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【Re:ゼロ アニメ】ロイ・アルファルドは死亡した?レムとユリウスに残された問題とは

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「アニメでは生存、原作最新では死亡扱い。ただし暴食の権能や記憶問題が残っており、完全決着とは言い切れない」

第1章 結論|ロイ・アルファルドはアニメではまだ退場していない

死亡確定で見るより、レムとユリウスの傷が残っている相手として見る

ロイ・アルファルドは、
アニメだけを追っている段階では、
まだ完全に退場した人物としては見られていない。

「リゼロ ロイ・アルファルド」で検索する人が
まず気になるのは、
生きているのか、
死んでいるのかという部分。

ただ実際には、
そこだけでは終わらない。

レムはどうなるのか。

ユリウスは元に戻るのか。

暴食との戦いは終わったのか。

読者が本当に知りたいのは、
むしろこちらだったりする。

だからロイの記事は、
死亡したかどうかだけを書いて終わると弱い。

ロイが残した傷が、
今どうなっているのか。

そこまで入った瞬間に、
記事の厚みが一気に増える。

ロイが怖いのは、
剣を振るう強敵だからではない。

名前と記憶を奪われた瞬間、
その人物が周囲の中から消えてしまう。

目の前に本人が立っていても、
仲間の記憶から存在だけが抜け落ちる。

この現象が、
リゼロの中でもかなりキツい。

特にユリウスの被害は、
見ていて胸が重くなる。

ユリウスは騎士として、
仲間として、
積み上げてきた時間がある人物。

それなのにロイに名前を喰われたことで、
周囲の人間から
「誰だったか」
が消えてしまう。

スバルだけが覚えている状況になるため、
視聴者側も一緒に取り残される感覚が強い。

レムの件も同じ。

暴食という存在は、
倒せば全部終わる敵ではない。

レムは眠り続けた過去があり、
目覚めても元通りとは言えない状態が続く。

だからロイ・アルファルドの現在を追うことは、

レムの回復。

ユリウスの名誉。

スバルが背負ってきた痛み。

その全部を追うことにつながる。

ロイは、
派手に暴れる悪役というより、
物語に残った傷口そのものに近い。

倒した。

捕まえた。

死んだ。

そういう言葉だけでは片付かない。

名前を奪われた人。

記憶を奪われた人。

その周りで何も思い出せなくなった人たち。

そこまで含めて見ると、
ロイという存在の重さが見えてくる。

原作最新では死亡扱いに近いが、暴食の問題は終わっていない

原作側まで含めると、
ロイ・アルファルドは監獄塔に関わる場面で、
死亡扱いに近い状態まで進んでいる。

ただし大事なのは、
ロイが死んだから全部解決、
という流れにはなっていないところ。

暴食の権能で奪われた名前と記憶は、
普通の負傷や敗北とは違う。

世界そのものに穴を開けるような被害として残る。

リゼロは、
敵を倒した瞬間に
全部元通りになる物語ではない。

白鯨のときもそう。

ペテルギウスのときもそう。

エルザとの戦いもそう。

大兎との戦いもそう。

勝利のあとには、
必ず別の重さが残る。

スバルが何度も死に戻りを繰り返し、
仲間が助かっても、
本人だけが覚えている苦しみが積み重なっていく。

ロイの話も、
まさにその延長線上にある。

水門都市プリステラでは、
大罪司教たちが同時に動き出した。

避難する市民。

水路に囲まれた街。

放送で響く宣告。

分断される各陣営。

街全体が混乱に包まれていく。

その中でロイは、
ただ戦場に現れるだけではない。

ユリウスという重要人物の存在そのものを削る。

ここが本当にエグい。

ユリウスは綺麗な剣技を持ち、
礼節も備えた騎士。

スバルとは最初から仲が良かったわけではない。

王都でスバルを叩きのめした過去があり、
そこから少しずつ関係が変わってきた。

だからこそ、
ユリウスが周囲から忘れられる展開は重い。

ただの能力被害では終わらない。

積み上げた関係そのものが奪われる。

そんな感覚がある。

レムも同じ。

屋敷編でスバルを疑い、
命を奪ったこともあった。

そこから信頼が生まれ、
白鯨戦ではスバルの心を支えた。

あの有名な場面まで積み重ねたのに、
暴食によって奪われてしまう。

見ている側からすると、

「そこを奪うのか」

そう言いたくなる残酷さがある。

だからこの記事の中心は、
ロイが死亡したかどうかだけではない。

ロイが残した被害が、
今も物語を動かしている。

そこにある。

アニメ視聴者にとっては、
まだ決着前の危険人物。

原作まで追う読者にとっては、
死亡扱いになっても爪痕を残し続ける人物。

この視点で見ると、
ロイ・アルファルドという存在が
かなり違って見えてくる。

第2章 ロイ・アルファルドとは何者だったのか

暴食の大罪司教として、名前と記憶を喰らう危険人物

ロイ・アルファルドは、
魔女教の大罪司教の一人。

担当する大罪は、
暴食。

リゼロの敵の中でも、
かなり厄介な部類に入る。

なぜなら、
暴食は剣や魔法で相手を倒すだけではないから。

名前を奪う。

記憶を奪う。

存在そのものを削る。

そういう方向で人間を壊していく。

だから戦闘能力だけで見ると、
ロイの恐ろしさは半分も伝わらない。

暴食には、

ライ・バテンカイトス。

ロイ・アルファルド。

ルイ・アルネブ。

この三人がいる。

アニメ視聴者にとっては、
まずライの印象が強い。

白鯨討伐。

ペテルギウス討伐。

長い地獄を乗り越えたあと、
ようやく一息つけると思った帰り道。

そこでレムとクルシュが襲われる。

あの展開は本当にキツい。

勝ったはずだった。

やっと終わったと思った。

ところが待っていたのは、
もっと残酷な結果だった。

レムは眠り続けることになる。

クルシュは記憶を失う。

スバルだけが、
何を失ったのか理解している。

周囲は状況を理解できない。

あの絶望感は、
今でもリゼロ屈指の重い場面。

暴食という存在の怖さが、
一気に視聴者へ伝わった瞬間でもある。

そしてロイは、
その暴食の中でも
ユリウスの運命を大きく変えた人物として語られる。

ユリウスは、
王選候補アナスタシア陣営の騎士。

王都編では、
スバルを圧倒した実力者として登場した。

青い礼装。

洗練された剣技。

精霊との連携。

いかにも完璧な騎士という印象だった。

しかしロイによって、
そのユリウスの名前が奪われる。

ここが恐ろしい。

ユリウス本人はそこにいる。

戦うこともできる。

会話もできる。

今までと何も変わらない。

それなのに周囲だけが、
ユリウスを覚えていない。

存在しているのに、
存在していた記録だけが消えていく。

暴食の権能の嫌らしさが、
最もわかりやすく出ている場面だった。

名前を喰われる。

言葉だけ聞くと単純に見える。

しかし実際には違う。

家族との思い出。

仲間との時間。

戦場で積み上げた信頼。

そうしたものまで、
一緒に消えてしまう。

だから暴食は、
敵を倒す能力というより、
人生そのものを削り取る能力に近い。

リゼロの中でも、
かなり後味の悪い権能として知られている。

水門都市から監視塔へ、ロイの被害はユリウスの物語に深く刺さる

ロイを語るうえで外せないのが、
水門都市プリステラの戦い。

プリステラは、
巨大な水路によって支えられた美しい都市。

王選陣営の面々も集まり、
一見すると平和な交流の場に見えていた。

しかし大罪司教たちが現れた瞬間、
街の空気は一変する。

避難する住民。

閉ざされる施設。

響き渡る放送。

各地で発生する戦闘。

街そのものが戦場へ変わっていく。

その混乱の中で、
ロイはユリウスへ深い傷を残した。

ユリウスは強い。

剣技もある。

経験もある。

精神力も高い。

普通なら多少の攻撃を受けても立ち上がれる。

しかし暴食の攻撃は違った。

肉体ではなく、
存在そのものへ向かう。

だからユリウスは、
戦士として負けたわけではない。

それなのに、
周囲とのつながりが崩れていく。

ここが本当にしんどい。

ユリウスはもともと、
スバルにとって複雑な相手だった。

王都でスバルを叩きのめした騎士。

同時に、
騎士としての在り方を見せつけた人物。

最初は反発もあった。

しかし白鯨戦。

魔女教戦。

数々の戦いを経て、
二人の関係は少しずつ変わっていく。

だからこそ、
ユリウスが忘れられる展開は重い。

ただの仲間ではない。

長い時間をかけて築いた関係だから。

その積み重ねが、
ごっそり消えてしまう。

見ている側もかなりキツい。

しかも覚えているのは、
スバルだけ。

周囲へ説明しても伝わらない。

「ユリウスを知っているはずだ」

そう訴えても、
相手は首をかしげる。

この温度差が本当に苦しい。

スバルだけが事実を知り、
周囲だけが知らない。

リゼロで何度も描かれてきた孤独が、
ここでも再び襲ってくる。

その後のプレアデス監視塔編では、
ロイの存在はさらに厄介になる。

監視塔は、
砂海の果てに存在する巨大施設。

そこにはシャウラがいる。

死者の書がある。

試験がある。

歴代の英雄たちの記録が眠っている。

普通のダンジョンとは全く違う場所だった。

スバルたちは、
多くの犠牲を払いながら進んでいく。

その中でロイも動き出す。

そしてロイは、
初代剣聖レイド・アストレアと関わることになる。

レイドは異常だった。

剣聖という言葉だけでは足りない。

圧倒的な技量。

常識外れの戦闘力。

目の前に立つだけで空気が変わる。

そんな存在だった。

ロイは暴食の権能で相手を喰らおうとする。

しかし相手が普通ではなさすぎる。

喰う側だったはずのロイが、
逆に振り回されていく。

ここから監視塔編は、
さらに混沌としていく。

面白いのは、
ロイが無敵の敵として勝ち続けるわけではないところ。

暴食として多くを奪ってきた側なのに、
監視塔では自分自身も危険な状況へ追い込まれる。

レイド。

ユリウス。

監視塔の試験。

様々な要素が重なり、
ロイ自身も巨大な渦の中へ飲み込まれていく。

だからロイは、
単なる悪役では終わらない。

レムの悲劇。

ユリウスの喪失。

監視塔での混乱。

その全部に深く関わっている。

ロイ・アルファルドを知ることは、
暴食という存在の恐ろしさを知ることでもある。

そしてそれは、
レムやユリウスが抱えた傷を知ることにもつながっていく。

第3章 ユリウスが忘れられた事件

水門都市プリステラで起きた暴食の被害

ユリウスが忘れられた事件は、
ロイ・アルファルドを語るうえで、
絶対に外せない場面。

ここで起きたことは、
ただの戦闘敗北ではない。

ユリウスという人物が、
周囲の記憶から消えてしまう。

これが本当にキツい。

舞台は水門都市プリステラ。

都市全体に水路が張り巡らされ、
制御塔があり、
王選陣営の人物たちも集まっていた。

スバルたちは、
ただ観光に来たわけではない。

アナスタシア陣営。

クルシュ陣営。

フェルト陣営。

エミリア陣営。

それぞれの思惑を抱えた人物が、
同じ都市の中にいた。

最初は、
陣営同士の交渉や交流の空気もあった。

けれど大罪司教たちが現れた瞬間、
プリステラの空気は一気に変わる。

街の中に響く放送。

制御塔の占拠。

水門を巡る危険。

避難する市民。

各地で分断される仲間たち。

リゼロらしい嫌な緊張感が、
一気に街全体へ広がっていく。

その中でロイ・アルファルドは、
暴食の大罪司教として動く。

ロイが相手にしたのは、
ユリウスとリカード。

ユリウスはアナスタシア陣営の騎士で、
リカードは鉄の牙を率いる頼れる戦力。

どちらも普通の敵なら、
かなり心強い組み合わせ。

でも相手が暴食になると、
話が変わってくる。

ロイは、
ヨシュアの記憶にも触れている。

ヨシュアはユリウスの弟で、
兄に強い感情を抱えている人物。

憧れ。

劣等感。

誇り。

距離の近さゆえの複雑な思い。

そこをロイが利用するから、
場面の嫌さがかなり増す。

ユリウスにとって、
ロイとの戦いは単なる敵との衝突ではない。

自分の弟の記憶。

弟が抱えていた感情。

それらを勝手に使われる。

目の前の敵が、
身内の記憶を材料にして話してくる。

これは相当しんどい。

リカードのような頼れる仲間がそばにいても、
この気持ち悪さは消えない。

剣を振るう相手が、
ただ強いだけならまだいい。

でもロイは違う。

戦いながら、
相手の人生へ踏み込んでくる。

記憶を盗み見て、
感情をつつき、
傷のある場所を狙ってくる。

だからロイの戦闘は、
見た目以上に精神へ来る。

ユリウスは、
騎士として美しく戦う人物。

剣を抜く姿。

立ち位置。

言葉遣い。

相手に向き合う姿勢。

どれも隙が少ない。

でも暴食の前では、
その積み上げが安全とは限らない。

ユリウスの名前が喰われる。

その瞬間、
周囲の中からユリウスが消える。

本人はそこにいる。

剣も握っている。

声も出せる。

呼吸もしている。

なのに、
人々の記憶からは抜け落ちる。

このズレが本当にエグい。

肉体が倒れるより、
ある意味で残酷。

普通の傷なら、
血が出る。

痛みがある。

治療もできる。

けれど名前を喰われる被害は、
目に見えない。

だから周囲も気づけない。

何が失われたのかさえ、
思い出せない。

ユリウスにとっては、
自分が歩いてきた道を、
他人の中から消されるようなもの。

騎士としての実績。

仲間との会話。

アナスタシア陣営での時間。

スバルとぶつかり、
少しずつ関係を変えてきた流れ。

それらが周囲の中で途切れてしまう。

これがロイ・アルファルドの怖さ。

戦って負けるだけではない。

勝っても負けても、
相手の人生に消えない穴を開ける。

スバルだけが覚えている温度差がしんどい

ユリウスが名前を奪われたあと、
一番しんどいのは、
スバルだけが覚えているところ。

スバルは、
ユリウスを知っている。

王都での屈辱も覚えている。

白鯨戦の共闘も覚えている。

魔女教との戦いで、
共に踏み込んだ時間も覚えている。

でも周囲は違う。

そこにいたはずの人物を、
思い出せない。

ユリウスという名前が、
人々の中から抜け落ちている。

この温度差が、
本当に胸に刺さる。

リゼロでは何度も、
スバルだけが覚えている苦しみが描かれてきた。

死に戻りで失敗した世界。

助けられなかった仲間。

誰にも話せない痛み。

同じ時間を繰り返しても、
他の人は知らない。

スバルだけが、
全部を抱え込む。

ユリウスの件も、
そこに近いものがある。

ただ今回は、
死に戻りの秘密とは別の形で、
スバルだけが記憶を持つ。

周囲に言っても伝わらない。

本人がそこにいるのに、
「知らない」
という反応が返ってくる。

この場面は、
見ている側もかなり苦しい。

なぜなら視聴者は、
ユリウスを見てきたから。

最初は嫌な騎士に見えた。

スバルを叩きのめした相手として、
苦い印象もあった。

でもその後、
ただの嫌な人物ではないとわかってくる。

王選の場で、
スバルが感情のままに暴走したとき、
ユリウスは騎士として厳しく向き合った。

あの場面はスバル目線だと痛い。

見ている側も、
うわ、これはキツい、
と思う。

でも時間が経つと、
ユリウスの行動にも重さがあったとわかる。

スバルをただ潰したいだけではない。

騎士として、
場の秩序を守り、
スバルの無謀さを止める役割もあった。

その後、
白鯨討伐や魔女教との戦いを通して、
スバルとユリウスの距離は少しずつ変わっていく。

最初は反発。

次に共闘。

そして互いに認める関係へ近づいていく。

この積み上げがあるから、
ユリウスが忘れられる展開は重い。

単に一人の騎士が被害に遭っただけではない。

スバルの成長にも関わる相手が、
周囲から消される。

読者や視聴者の中にある記憶と、
作中人物の記憶がズレる。

ここがリゼロらしい胃痛ポイント。

しかもユリウス本人は、
消えたわけではない。

目の前にいる。

話せる。

戦える。

それなのに、
過去のつながりだけが失われている。

これがしんどい。

完全に死んだなら、
悲しみの形はまだわかりやすい。

でも生きているのに忘れられる。

そこにいるのに、
積み上げた関係が戻らない。

この中途半端な残酷さが、
暴食の嫌なところ。

ロイ・アルファルドは、
この被害を通して、
物語に深い傷を残した。

ユリウスの名前が戻るのか。

周囲は思い出せるのか。

スバルだけが覚えている状態は、
いつまで続くのか。

読者がロイの現在を調べるのは、
この不安が残っているから。

だから第3章では、
ユリウスの名前喪失を中心に置くと強い。

ロイが強いか弱いかではなく、
ロイに何を奪われたのか。

そこを場面ごとに追うことで、
記事全体の重さが増す。

第4章 プレアデス監視塔でロイに何が起きたのか

砂海の果てで、ロイはレイド・アストレアとぶつかる

プレアデス監視塔編に入ると、
ロイ・アルファルドの扱いはさらに複雑になる。

水門都市プリステラでは、
ロイはユリウスの名前を奪った加害者だった。

しかし監視塔では、
ロイ自身も異常な存在に飲み込まれていく。

ここがかなり面白い。

プレアデス監視塔は、
ただの建物ではない。

砂海の果てに立つ巨大な塔。

シャウラが守り、
死者の書があり、
複数の試験が用意されている場所。

スバルたちは、
レムを救う手がかりを求めて、
この塔へ向かう。

道中からすでに過酷。

砂海。

魔獣。

遠すぎる目的地。

簡単にたどり着ける場所ではない。

やっと塔へ着いても、
そこからが本番。

塔の中には、
ただ戦えば進めるだけではない仕掛けがある。

階層ごとの試験。

記憶に関わる本。

名前と過去に触れる空間。

リゼロの中でも、
かなり情報量が濃い舞台。

そこへ暴食のロイが絡む。

名前と記憶を喰う存在が、
死者の書や記憶の問題が集まる塔にいる。

この組み合わせだけで、
かなり嫌な予感がある。

そしてロイは、
初代剣聖レイド・アストレアと関わることになる。

レイドは、
ラインハルトにつながる剣聖の始まりとも言える存在。

普通の強敵とは違う。

圧倒的な剣技。

理不尽な反応速度。

常識を外れた存在感。

目の前に出てきた瞬間、
場の空気が変わる人物。

ユリウスにとっても、
レイドは大きな壁になる。

綺麗な剣。

鍛え上げた技。

騎士としての誇り。

そういうものを持つユリウスが、
レイドという規格外と向き合う。

ここにロイが絡むから、
監視塔編はさらにややこしくなる。

ロイは暴食の権能で、
レイドを喰らおうとする。

普通なら、
相手の名前や記憶を奪い、
自分の中へ取り込む側。

でもレイドは、
普通ではなかった。

ロイが喰ったはずなのに、
逆にレイドの魂が強すぎる。

ロイの体が、
レイドに乗っ取られるような状態になる。

ここが本当に異常。

喰う側だったはずの暴食が、
喰った相手に飲まれる。

今まで他人の人生を奪ってきたロイが、
自分の体の主導権さえ危うくする。

因果応報というには単純すぎるけれど、
かなり強烈な展開。

レイドは、
ロイの体を使って塔の中を動く。

本来なら試験官としての制約がある存在なのに、
暴食の行動を利用する形で自由を得る。

スバルたちから見れば、
状況が理解しにくい。

なぜレイドが動いているのか。

なぜ塔の中で自由に振る舞えるのか。

その違和感の裏に、
ロイが関わっている。

これが後から見えてくる。

監視塔編のロイは、
水門都市のときのように、
ただ相手を追い詰める立場だけではない。

自分の権能が、
自分自身を危険な場所へ引きずり込む。

強すぎる記憶。

強すぎる魂。

強すぎる剣聖。

その全部に巻き込まれていく。

ロイ・アルファルドの現在を追ううえで、
この監視塔の出来事はかなり重要。

なぜなら、
ロイの生死や封印状態につながる大きな転機になるから。

ユリウスとレイドの戦いが、ロイの運命を変えていく

監視塔で特に重いのは、
ユリウスとレイドの戦い。

ここはロイの話でありながら、
同時にユリウスの話でもある。

名前を奪われたユリウスが、
剣聖レイドと向き合う。

この流れが本当に熱い。

ユリウスは、
周囲から忘れられている。

アナスタシア陣営の騎士として積み上げたものが、
他人の中から抜け落ちている。

それでもユリウス本人は、
立ち止まれない。

剣を握る。

仲間のために動く。

自分の価値を、
誰かの記憶だけに預けず、
今この場で示そうとする。

ここがかなり刺さる。

レイドは圧倒的。

ユリウスの剣を、
真正面から叩きつける。

礼節や理屈が通じる相手ではない。

強い。

ただひたすら強い。

それだけで場を支配してくる。

ユリウスは、
何度も追い詰められる。

美しい剣技だけでは届かない。

今まで積み上げた戦い方だけでは足りない。

名前を失い、
周囲から忘れられ、
さらに剣でも圧倒される。

普通なら心が折れてもおかしくない。

でもユリウスは、
そこで終わらない。

ここが本当に良い。

スバルとの関係も、
この場面の重さを増している。

かつて王都でぶつかった二人。

片方は未熟なまま感情を爆発させたスバル。

もう片方は、
騎士として厳しく立ったユリウス。

その二人が、
今では別の形で互いを見ている。

スバルは、
ユリウスを覚えている。

周囲が忘れても、
スバルだけはユリウスを知っている。

この事実が、
ユリウスにとってどれだけ大きいか。

考えるだけでしんどい。

誰にも覚えられていない世界で、
一人だけ覚えている人間がいる。

それだけで、
完全な孤独にはならない。

ロイが奪った名前。

レイドが押しつける圧倒的な強さ。

監視塔の試験。

その全部の中で、
ユリウスは自分を立て直していく。

そしてレイドとの戦いは、
ロイの運命にも直結する。

ロイの体を使っていたレイドは、
ユリウスとの戦いを通して、
大きな区切りへ向かっていく。

レイドの魂は強すぎた。

ロイの体に収まりきるような存在ではない。

その異常な状態が続いた末に、
ロイ自身も致命的な状況へ追い込まれる。

最終的にロイは、
普通に戦線復帰できる状態ではなくなる。

陰魔法によって封じられ、
時の流れから切り離されるような形で隔離される。

ここまで来ると、
水門都市で好き勝手に名前を奪っていた頃とは、
まったく立場が違う。

ただし、
ここで終わりと断言しにくいのがリゼロ。

封印。

隔離。

意識不明。

死亡扱いに近い状態。

こうした言葉が並んでも、
暴食の問題はまだ残る。

ロイ本人が動けなくなっても、
レムの記憶。

ユリウスの名前。

暴食三兄妹の関係。

それらがすぐ消えるわけではない。

だからロイの監視塔での出来事は、
退場前の戦闘というより、
暴食問題が別の段階へ移る場面に見える。

ロイが倒されたかどうか。

それだけで見ると浅くなる。

むしろ大事なのは、
ロイが奪ったものが、
その後も物語に残り続けること。

ユリウスがどう立ち上がるのか。

レムの状態はどうなるのか。

スバルが覚えている記憶は、
どこまで報われるのか。

そこへつながっていく。

第4章では、
プレアデス監視塔をただの舞台紹介で終わらせないほうがいい。

砂海の果て。

死者の書。

シャウラ。

レイド。

ユリウス。

そしてロイの体を巡る異常事態。

この具体的な場面を重ねることで、
ロイ・アルファルドの現在が、
ただの生死確認ではないと伝わる。

第5章 レムの記憶はロイが握っているのか

レムの眠りは、暴食の被害を考える入口になる

ロイ・アルファルドを調べるとき、
どうしても外せないのがレムの存在。

ロイ本人がレムを直接襲った中心人物として見られるわけではないが、
暴食という大罪司教の被害を考えるなら、
レムの眠りは避けて通れない。

リゼロの中で、
暴食の恐ろしさを最初に強く刻んだのは、
やはり白鯨討伐後の場面。

スバルたちは白鯨を倒し、
さらにペテルギウスとの戦いへ向かい、
本当に長い地獄を抜けた。

スバル自身も、
何度も折れかけながら、
レムの言葉に救われ、
仲間たちと一緒に勝利へ進んだ。

だからこそ、
その後に待っていた暴食の襲撃が本当にキツい。

勝ったはずなのに、
救われたはずなのに、
レムが奪われる。

あの流れは、
安心した直後に足元を抜かれるような残酷さがある。

レムは、
ただの仲間ではない。

屋敷編では、
スバルを疑い、
殺意を向けたこともある。

でもそこから、
スバルの弱さも痛みも見て、
彼を支える存在へ変わっていった。

白鯨戦前のスバルは、
もう本当に限界だった。

エミリアにも届かず、
仲間にも理解されず、
自分の言葉も信じてもらえず、
心がぐちゃぐちゃになっていた。

そのスバルを、
レムは真正面から受け止めた。

レムの言葉があったから、
スバルはもう一度立ち上がれた。

視聴者もそこで、
レムという人物の重さを思い知らされる。

だからこそ、
暴食によってレムが眠り続ける展開は重い。

ただ倒されたのではない。

名前と記憶を喰われ、
世界から存在を忘れられ、
本人も目覚めない。

周囲からすれば、
そもそもレムという人物を思い出せない。

スバルだけが、
レムの言葉を覚えている。

スバルだけが、
レムと過ごした時間を抱えている。

この孤独感が、
本当に胸に来る。

レムの眠りは、
暴食の被害がどれだけ深いかを示す入口。

そしてロイ・アルファルドは、
同じ暴食として、
その問題から切り離せない存在。

だからロイの記事でレムに触れるときは、
単に「関係者」として書くだけでは弱い。

レムが奪われたことで、
スバルの中に何が残ったのか。

レムを忘れた世界で、
スバルが何を抱えたのか。

そこまで書くと、
ロイの現在を調べる読者にも刺さりやすい。

暴食は、
敵を倒して終わりの相手ではない。

レムの眠りが続いた時点で、
その恐ろしさは物語に残り続けている。

ロイを倒せば全部戻るほど、暴食の傷は単純ではない

ロイ・アルファルドが死亡したのか。

読者がそこを気にするのは、
ロイが死ねばレムやユリウスの問題も戻るのか、
という期待があるから。

でもリゼロの暴食は、
そこまで単純には見えない。

ここがかなり大事。

普通の物語なら、
呪いをかけた敵を倒せば、
呪いが解けることも多い。

敵が死ぬ。

能力が消える。

被害者が元に戻る。

読者としても、
そうなってほしいと思う。

でもリゼロは、
そう簡単に気持ちよく戻してくれない。

レムの場合、
目覚めたとしても、
元のレムがそのまま戻るとは限らない。

スバルのことを覚えているのか。

屋敷での時間を覚えているのか。

ラムとの姉妹関係はどうなるのか。

白鯨戦での言葉は戻るのか。

ひとつひとつが重い問題になる。

ユリウスの場合も同じ。

名前を奪われたあと、
周囲がすぐに思い出すとは限らない。

騎士として積み上げた信用。

アナスタシア陣営での立場。

スバルとの関係。

弟ヨシュアとのつながり。

それらがどこまで戻るのかは、
単なる戦闘勝利だけでは測れない。

暴食の権能は、
人の中にある記憶を奪う。

つまり被害は、
肉体ではなく関係に出る。

ここが本当に厄介。

腕を折られたなら、
治療すれば回復の道が見える。

眠らされたなら、
目覚めれば前に進めるかもしれない。

でも名前と記憶を奪われた場合、
どこからどこまで戻れば治ったと言えるのか、
かなり難しい。

レムが目を覚ましても、
スバルを覚えていなければ、
スバルにとっては別の痛みが始まる。

ユリウスが戦えても、
周囲がユリウスを知らなければ、
ユリウスの立場は壊れたまま。

本人が生きているのに、
人とのつながりだけが欠けている。

これが暴食の嫌なところ。

だからロイの現在は、
レムの記憶問題と並べて書くと強くなる。

ロイが動けない状態になった。

ロイが死亡扱いに近づいた。

それでも、
暴食に奪われたものがすぐ戻るとは言い切れない。

読者はそこを知りたい。

「ロイは死んだのか」

この疑問の奥には、

「レムは戻るのか」

「ユリウスは報われるのか」

「スバルの記憶は無駄にならないのか」

という不安がある。

ここを拾うと、
記事がただの生死確認では終わらない。

ロイ・アルファルドは、
レムの記憶を直接すべて握っている人物と断定するより、
暴食問題の一部として見るほうが伝わりやすい。

ライ。

ロイ。

ルイ。

三人の暴食が関わることで、
レムとユリウスの被害は複雑になる。

誰を倒せば終わるのか。

どの権能をどうすれば戻るのか。

その簡単に割り切れない感じが、
リゼロらしい。

ロイが死亡したかどうかは、
もちろん大事。

でも本当に大事なのは、
ロイが残した暴食の傷が、
まだレムやユリウスの物語に食い込んでいること。

そこを第5章で書くと、
読者の不安にかなり近い場所へ届く。

第6章 原作最新で判明したロイの現在地

監視塔後のロイは、普通に動ける状態ではなくなる

プレアデス監視塔での一件を経て、
ロイ・アルファルドは、
以前のように自由に暴れられる状態ではなくなる。

水門都市プリステラでユリウスの名前を奪った頃のロイは、
明らかに加害者側だった。

相手の記憶へ踏み込み、
名前を喰い、
人生の積み上げを奪う。

かなり嫌な形で、
暴食の怖さを見せていた。

しかし監視塔では、
その立場が大きく崩れる。

ロイはレイド・アストレアを喰おうとし、
逆にレイドの強すぎる存在に飲み込まれる。

自分の体を、
自分だけで支配できないような状態になる。

これが大きな転機。

レイドは、
初代剣聖として規格外の存在。

剣技も、
肉体感覚も、
場を支配する圧も、
普通の人物とはまったく違う。

そんな相手を喰らおうとした時点で、
ロイの暴食は危険な方向へ進んでいた。

喰う側だったロイが、
喰った相手に振り回される。

この反転がかなり強烈。

暴食は、
他人の名前と記憶を奪う力。

でもレイドのような異常な相手に触れたことで、
ロイ自身の存在が揺らぐ。

監視塔の中で、
レイドがロイの体を使って動く状態は、
見ていてかなり不気味。

誰がそこにいるのか。

体はロイなのか。

中身はレイドなのか。

このズレが、
監視塔編の空気をさらに重くする。

ユリウスとの戦いも、
ここに深く関わる。

名前を奪われたユリウスが、
レイドと向き合い、
自分の剣と存在を示そうとする。

ロイの体を使うレイド。

名前を失ったユリウス。

その場に立ち会うスバルたち。

状況だけでもかなり濃い。

最終的に、
ロイは普通に戦線へ戻れる状態ではなくなる。

陰魔法によって封じられ、
時の流れから切り離されるような形で隔離される。

動き回る敵としてのロイは、
ここで大きく封じられたと見ていい。

ただし、
これを即座に完全死亡と見ると、
少し雑になる。

リゼロでは、
封印。

停止。

意識不明。

身体の支配。

そうした状態が、
単純な生死とは別の重さを持つ。

ロイもまさにその一人。

動けない。

けれど問題は残る。

退場に近い。

けれど暴食の爪痕は消えない。

この曖昧な状態が、
ロイ・アルファルドの現在をややこしくしている。

アニメ視聴者から見ると、
まだ先の話になる部分もある。

でも原作の流れを含めるなら、
ロイはすでに自由に暗躍する敵ではない。

監視塔での失敗。

レイドとの接触。

ユリウスとの因縁。

そして封印状態。

この流れを押さえると、
ロイの現在地がかなり見えやすくなる。

死亡扱いに近づいても、完全決着とは言い切れない怖さが残る

原作最新の流れまで含めると、
ロイ・アルファルドは死亡扱いに近い状態へ進んでいる。

監獄塔に関わる場面で、
ロイの死体が発見される展開があり、
物語上ではかなり重い変化になっている。

ただ、
ここで気をつけたいのは、
ロイ死亡で暴食問題が完全終了したわけではないところ。

リゼロでは、
敵の肉体が倒れても、
被害がすぐ消えるとは限らない。

ペテルギウスを倒しても、
スバルの中にあの地獄は残った。

白鯨を倒しても、
レムの問題は消えなかった。

大兎を突破しても、
聖域で起きた痛みは簡単には軽くならなかった。

勝利と回復が、
いつも同じ速度で進むわけではない。

ロイも同じ。

ロイが死亡扱いに近づいても、
ユリウスの名前の問題。

レムの記憶の問題。

暴食三兄妹の権能の問題。

それらがすぐ片付くとは言い切れない。

だから読者に伝えるべきなのは、
「ロイは死んだから終わり」
ではない。

「ロイは死亡扱いに近づいたが、
暴食が残した傷はまだ物語に残っている」
という見方。

このほうが、
リゼロの記事としてかなり強い。

ロイの死体が見つかるという情報は、
かなり衝撃的。

しかしそれ以上に大事なのは、
その死が何を変えるのか、
何を変えないのかという点。

レムは戻るのか。

ユリウスは元通りになるのか。

スバルが覚えている時間は報われるのか。

読者の関心は、
結局そこへ戻っていく。

ロイは、
暴食の一角として多くを奪った人物。

その人物が倒れたとしても、
奪われた側の人生は続く。

ここが重い。

ユリウスは、
名前を奪われたあとも剣を握った。

周囲から忘れられても、
自分の在り方を示そうとした。

レムは、
眠りと記憶の問題を抱えたまま、
スバルの物語に大きな影を落とし続けた。

スバルは、
忘れられた人たちを覚えている側として、
何度も苦しんできた。

ロイの死亡扱いは、
ひとつの区切りではある。

けれど、
リゼロにおける暴食の怖さは、
区切りが来ても余韻が残るところにある。

名前を奪う。

記憶を奪う。

関係を奪う。

その被害は、
敵がいなくなったあとも、
人の中に空白として残る。

だから第6章では、
ロイの現在を断定的に切り捨てないほうがいい。

アニメではまだ決着前。

原作では死亡扱いに近い。

ただし完全決着とは言い切れない。

この三段階で書くと、
読者にもかなり伝わりやすい。

「リゼロ ロイ・アルファルド」で検索する人は、
名前だけを調べているのではない。

ロイが今どうなったのか。

レムやユリウスはどうなるのか。

暴食の問題はどこまで続くのか。

そこを知りたくて来ている。

だからロイの現在地は、
死亡情報だけで終わらせず、
レムとユリウスの傷へ戻して書く。

そうすると、
第7章のまとめへ自然につながる。

第7章 ロイ死亡後も終わらない暴食問題

レムとユリウスの問題は、ロイの生死だけでは片付かない

ロイ・アルファルドの記事を書いていると、
どうしても最後は
「結局ロイは死んだのか」
という話になりやすい。

もちろんそこは重要。

敵としての結末。

現在の状態。

原作での扱い。

読者も気になる。

でもリゼロという作品を考えると、
本当に大事なのはその先。

ロイがどうなったかではなく、
ロイが残したものがどうなったか。

そこにある。

ロイは暴食として、
多くのものを奪った。

命だけではない。

名前。

記憶。

人とのつながり。

積み上げた時間。

そうしたものへ手を伸ばした。

だから被害も特殊になる。

レムは眠った。

ユリウスは忘れられた。

スバルだけが覚えている。

この構図は、
ロイが動けなくなったあとも残る。

ここが重い。

普通の敵なら、
倒せば前へ進める。

でも暴食の場合、
倒したあとも空白が残る。

レムが眠っていた時間。

ラムが抱えた喪失感。

スバルが一人で抱え続けた記憶。

それらは消えない。

ユリウスも同じ。

名前を奪われたあと、
周囲との関係は簡単に戻らない。

騎士としての実績。

仲間との時間。

アナスタシア陣営で築いた信頼。

それらは数字のように復旧できるものではない。

だからロイの問題は、
生死確認だけで終わらない。

むしろ物語としては、
そこからが長い。

暴食が残した傷を、
登場人物たちがどう抱えていくのか。

そこが重要になる。

レムを救いたいスバル。

忘れられても前へ進むユリウス。

妹を思い続けるラム。

それぞれが違う形で、
暴食の被害と向き合っている。

ロイの記事なのに、
最後はレムやユリウスへ話が戻る。

それは自然なこと。

なぜならロイという人物は、
自分自身よりも、
奪ったものの大きさで記憶される敵だから。

ロイの結末が示した、暴食という大罪の本当の怖さ

ロイ・アルファルドの結末を見ると、
暴食という大罪が何を象徴していたのかも見えてくる。

暴食と聞くと、
最初は食欲を連想する。

たくさん食べる。

飢えている。

そういうイメージ。

でもリゼロの暴食は違う。

喰うのは食べ物ではない。

人の人生そのもの。

名前を喰う。

記憶を喰う。

存在を喰う。

だから嫌な後味が残る。

白鯨討伐のあと。

ペテルギウス討伐のあと。

勝利の余韻が残るはずだった場面で、
レムが奪われた。

あの瞬間から、
暴食の怖さは読者や視聴者の中に残り続けている。

ユリウスの件も同じ。

目の前にいる。

話もできる。

戦うこともできる。

それなのに、
周囲が思い出せない。

この不自然さ。

この気持ち悪さ。

これが暴食。

ロイは、
その象徴の一人だった。

監視塔で封じられた。

原作では死亡扱いに近づいた。

敵としては大きく後退した。

でも暴食の問題は終わらない。

だからロイの結末は、
悪役撃破の爽快感だけでは終わらない。

むしろ逆。

倒れたあとに残る空白のほうが目立つ。

レムはどうなるのか。

ユリウスはどうなるのか。

暴食に奪われたものは、
どこまで戻るのか。

その答えを読者は追い続けている。

スバルもまた、
その答えを探し続けている。

死に戻りを繰り返しながら。

仲間を救おうとしながら。

忘れられた人を覚え続けながら。

ロイ・アルファルドは、
リゼロ最強クラスの敵ではないかもしれない。

ラインハルトほど強くない。

レイドほど圧倒的でもない。

魔女ほど世界を揺るがす存在でもない。

それでも印象に残る。

なぜなら、
ロイは強さ以上に傷を残したから。

レムの眠り。

ユリウスの喪失。

スバルだけが抱える記憶。

その全部に関わっている。

アニメではまだ決着前。

原作では死亡扱いに近い。

しかし暴食が残した傷は、
今も物語の中で生き続けている。

それが、
ロイ・アルファルドという人物を語るうえで、
一番大きなポイントになっている。

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