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【ガチアクタ】葬儀屋のメンバーは誰?カニス・ルド・番人シリーズにつながる人物を追う

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『ガチアクタ』の葬儀屋には、掃除屋や荒らし屋のような明確な「メンバー一覧」があるわけではなく、中心にいるのはカニス・シュアブレック。
ルド、アモ、ゾディルは葬儀屋メンバーではないが、シュアブレックの血筋や番人シリーズを通して、それぞれ別の形でカニスへつながっている。
「葬儀屋 メンバー」を追うと、敵味方の所属では見えなかったルド・カニス・番人シリーズの人物関係が見えてくる。

  1. 第1章 結論|「葬儀屋」は掃除屋や荒らし屋のような組織ではない
    1. 現時点で明確な「葬儀屋メンバー一覧」は存在しない
    2. 「メンバー」ではなく、カニスから伸びる人物関係を見ると分かりやすい
  2. 第2章 カニス・シュアブレックとは誰?「葬儀屋」の中心にいる人物
    1. 現在のルドたちより前の時代から痕跡を残している
    2. カニスとルドを結ぶ「シュアブレック」という姓
  3. 第3章 ルドは葬儀屋のメンバー?シュアブレック姓が示すつながり
    1. ルドの現在の所属は葬儀屋ではなく「掃除屋」
    2. ルドが受け継いだのは「所属」より血筋と番人シリーズ
  4. 第4章 番人シリーズの所有者たち|葬儀屋とつながる人物は誰?
    1. ルド・アモ・ゾディルは「葬儀屋メンバー」ではない
    2. 番人シリーズは「仲間の印」ではなく、離れた人物をカニスへつなぐ
  5. 第5章 掃除屋・荒らし屋との違い|「葬儀屋」を組織だと思いやすいのはなぜ?
    1. 掃除屋には本部と役割があり、ルドたちは同じ目的で動いている
    2. 「○○屋」という名前が同じでも、葬儀屋だけ見え方が違う
  6. 第6章 カニスから伸びる人物関係|ルド・アモ・ゾディルが別々の道を歩く
    1. 同じ番人シリーズにつながっても、三人の目的はまったく同じではない
    2. 掃除屋対荒らし屋だけでは見えない、もう一つの人物関係がある
  7. 第7章 葬儀屋の「メンバー」を追うと、ルドの物語がどこへ向かうのか見えてくる
    1. 本当に重要なのは人数ではなく、誰がカニスの先へ続いているか
    2. 葬儀屋の先にあるのは、ルド自身が何者なのかという疑問

第1章 結論|「葬儀屋」は掃除屋や荒らし屋のような組織ではない

現時点で明確な「葬儀屋メンバー一覧」は存在しない

『ガチアクタ』で「葬儀屋のメンバーは誰?」と調べると、掃除屋や荒らし屋のように複数人の名前が並ぶ組織を想像しやすい。
しかし現時点で、葬儀屋はルドが所属する掃除屋のような集団として描かれているわけではない。
中心にいるのは、過去の人物であるカニス・シュアブレック。
「葬儀屋」という呼び名は、まずカニス本人へ結び付いている。

掃除屋なら構造は分かりやすい。
奈落へ落ちたルドをエンジンが拾い、掃除屋へ連れていく。
そこにはザンカやリヨウがいて、斑獣を倒しながら奈落で生きるための役割も明確になっている。
ルド自身もそこで人器の使い方を学び、掃除屋の一員として行動するようになる。

荒らし屋も同じ。
ゾディルを中心にジャバーやクトーニたちが動き、それぞれが仲間として同じ目的へ向かう。
ルドたちと衝突する場面でも、「荒らし屋」という集団が存在し、その中に複数の所属者がいることが分かる。
だから「○○屋」という名前を聞けば、葬儀屋にも同じような集団があると考えたくなる。

ところが葬儀屋は少し違う。

カニス・シュアブレックという人物がいて、その人物が残した痕跡が現在のルドたちへ伸びている。
その痕跡の代表が番人シリーズ。
ルドが持つグローブを含め、特殊な品々へ同じ系統の印が残っていることから、カニスの存在が現在の物語へ浮上してくる。

ここで混乱しやすい。

カニスにつながる人物が複数いる。
番人シリーズも複数存在する。
それぞれを持つ人物までいる。

だから見た目だけなら、
「この人たちは全員、葬儀屋のメンバーなのではないか」
と思えてしまう。

しかしルドは掃除屋に所属している。
ゾディルは荒らし屋を率いる側。
アモもまた、掃除屋や荒らし屋とは違う位置から物語へ入ってくる。

同じカニスへつながっていても、同じ組織で動いているわけではない。

「メンバー」ではなく、カニスから伸びる人物関係を見ると分かりやすい

葬儀屋を追う時に重要なのは、「所属者は何人いるのか」だけではない。
むしろカニスを中心に、誰がどのようにつながっているのかを見る方が全体像をつかみやすい。

中心にカニス・シュアブレックがいる。
そこからシュアブレック姓を持つルドへ線が伸びる。
さらに番人シリーズを通して、アモやゾディルなど別の人物ともつながっていく。
つまり現在の物語では、一つの集団より「カニスが残したもの」が複数の人物を結び付けている。

ルド自身がその象徴になる。

物語序盤のルドは、天界でゴミ拾いをして暮らす少年だった。
物を乱暴に捨てる人間を嫌い、まだ使える物には手を伸ばす。
育ての親レグトから受け取ったグローブも、単なる戦闘道具ではなく、ルドの人生そのものへ深く関わっていく。

奈落へ落とされた後、そのグローブが人器として力を発揮する。
最初はルド自身にも、なぜ自分のグローブが特別なのか分からない。
掃除屋へ入り、様々な人器と接し、荒らし屋とも戦っていく中で、自分が持つ物だけが普通ではないことが少しずつ見えてくる。

そこでカニスの名前がつながる。

つまり葬儀屋を知ることは、別組織の新キャラクターを知ることとは違う。
ルドが最初から持っていたグローブ。
捨てられた物へ向ける異常なほど強い思い。
シュアブレックという姓。
それらがどこから来たのかを辿ることにつながっている。

このため「葬儀屋メンバー」という検索では、単純な一覧を期待すると少しズレる。

明確に葬儀屋として示されている中心人物はカニス。
その周囲に、カニスの血筋や番人シリーズによって関わる人物がいる。
この違いを最初に分けておくと、ルドやゾディルまで全員を「葬儀屋所属」と誤解せずに済む。

第2章 カニス・シュアブレックとは誰?「葬儀屋」の中心にいる人物

現在のルドたちより前の時代から痕跡を残している

葬儀屋という名前を追った時、最も重要になるのがカニス・シュアブレック。
現在ルドと一緒に戦っている人物ではなく、過去から現在へ強い影響を残している存在になる。
その名前が浮かび上がることで、それまで別々に見えていたルドの出自と番人シリーズが一本につながっていく。

カニスを知る手掛かりとして大きいのが、番人シリーズに残された印。

ルドが奈落へ落ちた時から持っているグローブにも、普通の人器とは違う背景がある。
ルド自身はレグトから受け継いだ物として大切にしていた。
だが物語が進むにつれて、そのグローブが単にレグト個人から渡されただけでは終わらない品だと分かってくる。

さらに別の番人シリーズも姿を見せる。

アモが身に着ける物。
荒らし屋側にある物。
それぞれ別の場所、別の人物の手元にありながら、同じ系統へつながっている。

この状態だけを見ると、「過去に葬儀屋という集団が作った装備をメンバーへ配っていたのでは」と想像したくなる。
しかし現段階では、掃除屋本部のような施設や、複数の構成員が並ぶ形で葬儀屋という組織が描かれているわけではない。

だからカニスは、「葬儀屋のボス」と単純に置くより、
「葬儀屋と呼ばれ、現在まで痕跡を残した中心人物」
として見る方が近い。

しかもカニスの存在が重要なのは、過去の有名人だからではない。

ルドへ直接つながる可能性があるからだ。

カニスとルドを結ぶ「シュアブレック」という姓

ルドの名前は、ルド・シュアブレック。

そして葬儀屋と呼ばれる人物は、カニス・シュアブレック。

この同じ姓が明らかになることで、ルドの存在そのものが一気に変わって見える。

それまでのルドは、天界で差別されながら暮らしていた少年だった。
犯罪者の子孫が集まる族民として扱われ、物を拾うだけでも周囲から奇異な目で見られる。
さらにレグト殺害の罪まで着せられ、身に覚えのないまま奈落へ落とされた。

奈落へ来てからも、ルドの目標はまず天界へ戻ることだった。
自分を陥れた相手を探す。
レグトを殺した人物を突き止める。
そのために掃除屋へ入り、エンジンやザンカたちと行動する。

ところがカニスの存在が見えてくると、ルドの物語にはもう一つの疑問が加わる。

なぜルドはシュアブレック姓なのか。
なぜレグトは番人シリーズにつながるグローブを持っていたのか。
なぜそのグローブがルドへ渡されたのか。

偶然では片付けにくいものが増えていく。

この時点で、カニスは単なる過去の人物ではなくなる。

ルドの血筋。
レグトの行動。
番人シリーズ。
天界と下界。

それぞれを結ぶ場所にカニスが現れる。

ただし、ここでも「ルド=葬儀屋メンバー」とするのは違う。

ルドが現在所属しているのは掃除屋。
エンジンに拾われ、ザンカから訓練を受け、掃除屋の仲間と共に戦っている。
カニスとのつながりは、現在の所属ではなく、ルド自身の過去や血筋へ向かうものになる。

だから葬儀屋のメンバーを知りたい時、カニスとルドを同列の所属者として並べるより、
「カニスから何がルドへ受け継がれたのか」
を見る方が重要になる。

グローブだけなのか。
シュアブレックという名前だけなのか。
それとも天界と下界に関わる、もっと大きなものまで残されているのか。

物語が進むほど、葬儀屋という言葉は「一つの組織名」より、ルドの出自へ近づくための鍵として重くなっていく。

第3章 ルドは葬儀屋のメンバー?シュアブレック姓が示すつながり

ルドの現在の所属は葬儀屋ではなく「掃除屋」

ルドとカニスの名前がつながると、最初に気になるのが「ルドも葬儀屋のメンバーなのか」という点になる。
二人ともシュアブレックという同じ姓を持ち、ルドのグローブも番人シリーズへつながっていく。
ここだけを見ると、ルドが知らないうちに葬儀屋の一員だったようにも見える。
しかし現在のルドの立場を見れば、所属先ははっきりしている。

奈落へ落とされたルドを最初に助けたのはエンジンだった。
斑獣に襲われ、下界の常識さえ何も知らなかったルドに対し、エンジンは人器を扱える素質を見抜く。
その後ルドが連れていかれたのが掃除屋。
そこでザンカから人器の扱いを教わり、エンジンやリヨウたちと任務へ向かうようになる。

荒らし屋から狙われた時も、ルドは掃除屋の一員として仲間と行動している。
ジャバーとの遭遇では、グリスやフォロたちと逃走経路を探し、仲間が危険にさらされれば自分も戦おうとする。
天界へ戻るという個人的な目的を持ちながらも、奈落で帰る場所になっていくのは掃除屋だった。
現在のルドを「葬儀屋所属」とするのは、この流れとは違う。

では、なぜカニスと同じシュアブレック姓を持っているのか。

ここから「所属」と「受け継いだもの」を分けて見る必要が出てくる。

カニスとルドのつながりは、同じ制服を着て同じ集団で働いているような関係ではない。
もっと過去へ遡るものになる。
カニスという人物が残したものが長い時間を越え、その先にルドがいる。
だからルドは「葬儀屋のメンバー」というより、葬儀屋カニスから続く人物として見る方が近い。

そのことを強く感じさせるのが、レグトから渡されたグローブだった。

ルドにとって最初は、育ての親から受け取った大切な物。
奈落へ落とされた後、そのグローブはルドの人器となり、捨てられた物に力を与える特殊な能力を引き出していく。
ところが物語が進むにつれて、それだけでは終わらない背景が見えてくる。
番人シリーズという存在へつながり、ルド自身の過去まで揺さぶり始める。

ルドが受け継いだのは「所属」より血筋と番人シリーズ

ルドの人生を振り返ると、本人は自分の出生についてほとんど知らない状態から始まっている。
天界では犯罪者の子孫が暮らす族民として差別され、レグトと二人で生活していた。
父親や母親がそばにいるわけではなく、自分の家系について詳しく知っている様子もない。
だから「シュアブレック」という名前が後になって別の人物へつながる衝撃は大きい。

しかもルドは、最初から何かを受け継ぐ使命を自覚していた少年ではない。

捨てられた物を拾う。
まだ使える物を簡単に捨てる人間へ腹を立てる。
レグトからもらった物を大切にする。

そうして自分の感覚に従って生きてきた。

ところが奈落へ落ち、人器の世界を知ったことで、その感覚が特別な力へつながっていく。
普通なら一つの大切な物を人器として育てるところを、ルドのグローブは複数の物へ力を与える。
ゴミとして捨てられた物を拾い上げ、そこに残った価値を引き出して戦う。
ルド自身の生き方と能力が、最初から強く重なっている。

その先にカニスという名前が出てくる。

だからカニスとの関係で注目したいのは、
「ルドも葬儀屋なのか」
だけではない。

なぜ同じシュアブレック姓なのか。
なぜルドの手元へ番人シリーズが来たのか。
なぜレグトがそれを持っていたのか。
そして、なぜルドがその力を使えるのか。

複数の疑問が同時につながっていく。

現在のルドは掃除屋として戦っている。
エンジンに拾われ、ザンカから教えられ、掃除屋の仲間と一緒に斑獣や荒らし屋へ向かう。
その部分はカニスとは別の、ルド自身が奈落で選んだ人生になる。

一方で、シュアブレックという姓や番人シリーズは、本人が選ぶ以前から背負っていたもの。

この二つが同時に存在している。

だからルドは、カニスが作った組織へ参加した「メンバー」というより、
カニスが過去に残したものを、本人も知らないまま受け取っていた人物になる。

そして物語が進むほど、
「掃除屋ルド・シュアブレック」
という現在の姿と、
「葬儀屋カニス・シュアブレック」
という過去の存在が近づいていく。

その接点を探すことが、ルド自身が何者なのかを知ることにもつながっていく。

第4章 番人シリーズの所有者たち|葬儀屋とつながる人物は誰?

ルド・アモ・ゾディルは「葬儀屋メンバー」ではない

葬儀屋に複数のメンバーがいるように見える最大の要因が、番人シリーズの存在になる。
番人シリーズは一つだけではなく、複数の品が別々の人物の手へ渡っている。
ルドだけが持っているなら、カニスとルドだけの問題にも見えた。
しかし別の所有者が現れることで、一気に関係者が増えていく。

分かりやすいのがアモ。

ルドたちが「女」と呼ばれる場所へ向かった時に出会う少女で、彼女自身も強烈な過去を背負っている。
アモが身に着けている物も、後に番人シリーズとのつながりを持つことが分かってくる。
そのためルドとアモは、掃除屋の同僚ではないのに同じ系統の品を介して並ぶことになる。

さらに荒らし屋側にも番人シリーズがある。

そこで重要になるのがゾディル。

ゾディルは荒らし屋を率いる人物で、ルドたち掃除屋とは立場が違う。
ジャバーたちを動かし、天界人であるルドへ強い関心を向ける。
当然、ルドと同じ組織で働く仲間ではない。
むしろ物語の多くの場面では、互いの目的が衝突する側にいる。

それでも番人シリーズという線で見ると、ルドとゾディルは同じ場所へつながってしまう。

ここが面白い。

ルドは掃除屋。
ゾディルは荒らし屋。
アモも別の立場。

所属だけを見れば三人はバラバラになる。

ところが番人シリーズを中心に置くと、離れていた三人が一つの線上へ現れる。
だから「葬儀屋にはルド、アモ、ゾディルがいる」と見たくなるが、実際にはそうではない。
彼らは葬儀屋の構成員として集まっているのではなく、それぞれ違う経路からカニスの残したものへ触れている。

特にルドとゾディルが同じ側ではないことは重要になる。

同じ種類の特別な品を持つからといって、思想まで同じにはならない。
番人シリーズは制服や隊員証のような物ではなく、それを持っているだけで所属が決まるわけでもない。
むしろ別々の目的を持つ人物の手へ散らばっているからこそ、その由来が大きな謎として残っている。

番人シリーズは「仲間の印」ではなく、離れた人物をカニスへつなぐ

ルドが初めて人器を使った頃まで戻ると、番人シリーズという名前すら知らなかった。
奈落へ落ちた直後は、自分のグローブを使って生き延びることで精一杯。
エンジンから人器について教えられ、ザンカの訓練を受けながら、自分の能力を少しずつ理解していく。
その段階では、グローブの過去まで考える余裕もない。

だから番人シリーズが出てきた時、これまでの見え方が変わる。

レグトからもらった大切なグローブ。
ルドが昔から身に着けていた物。
それが実は、もっと大きな過去へつながっている。

さらにアモやゾディル側にも同じ系列の物が存在することで、
「なぜ離れた人物たちの手元へ散らばっているのか」
という別の疑問が生まれる。

もし番人シリーズが単なる強力な武器なら、強い人器としてだけ見ればいい。

しかし『ガチアクタ』では、物にはそれを使った人間の思いや時間が積み重なっている。
ルド自身も、捨てられた物を「ゴミだから無価値」とは見ない。
誰が使ったのか、どんな思いが込められていたのかによって、物の見え方が変わる世界になる。

だから番人シリーズも、能力だけでは終わらない。

誰が作ったのか。
誰が持っていたのか。
なぜ次の人物へ渡ったのか。

その履歴そのものが重要になる。

そこへ「葬儀屋カニス・シュアブレック」という名前が現れる。

するとカニスは、昔の強者というだけではなく、
現在の複数の人物を物によって結んでいる存在に見えてくる。

ルドはカニスと同じ姓を持つ。
アモは番人シリーズにつながる品を持つ。
ゾディル側にも番人シリーズがある。

それでも三人は同じ陣営にはいない。

この食い違いこそ、葬儀屋を組織として見ない方が分かりやすい部分になる。

掃除屋なら、エンジンやザンカたちが同じ本部へ帰る。
荒らし屋なら、ゾディルのもとでジャバーたちが動く。
しかし番人シリーズの所有者には、そうした共通の本部や現在の指揮系統が見えてこない。

共通しているのは「カニスへつながる痕跡」。

だから番人シリーズの所有者たちは、葬儀屋メンバーというより、
カニスが過去に残したものを別々の場所で受け取った人物たちになる。

そして所有者同士が出会えば、カニスの過去だけでなくルド自身の出自へ近づく手掛かりも増えていく。

誰が味方なのか。
誰が敵なのか。

その分類とは別に、
「誰がカニスへつながっているのか」
というもう一本の人物関係が『ガチアクタ』には存在している。

葬儀屋のメンバーを追いかける時に本当に見えてくるのは、この横断的なつながりになる。

第5章 掃除屋・荒らし屋との違い|「葬儀屋」を組織だと思いやすいのはなぜ?

掃除屋には本部と役割があり、ルドたちは同じ目的で動いている

『ガチアクタ』には「○○屋」と呼ばれる存在が複数出てくる。
その中でもアニメ序盤から分かりやすく描かれるのが掃除屋。
奈落へ落ちたばかりのルドは、巨大な斑獣に襲われ、下界では呼吸することさえ危険だと知らされる。
そこで出会ったエンジンに人通者としての素質を見抜かれ、掃除屋へ誘われることになる。

掃除屋は名前だけの呼び名ではない。
斑獣を討伐するという明確な役割があり、本部があり、所属する人通者たちがいる。
エンジン、ザンカ、リヨウらが同じチームで動き、ルドもそこへ加わっていく。
ザンカから人器の扱いを叩き込まれる時間も、ルドが掃除屋の一員になっていく過程そのものだった。

ルドは最初から素直な新人だったわけではない。
天界へ戻ることが何より重要で、奈落の組織に腰を据えて暮らしたいわけでもなかった。
それでも斑獣との戦いや荒らし屋との衝突を経験し、エンジンたちと行動する時間が増えていく。
掃除屋は次第に、仕事をする場所だけではなく、ルドが奈落で戻ってくる場所へ変わっていく。

荒らし屋も、集団としての形がはっきりしている。

中心にいるのはゾディル。
その周囲にはジャバー、クトーニ、ネルデ、フウ、ブンドゥスらがいる。
掃除屋と同じ方向を向く集団ではなく、ゾディルが求める「天界へ到達する手段」を巡ってルドへ接近する側になる。
ルドが天界から落ちてきた少年だからこそ、その存在そのものが狙われる。

特にジャバーとの遭遇は、掃除屋と荒らし屋の違いが目に見えて分かる場面だった。
ジャバーは毒を持つ人器「マンキラ」を使い、戦闘そのものを楽しむようにルドたちへ襲いかかる。
ルド側は自分たちを守りながら相手を止めなければならず、両組織が敵対する形が明確になる。
「誰が掃除屋で、誰が荒らし屋なのか」は場面を追えば判別できる。

ところが葬儀屋には、こうした描かれ方がない。

カニスの周囲に複数の部下が並び、
「我々が葬儀屋だ」
と活動している場面が現在の物語で前面に出ているわけではない。
掃除屋本部のような現在の拠点や、ゾディルを中心とした荒らし屋のような指揮系統も同じ形では見えてこない。

ここが「葬儀屋 メンバー」で混乱しやすい最大の違いになる。

「○○屋」という名前が同じでも、葬儀屋だけ見え方が違う

掃除屋、荒らし屋、葬儀屋。

名前だけ並べると、三つの組織が存在しているように見える。

掃除屋にはルドやエンジンたち。
荒らし屋にはゾディルやジャバーたち。
ならば葬儀屋にも、カニスを筆頭に何人ものメンバーがいるのではないか。
そう考えるのは自然になる。

しかし葬儀屋を追っていくと、見えてくる構造はかなり違う。

現在の物語で大きく残っているのは、カニスという人物そのものと、彼へつながる印や番人シリーズ。
つまり「現在活動している仲間たち」より、「過去に存在したカニスが何を残したのか」が前へ出ている。
その残したものが別々の人物へ渡り、現在の事件へつながっている。

例えばアモ。

アモはノーマンズランドの塔で暮らしており、初めから掃除屋の仲間として登場する人物ではない。
しかし彼女が履いている靴には、ルドのグローブと同じ印がある。
ルドたちがアモと出会ったことで、今まで自分だけのものに見えていた印が別の場所にも存在すると分かる。

この瞬間、疑問が一気に広がる。

なぜルドとアモが同じ印につながっているのか。
二人は同じ組織にいたことなどない。
同じ場所で育ったわけでもない。

さらにゾディル側へまで番人シリーズの線が伸びていくことで、
「同じ物を持つ者=仲間」
という見方まで崩れる。

ゾディルはルドを追う荒らし屋のボス。
ルドと同じ目的で動いている人物ではない。
それなのにカニスへ続く共通点が存在する。

だから葬儀屋は、掃除屋や荒らし屋のように所属表だけで見ようとすると分かりにくい。

掃除屋を見る時は、
「誰が所属しているか」
が重要になる。

荒らし屋を見る時も、
「ゾディルのもとで誰が動いているか」
が分かりやすい。

しかし葬儀屋を見る時は、
「カニスから何が残り、誰のところへ渡ったのか」
を見る必要がある。

同じ「○○屋」という呼び名でも、ここには大きな違いがある。

第6章 カニスから伸びる人物関係|ルド・アモ・ゾディルが別々の道を歩く

同じ番人シリーズにつながっても、三人の目的はまったく同じではない

カニスを中心に人物を見ていくと、特に重要になるのがルド、アモ、ゾディル。
三人には番人シリーズを通じた接点が見えてくるが、現在の所属も目的も同じではない。
だから三人を「葬儀屋メンバー」と一括りにすると、『ガチアクタ』で描かれている対立が見えなくなる。
むしろ別々の道を歩いているからこそ、カニスという一人の人物が際立ってくる。

ルドが最も強く望んできたのは、天界へ戻ること。

レグトを殺した犯人を追い、自分を奈落へ落とした世界へ戻りたい。
第1話でレグトを殺した罪を着せられ、周囲から罵声を浴びせられながら奈落へ落とされた時の怒りは、その後も消えていない。
下界で仲間が増えても、天界との因縁そのものがなくなったわけではない。

一方のゾディルも天界へ強い関心を持つ。

だからこそ、天界から実際に落ちてきたルドを狙う。
ルドの身体や能力だけが欲しいのではなく、「天界へ行く道」へ近づく存在として価値を見ている。
同じ天界を意識していても、ルドとゾディルの立場は同じではない。

ルドにとって天界は、自分の過去が残る場所。
ゾディルにとっては、自分の目的を実現するために到達したい場所。

同じ方向を見ているようで、中身が違う。

アモはさらに違う。

ルドたちがアモと出会った時、彼女は一人で塔に暮らしていた。
人との距離感にも独特なものがあり、ルドたちが普段接している掃除屋の仲間とは全く違う空気を持っている。
そのアモの靴に、ルドのグローブと同じ印があると分かったことで、カニスにつながる線が掃除屋と荒らし屋だけではない場所まで広がる。

アモが番人シリーズにつながっているからといって、ゾディルの仲間になるわけではない。
ルドと同じ掃除屋になるわけでもない。

それぞれの人生の途中に、同じ系統の物が入り込んでいる。

ここが重要になる。

カニスは現在、三人を指揮しているわけではない。
それでもカニスへ続く物が三人の人生へ影響している。

つまりカニスから伸びる線は「組織の指揮命令系統」ではなく、
過去から現在へ続く線になる。

掃除屋対荒らし屋だけでは見えない、もう一つの人物関係がある

『ガチアクタ』を奈落での戦いだけから見ると、大きな構図は掃除屋と荒らし屋の対立に見える。

掃除屋にはルドがいる。
荒らし屋にはゾディルがいる。
両者がぶつかれば、味方と敵という関係は分かりやすい。

ところがカニスと番人シリーズを間に置くと、その線とは別の関係が浮かび上がる。

ルド。
アモ。
ゾディル。

本来なら同じ一覧に並びにくい三人が、番人シリーズを通じて接近する。

ルドにとってグローブは、レグトとの思い出から始まった物だった。
育ての親を殺された後も手元に残り、奈落では戦う力になる。
だからルド自身にとっては、最初から「カニスの遺産」として受け取った物ではない。

ここが大きい。

ルドは何も知らないまま持っていた。

だから後になって別の番人シリーズやカニスの名へたどり着くほど、
「レグトはどこまで知っていたのか」
という疑問まで強くなる。

アモもまた、ルドとは違う場所で番人シリーズにつながっていた。

そしてゾディル側にも同じ系統が現れる。

三人が最初からカニスのもとで集められた仲間なら話は簡単だった。
しかし実際には、出会った場所も、育った環境も、現在の目的も違う。
それなのに同じ過去へつながっていく。

だから番人シリーズには、戦闘能力以上の重さが生まれる。

ルドが人器を使う場面では、物を大切にしてきた彼自身の感情が力へ直結する。
ゴミの山から拾った物であっても、ルドは簡単に無価値とは扱わない。
誰かに捨てられたから価値がなくなるのではなく、まだ使えるなら手を伸ばす。

そんなルドの手元に、カニスへ続く物が残っている。

これはルド自身が知らない過去と、現在の生き方が交差する場所にもなる。

さらにゾディルは、ルドとは違う目的でその価値を見ようとする。
ルドが番人シリーズを「自分の大切な物」として扱うのに対し、ゾディル側から見れば天界へ近づく手掛かりとしての価値も大きくなる。
同じ物でも、持つ人物によって向き合い方まで変わっていく。

この違いを見ると、「葬儀屋の関係者=味方」という見方ができないことも分かる。

カニスへつながっている。
番人シリーズに触れている。

それでも敵になることはある。

逆に、同じ組織ではなくても同じ謎を追うことで、一時的に線が交わる可能性もある。

だからカニスを中心に見る人物関係は、掃除屋と荒らし屋の対立とは別に存在している。

現在の所属を見るなら、
ルドは掃除屋。
ゾディルは荒らし屋。
アモはそのどちらにも単純には収まらない。

しかし過去へ線を伸ばせば、三人の近くに番人シリーズがある。

その先で浮かび上がるのがカニス・シュアブレック。

「葬儀屋のメンバーは誰か」と追っていった先で見えてくるのは、実は一つのチームではない。
カニスが残したものによって、敵味方を越えて別々の人物がつながっているという構図になる。

そしてその中心近くにいるのが、カニスと同じシュアブレック姓を持つルド。

葬儀屋という名前を追うほど、単なる過去の人物紹介では終わらず、
ルドの出生、レグトが残したグローブ、番人シリーズ、そして天界と下界を巡る物語へ近づいていく。

第7章 葬儀屋の「メンバー」を追うと、ルドの物語がどこへ向かうのか見えてくる

本当に重要なのは人数ではなく、誰がカニスの先へ続いているか

「葬儀屋のメンバーは誰なのか」という疑問を最後まで追うと、単純な人数の話では終わらない。
現時点では、掃除屋や荒らし屋のように、複数人が同じ組織名のもとで活動している形ははっきりしていない。
中心にいるのはカニス・シュアブレック。
そして現在の物語では、そのカニスから伸びる痕跡を複数の人物が持っている。

ルドはその中でも特別な位置にいる。

同じシュアブレック姓を持つ。
レグトから受け継いだグローブが番人シリーズへつながる。
しかも本人は、その背景を知らないまま奈落へ落とされ、掃除屋として戦い始めている。
つまりルドは、自分の過去を知らない状態でカニスの残したものを手にしていた。

アモやゾディルにも番人シリーズとの接点がある。

しかし三人は仲間ではない。
同じ場所で育ったわけでもない。
同じ目的へ向かっているわけでもない。

ルドは天界へ戻り、レグトを殺した犯人と自分を落とした世界へ近づこうとする。
ゾディルは荒らし屋を率い、別の目的から天界へ強い関心を向ける。
アモも、自分自身の過去や体験を背負って生きている。

それでも番人シリーズを通じて、三人の線はカニスへ寄っていく。

ここが葬儀屋という存在の大きな特徴になる。

現在の仲間を集める組織ではなく、
過去にいた一人の人物が残した物や血筋によって、現在の人物たちがつながっていく。

だから葬儀屋を追うことは、
「誰が所属しているか」
より、
「誰が何を受け継いでいるか」
を見ることに近い。

葬儀屋の先にあるのは、ルド自身が何者なのかという疑問

ルドの物語は最初、非常に分かりやすい怒りから始まっていた。

レグトを殺された。
自分は犯人ではない。
それなのに罪を着せられ、奈落へ落とされた。

だから天界へ戻る。

序盤では、この復讐と帰還が大きな目標になる。

しかし奈落でエンジンと出会い、掃除屋へ入り、人器を知り、荒らし屋と戦っていくうちに、ルド自身の過去へ別の疑問が生まれてくる。

なぜ自分はシュアブレックなのか。
なぜレグトはあのグローブを持っていたのか。
なぜ番人シリーズが別の人物の手にもあるのか。
そしてカニスは、天界と下界の間で何を残したのか。

最初は「天界へ戻れば答えがある」と考えていたルドが、今度は自分自身の血筋まで追うことになる。

この変化は大きい。

敵を倒すだけなら、強くなればいい。
天界へ登るだけなら、道を探せばいい。

しかし自分が何者なのかを知るには、過去を辿らなければならない。

そこでカニスという人物が重要になる。

ルドと同じ姓を持つ。
番人シリーズへつながる。
現在の複数の人物へ影響を残している。

この三つが重なることで、葬儀屋は過去の設定ではなく、ルドの現在そのものへ入り込んでくる。

そしてレグトの存在も再び重くなる。

ルドにグローブを渡したのはレグト。
天界でルドを育てたのもレグト。
そのレグトが何を知り、なぜルドへ番人シリーズを渡したのか。

ここが分かれば、ルドとカニスの間にある空白も埋まっていく可能性がある。

だから「葬儀屋のメンバー」を追う記事で最後に見えてくるのは、意外にもルド自身の話になる。

カニス。
番人シリーズ。
シュアブレック姓。
レグト。
天界と下界。

それぞれ別々に見えていたものが、ルドの周囲へ集まってくる。

そして最も大事なのは、ルドがカニスと同じ道をそのまま歩くとは限らないこと。

血筋が同じでも、持っている物が同じでも、選ぶ人生まで同じになるわけではない。
ルドは奈落でエンジンやザンカ、リヨウたちと出会い、自分自身の仲間を得ている。
掃除屋として戦った時間も、カニスとは別にルドが自分で積み重ねたものになる。

だから今後問われるのは、
「ルドは葬儀屋になるのか」
だけではない。

カニスから何を受け継ぎ、
何を受け継がず、
自分自身はどちらへ進むのか。

そこにルドの選択がある。

葬儀屋には、掃除屋のような明確なメンバー一覧が見えているわけではない。
しかしカニスが残したものは、ルド、アモ、ゾディルたちを別々の場所からつないでいる。

そしてその中心を追うほど、
「ルドは何者なのか」
という物語の根へ近づいていく。

葬儀屋の人数を知ることより、そのつながりの先に誰がいるのかを見る。
そこまで追った時、葬儀屋という名前が『ガチアクタ』全体の大きな謎へつながっていることが見えてくる。

ガチアクタまとめ

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ルド、ザンカ、リヨウ、エンジン、アモ、ゾディル、荒らし屋の記事もまとめています。

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