さらに耕平には、
声優・水樹カヤの結婚という強烈な出来事まで重なる。
普段なら女性とラブホテルにいるだけで十分大騒ぎになる場面なのに、
耕平の頭は別方向へ飛んでいる。
そして翌朝、
ホテルから一緒に出てきた愛菜と耕平を、
よりによって伊織と千紗が目撃する。
事情を全部知っている視聴者には笑える。
しかし伊織と千紗から見れば、
愛菜と耕平がラブホテルから一緒に出てきたという結果しか見えない。
伊織と千紗を監視しに来た二人の方が、
何かあったように見えてしまう。
「表」と「裏」を二話に分けた面白さが、
最後に一つの場所でぶつかる形になっている。
ラブホテルの誤解で終わらず、第65話から沖縄の人間関係がさらに増えていく
Season 3最終回だけを見ると、
愛菜と耕平のラブホテル騒動が大きな締めに見える。
だが原作では、
第64話「沖縄再上陸(裏)」の次に、
第65話「二日目のカオス」が残っている。
つまりアニメが終わった地点でも、
沖縄旅行そのものはまだ続いている。
ここが4期の原作開始位置を考える時に重要になる。
第64話までで描かれたのは、
伊織と千紗の二人旅と、
それを追ってきた愛菜と耕平の合流まで。
まだ「沖縄旅行の後日談」に入ったわけではなく、
同じ旅の途中にいる。
そして原作16巻の紹介でも、
伊織と千紗の二人旅、
それを知って耕平と結託する愛菜、
さらに想定外の人物が現れる流れが前面に出されている。
最初は二人だけだった沖縄旅行が、
愛菜と耕平を呼び込み、
さらに別の人物まで加わる。
人数が増えるほど、
伊織を中心にした感情も複雑になっていく。
この変化は、
Season 1から見ているほど分かりやすい。
最初の伊織は千紗と恋愛を進めるどころか、
大学生活を普通に送ることすらできず、
PaBの飲み会と先輩たちの無茶に振り回されていた。
愛菜も初登場時から今の距離だったわけではなく、
大学生活やPaBでの時間を通して伊織への気持ちを深めてきた。
Season 3では、
その積み重ねが沖縄へ集まった。
伊織と千紗が二人で旅行する。
愛菜はそれを止めたくて追い掛ける。
耕平は愛菜に巻き込まれる。
そして最終回まで進んでも、
まだ沖縄から帰っていない。
だから第65話は、
単なる「アニメで一話だけ残った部分」ではない。
Season 3で大きく動いた伊織、千紗、愛菜の関係を、
Season 4側へ渡す一話になる。
制作決定ビジュアルで桜子まで前面に出てきたことを考えても、
4期はこの沖縄旅行の続きを受け取って始まる可能性が高い。
原作の続きを最短で追うなら16巻65話から。
前後の流れまで再体験したいなら16巻の最初から。
この二つを覚えておけば、
Season 3最終回の続きがどこなのか迷いにくい。
そして16巻65話の先には、
「伊織と千紗の二人旅だったはずの沖縄」が、
さらに別の形へ変わっていく展開が待っている。
Season 4制作決定ビジュアルで、
なぜ千紗だけでなく愛菜と桜子まで並んでいるのか。
その答えへ最初につながる場所が、
Season 3のすぐ先に残された第65話なのである。
★第3章 ぐらんぶる4期はいつ放送されそう?Season 2から3までの流れを見る
| 比較 | Season 2 → 3 | Season 3 → 4 |
|---|---|---|
| 続編発表 | 最終回直後 | 最終回直後 |
| 次期開始まで | 約10か月 | まだ不明 |
| 制作そのもの | 決定済みだった | 制作決定済み |
| 現在言えること | 実績として参考になる | 放送時期は公式続報待ち |
Season 2最終回で3期制作決定、その約10か月後にSeason 3が始まった
『ぐらんぶる』Season 4について、
2026年9月22日現在で分かっているのは「制作決定」まで。
Season 3最終第12話「沖縄再上陸(裏)」の放送直後に発表されたが、
「2027年○月放送開始」といった具体的な時期はまだ明かされていない。
そのため現段階で放送月まで断定することはできない。
ただし一つ参考になるのが、
直前のSeason 2からSeason 3までの動きである。
Season 2最終第12話「これでチャラ」が放送された2025年9月22日、
その本編終了に合わせてSeason 3制作決定が発表された。
そしてSeason 3は翌2026年7月6日から放送が始まっている。
制作決定から実際の放送開始までは、
およそ9か月半。
しかもSeason 3の場合、
制作決定と同時にすべての情報が出たわけではない。
2026年3月になってティザービジュアルと「7月放送」が発表され、
6月11日に7月6日開始という具体的な日付まで明らかになった。
この流れを覚えておくと、
Season 4も「制作決定したのに放送日が書かれていない」と心配する必要はない。
『ぐらんぶる』では前回も、
最終回でまず次期制作だけを知らせ、
数か月後にビジュアル、PV、新キャラクター、放送日を順番に出している。
今回もまず続きを作ることだけが先に発表された段階と考えればいい。
そもそもSeason 2からSeason 3へのつなぎ方は、
かなり分かりやすかった。
Season 2第12話では、
無人島で着替えていた千紗を伊織が誤って見てしまい、
それまで兄妹や悪友に近かった二人が急に異性を意識する空気になった。
千紗は伊織を避け、
伊織も「怒っているだけではない」と気づきながら距離を測っていた。
その直後にSeason 3制作が発表され、
次のシリーズではパラオ旅行、
さらに終盤では千紗と伊織の沖縄二人旅まで描かれた。
つまり前シーズン最終回で動き始めた感情が、
次シーズンを通してさらに先へ運ばれている。
Season 4も同じように、
Season 3最終回で残した沖縄旅行をそのまま受け取る位置にある。
もちろん、
前回が約10か月だったから今回も同じとは限らない。
Season 1は2018年、
Season 2は2025年だったため、
『ぐらんぶる』には七年間も続編が空いた時期が実際にある。
過去の間隔だけから「2027年夏で確定」と書くのは危険である。
ただSeason 2とSeason 3は事情が違う。
Season 2放送終了時点ですぐSeason 3制作が発表され、
さらに今回はSeason 3終了直後にSeason 4制作まで決まった。
少なくともSeason 1終了後のように、
次があるのか分からないまま長期間待つ状態ではなくなっている。
2026年9月22日時点では、
「Season 4制作決定、放送日は未発表」が正確な答え。
今後まず注目したいのは、
ティザービジュアルやティザーPVと一緒に出る放送時期である。
前回と同じ流れなら、
そこで「○年○月放送」という大きな目安が初めて見えてくる。
4期も最終回直後に制作決定したが、現時点では2027年放送とは断定できない
Season 4が比較的早く発表された背景には、
Season 3の物語が「ここで全部終わった」という終わり方をしていないこともある。
第11話「沖縄再上陸(表)」では、
伊織と千紗が二人で沖縄を回る一方、
愛菜は二人の旅行を阻止しようと耕平まで連れて沖縄へ向かった。
そして第12話「裏」では、
その愛菜と耕平側の大騒動が描かれた。
最終回の最後まで見ても、
伊織たちはまだ沖縄にいる。
原作でもその直後に第65話「二日目のカオス」が続き、
さらに17巻では沖縄の夜がもっと騒がしくなっていく。
話として綺麗に帰宅して次章へ移ったのではなく、
アニメが沖縄編の真ん中で「続きは次へ」と切った形に近い。
そこへ最終回放送直後、
Season 4制作決定ビジュアルが公開された。
しかも描かれている中心人物は、
千紗、愛菜、桜子。
Season 3を見終えたばかりなら、
「なぜここに桜子までいるのか」が気になる配置になっている。
だから4期の放送時期を待つ間も、
Season 3最終回を単独の終点として考えない方が分かりやすい。
Season 2最終回で伊織と千紗が異性として意識し始め、
Season 3では二人だけの沖縄旅行まで進み、
その旅行を愛菜が追いかけた。
次はそこへ桜子がどう入ってくるのかが焦点になる。
放送開始日はまだ白紙に見えても、
物語が向かう先はかなりはっきりしている。
だからSeason 4の続報で最初に確認したいのは日付だけではない。
新しいビジュアルやPVで、
千紗、愛菜、桜子の誰がどの場面まで描かれているか。
そこを見ると4期が原作のどこまで進むのかも、少しずつ見えてくる。
★第4章 4期はどんな話になる?制作決定ビジュアルに千紗・愛菜・桜子が並んだワケ
| 人物 | 伊織との現在地 | 4期で動くポイント |
|---|---|---|
| 千紗 | Season 3で二人きりの沖縄旅行 | 近いのに気持ちを言葉へしない |
| 愛菜 | 伊織への好意を持ち、千紗を警戒 | 桜子の接近を今度は止める側へ |
| 桜子 | Season 2以降に伊織を見る目が変化 | 自分から伊織へ距離を詰める |
| 伊織 | 女性側の感情に気付きにくい | 三方向から関係を動かされる中心人物 |
※ここからは原作16巻以降の内容に触れます。
伊織と千紗だけの沖縄旅行から、三人のヒロインが動く展開へ変わる
Season 4制作決定ビジュアルを見て、
まず気になるのが千紗、愛菜、桜子の三人である。
公式側も「伊織をめぐる恋のバトルの過熱化」を予感させる見せ方をしており、
これは単に人気女性キャラを一枚へ集めたわけではない。
原作16巻から17巻へ進む流れとかなり直接につながっている。
ここまでの中心にいたのは、
まず千紗だった。
Season 2最終回では、
テントへ間違って入った伊織に裸を見られた千紗が露骨に彼を避け始める。
それまで伊織を男としてほとんど意識していなかった千紗が、
顔を合わせるだけで以前と同じ態度を取れなくなった場面だった。
伊織も、
ただ千紗に嫌われたと決めつけて終わらない。
ダイビングへ誘い、
二人の空気を元へ戻そうとする。
Season 1序盤では伊織と千紗が「付き合っている」と周囲へ誤魔化しても、
本人たちに本当の恋人らしさはほとんどなかった。
その二人がSeason 2終盤から、少しずつ異性を意識するようになった。
Season 3では、
さらに距離が縮まる。
パラオでの出来事を経て、
終盤には伊織と千紗が二人だけで沖縄へ旅行する。
レンタカーで移動し、
海へ行き、
宿泊先でも長い時間を一緒に過ごす。
Season 1の沖縄がPaB全員の合宿だったことを考えると、かなり違う。
そして黙っていられないのが愛菜だった。
愛菜は伊織と千紗の沖縄旅行を知ると、
二人だけにさせないため耕平と組む。
自分も沖縄へ渡り、
離れた場所から二人の行動を追い、
何か起きないか気にし続ける。
好意を隠しながら眺めている段階から、実際に止めに動くところまで来ている。
ところが第12話では、
その愛菜自身が耕平とラブホテルへ入る羽目になる。
翌朝二人で出てきたところを伊織と千紗に見られ、
監視する側だった愛菜が、
逆に「耕平と何かあったのでは」と誤解されそうな立場になる。
恋愛と馬鹿騒ぎを同じ場面で成立させる『ぐらんぶる』らしい終わり方だった。
ここまでは、
伊織、千紗、愛菜、
そして巻き込まれ役の耕平で話が回っていた。
ところが原作では、
この沖縄旅行へもう一人の女性が入り込む。
それがSeason 4制作決定ビジュアルで、
千紗と愛菜に並んで描かれた毒島桜子である。
16巻65話から桜子が入り、17巻では伊織をめぐる騒動が一段大きくなる
桜子が重要なのは、
単に4期から突然増える恋愛要員ではないところにある。
伊織とは以前から接点があり、
最初はむしろ印象が良くなかった。
桜子は自分の外見にも自信があり、
男を見る時にもかなりはっきりした基準を持っているため、
伊織を最初から理想の相手として追いかけていたわけではない。
その関係が少しずつ変わったのが、
同じ場所で働くようになってから。
伊織は普段こそPaBで裸になり、
耕平たちと馬鹿をやり、
女性相手でも平気で余計なことを言う。
しかし困っている相手を見れば、
意外なところで手を貸し、自分だけ得をしようとはしない。
桜子も、
そうした伊織の一面を見る時間が増えていく。
第一印象だけなら恋愛候補にも見えなかった男が、
何度も顔を合わせるうちに違って見えてくる。
Season 4で桜子が前面へ出る流れは、
沖縄でいきなり始まるのではなく、
それ以前の積み重ねがあるから成立する。
そして原作17巻へ進むと、
その桜子が伊織へかなり直接的に動き出す。
きっかけの一つになるのが、
伊織が宝くじで「億男になった」と桜子が誤解する騒動。
講談社の17巻紹介でも、
桜子が伊織へ猛アタックし、
愛菜が必死に防ぐ展開が大きく打ち出されている。
ここで面白いのは、
愛菜の立場まで変わること。
Season 3では、
愛菜が一番警戒していた相手は千紗だった。
伊織と千紗が二人で沖縄へ行く。
だから自分も耕平を連れて追い掛ける。
ところが次は桜子が真正面から伊織へ近づいてくる。
千紗は伊織と二人旅をした相手。
愛菜は以前から伊織への好意を抱き、
二人旅まで止めに来た相手。
桜子はそこへ後から入るのに、
遠慮せず自分から距離を詰めてくる相手。
同じ「伊織が気になる女性」でも、三人の動き方はまったく違う。
だからSeason 4制作決定ビジュアルで、
この三人が並んでいることには原作上の流れがある。
Season 3までの恋愛は、
伊織と千紗が少しずつ互いを意識し、
愛菜が横から気にする形が中心だった。
4期ではそこへ桜子が本格的に入り、待っているだけでは済まなくなる。
しかも舞台は、
Season 3最終回から続く沖縄。
伊織と千紗の二人旅行を止めるために愛菜が来て、
愛菜に連れられて耕平が来て、
さらに桜子まで加わる。
最初は二人だったはずの旅行が、気づけば恋愛騒動の中心地へ変わっていく。
Season 4で注目したいのは、
「伊織は最終的に誰を選ぶのか」だけではない。
なぜ千紗が伊織を男として意識するようになったのか。
なぜ愛菜は沖縄まで追い掛けたのか。
そして、なぜ桜子まで伊織へ近づくようになったのか。
そこまで振り返ると、
Season 4制作決定ビジュアルの三人は突然選ばれたわけではないと分かる。
Season 2最終回から動き出した伊織の恋愛が、
Season 3の沖縄旅行で一気に表へ出て、
Season 4では三方向からぶつかり始める。
4期はその続きとして始まる可能性が高いのである。
★第5章 桜子はなぜ4期の中心へ入る?Season 2から積み重なっていた伊織との変化
| 段階 | 伊織との関係 | 桜子の変化 |
|---|---|---|
| ① 最初 | 因縁の相手 | 恋愛対象として見ていない |
| ② バイト | 同じ職場で接する | 伊織を近くから見る時間が増える |
| ③ 再評価 | 困った相手を助ける姿を見る | 印象が少しずつ変わる |
| ④ 4期周辺 | 伊織へ直接近づく | 千紗・愛菜とは違う積極型として前面へ |
最初は因縁の相手だった桜子が、バイト先で伊織を見直していった
毒島桜子は、
最初から伊織へ好意を持っていた女性ではない。
Season 2で本格登場した時点では、
青海女子大の学園祭をめぐる一件から伊織とは因縁があり、
公式紹介でも「プライドが高いが実は努力家」とされる人物だった。
愛菜のように最初から伊織を気に掛けていた立場とはかなり違う。
その距離が変わり始めるのがSeason 2第8話「バイト仲間」。
パラオ旅行の資金を貯めるため、
伊織がファミレスで働き始めると、
そこで先輩として待っていたのが桜子だった。
伊織を威圧しながら仕事を教える桜子と、
PaBの常識をそのまま持ち込んでしまう伊織の組み合わせになる。
伊織は客への挨拶で上半身裸になろうとし、
出された水に酒が入っていないことを証明する感覚で、
火を使おうとするほど完全にPaBへ染まっている。
桜子から見れば、
まともな新人とはとても呼べない。
この時点では恋愛以前に、
仕事を教える側と問題児という距離だった。
ところが同じ職場で顔を合わせることで、
桜子は伊織の別の部分まで見るようになる。
伊織は普段こそ裸で騒ぎ、
耕平や山本たちと最低な争いを始める男だが、
誰かが本当に困っている時には意外と見捨てない。
その性格は愛菜の実家問題でも、
千紗との関係でも何度も出ていた。
Season 2第10話「映画デート」でも、
伊織は愛菜が実家へ戻らなければならない事情を知ると、
デートが成功したかどうかより先に、
愛菜が伊豆へ残る方法を耕平と考え始める。
女性にモテようとしている時より、
誰かを助けようとしている時の方が伊織らしさが出る。
桜子もバイトを通じて、そうした表裏を近い場所から見ることになる。
さらに第9話「好きなの?」では、
伊織、桜子、乙矢たちが一緒にダイビングへ行く。
この時の桜子が狙っている相手は乙矢で、
伊織ではない。
桜子は乙矢との距離を縮めようと動く一方、
乙矢の方は伊織への憧れを強めてしまい、
思惑通りには進まない。
ここが後の桜子を見るうえで面白いところである。
最初の桜子にとって、
伊織は自分が追いかける男性ではなく、
むしろ乙矢との間へ入り込んでくる厄介な相手に近い。
だから後に桜子が伊織へ直接近づく展開は、
最初から決まっていた恋ではなく、
何度も関わる中で見方が変わった結果として見えてくる。
Season 1の頃を考えても、
伊織自身が女性から恋愛対象として見られる人物ではなかった。
大学へ入った初日からPaBに捕まり、
千紗からも汚物を見るような扱いをされ、
耕平とは女性を巡って醜い争いを続けていた。
その伊織がSeason 2では愛菜とデートし、
桜子や乙矢と同じ職場で働き、
千紗からも少しずつ違う目で見られるようになった。
つまりSeason 4で桜子が恋愛戦線へ入るのは、
急に追加された展開ではない。
Season 2のバイト編ですでに、
桜子が伊織の日常へ入る場所が作られていた。
最初は因縁。
次は職場の先輩後輩。
さらにダイビング仲間。
その接触が増えた先で、伊織を見る目まで変わっていく。
千紗と愛菜が慎重だからこそ、自分から動く桜子の存在が大きくなる
桜子が4期で目立つもう一つの大きな要素が、
千紗や愛菜とは行動の速さが違うところにある。
千紗はSeason 2最終回で伊織に裸を見られた後、
伊織を強く意識するようになったものの、
自分から「好き」と認めて近づくタイプではない。
むしろ意識したからこそ、避けてしまった。
愛菜はもっと分かりやすい。
Season 2第10話では自分から伊織を映画デートへ誘い、
一緒に買い物や食事までしている。
それでも伊織へ真正面から気持ちを伝えるところまでは進まず、
Season 3では伊織と千紗の沖縄旅行を知って焦り、
耕平を巻き込んで後から追跡する側へ回った。
二人とも伊織を意識しているのに、
決定的な一歩では止まっている。
千紗は自分の感情そのものに戸惑い、
愛菜は千紗との関係を強く警戒しながら動いている。
そこへ入ってくる桜子は、
同じ待ち方をする女性ではない。
原作17巻では、
伊織が宝くじで億男になったと桜子が勘違いし、
伊織へ猛アタックする展開が始まる。
愛菜はそれを目の前で止めようと必死になる。
講談社も17巻を、
桜子の猛攻と愛菜の防戦、
そして沖縄の夜がさらに過熱する巻として紹介している。
もちろん桜子の接近には、
「伊織が億男になった」という誤解も絡んでいる。
しかし重要なのは、
この騒動によって桜子が伊織との距離を一気に縮めること。
千紗も愛菜も慎重に進んできたところへ、
別の女性が外から強く踏み込んでくることで、
それまで動かなかった関係まで揺さぶられる。
Season 4制作決定ビジュアルで、
千紗、愛菜、桜子が並んでいるのは、
この三人が同じ方法で伊織を追うからではない。
むしろ反対である。
千紗は近くにいるのに気持ちを言葉へできない。
愛菜は好きだからこそ千紗を警戒して遠回りする。
桜子は状況が整えば自分から距離を詰めていく。
この違いが、
Season 4の恋愛騒動をこれまでより動かす。
Season 3までの伊織は、
自分から誰かを選ぶよりも、
周囲の女性の感情に気づかないまま巻き込まれることが多かった。
桜子が直接動けば、
伊織だけでなく千紗や愛菜まで黙っていられなくなる。
だから4期で見るべきなのは、
「桜子も伊織を好きになる」という一点だけではない。
桜子が前へ出ることで、
これまで止まっていた千紗と愛菜までどう動くのか。
そこまで含めて、
Season 2から続いていた伊織の恋愛が一段先へ進むのである。
★第6章 4期は原作何巻まで進みそう?17巻以降で伊織の恋愛が大きく動く
| 原作範囲 | 可能性 | 理由 |
|---|---|---|
| 16巻65話 | 開始地点 | Season 3第12話の直後だから |
| 17巻 | 有力 | 桜子の猛攻と愛菜の防戦が本格化 |
| 18巻以降 | 進む余地あり | 沖縄後も伊織と千紗を巡る騒動が続く |
| 終点 | 現時点では未発表。PV・話数構成が出るまで断定しない | |
17巻では桜子の猛攻と愛菜の防戦が始まり、沖縄旅行がさらに崩れていく
Season 4が原作16巻第65話付近から始まるなら、
その次に本格的な中心になるのが17巻である。
17巻では沖縄旅行が続き、
伊織と千紗だけだったはずの時間へ、
愛菜、耕平、桜子、さらに伊織の悪友たちまで絡んでくる。
二人旅として始まった沖縄が、ほとんど別の旅行へ変わっていく。
特に大きいのが桜子。
伊織が宝くじで大金を手にしたと誤解したことで、
桜子はそれまでとは違う勢いで伊織へ接近する。
Season 2第8話では、
ファミレスで桜子に仕事を教えられていた伊織が、
今度は沖縄で桜子から追われる側になる。
過去を見ているほど、この逆転が分かりやすい。
当然、
一番焦るのは愛菜である。
愛菜はSeason 3で、
伊織と千紗の二人旅を止めるために沖縄まで来た。
ところがようやく二人へ追いついたと思ったら、
今度は桜子という新しい相手まで現れる。
千紗だけを見ていればよかった状況が、一気に崩れる。
しかも桜子は、
遠くから様子を見る相手ではない。
伊織へ近づき、
愛菜はそれを止めようとする。
この攻防が17巻の大きな笑いになる一方で、
伊織の周囲にいる女性たちが、
それぞれ何を考えているのかまで見え始める。
さらに『ぐらんぶる』なので、
恋愛だけで静かに進むことはない。
伊織の悪友たちは、
仲間に女性関係の気配が出ただけで簡単に祝福してくれる連中ではない。
Season 1から何度も、
誰か一人だけが幸せになりそうになると全力で足を引っ張ってきた。
17巻でも沖縄の恋愛騒動へ、そうした連中まで絡んでくる。
ここが4期で映像化された場合、
かなり『ぐらんぶる』らしい部分になる。
桜子が伊織へ近づく。
愛菜が止める。
千紗も無関係ではいられない。
その横で男たちは伊織を殺しかねない勢いで妨害する。
恋愛が進みそうになるほど、馬鹿騒ぎも大きくなる。
そして17巻の先、
18巻では沖縄旅行で起きた出来事が日常へ持ち帰られる。
講談社の18巻紹介では、
伊織が千紗と深い関係になったと疑われ、
奈々華や悪友たちから命を狙われる騒動が前面に出されている。
つまり沖縄編が終わっても、そこで起きたことは消えない。
Season 2最終回で伊織と千紗が異性として意識し始め、
Season 3では二人だけの沖縄旅行へ進み、
Season 4候補となる17巻では桜子と愛菜まで正面から絡む。
この流れを見ると、
4期は「新しい事件が始まるシーズン」より、
ここ数シーズンで積み上げた恋愛関係が大きく動くシーズンになりやすい。
Season 3までの進み方を見ると、4期は17巻だけで終わらない可能性もある
ただし、
Season 4が原作の何巻まで進むかは、
2026年9月22日現在まだ公式発表されていない。
話数構成や放送期間も明かされていないため、
「4期は○巻まで」と断定する段階ではない。
ここは原作の流れと過去シリーズの進み方から見る必要がある。
Season 3は、
パラオ編だけを十二話かけて描いたわけではなかった。
海外のパラオから始まり、
その後も複数の出来事を挟み、
最終盤では伊織と千紗の沖縄旅行まで進んでいる。
第11話「沖縄再上陸(表)」、
第12話「沖縄再上陸(裏)」まで入り、
原作16巻第64話付近で区切られた。
この消化ペースを考えると、
Season 4も16巻第65話と17巻だけで十二話を使い切るとは考えにくい。
17巻の沖縄騒動を描いた後、
18巻以降の日常へ入る余地は十分ある。
むしろ沖縄で起きたことが、
伊豆へ戻った後にどう響くのかまで描いた方が一区切りを作りやすい。
18巻で待っているのは、
伊織と千紗の関係を周囲が疑う展開である。
Season 2最終回では、
千紗本人が伊織を異性として意識し始めた。
Season 3では二人で沖縄旅行へ行った。
その後に周囲まで「この二人は何かあったのではないか」と見るようになるなら、
同じ関係が別の段階へ進んだことになる。
奈々華にとっても重大である。
Season 1から奈々華は千紗を溺愛し、
千紗へ近づく男性には強烈な圧を見せてきた。
その相手が同じ家に住む伊織で、
しかも二人きりで沖縄旅行までしている。
伊織と千紗に何かあったと疑われれば、
伊織が平穏でいられるはずがない。
悪友たちも同じ。
山本たちはSeason 1から、
自分たちの中で誰か一人だけが女性と良い雰囲気になることを許さない。
伊織が千紗だけでなく、
愛菜や桜子からまで意識され始めたと知れば、
友情より先に妨害へ走る光景が簡単に想像できる。
18巻の騒動は、過去の積み重ねがあるほど笑いやすい。
だから4期の終点候補を見る時も、
単純に「17巻の恋愛戦線まで」と区切るより、
沖縄で膨らんだ伊織の女性関係が、
日常へ戻った後どう爆発するかまで視野に入れた方が自然である。
17巻が大きな山場で、
18巻以降がその余波という見方ができる。
一方で、
アニメでは原作の順番を調整したり、
一部の話を圧縮したりする可能性もある。
そのため4期開始前に公開されるPVで、
沖縄以降の人物や場面がどこまで出てくるかが重要になる。
奈々華や大学の悪友たちが大きく映れば、
18巻以降まで進む可能性もさらに見えやすくなる。
現時点で確実なのは、
Season 3の続きが原作16巻終盤に残っていること。
その直後の17巻では桜子と愛菜を中心に沖縄の恋愛騒動が過熱し、
18巻では伊織と千紗の関係そのものを周囲が疑うところまで進む。
4期がどこで終わるとしても、
この流れが中心になる可能性はかなり高い。
Season 1では、
女性と縁のある大学生活を夢見ながら、
裸の男たちに囲まれていた伊織。
Season 4ではその伊織を、
千紗、愛菜、桜子の三人が別々の形で意識するところまで来る。
最初の頃を知っているほど、
「いつの間にこんな状況になったのか」と感じられる変化こそ、
4期で一番面白くなりそうな部分なのである。
★第7章 ぐらんぶる4期を見る前にどこを読み返す?3期からつながる重要場面
| 知りたいこと | 読む場所 | 向いている人 |
|---|---|---|
| とにかく続きだけ | 16巻65話 | Season 3最終回の直後へ進みたい |
| 沖縄旅行を流れごと | 16巻の最初 | 表・裏・65話をまとめて追いたい |
| 伊織と千紗の変化 | Season 1の沖縄 | 最初と今の距離を比較したい |
| 最短ルート | 続きだけなら第65話からで問題ない | |
原作から続きを読むなら16巻65話から、流れごと追うなら16巻の最初からが分かりやすい
Season 3最終回の続きを、
とにかく最短で読みたいなら原作16巻第65話「二日目のカオス」からでいい。
アニメ第12話「沖縄再上陸(裏)」は原作第64話と対応しているため、
その直後へ進めば、
伊織たちがまだ沖縄にいる状態からそのまま続きを追える。
ただし、
4期で千紗、愛菜、桜子の三人がなぜ前へ出てくるのかまで理解したいなら、
16巻を最初から読み直す方が面白い。
第62話から第64話までには、
伊織と千紗の二人旅と、それを知った愛菜の焦り、
耕平を巻き込んで沖縄へ追い掛ける裏側まで入っている。
Season 3第11話「沖縄再上陸(表)」では、
伊織と千紗がレンタカーで沖縄を回り、
海へ行き、二人だけで時間を過ごしていた。
それまでPaBの仲間が常に周囲にいた二人が、
旅行先で長時間二人きりになるというだけでも、
Season 1の頃とは大きく違っている。
その裏側を描いた第12話では、
愛菜と耕平が二人を追い掛ける。
愛菜は伊織と千紗が近づくことを警戒して沖縄まで来たのに、
自分の方が耕平とラブホテルへ入る状況になり、
翌朝には伊織と千紗からその姿を見られる。
事情を知る視聴者と、目の前の結果しか見ていない二人で印象が完全に変わる場面だった。
この二話を原作16巻でもう一度読むと、
第65話が「急に始まる新しい話」ではないことが分かる。
沖縄旅行はまだ途中で、
人間関係もまだ増えていく。
Season 3最終回は区切りではあるが、
伊織たちの旅行そのものが終わった場所ではない。
そして4期へ向けてもう一つ読み返したいのが、
Season 2後半の桜子周辺。
第8話「バイト仲間」で伊織と桜子が同じ職場に入り、
第9話「好きなの?」では乙矢も交えてダイビングへ行く。
この時点の桜子は伊織へ恋愛感情を向けているわけではなく、
むしろ乙矢との関係を進めたい側にいた。
だからこそ、
後に桜子が伊織へ強く近づく展開に変化が出る。
最初は職場で面倒を見る相手。
次は一緒にダイビングする相手。
その後も顔を合わせる時間が増え、
伊織の普段の馬鹿さだけでなく、
困っている人間へ手を貸す一面まで見るようになる。
愛菜についても同じ。
Season 2第10話「映画デート」で、
愛菜は伊織と二人で出掛けるところまで進んでいる。
しかしその後も気持ちを真正面からぶつけることはできず、
Season 3では千紗との沖縄旅行を止めるために追跡する側へ回る。
4期で桜子が前へ出ると、愛菜の慎重さまでさらに目立ってくる。
原作の続きを読むだけなら16巻65話。
4期で恋愛がなぜ一気に騒がしくなるのかまで知りたいなら、
Season 2後半と16巻を一緒に見返す。
この違いを覚えておくと、
4期制作決定ビジュアルに千紗、愛菜、桜子が並んだ意味もつながりやすい。
Season 1の沖縄とSeason 3の沖縄を見比べると、伊織と千紗の距離がどこまで変わったか分かる
4期を見る前に、
もう一度見返すならSeason 1の沖縄もかなり重要である。
理由は単純で、
Season 3でも同じ沖縄が舞台になるから。
同じ場所だからこそ、
伊織と千紗の関係がどれだけ変わったかが見えやすい。
Season 1の沖縄では、
伊織はまだダイビングそのものに慣れていない。
PaBの先輩たちに振り回され、
耕平とくだらない争いをし、
千紗からは何度も呆れられる。
沖縄へ来ても、
伊織と千紗が恋愛として向き合う空気はほとんどない。
二人の間にあるのは、
同居人であり、
従姉妹であり、
ダイビング仲間という関係。
周囲から恋人扱いされても、
本人たちが本気でその関係を意識しているわけではない。
Season 1の伊織にとって、
千紗は身近にいる女性ではあっても、
恋人へ向かう相手として明確に見えてはいなかった。
それがSeason 2終盤で変わる。
無人島で着替えていた千紗を伊織が見てしまい、
千紗はそれまでと同じ態度を取れなくなる。
伊織を避けるようになり、
顔を合わせた時の空気まで変わる。
伊織も、単純に怒らせただけではないことへ少しずつ気づいていく。
その流れを受けてSeason 3では、
二人だけで沖縄へ行く。
Season 1ではPaB全員と来た場所へ、
今度は伊織と千紗だけで戻る。
同じ海、
同じダイビングという題材を使っていても、
周囲にいる人数と二人の距離がまったく違う。
第11話では、
伊織と千紗が二人で移動し、
観光し、
海へ入り、
宿泊まで同じ旅行の中で過ごしている。
以前ならPaBの誰かが割り込み、
耕平と伊織が騒ぎ、
先輩たちが酒を持ち込んで終わっていた。
それがSeason 3では、
二人だけの時間そのものが長く描かれる。
だから愛菜も焦る。
Season 1の伊織と千紗なら、
二人を放っておいても急に何か起きるとは思いにくかった。
しかしSeason 2で千紗が伊織を意識し始め、
Season 3で二人旅行まで成立した。
愛菜が沖縄まで追い掛ける行動も、
ここまでの変化を見ればかなり分かりやすい。
4期では、
そこへ桜子まで加わる。
Season 1では裸の男たちに囲まれ、
千紗からも呆れられていた伊織が、
今では千紗、愛菜、桜子の三人から別々の形で意識される位置にいる。
この変化は、
最新話だけを見ても全部は分かりにくい。
Season 1の沖縄。
Season 2終盤の千紗の変化。
Season 3の二人旅。
そして16巻65話から続く沖縄の後半。
この流れをつなげると、
Season 4が単なる続編ではなく、
伊織の人間関係がここまで積み上がった先にあるシリーズだと分かる。
4期の放送日はまだ発表されていない。
それでも原作の入口は見えている。
最短なら16巻65話から。
物語の流れを味わい直すならSeason 2後半と16巻。
さらに伊織と千紗の変化まで見直すなら、
Season 1の沖縄から戻って見るのが一番分かりやすい。
Season 4で面白くなりそうなのは、
「誰が伊織を好きなのか」だけではない。
最初は恋愛から最も遠い場所にいた伊織が、
なぜ三人の女性に意識されるところまで来たのか。
その答えが、
過去シーズンの馬鹿騒ぎとダイビングの中に少しずつ残っているのである。
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