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【ぐらんぶる3期】チンスピ回は何話?原作19巻「山本真一郎の受難」は第9話でどうアニメ化された?

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チンスピがアニメで登場するのは、『ぐらんぶる』Season3第9話「受難」です。元になったのは原作19巻に収録された番外編「山本真一郎の受難」で、猛暑の部屋で山本が起こした珍事故が、伊織たちを巻き込む騒動へ発展します。
原作では短い番外編だったチンスピが、第9話では野島のYouTuber願望、山本のVTuberへのガチ恋、御手洗のプロポーズなど「男たちの受難」と一緒に組み込まれています。つまり原作19巻をそのまま一話にしたのではなく、複数の男たちの相談事をつないだ第9話の中へ「山本真一郎の受難」が入った形です。

  1. 第1章 チンスピは何話?アニメではSeason3第9話「受難」で登場
    1. チンスピがアニメ化されたのは第9話、原作は19巻「山本真一郎の受難」
    2. 第9話を探す時は「チンスピ回」だけでなく、山本・野島・御手洗の受難が目印になる
  2. 第2章 原作19巻「山本真一郎の受難」はどんな話?猛暑の部屋から始まる
    1. 真夏なのにエアコンが壊れ、山本は部屋の暑さから逃げるため妙な方法へ走る
    2. 山本は助けてほしいのに、伊織たちへ知られた瞬間から別の受難が始まる
  3. 第3章 第9話ではチンスピまでどうつながった?男たちの「受難」が次々に重なる
    1. 第9話は山本だけの回ではなく、野島・御手洗まで別方向の問題を抱える
    2. 「野島はYouTuber」「山本はVTuber」「御手洗はプロポーズ」が第9話を探す目印になる
  4. 第4章 山本のチンスピは第9話でどう映像化された?原作の珍事故が動きと声で強烈になる
    1. 原作ではコマで読んだ山本の受難が、アニメでは動きと間まで加わる
    2. 助けてほしい山本と、すぐには助けない伊織たちの温度差までアニメで見える
  5. 第5章 原作とアニメで何が違う?第9話は「山本真一郎の受難」だけではない
    1. 原作19巻では山本の珍事故が独立した番外編として読める
    2. アニメ第9話では「誰が一番ひどい目に遭っているのか」が次々に入れ替わる
  6. 第6章 なぜ第9話タイトルは「受難」?山本一人ではなく男たち全員に災難が来る
    1. 原作の「山本真一郎の受難」が、アニメでは大学生組全体の受難へ広がっている
    2. 一番つらそうなのに笑えてしまうのが、第9話の男たちに共通している
  7. 第7章 チンスピを見るなら原作は何巻?19巻番外編と第9話を続けて見ると違いが分かる
    1. 原作でチンスピを読みたいなら19巻の番外編「山本真一郎の受難」
    2. 第9話を見てから19巻を読むと、山本の受難がどう組み込まれたかまで楽しめる

第1章 チンスピは何話?アニメではSeason3第9話「受難」で登場

チンスピがアニメ化されたのは第9話、原作は19巻「山本真一郎の受難」

『ぐらんぶる』のチンスピがアニメで登場するのは、
Season3第9話「受難」です。
元になっているのは、
原作コミックス19巻に収録された番外編
「山本真一郎の受難」です。

山本が真夏の自室で経験する、
かなり情けない珍事故を描いた短編で、
原作を読んだ人の間では以前から
強烈な場面として知られていました。
それが第9話で実際に映像化されています。

ただし第9話全体が、
「山本真一郎の受難」だけで
構成されているわけではありません。
伊織の周囲にいる大学生組の問題が、
次々に同じ回へ入っています。

野島はYouTuberになって、
女性からチヤホヤされたいと言い出す。
山本はVTuberへ本気で恋をする。
御手洗は大橋りえとの関係で、
顎骨を砕かれかけた末にプロポーズへ進みます。

そこへ原作19巻番外編の
チンスピまで加わります。
そのため第9話は、
山本一人だけではなく、
男たち全員が別方向から「受難」を抱える回です。

チンスピだけを探している場合、
まず覚えておけばいいのは簡単です。
アニメならSeason3第9話。
原作なら19巻。
原作での題名は「山本真一郎の受難」です。

チンスピという言葉自体が、
原作単行本の正式な話数タイトルではありません。
そのため原作で探す時に、
「チンスピ」という題名を探しても
そのままでは見つかりません。

第9話を見ると、
いつもの伊織たちの大学生活から
急に話が飛んだようにも見えます。
ただ山本の性格を知っていると、
この受難もかなり山本らしいものです。

山本は以前から、
「彼女が欲しい」という願望が非常に強い人物です。
伊織や耕平たちと合コンへ行けば、
女性からどう見られるかを気にする。
恋愛が絡むと冷静さを失いやすい男でした。

Season3第9話では、
その山本がVTuberへガチ恋しています。
現実の女性との出会いを求め続けた男が、
今度は画面の向こうの推しへ本気になる。
それだけでも十分に山本らしい暴走です。

そこへ入ってくるのが、
「山本真一郎の受難」のチンスピです。
恋愛では格好をつけたい山本と、
誰にも見せられない珍事故に遭う山本。
この落差がかなり大きくなっています。

本人はどちらでも真剣です。
VTuberへの恋も本気。
真夏の部屋で起きた事故も本気で困っている。
だからこそ周囲との温度差が大きくなり、
第9話の笑いにつながっています。

原作19巻で探す場合も、
通常の本編だけを追っていると
少し見つけにくいところがあります。
チンスピの元になった話は、
本編ではなく番外編として収録されています。

題名は、
「山本真一郎の受難」。
大きな物語を進める回ではなく、
山本の身に起きた珍事故を中心にした短編です。
だから19巻の番外編まで確認する必要があります。

アニメ第9話では、
その番外編を単独で一話にせず、
野島や御手洗の騒動と一緒にしています。
野島のYouTuber願望。
山本のVTuberへの恋。
御手洗のプロポーズ。

そこへチンスピが加わるため、
タイトルも「山本真一郎の受難」ではなく
短く「受難」になっています。
山本だけでなく、
男たち全員がひどい目に遭う回だからです。

第9話を探す時は「チンスピ回」だけでなく、山本・野島・御手洗の受難が目印になる

チンスピが何話だったか忘れた時は、
チンスピという言葉だけを
手掛かりにしなくても大丈夫です。
Season3第9話には、
分かりやすい出来事がいくつもあります。

まず野島が、
YouTuberになりたいと言い出します。
ただし動画作りそのものより、
有名になれば女性から
モテるのではないかという考えが先です。

野島はこれまでにも、
女性が絡むとすぐ前のめりになっています。
合コンでは自分を良く見せようとする。
奈々華のような魅力的な女性を見れば、
すぐに気持ちが動く人物です。

第9話のYouTuber願望も、
その延長にあります。
新しい夢を見つけたというより、
結局は「チヤホヤされたい」。
伊織たちから見れば、
また野島がモテる方法を探しているだけです。

一方の山本は、
VTuberへ本気で恋をしています。
これまで何度も彼女が欲しいと騒ぎ、
現実の女性との出会いを追ってきた男が、
今度は推しへ感情を向けています。

本人の中では、
冗談ではありません。
画面の向こうの相手でも、
自分にとっては大切な恋愛対象。
そのため周囲へ相談する時も、
山本だけはかなり真剣です。

さらに御手洗も、
大橋りえという彼女がいるから
平和とは限りません。
普通なら山本や野島より
ずっと恵まれた立場に見えます。

しかしSeason3では、
顎骨を砕かれかけるほど
りえとの関係が激しくなっています。
それでも御手洗は逃げず、
むしろプロポーズへ進みます。

彼女がいない野島。
推しへ恋をする山本。
彼女に顎骨を砕かれかけても
結婚を考える御手洗。
三人とも立場が違うのに普通ではありません。

そんな複数の騒動の中へ、
山本のチンスピが入ります。
そのためアニメで探すなら、
「山本が珍事故を起こす回」だけではなく、
周囲の出来事まで覚えておくと分かりやすいです。

野島がYouTuber。
山本がVTuber。
御手洗がプロポーズ。
そして山本真一郎のチンスピ。
これらがまとまっているのが、
Season3第9話「受難」です。

チンスピは強烈な言葉なので、
そこだけ切り取ると
特殊な一発ネタにも見えます。
しかし第9話の中では、
男たちの受難が続く流れの一つです。

山本だけ突然おかしくなるのではありません。
野島も御手洗も、
それぞれ違う方向で追い込まれる。
その中でも山本の受難だけが、
かなり身体を張った形になっています。

第2章 原作19巻「山本真一郎の受難」はどんな話?猛暑の部屋から始まる

真夏なのにエアコンが壊れ、山本は部屋の暑さから逃げるため妙な方法へ走る

原作19巻の「山本真一郎の受難」は、
大きな事件やダイビングから
始まる話ではありません。
舞台はもっと身近な、
真夏の山本の部屋です。

ところがその部屋では、
エアコンがまともに使えません。
暑さが逃げない。
身体も熱い。
山本はどうにかして、
少しでも涼しくなろうとします。

そこで山本が目をつけるのが、
冷えていた酒です。
『ぐらんぶる』では酒が
騒動の中心になることは珍しくありません。
ただ今回は飲むためではありません。

暑さをどうにかしたい。
冷たいものを使いたい。
山本本人の発想は、
そこから始まっています。
この時点では本人も、
あんな状態になるとは思っていません。

ところが山本は、
少し涼しくなれば終わりという
無難な方法を選びません。
その場の勢いで妙な使い方へ進み、
自分でも止められない状態になります。

そして本人が、
取り返しのつかないことに気づいた時には、
もう笑って済ませられません。
誰かに助けを求めなければならない。
でも誰にも見られたくない。
その二つが同時に来ます。

ここで出てくるのが、
いわゆるチンスピです。
どういう状態なのかを
文字だけで聞いても、
かなり馬鹿馬鹿しく見えます。

ただ山本本人は、
ふざけているわけではありません。
暑さをしのごうとした。
その結果、
想像していなかった事態になった。
本人にとっては完全な緊急事態です。

この真剣さと、
起きていることの情けなさが
真逆になっています。
だから原作19巻でも、
「山本真一郎の受難」が
強く印象に残ります。

山本という人物を知っていると、
さらに笑いやすい場面です。
彼は普段、
女性からどう見られるかを
かなり気にしています。

彼女が欲しい。
格好よく見られたい。
恋愛では少しでも優位に立ちたい。
合コンでも、
そういう部分を何度も見せてきました。

そんな山本が、
自分の部屋では
誰にも見せられないほど
情けない状態になっている。
この落差が大きいです。

しかもチンスピは、
山本一人が部屋で苦しんで
終わる話ではありません。
自力でどうにもできなくなれば、
誰かの助けが必要になります。

しかし助けを呼ぶということは、
その状態を説明するということ。
さらに実際の姿まで、
伊織たちへ見られる可能性が高い。
山本にとっては、
事故とは別の地獄が始まります。

山本は助けてほしいのに、伊織たちへ知られた瞬間から別の受難が始まる

山本の受難が強烈なのは、
珍事故そのものだけではありません。
その後に待っているのが、
伊織や耕平たちとの
いつもの大学生組のやり取りです。

普通の友人なら、
まず身体を心配する。
どうすれば安全に戻せるか考える。
必要なら病院へ連れていく。
それが自然です。

ところが山本の相手は、
伊織や耕平たちです。
これまで何度も、
恋愛や合コンで互いを妨害し、
一人だけ抜け駆けすることを許してきませんでした。

誰かが女性へ近づけば邪魔をする。
格好をつければ引きずり下ろす。
恥ずかしい弱点を見せれば突く。
仲が悪いわけではないのに、
容赦だけはほとんどありません。

だから山本が、
誰にも見せたくない状態で
助けを求めること自体が危険です。
本人は一秒でも早く戻したい。
でも伊織たちは、
簡単には話を進めてくれません。

どうしてこうなったのか。
何をしたのか。
なぜそんな方法を選んだのか。
山本が最も説明したくないところほど、
周囲は気になります。

この温度差が、
「山本真一郎の受難」の大きな部分です。
山本本人にとっては緊急事態。
伊織たちから見れば、
目の前にあまりにも珍しい状況がある。

そのため、
すぐ助けて終了とはなりません。
山本は焦る。
周囲は反応する。
また山本が必死になる。
普段の大学生組そのままの空気へ入っていきます。

Season3第9話で、
山本がVTuberへガチ恋している姿と
並べて見るとさらにひどいです。
片方では恋する男として悩む。
もう片方では身体の珍事故で悩む。

どちらも山本本人には大問題です。
でも伊織たちから見れば、
まともに付き合っていられない相談ばかり。
第9話の中で山本は、
二つの方向から受難を受けています。

原作19巻でチンスピを探す時に、
本編の何話だったか分かりにくいのは、
この話が番外編だからです。
正式な題名は、
「山本真一郎の受難」。

大きな物語の伏線ではありません。
山本という男が、
どれほど不運で、
どれほど友人たちから
容赦なく扱われているかが詰まった短編です。

そしてSeason3第9話では、
その番外編が映像へ入ります。
原作では静止したコマだった山本が動く。
声が付く。
焦る間まで見える。
伊織たちの反応も時間を持って続きます。

チンスピは何話なのか。
原作では何巻なのか。
答えだけなら、
アニメはSeason3第9話、
原作は19巻番外編です。

ただ両方を見ると、
原作では山本単独だった受難が、
アニメでは男たち全体の受難へ
どう組み込まれたのかまで分かります。
そこが第9話と原作19巻を比べる面白さです。

第3章 第9話ではチンスピまでどうつながった?男たちの「受難」が次々に重なる

第9話は山本だけの回ではなく、野島・御手洗まで別方向の問題を抱える

Season3第9話「受難」は、最初からチンスピだけで押し切る回ではありません。
伊織の周囲では、野島、山本、御手洗がそれぞれ別の問題を持ち込みます。
しかも三人とも、本人だけはかなり真剣。
周囲から見ると笑ってしまうような相談なのに、
当人にとっては人生がかかった悩みになっています。

野島はYouTuberになりたいと言い出します。
目的は映像制作でも、人気企画への挑戦でもありません。
有名になれば女性からチヤホヤされるのではないか。
結局そこへ行き着きます。
これまで合コンや奈々華を前にするとすぐ浮ついてきた野島らしい発想です。

山本はさらに別方向へ進みます。
これまで散々「彼女が欲しい」と騒いできた男が、
今度はVTuberへ本気で恋をしています。
画面の向こうの相手に感情を持ち、
本人の中では冗談ではなく、かなり真剣な恋愛相談です。

ここで過去の山本を思い出すと、第9話の変化が分かりやすいです。
伊織や耕平たちと一緒にいる時も、
山本は現実の女性との出会いを求め続けてきました。
合コンでは少しでも自分を良く見せようとし、
恋愛の可能性が出ればすぐに食いつく人物でした。

その山本が、Season3第9話ではVTuberへガチ恋しています。
現実の女性を追ってきた男が、
ついに画面の向こうの推しへ本気になる。
本人にとっては恋愛の延長ですが、
伊織たちから見ればまた別の面倒が始まったようにしか見えません。

さらに御手洗も平和ではありません。
大橋りえという彼女がいるため、
普通なら山本や野島よりずっと恵まれた立場です。
ところがSeason3では、
顎骨を砕かれかけるほど関係が激しくなっています。

それでも御手洗は逃げません。
むしろ大橋りえへプロポーズする方向へ進みます。
彼女がいない野島。
推しへ恋をする山本。
彼女に顎骨を砕かれかけながら結婚を考える御手洗。
三人とも恋愛の場所が違うのに、誰も普通ではありません。

この流れの中へ入ってくるのが、
原作19巻番外編「山本真一郎の受難」のチンスピです。
つまり第9話では、山本だけに「受難」が起きるのではありません。
男たち全員に別々の災難が重なり、
最後には山本の身体そのものまでとんでもない状態になります。

原作では独立した短い番外編だったため、
山本の珍事故だけを集中して読めます。
一方のアニメ第9話では、
野島のYouTuber願望や山本のVTuberへの恋、
御手洗のプロポーズまで同じ回へ入っています。

そのため第9話のチンスピは、
単独の一発ネタとして突然始まる感じではありません。
前から男たちの相談が積み重なり、
「まだ何か起きるのか」というところで山本の受難へつながります。
一人ずつ違う方向へ追い込まれていくため、
タイトルの「受難」が回全体へ広がっています。

「野島はYouTuber」「山本はVTuber」「御手洗はプロポーズ」が第9話を探す目印になる

チンスピがアニメの何話だったか思い出せない時は、
チンスピという言葉だけを手掛かりにしなくても大丈夫です。
Season3第9話には、
野島のYouTuber願望、
山本のVTuberへのガチ恋という分かりやすい目印があります。

そこへ御手洗と大橋りえの話も入ります。
御手洗は恋人がいるのに、
他の男たちより平穏とは言えません。
顎骨を砕かれかけるほどの関係から、
さらにプロポーズへ踏み込んでいきます。

一方で伊織や耕平は、
彼らの相談をまともな人生相談として聞くような二人ではありません。
本人が深刻になればなるほど、
周囲との温度差が大きくなる。
この大学生組らしいやり取りが、
第9話の前半から続いていきます。

そして山本は、
VTuberへの恋だけで終わりません。
原作19巻番外編から入った「山本真一郎の受難」が重なり、
恋愛とはまったく違う方向から身体を張ることになります。
推しへの恋で悩んでいた男が、
今度は自分自身の珍事故で追い込まれるわけです。

ここが第9話の面白いところです。
野島は「モテたい」。
山本は「推しに恋している」。
御手洗は「結婚したい」。
それぞれ真剣なのに、
どの話も普通の恋愛相談として終わりません。

そこへチンスピまで来るため、
第9話は大学生組の濃さがかなり高い回になっています。
だからアニメのチンスピを探すなら、
「山本が異常な状態になる回」という記憶だけでなく、
野島、VTuber、御手洗という周辺の出来事まで思い出すと見つけやすいです。

原作19巻では「山本真一郎の受難」。
アニメではSeason3第9話「受難」。
題名が少し変わっているのも、
山本一人ではなく男たち全体の災難へ広がった形を見ると納得しやすいです。

チンスピが何話かという答えは第9話。
ただ実際に見返すと、
その前後に野島と御手洗の騒動も詰まっています。
山本だけではなく、
男たち全員が少しずつひどい目に遭うのが第9話です。

第4章 山本のチンスピは第9話でどう映像化された?原作の珍事故が動きと声で強烈になる

原作ではコマで読んだ山本の受難が、アニメでは動きと間まで加わる

原作19巻の「山本真一郎の受難」を読んでいると、
チンスピの異常さはすでに十分伝わります。
真夏。
エアコンが使えない部屋。
暑さに苦しむ山本。
そこから少しでも身体を冷やそうとして妙な行動へ走ります。

原作では、
山本が何を考え、
どうしてその状態になり、
どれほど困っているのかをコマで追います。
本人はかなり切実。
でもやっていることがあまりに馬鹿馬鹿しい。
この落差が番外編の笑いになっています。

アニメ第9話では、
その山本が実際に動きます。
困った表情。
身体の動かし方。
声の調子。
次の行動へ移るまでの間。
原作では読む側が補っていた部分まで画面へ出てきます。

特に山本本人がふざけていないことが大きいです。
本人からすれば笑い話ではありません。
暑さをどうにかしたかった。
ところが自分の考えた方法で、
さらに面倒な状態へ入ってしまう。
そこから焦れば焦るほど状況が悪くなります。

『ぐらんぶる』では、
登場人物が笑わせようとしている時より、
本人だけ真剣な時の方がひどいことが起こります。
山本のチンスピも同じです。
本人の頭では緊急事態。
でも画面には、
どうしてそうなったのかと言いたくなる姿が映っています。

しかも山本には、
恋愛で格好をつけたがる人物という積み重ねがあります。
第9話でもVTuberへ本気で恋をし、
自分なりに真剣な悩みを抱えています。
そんな男が少し後には、
女性どころか友人にも見られたくない状態へ追い込まれます。

この落差が映像になると強いです。
恋愛で悩む山本。
自分を真剣に語る山本。
その同じ人物が、
真夏の部屋では一人でとんでもない事故を起こす。
山本真一郎というキャラクターの情けなさが、
一話の中で二方向から出ています。

助けてほしい山本と、すぐには助けない伊織たちの温度差までアニメで見える

チンスピは、
山本が珍しい状態になっただけでは終わりません。
本当にひどいのは、その後です。
山本一人ではどうにもできない。
誰かの助けが必要になる。
しかし状況を説明すれば、
当然その恥ずかしい状態まで知られることになります。

相手が普通の友人なら、
まず無事かどうかを確認するところです。
しかし山本の友人は伊織や耕平たち。
これまで何度も互いの恋愛を邪魔し、
誰かが抜け駆けしようとすれば全力で引きずり戻してきた仲です。
簡単に優しく助けてもらえるとは限りません。

山本は早くどうにかしたい。
見られたくない。
余計な話もされたくない。
ところが周囲からすれば、
どうしてそんな状態になったのかを聞きたくなります。
本人が一番急いでいる時ほど、
伊織たちはすんなり話を進めてくれません。

アニメでは、
この温度差を声と動きで見られます。
山本が焦る。
伊織たちが反応する。
一瞬の間が入る。
また山本が必死になる。
原作のコマで想像していたやり取りが、
時間を持った会話として続いていきます。

ここが「チンスピがアニメ化された」と聞いた時に、
実際の第9話を見たくなる部分です。
単に問題の状態を絵にしただけではありません。
山本の焦りと、
友人たちの容赦のなさまで映像化されます。

これまでの大学生組を知っていると、
この反応にも納得できます。
合コン。
恋愛。
抜け駆け。
誰か一人が幸せになりそうになる度に、
友情とは何なのか分からなくなるほど妨害してきました。
そんな関係で山本だけが弱みを見せれば、
普通の救助で終わるはずがありません。

それでも本当に危ないところでは、
完全に見捨てる仲でもありません。
馬鹿にする。
笑う。
余計なことをする。
それでも最後には関わる。
この妙な距離感が、
伊織たち大学生組の友情です。

だから第9話のチンスピは、
山本一人の珍事故だけを見ても十分おかしいですが、
伊織たちとのやり取りまで入って完成します。
原作19巻「山本真一郎の受難」で描かれた恥ずかしい騒動が、
アニメでは表情、声、動き、間まで加わり、
さらに逃げ場のない受難として見えるようになっています。

第5章 原作とアニメで何が違う?第9話は「山本真一郎の受難」だけではない

原作19巻では山本の珍事故が独立した番外編として読める

原作19巻の「山本真一郎の受難」は、
山本のチンスピ騒動を中心にした番外編です。
真夏の部屋。
使えないエアコン。
身体を冷やそうとした山本。
そこから一気に誰にも見せたくない状態へ転がっていきます。

原作では、
この山本一人の受難を短く濃く読めます。
本編の大きな事件から少し離れ、
伊織たち大学生組の馬鹿騒ぎへ戻る。
山本がどうしてそんな状態になったのか、
その後に誰へ助けを求めるのかまで一気に進みます。

だから原作19巻でチンスピを探す時は、
通常の本編だけを追わない方が分かりやすいです。
巻末側に入っている番外編「山本真一郎の受難」。
ここがアニメ第9話の元になっています。
題名の時点でも、主役ははっきり山本です。

一方のSeason3第9話「受難」は、
山本だけに絞っていません。
野島のYouTuber願望。
山本のVTuberへのガチ恋。
御手洗と大橋りえの騒動。
そこへ原作19巻のチンスピを重ねています。

つまり、
原作では「山本真一郎の受難」だったものが、
アニメでは男たち全体の「受難」へ広がっています。
山本だけがひどい目に遭うのではなく、
周囲の大学生組まで別方向から問題を抱える。
第9話タイトルが短く「受難」になっているのも、その形を見ると分かりやすいです。

野島は有名になってモテたい。
山本はVTuberへ本気。
御手洗は彼女に顎骨を砕かれかけても結婚へ進む。
同じ恋愛でも全員が違う場所で暴走しています。
その流れの最後に、
山本の身体を張った受難まで重なります。

原作を先に読んでいると、
「山本真一郎の受難」がそのまま一話分になると思いやすいです。
しかし実際の第9話は、
番外編を単独で置かず、
他の大学生組の騒動と一緒にしています。
だから見た印象もかなり違います。

原作では山本一人へ集中。
アニメでは複数の男たちを行き来する。
この違いが一番大きいです。
チンスピそのものが消えたわけではなく、
むしろ別の騒動の中へ入ることで第9話全体の異常さが増しています。

アニメ第9話では「誰が一番ひどい目に遭っているのか」が次々に入れ替わる

第9話を見ていると、
最初から最後まで山本だけを追うわけではありません。
野島の相談が出る。
次に山本の恋愛が出る。
御手洗の話まで重なる。
その度に「今度はこいつか」と話の中心が移っていきます。

この構成だから、
チンスピが出た時の勢いも強くなります。
すでに野島もおかしい。
御手洗も普通ではない。
山本もVTuberへ本気。
そこからさらに原作番外編の珍事故まで出てくる。
第9話の中で受難が積み上がっていきます。

原作19巻では、
山本が暑さに苦しんでいるところから、
事故が起き、
友人たちへ助けを求めるところまでが一本です。
読んでいる側も最初から山本の話として入れます。
そのため珍事故そのものへ集中しやすいです。

アニメでは、
その前後に別の相談が入ります。
山本がVTuberへ恋をしている姿を見た後で、
今度はもっと情けない姿を見ることになる。
恋に悩む男と、
真夏の部屋で珍事故を起こす男が同じ山本です。
その落差が大きくなっています。

野島との対比も分かりやすいです。
野島はYouTuberになれば、
女性から注目されると考える。
山本はすでに画面の向こうの女性へ本気。
どちらもネットと恋愛がつながっていますが、
結局二人とも格好よくは終わりません。

さらに御手洗は、
すでに現実の彼女がいます。
普通なら山本や野島から見れば一番羨ましい立場です。
ところが関係は穏やかではなく、
顎骨を砕かれかけた後にプロポーズ。
彼女がいるから勝ちという単純な話にもなりません。

こうして見ると、
アニメ第9話は原作19巻の番外編を薄めたわけではありません。
むしろ山本の受難を、
野島や御手洗の受難と並べたことで、
男たち全員の駄目さを一話へ集めています。

だから原作とアニメを比べるなら、
「チンスピの場面が同じか違うか」だけでは足りません。
原作は山本単独。
アニメは複数の男たちを一つの回へまとめる。
この違いを見ると、
第9話「受難」という題名までつながって見えてきます。

第6章 なぜ第9話タイトルは「受難」?山本一人ではなく男たち全員に災難が来る

原作の「山本真一郎の受難」が、アニメでは大学生組全体の受難へ広がっている

原作19巻の番外編タイトルは、
「山本真一郎の受難」です。
誰がひどい目に遭うのか、
題名の時点ではっきりしています。
実際に読むと、
真夏の部屋で山本が起こした珍事故が中心です。

ところがアニメSeason3第9話では、
題名から「山本真一郎」が外れています。
残ったのは「受難」だけ。
これは第9話を見ると分かりやすいです。
山本だけでなく、
周囲の男たちまで別々の形で追い詰められているからです。

野島にとっての受難は、
モテたいのに思い通りにいかないこと。
YouTuberになって有名になれば、
女性からチヤホヤされると考える。
でもその考え自体を伊織たちに簡単に見抜かれます。
野島の見栄っ張りな部分が、そのまま表へ出ています。

山本は二重です。
まずVTuberへガチ恋。
現実の彼女を欲しがっていた男が、
画面の向こうの相手へ本気になります。
さらに原作19巻のチンスピまで重なり、
恋愛とは別方向でもひどい目に遭います。

御手洗は、
一見すると三人の中で一番恵まれています。
大橋りえという彼女がいる。
それなのに交際は穏やかではありません。
顎骨を砕かれかけるほど追い込まれ、
そこから本人はプロポーズへ進みます。

つまり第9話では、
彼女がいない野島も大変。
推しへ恋をする山本も大変。
彼女がいる御手洗まで大変。
恋愛の立場が違っても、
誰一人まともな場所へ着地しません。

そこへチンスピが入ります。
しかも山本本人は、
この珍事故でもふざけているわけではありません。
暑さをどうにかしたかった。
身体を冷やそうとした。
結果だけが異常な方向へ行った。
本人の真剣さと結果のひどさが噛み合っていません。

この積み重ねが、
第9話の「受難」を作っています。
山本一人の災難ではない。
伊織の周囲にいる男たち全員が、
恋愛や欲望や自分の行動によって、
別々の方向から苦しむ回です。

一番つらそうなのに笑えてしまうのが、第9話の男たちに共通している

第9話の面白さは、
誰も自分の悩みを軽く考えていないところです。
野島はモテたい。
山本は推しが大切。
御手洗はりえとの将来を考える。
それぞれ本人にとっては本気です。

でも第三者から見ると、
どこかがおかしい。
YouTuberになればモテると考える野島。
VTuberへ本気になっている山本。
顎骨を砕かれかけてもプロポーズへ進む御手洗。
相談内容だけ並べても普通ではありません。

山本のチンスピも同じです。
本人にとっては緊急事態。
できれば誰にも見られたくない。
早く元へ戻したい。
ところが伊織たちへ知られた瞬間、
恥ずかしさまで含めて騒動になります。

この大学生組は、
以前から誰か一人が抜け駆けすると黙っていません。
合コンでも恋愛でも、
一人だけ幸せになりそうなら妨害する。
弱みを見せれば突く。
でも本当に困れば最後には関わる。
その妙な友情が第9話でも続いています。

だから「受難」という題名は、
深刻な悲劇というより、
本人だけは切実なのに周囲から見ると笑えてしまう災難を指しています。
しかもそれが一人ではない。
男たち全員へ順番に来る。
そこが第9話らしいところです。

原作19巻の「山本真一郎の受難」を知っていると、
アニメで題名が「受難」だけになった変化も見えます。
山本の番外編を残しながら、
野島と御手洗の騒動まで同じ回へ入れる。
結果として、
一人の受難が大学生組全体の受難へ広がっています。

チンスピだけを目的に第9話を見る人でも、
前後の話まで見るとタイトルの付け方が分かります。
山本だけがひどい目に遭っているわけではありません。
野島も御手洗も、
別の意味で十分に大変です。

そして最後まで見れば、
「山本真一郎の受難」がアニメで消えたのではなく、
第9話全体へ広げられたことが分かります。
原作19巻の番外編を知っている人ほど、
アニメ版の「受難」という短い題名が、
男たち全員を指しているように見えてきます。

第7章 チンスピを見るなら原作は何巻?19巻番外編と第9話を続けて見ると違いが分かる

原作でチンスピを読みたいなら19巻の番外編「山本真一郎の受難」

チンスピを原作で確認したいなら、
読む場所はコミックス19巻です。
通常の本編だけを追うのではなく、
巻内に収録された番外編「山本真一郎の受難」を探すと見つかります。
アニメSeason3第9話「受難」の元になった山本の珍事故は、ここで描かれています。

原作では、
真夏の暑さに苦しむ山本から話が始まります。
エアコンが使えない。
少しでも身体を冷やしたい。
そこで冷えていた酒を使おうとし、
自分でも予想していなかった状態へ入ってしまいます。

山本本人は遊んでいるわけではありません。
暑さをどうにかしたいだけ。
ところがやればやるほど状況が悪くなり、
最終的には一人では処理できない。
助けを求めれば、
今度は友人たちへ恥ずかしい姿を見られることになります。

この原作19巻の番外編は、
山本の受難だけを一気に読めるのが特徴です。
野島のYouTuber願望や、
山本自身のVTuberへのガチ恋、
御手洗と大橋りえのプロポーズ騒動が同時進行する形ではありません。
だからチンスピそのものを追うなら、原作の方が一直線です。

一方、アニメSeason3第9話では、
この番外編を大学生組の別の騒動と一緒にしています。
野島がモテたくてYouTuberを目指す。
山本がVTuberへ本気になる。
御手洗はりえとの関係で大騒ぎ。
そこへ「山本真一郎の受難」が重なります。

そのため原作とアニメでは、
同じチンスピでも前後の空気が違います。
原作では「山本がどうしてこんなことになったのか」へ集中。
アニメでは「今度は誰がひどい目に遭うのか」という流れの中で、
山本の珍事故まで出てきます。

チンスピが何巻なのかを探しているなら19巻。
何話なのかを探しているならSeason3第9話。
この二つを覚えておけば、
原作でもアニメでも迷いにくくなります。

第9話を見てから19巻を読むと、山本の受難がどう組み込まれたかまで楽しめる

アニメ第9話を見た後に原作19巻へ戻ると、
チンスピの場面だけでなく、
話の置かれ方の違いも分かります。
原作では山本単独の番外編。
アニメでは複数の大学生組の話を束ねた一話。
同じ内容でも見え方が変わります。

特に山本は、
第9話の中で二種類の受難を抱えています。
一つはVTuberへのガチ恋。
もう一つがチンスピ。
片方は恋愛で、
片方は完全な珍事故です。

この二つが同じ回へ入ることで、
山本という人物の情けなさもかなり強くなります。
彼女が欲しい。
推しに本気になる。
その直後には、
誰にも見せたくない身体のトラブルで大騒ぎする。
格好をつけたい男ほど格好がつかないのが山本です。

原作19巻では、
その中でも「山本真一郎の受難」だけを切り出して読めます。
だからアニメでチンスピを見て、
「元はどんな話だったのか」と気になった時に読み返しやすいです。
短い番外編なので、
本編を何巻も遡る必要もありません。

逆に原作を先に読んでいた人は、
Season3第9話を見ると違う楽しみがあります。
静止したコマだった山本が動く。
声が付く。
焦る間も見える。
伊織たちの反応まで時間を持って流れる。
原作で想像していた騒動が、そのまま目の前で続いていきます。

そして第9話全体を見ると、
なぜタイトルが「山本真一郎の受難」ではなく「受難」なのかも分かります。
野島。
山本。
御手洗。
それぞれ違う形で災難へ入るため、
山本一人の番外編から男たち全体の回へ広がっています。

だからチンスピは、
単に原作19巻の一発ネタがアニメになっただけではありません。
原作では山本一人の短編。
アニメでは大学生組全体の受難の一部。
同じ騒動でも、
前後に置かれる出来事で見え方が変わっています。

チンスピをもう一度見たいなら、
アニメはSeason3第9話「受難」。
原作で元の話を読みたいなら19巻番外編「山本真一郎の受難」。
この二つを続けて見ると、
山本の珍事故がどこまで同じで、どこからアニメ第9話全体へ広げられたのかが分かります。

原作19巻を先に読むか、
アニメ第9話を先に見るかで印象は少し変わります。
ただ、どちらから入っても最後に残るのは同じです。
山本本人だけは真剣なのに、
周囲から見るとどうしても笑えてしまう。
そこが「山本真一郎の受難」とチンスピの一番強いところです。

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