78話「西方諸国評議会」は、なぜ戦闘なしでもこんなに胃に来るのか?
評議会側の理不尽な要望、テンペストを値踏みする空気、エルリック王子登場で一触即発になる会議場。リムルは怒っているのに、力で潰さず交渉で場を支配していく。この記事では、リムルの交渉力と、次回「黒幕の正体」へ続く嫌な余韻を追っていく。
- 78話でリムルの交渉力が強く見える理由
- 評議会側の要望が腹立たしく見える空気
- エルリック王子登場で会議が荒れる流れ
第78話「西方諸国評議会」は、リムルが力で潰すのではなく、怒りを抑えながら会議場を支配する回。
本当に強いのは戦闘力だけではなく、相手の欲、挑発、政治的な罠を見抜いて、テンペストの立場を守る交渉力。
この記事では、リムルがなぜ会議場で強く見えるのか、評議会側の要求がなぜ腹立たしいのか、エルリック王子登場で空気がどう変わったのかを追う。
第1章 結論|78話「西方諸国評議会」は、リムルの交渉力が強すぎる回
怒っているのに、会議場を壊さないところが一番怖い
78話「西方諸国評議会」。
この回、
一番強いのは戦闘ではない。
交渉。
ここがかなり刺さる。
リムルは怒っている。
評議会側の態度も、
条件の出し方も、
かなり腹へ来る。
でも、
すぐ暴れない。
ここが強い。
西方諸国評議会。
テンペストが、
西側世界へ正式に踏み込む場。
つまり今回は、
単なる口喧嘩ではない。
国同士の会談。
魔王リムル個人ではなく、
魔国連邦テンペスト全体が見られている。
だから、
リムルは感情だけで動けない。
ここがキツい。
ベニマル達もいる。
シオンもいる。
ソウエイもいる。
本気なら、
会議場の空気くらい一瞬で変えられる面子。
でも全員、
動かない。
リムルを中心に、
ぎりぎりの線を維持している。
これが逆に怖い。
会議場には、
剣も魔法も飛んでいない。
でも、
空気は完全に戦場。
議員達の視線。
机の上の条件。
探るような発言。
テンペストを測る態度。
全部が、
じわじわ圧をかけてくる。
リムルは、
それを正面から受ける。
相手の話を聞く。
条件を見る。
会議の流れを壊さない。
でも、
譲らない線だけは崩さない。
ここが78話の核心。
力で潰すなら簡単。
でも、
国として勝つには、
「危険な魔王」という印象で終わってはいけない。
だからリムルは、
怒りを飲み込む。
ここが本当にしんどい。
しかも、
リムルの怖さは大声ではない。
静かに温度が下がるところ。
表情。
短い言葉。
視線。
沈黙。
それだけで、
会議場の空気が止まる。
議員達も、
「あ、これ本当に怒ってる」
と分かる。
ここで一気に、
リムルが魔王に見えてくる。
普段は軽い。
仲間と話している時は柔らかい。
困った顔もする。
ツッコミも入れる。
でも、
国を侮られた瞬間、
空気が変わる。
ここがエグい。
78話は、
リムルが戦闘で勝つ回ではない。
交渉で、
テンペストの立場を守る回。
だからこそ、
いつもと違う強さが見える。
テンペストが「国」として扱われるかどうかの勝負になる
今回の評議会。
見ていると、
かなり嫌な空気がある。
歓迎だけではない。
警戒。
欲。
計算。
それが混ざっている。
評議会側は、
テンペストを無視できない。
魔王リムルがいる。
ヴェルドラとの関係もある。
迷宮の利益も大きい。
交易価値も高い。
だから近づきたい。
でも、
簡単には認めたくない。
ここが面倒。
「利用はしたい」
「でも対等にはしたくない」
そんな空気が、
会議室の中に漂っている。
うおお、キツい。
テンペストは、
ここまで積み上げてきた。
ゴブリン達の村。
牙狼族との共存。
鬼人族との出会い。
ドワーフ達との交流。
ジュラの大森林を中心に、
少しずつ国を広げてきた。
戦っただけではない。
交易もした。
祭りも開いた。
他国との関係も作った。
だからリムルにとって、
テンペストは単なる勢力ではない。
仲間達の暮らしそのもの。
その国を、
条件交渉だけで軽く扱われる。
ここが腹に来る。
リムルの怒りには、
国を背負う重さがある。
しかも、
評議会側は完全な敵ではない。
そこがさらに苦い。
敵なら倒せば終わる。
でも今回は、
今後つながる相手。
西側世界と関係を作るには、
ここを完全に壊せない。
だから、
リムルは我慢する。
相手の挑発を飲み込み、
テンペストの線だけを守る。
ここが78話の見どころ。
戦闘ではなく、
外交で勝負している。
その重さが、
かなり刺さる。
第2章 理不尽な要望|評議会側の欲が会議場ににじむ
条件を出す側の態度が、かなり嫌な温度を持っている
西方諸国評議会。
名前だけ聞くと、
かなり立派。
各国代表が集まり、
秩序や利益を話し合う場所。
でも、
78話の会議場は綺麗じゃない。
机の上に並ぶのは、
歓迎の言葉ではなく条件。
しかも、
その条件がかなり嫌。
テンペストを、
最初から対等な国として見る感じが薄い。
まず来るのは、
値踏み。
ここがしんどい。
議員達は、
表面上は落ち着いている。
でも、
発言の端に欲が出る。
魔王リムルの力。
迷宮の利益。
交易価値。
テンペストの影響力。
全部を計算している。
「この国から何を引き出せるか」
そんな視線が、
会議場全体に漂っている。
無理。
かなり腹へ来る。
リムル達は、
脅しに来たわけじゃない。
正式に会議へ参加し、
国として認められるために来ている。
身なりも整えている。
同行者達も、
場を壊さないよう抑えている。
テンペスト側は、
かなり真面目に外交している。
でも評議会側の一部は、
その誠意より利益を見る。
ここが本当に嫌。
会議室には、
書類が並んでいる。
議員達が座っている。
一見、
普通の政治会談。
でも空気は、
商談より査定に近い。
テンペストを、
どこまで利用できるか。
どこまで条件を飲ませられるか。
そういう匂いが強い。
だからリムルの表情も変わる。
テンペストを「国」として見ていない感じが刺さる
評議会側は、
テンペストを警戒している。
そこは分かる。
魔王がいる。
軍事力もある。
急速に発展している。
怖がるのも当然。
でも、
警戒と欲が混ざると、
かなり嫌な空気になる。
力は欲しい。
利益も欲しい。
でも、
対等には見たくない。
この矛盾が、
条件の中に出てくる。
ここがキツい。
テンペストには、
暮らしがある。
市場がある。
工房がある。
飲食店がある。
警備隊もいる。
行政を回す者もいる。
リムル達は、
そこを背負って会議へ来ている。
でも評議会側の一部は、
その生活の厚みを見ない。
見るのは数字。
利益。
影響力。
ここが刺さる。
リムルが怒るのも当然。
条件そのものより、
態度が腹へ来る。
「利用価値のある魔物国家」
そんな見方をされる。
いやほんとそれ、
かなり苦い。
しかもテンペストは、
ここまで力だけで来たわけじゃない。
ドワルゴンとの関係。
ブルムンドとの交流。
ファルムスとの戦後処理。
交易の拡大。
祭りでの他国交流。
少しずつ、
信用を積み上げてきた。
なのに、
評議会ではまだ警戒と欲が先に来る。
ここで、
テンペストが外の世界にどう見られているかが分かる。
強くなったから認められる。
そう簡単ではない。
強くなったから、
逆に狙われる。
豊かになったから、
条件を押しつけられる。
影響力を持ったから、
政治の机へ引きずり出される。
ここが78話の苦さ。
でも、
この嫌な空気があるから、
リムルの交渉力が光る。
怒りを飲み込みながら、
テンペストの線を守る。
78話は、
そこがかなり熱い。
第3章 リムルの交渉力|怒りを武器にして会議を支配する
怒鳴らず、沈黙と視線で場の温度を変える
リムルの交渉力が強く見えるのは、
大声で押し切らないところ。
怒気はある。
でも、
会議場を即座に破壊しない。
ここが怖い。
西方諸国評議会の席。
議員達が並ぶ。
机上には書類。
条件と要求。
国同士の思惑。
その中心に、
魔王リムルが座っている。
普通なら、
魔王という存在だけで圧倒できる。
けれどリムルは、
力を見せびらかさない。
相手の発言を聞く。
表情を読む。
条件の裏を見る。
どこまで本気か、
どこから挑発か、
静かに見極めている。
ここがかなり強い。
評議会側は、
テンペストを測っている。
魔王リムルの怒りを、
どこまで引き出せるか。
テンペストが、
どこまで条件を飲むか。
会議場全体に、
そういう嫌な探りが漂っている。
でもリムルは、
その空気に飲まれない。
怒っているのに、
反応を選んでいる。
これが交渉の強さ。
ベニマル達が背後にいる以上、
リムルが命じれば一瞬で空気は変わる。
シオンが前へ出れば、
議員達の顔色も変わる。
ソウエイが動けば、
裏側の手筋まで一気に暴かれそうに見える。
でも全員、
動かない。
リムルを待つ。
この沈黙が、
会議場の圧をさらに濃くする。
戦闘ではないのに、
戦場より息苦しい。
剣を抜かない。
魔法も撃たない。
それでも、
議員達の言葉ひとつで空気が切れる。
無理。
これは胃に来る。
リムルは、
そこで感情を爆発させず、
相手の欲を逆に見抜いていく。
怒りを隠すのではなく、
怒りを制御している。
ここが魔王らしい。
ただ優しいだけではない。
ただ強いだけでもない。
国を背負う者として、
どの瞬間に圧を出すか選んでいる。
力を使わない勝ち方が、テンペストの信用を守っている
この会議でリムルが難しいのは、
勝てばいい話ではないところ。
力で黙らせるだけなら簡単。
でも、
それをした瞬間、
人間側に材料を渡してしまう。
やはり魔王は危険。
やはり魔物国家は信用できない。
評議会参加など無理。
そう言われる可能性が出る。
だからリムルは、
力の使い方を選ばなければいけない。
ここがしんどい。
強いのに殴れない。
怒っているのに壊せない。
相手の失礼を見逃せないのに、
場そのものは守らなければいけない。
この狭い道を通る。
リムルの交渉力は、
まさにここで見える。
相手の土俵に乗りすぎない。
でも、
引き下がりもしない。
テンペストを侮る発言には、
静かに圧を返す。
理不尽な要求には、
そのまま飲まない姿勢を見せる。
国としての線を守る。
ここが熱い。
リムルは、
自分一人の利益で話していない。
背後にはテンペストの街。
市場。
工房。
住民。
警備隊。
迷宮運営。
各国商人との取引。
仲間達の生活がある。
その全部を守るために、
言葉を選んでいる。
だから、
一言一言が重く見える。
普段のリムルなら、
柔らかい反応も多い。
軽口もある。
困り顔もある。
でも会議場のリムルは違う。
国の代表。
魔王。
そして、
仲間達の生活を預かる者。
その顔になる。
ここが刺さる。
転スラの面白さは、
戦闘で敵を倒す場面だけではない。
こういう会議の場で、
リムルがどこまで国を背負えるか。
そこにも熱がある。
78話のリムルは、
剣を抜かずに勝負している。
魔法陣も展開しない。
それでも、
会議場の主導権を少しずつ握っていく。
この静かな強さが、
かなりエグい。
第4章 エルリック王子登場|会議が一触即発になる怖さ
交渉の空気に、討伐という危険な火種が投げ込まれる
会議場は、
すでに重い。
評議会側の要求。
議員達の欲。
テンペストへの値踏み。
リムルの怒気。
そこへ、
さらに危険な火種が入る。
エルリック王子。
この登場で、
空気が一段階変わる。
それまでの会議は、
まだ政治の形を残していた。
嫌な条件はある。
腹立つ発言もある。
でも一応、
交渉の場として続いていた。
そこへ、
魔王リムルへの敵意を持つ存在が現れる。
ここで一気に、
会議場が戦場寸前へ傾く。
キツい。
タイミングが最悪。
リムルは、
すでに評議会側の理不尽な要求で怒っている。
テンペスト側の同行者達も、
かなり内側で冷えている。
議員達も、
自分達の条件で場を荒らしている。
そこへ、
さらに強い敵意が入る。
火薬庫に火花。
そんな空気。
エルリック王子の登場は、
ただの新しい人物追加ではない。
会議の温度を、
危険水域へ持っていく存在。
リムルの我慢を試す存在。
テンペストの立場を、
さらに揺さぶる存在。
そう見える。
ここで怖いのは、
リムル達が弱いからではない。
むしろ逆。
強すぎるから怖い。
リムルが本気で動けば、
相手側は簡単に止められない。
ベニマル達が動いても同じ。
でも、
ここは評議会。
目撃者がいる。
議員がいる。
国の面子がある。
一度でも力で押し潰せば、
人間側は「魔王の脅威」を叫べる。
だから簡単に動けない。
この縛りが、
本当に苦い。
力では勝てるのに、外交では一手間違えると不利になる
エルリック王子の怖さは、
戦力そのものではない。
場を荒らす力。
ここが厄介。
リムルを挑発する。
テンペストを危険視する。
魔王討伐の空気を持ち込む。
そういう動きが、
会議場全体を不安定にする。
戦闘なら分かりやすい。
敵が来る。
迎え撃つ。
勝つ。
でも今回は違う。
相手を倒しても、
それで終わりにならない。
むしろ、
倒した瞬間に政治問題になる可能性がある。
ここが面倒。
リムルは、
強いのに慎重でなければいけない。
怒っているのに、
冷静でなければいけない。
仲間を侮られているのに、
国際的な見え方まで考えなければいけない。
無理。
でも、
それをやるのが今回のリムル。
会議場には、
机がある。
議員席がある。
発言を見ている者がいる。
同行者達の沈黙がある。
エルリック王子の敵意がある。
その全部が重なって、
空気がぎりぎりまで張り詰める。
リムルが一言返すたび、
場の均衡が揺れる。
誰かが動けば、
一瞬で破裂しそうな緊張。
ここが78話の強い部分。
派手な戦闘ではない。
でも、
会議場の床が戦場みたいに見える。
言葉だけで、
国同士の関係が変わる。
表情ひとつで、
相手側の警戒が跳ね上がる。
沈黙ひとつで、
テンペストの圧が伝わる。
エルリック王子の登場によって、
リムルの交渉はさらに難しくなる。
ただ条件を押し返すだけでは足りない。
挑発に乗らず、
相手の狙いを見て、
テンペストの信用を守りながら、
譲れない線を示す必要がある。
ここが本当に強い。
78話「西方諸国評議会」は、
リムルの怒りと冷静さが同時に見える回。
エルリック王子の登場で、
その綱渡りがさらに濃くなる。
だから見終わったあと、
会議回なのに妙に疲れる。
剣戟より、
政治の一言が重い。
魔法より、
沈黙の圧が刺さる。
この苦さが、
第4章の中心になる。
第5章 同行者達の圧|ベニマル達が黙っているだけで怖い
護衛が動かないからこそ、会議場の緊張が濃くなる
リムルの背後には、
テンペストの幹部達がいる。
ベニマル。
シオン。
ソウエイ。
シュナ。
名前を並べるだけで、
かなり圧がある。
普通なら、
誰か一人が前へ出るだけで、
場の空気が壊れる。
ベニマルが一歩踏み出せば、
武力の圧が出る。
シオンが怒気を出せば、
議員達の顔色も変わる。
ソウエイが沈黙しているだけで、
誰が何を企んでいるか見抜かれていそうに見える。
シュナが静かに控えていると、
逆に品格と冷気が同時に漂う。
でも、
誰も動かない。
ここが怖い。
全員がリムルを見ている。
命令を待っている。
勝手に場を壊さない。
この統制が、
テンペストの強さを見せている。
ただ強い者が集まっているだけではない。
リムルを中心に、
きちんと一つの国として動いている。
ここがかなり刺さる。
会議場には、
議員達の声がある。
書類をめくる音。
椅子の軋み。
探るような視線。
それに対して、
テンペスト側は静か。
この静けさが、
逆に重い。
リムルが怒っている。
幹部達も、
当然それを感じている。
でも動かない。
リムルが国の代表として座っている以上、
自分達が勝手に感情で動けば、
テンペスト全体の立場が悪くなる。
そこを分かっている。
うおお、
この我慢が強い。
特にシオンあたりは、
リムルを侮られた瞬間、
普通なら即座に前へ出てもおかしくない。
それでも抑える。
ベニマルも、
武人として怒りはあるはず。
でも、
戦場ではなく会議場だと理解している。
ソウエイは、
黙ったまま相手側の言動を観察しているように見える。
誰が主導しているのか。
誰が乗せられているのか。
どの発言に裏があるのか。
そういう細部まで、
影の中で拾っていそうな怖さがある。
この「動かない圧」が、
第78話の会議場をさらに重くする。
テンペストの結束が、言葉より先に伝わってくる
同行者達の存在は、
ただの護衛ではない。
テンペストという国の厚みそのもの。
リムル一人が強いだけなら、
評議会側も違う見方をしたかもしれない。
でも実際には、
リムルの後ろに幹部達がいる。
それぞれが役割を持ち、
それぞれが場を読んでいる。
ベニマルは軍事。
シオンは忠誠と護衛。
ソウエイは諜報と警戒。
シュナは品位と内政の支え。
この面子が並ぶことで、
テンペストが単なる魔物集団ではないと分かる。
国として機能している。
指揮系統がある。
命令を待つ規律がある。
ここが大事。
評議会側がテンペストを軽く見れば見るほど、
その認識の浅さが浮き彫りになる。
テンペストは、
力任せの群れではない。
街を作り、
行政を回し、
軍を整え、
交易を進め、
他国と交渉する国。
その事実が、
リムルの背後に立つ幹部達から伝わってくる。
ここが熱い。
会議場でのテンペスト側は、
派手に主張しない。
でも、
並んでいるだけで情報量がある。
誰が動けば何が起きるか。
誰が黙っているからこそ、
どれだけ抑えているか。
その全部が見える。
だから怖い。
エルリック王子のような火種が入っても、
幹部達はすぐに爆発しない。
リムルの判断を待つ。
この結束が、
リムルの交渉力を支えている。
リムルが一人で耐えているわけではない。
背後に、
一緒に耐えている仲間達がいる。
それが見えるから、
78話の会議場はただの政治場面では終わらない。
テンペスト全体が、
静かに怒っている。
でも、
国として踏みとどまっている。
この感じが、
かなりエグい。
第6章 西方諸国評議会の怖さ|敵を倒せば終わりではない場所
会議場では、強さだけでは勝てないのが面倒すぎる
西方諸国評議会の怖さは、
敵を倒せば終わる場所ではないところ。
ここが本当に面倒。
戦場なら、
まだ分かりやすい。
敵が来る。
剣を抜く。
魔法を撃つ。
勝つ。
でも会議場は違う。
相手を倒しても、
問題は終わらない。
むしろ始まる。
議員達の面子。
各国の立場。
人間側の世論。
魔王への警戒。
テンペストへの恐怖。
そういうものが、
一気に膨らむ。
だからリムルは、
簡単に動けない。
ここがしんどい。
リムル達は強い。
本気で戦えば、
目の前の相手を黙らせることはできる。
でも、
それは外交上の勝利ではない。
力で黙らせた瞬間、
相手側は言い出す。
やはり魔物国家は危険。
やはり魔王は交渉相手ではない。
やはり評議会に入れるべきではない。
そういう言葉を、
相手に渡してしまう。
ここが怖い。
リムルは、
その罠を分かっている。
だから怒っても壊さない。
苛立っても手を出さない。
挑発されても、
すぐには乗らない。
この我慢が、
交渉の勝負になっている。
会議場の机。
並んだ議員席。
発言の順番。
書類に書かれた条件。
誰が何を言ったか。
全部が記録になり、
後の関係に残る。
だから一手が重い。
剣の一撃より、
言葉の一言が後を引く。
ここが78話の怖さ。
派手ではない。
でも、
かなり胃に来る。
テンペストが大国になったからこそ、欲と警戒を同時に向けられる
テンペストは、
もう小さな集落ではない。
迷宮がある。
商業がある。
軍事力がある。
リムルという魔王がいる。
ヴェルドラの存在もある。
各国との交易も進んでいる。
だから、
周囲は無視できない。
無視できないから、
近づいてくる。
近づいてくるから、
条件を出してくる。
ここが苦い。
テンペストが弱ければ、
相手にされなかった。
でも強くなったから、
政治の机に乗せられる。
豊かになったから、
利益を狙われる。
有名になったから、
危険視される。
成長の結果が、
そのまま面倒を呼び込んでいる。
無理。
でも、
これが国になるということ。
リムル達が作ってきた街は、
もう内輪だけで完結しない。
人が来る。
商人が来る。
情報が流れる。
金が動く。
周辺国家の視線が集まる。
その中心に、
テンペストが置かれている。
西方諸国評議会は、
その現実を見せる場所。
評議会側の議員達は、
テンペストを恐れている。
同時に、
テンペストの価値も欲しがっている。
この二つが混ざるから、
会議場の空気が濁る。
警戒だけなら、
まだ分かる。
欲だけなら、
交渉で済む。
でも警戒と欲が混ざると、
相手を利用しながら縛ろうとする空気になる。
ここがキツい。
リムルは、
その中で進路を探す。
強さを見せすぎず、
弱くも見せない。
譲れる部分と、
譲れない部分を分ける。
テンペストの利益を守りながら、
西側世界との接点も切らない。
かなり難しい。
だから78話のリムルは強く見える。
戦闘で勝つ強さではない。
国を背負って、
面倒な大人達の会議を切り抜ける強さ。
ここが刺さる。
西方諸国評議会は、
テンペストにとって厄介な場所。
でも、
避けて通れない場所。
ここを越えないと、
テンペストは本当の意味で外の世界へ出られない。
78話は、
その苦い入口を見せている。
第7章 78話の見どころ|リムルは力ではなく交渉でテンペストを守る
魔王の強さが、会議場の沈黙と判断に出ている
78話「西方諸国評議会」は、
戦闘回ではない。
でも、
かなり熱い。
リムルの強さが、
剣でも魔法でもなく、
会議場の判断に出ている。
ここが刺さる。
評議会側は、
条件を出す。
要求を重ねる。
テンペストの価値を測る。
魔王リムルを警戒しながら、
同時に利用価値も見ている。
この空気がかなり嫌。
でもリムルは、
そこで即座に壊さない。
怒りを持つ。
圧も出す。
それでも、
会議の形は残す。
ここが強い。
リムルが本気で暴れれば、
その場の相手を黙らせることはできる。
でも、
それはテンペストの勝利にならない。
人間側に、
魔物国家は危険という口実を渡してしまう。
だからリムルは、
力を見せすぎない。
弱くも見せない。
この均衡がエグい。
会議場には、
議員達の視線がある。
書類がある。
条件がある。
エルリック王子の火種もある。
その中で、
リムルは一手ずつ選んでいる。
怒る場所。
黙る場所。
返す言葉。
見せる圧。
全部が、
テンペストを守るための動きに見える。
ここが78話の見どころ。
リムルは、
自分の感情だけで座っていない。
背後には仲間がいる。
街がある。
市場がある。
迷宮がある。
交易がある。
テンペストで暮らす者達の生活がある。
だから、
会議場の一言が重い。
リムルの沈黙も重い。
ベニマル達が動かないことも重い。
テンペスト全体が、
この会議に乗っている感じがある。
うおお、
これは胃に来る。
派手な爆発はない。
でも、
言葉ひとつで国の未来が傾く。
これが西方諸国評議会の怖さ。
そして、
その怖さの中で踏みとどまるから、
リムルがさらに強く見える。
次回「黒幕の正体」へつながる嫌な余韻が残る
78話の終盤で残るのは、
すっきりした勝利ではない。
むしろ、
嫌な余韻。
評議会側の理不尽な要求。
エルリック王子の登場。
会議場に広がる敵意。
そして、
リムルが感じ取る違和感。
ここで終わるから、
次がかなり気になる。
第79話は「黒幕の正体」。
つまり、
今回の騒動は表面だけでは終わらない。
誰かが裏で動いている。
誰かが火種を用意している。
誰かが評議会を利用している。
そういう匂いが濃くなる。
ここがしんどい。
78話の会議は、
ただ議員達が欲深いだけの話ではない。
欲。
警戒。
敵意。
挑発。
政治的な計算。
その奥に、
さらに別の手が見え隠れする。
リムルは、
そこまで見ているように感じる。
だから簡単に怒りだけで動かない。
相手を潰すより、
誰が何を狙っているかを見る。
ここが本当に強い。
テンペスト側も、
ただ黙って耐えているわけではない。
ベニマルは場の危険を読む。
ソウエイは裏側を探る気配がある。
シオンは怒りを抑えて控える。
シュナは静かに場の品位を保つ。
それぞれが、
リムルの判断を支えている。
この結束があるから、
会議場でもテンペストは崩れない。
でも、
相手側はまだ終わっていない。
評議会は続く。
西側世界との関係も続く。
エルリック王子の火種も残る。
そして黒幕の影が出てくる。
無理。
一つ解決しても、
また次の面倒が出てくる。
でも、
これがテンペストが外の世界へ進むということ。
強くなった国は、
戦場だけでは済まない。
会議場にも立つ。
交渉にも巻き込まれる。
裏の思惑にも狙われる。
それでも、
前へ進むしかない。
78話「西方諸国評議会」は、
リムルの交渉力を見せる回。
同時に、
テンペストが本格的に国際政治へ踏み込む回。
だから地味に見えて、
かなり重要。
リムルが力で黙らせなかったこと。
怒りを抑えて場を支配したこと。
仲間達が静かに支えたこと。
その全部が、
次の「黒幕の正体」へつながっていく。
最後に残るのは、
リムルの強さと、
会議場の苦さ。
派手な戦闘より、
静かな交渉のほうが怖い。
そう感じる回だった。
- 78話はリムルが交渉で場を支配する回
- 評議会側には警戒と欲がにじんでいる
- テンペストを対等に見ない空気が苦い
- リムルは怒りを抑えて国の線を守る
- 力を使わない判断が信用を守っている
- エルリック王子登場で空気が一気に荒れる
- ベニマル達の沈黙が逆に会議場を重くする
- 西方諸国評議会は倒せば終わる相手ではない
- 次回「黒幕の正体」へ嫌な余韻が残る


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