シリウスは、一人を殺す敵ではなく、群衆をまとめて同じ感情・同じ痛みに沈める敵。
第1章 結論|シリウスは一人を倒す敵ではなく、群衆ごと壊す大罪司教
感情と痛みをつなげる権能が危険すぎる
シリウス・ロマネコンティは、
魔女教大罪司教の一人。
担当する大罪は憤怒。
水門都市プリステラで姿を見せた瞬間から、
ただの戦闘要員ではないと分かる。
広場の上に立つ包帯姿。
全身を覆う布。
鎖のような装備。
見上げる市民たち。
その絵面だけで、
もう嫌な空気がかなり濃い。
シリウスが怖いのは、
強い攻撃を撃つからではない。
周囲にいる人間の感情を、
同じ方向へ引っ張るから怖い。
怒り。
恐怖。
熱狂。
痛み。
それが一人で止まらず、
広場にいる人々へ広がっていく。
普通の敵なら、
敵本人を止めればいい。
剣を止める。
魔法を防ぐ。
人質を助ける。
そのための作戦を考えられる。
でもシリウスの場合、
広場に集まった市民まで権能に巻き込まれる。
ただ見ていただけの人。
買い物途中の人。
子どもを連れた人。
騒ぎを聞いて足を止めた人。
そういう普通の人たちが、
一気に危険地帯の中へ入ってしまう。
ここが本当にしんどい。
スバルは異常に気づく。
あの包帯の人物はまずい。
あの少年を助けないといけない。
広場にいる人たちも危ない。
そう思って動こうとする。
でもシリウスの権能があるせいで、
ただ飛び込めばいい状況ではない。
一人の危険が、
周囲の危険へつながる。
人質を助ける動きが、
群衆全体の惨劇へ変わるかもしれない。
だからスバルの足も重くなる。
見ている側も、
早く助けてほしいのに、
動いたらもっと悪くなる気配がして胃が重い。
これがシリウスの厄介さ。
ペテルギウスは、
見えざる手でスバルたちを壊した。
レグルスは、
自分勝手な理屈で周囲を踏みにじった。
カペラは、
人間の体を好き勝手に作り変えた。
シリウスは、
広場にいる人々の心と痛みをまとめて巻き込む。
一人を狙う敵ではない。
場所ごと壊す敵。
人が集まっているほど危険になる敵。
だからプリステラのような都市では、
最悪の相手になる。
水路があり、
広場があり、
市民が集まり、
声が届く塔がある。
その街の形そのものが、
シリウスの権能と相性が悪すぎる。
人が多い場所ほど、
感情は広がりやすい。
恐怖も広がる。
怒りも広がる。
悲鳴も連鎖する。
シリウスはそこへ立つ。
だから登場した時点で、
プリステラの空気が一気に変わる。
プリステラで最初に絶望を見せた憤怒担当
プリステラ編は、
最初から暗い場所ではない。
水門都市というだけあって、
街には水路が走り、
人の流れがあり、
王選陣営の面々も集まっている。
スバルたちも、
いきなり戦場へ向かったわけではない。
街を歩く。
人と会う。
陣営同士の関係を見る。
そういう空気が先にある。
だからこそ、
シリウスの登場が余計に刺さる。
平和に見えていた広場が、
突然、逃げ場のない場所へ変わる。
塔の上にはシリウス。
そのそばには少年。
下には市民。
誰もが見上げている。
何が起きるのか分からないまま、
視線だけが一点に集まる。
この場面が本当に嫌。
シリウスは、
人質をただ脅しに使うだけではない。
少年の恐怖を見せる。
群衆の視線を集める。
その場の感情を一つにしていく。
助けたいと思う気持ちまで、
権能の中に絡め取られていく。
ここが本当にキツい。
スバルは、
この手の異常事態には敏感。
死に戻りで何度も痛い目を見てきたから、
危険の匂いにはすぐ反応する。
でもシリウス相手には、
反応が早いだけでは足りない。
敵を殴ればいいわけではない。
少年を抱えて逃げればいいわけでもない。
広場の市民が巻き込まれているから、
動き方を間違えると被害が広がる。
まさに初見殺し。
何が権能なのか。
どこまで共有されるのか。
誰が巻き込まれているのか。
それを理解する前に、
広場は地獄へ落ちる。
プリステラ編には、
このあとも大罪司教が次々に関わる。
レグルス。
カペラ。
暴食。
どれも強烈。
でも最初に街の平穏を壊した印象が強いのは、
やはりシリウス。
包帯姿の怪人が高所に立ち、
市民を巻き込み、
子どもを人質にし、
感情を一つに染めていく。
これだけで、
プリステラはもう普通の街ではなくなる。
シリウスの危険さは、
戦闘が始まる前に出ている。
広場に人を集めた時点で、
ほとんど罠が完成している。
声を聞いた人間。
見上げた人間。
その場に残った人間。
全員が危険になる。
ここが憤怒の大罪司教らしい怖さ。
怒りは一人で終わらない。
熱狂も一人で終わらない。
恐怖も一人で終わらない。
広場にいる人々の顔色が変わり、
ざわめきが広がり、
悲鳴が重なっていく。
その中心でシリウスが笑う。
この構図が本当に嫌すぎる。
だからシリウスは、
リゼロの中でもかなり特殊な敵。
一対一で強いから怖いのではない。
人が集まる場所に現れた瞬間、
その場にいる全員を危険へ引きずり込むから怖い。
プリステラの広場で起きたことは、
その危険性を一発で見せつけている。
第2章 シリウス・ロマネコンティとは何者なのか
憤怒の大罪司教として第3期で登場する包帯の怪人
シリウス・ロマネコンティは、
魔女教の大罪司教。
担当は憤怒。
アニメ第3期のプリステラ編で、
かなり強烈な形で登場する。
見た目は、
全身を包帯で覆った異様な姿。
顔も体もほとんど見えない。
体には鎖のようなものもあり、
普通の旅人や騎士にはまったく見えない。
塔の上に立つだけで、
広場の空気が変わる。
リゼロの大罪司教は、
それぞれ出てきた瞬間の異物感が強い。
ペテルギウスは、
体の動きも目つきも言葉も狂っていた。
レグルスは、
一見まともに話しているようで、
中身が完全に自分本位だった。
カペラは、
かわいい姿と下劣な言葉の差がひどかった。
シリウスは、
包帯で素顔を隠し、
群衆へ語りかける不気味さが強い。
広場でシリウスを見ると、
まず正体が分からない。
男なのか女なのか。
どんな顔なのか。
何を考えているのか。
なぜ人前で演説のように語るのか。
見た目の情報が隠されているぶん、
声と行動の異常さが前に出る。
シリウスは、
ただ暴れるだけの敵ではない。
人々の前に立つ。
語る。
視線を集める。
感情を揺さぶる。
そのうえで、
権能によって群衆を巻き込む。
この順番が本当に嫌。
人が多い場所に出る。
人の心を動かす。
人質を見せる。
そして逃げられない空気を作る。
一つ一つの行動が、
広場の惨劇へつながっていく。
憤怒の大罪司教という肩書きも、
かなり合っている。
怒りは伝染する。
一人が怒鳴ると、
周りもざわつく。
誰かが興奮すると、
群衆の温度も上がる。
シリウスは、
そういう人間の弱い部分を、
権能で無理やり強めてくる。
だから近くにいるだけで危険。
戦う意思がなくても危険。
ただ見上げていただけでも危険。
このタイプの敵は、
本当に厄介。
剣を持った敵なら、
距離を取れば少しは安全になる。
魔法使いなら、
射線や詠唱を警戒できる。
でもシリウスは、
声と感情と群衆を使う。
広場にいる時点で、
すでに巻き込まれている。
ここが怖い。
シリウス・ロマネコンティは、
登場場面だけで、
憤怒の大罪司教がどれだけ危険かを見せる。
包帯。
高所。
人質。
群衆。
感情共有。
この材料が全部そろった瞬間、
プリステラの広場は、
ただの街角ではなくなる。
ペテルギウスの妻を名乗ることで、不気味さがさらに増す
シリウスでもう一つ気になるのが、
ロマネコンティという名前。
この名前を聞くと、
どうしてもペテルギウスを思い出す。
ペテルギウス・ロマネコンティ。
怠惰の大罪司教。
第1期後半で、
スバルとエミリア陣営を追い詰めた相手。
見えざる手。
魔女への異常な愛。
指先という配下。
村人や仲間を巻き込む残酷さ。
あの強烈な敵と同じ名を、
シリウスは持っている。
しかもシリウスは、
ペテルギウスの妻を名乗る。
ここがかなり不気味。
ペテルギウスは、
サテラへの愛を狂ったように叫んでいた。
その人物に対して、
妻を名乗る大罪司教が現れる。
しかも全身を包帯で隠し、
素顔も見せない。
それだけで、
正体への不安が一気に強くなる。
本当に妻なのか。
勝手に名乗っているだけなのか。
ペテルギウスとの関係はどこまで事実なのか。
その疑問が残る。
リゼロでは、
ペテルギウスにも過去がある。
第2期では、
ジュースとしての姿が描かれた。
エミリア。
フォルトナ。
エリオール大森林。
過去を知ると、
ペテルギウスはただの狂人では終わらなくなる。
その流れを見ているからこそ、
シリウスにも何かあるのではないかと感じてしまう。
特に、
フォルトナとの関係を疑う声が出るのも自然。
フォルトナは、
エミリアを大切に育てた女性。
ジュースとも深いつながりがあった人物。
そのフォルトナを知っている読者ほど、
シリウスの包帯姿やロマネコンティの名に引っかかる。
もちろん、
アニメだけでは断定できない。
シリウスの正体には、
まだ見えない部分が多い。
ただ、
ペテルギウスの妻を名乗ること。
ロマネコンティの名を持つこと。
素顔を隠していること。
この三つが並ぶだけで、
かなり不穏。
しかもシリウスは、
感情を共有させる権能を持つ。
ペテルギウスの狂気は、
本人の内側から噴き出していた。
シリウスの狂気は、
周囲の人々へ広がっていく。
同じロマネコンティの名を持ちながら、
狂い方が違う。
ここも気味が悪い。
ペテルギウスは、
見えざる手で体を壊した。
シリウスは、
感情共有で心と痛みをつなげる。
どちらも、
スバルにとっては最悪の相手。
第1期でペテルギウスの地獄を見たあとに、
第3期でシリウスが現れる。
この流れがあるから、
シリウスはただの新キャラには見えない。
過去の痛みが、
別の形で戻ってきたように感じる。
包帯の下に何があるのか。
ペテルギウスとの関係は本当なのか。
フォルトナと関係があるのか。
その疑問が残るほど、
シリウス・ロマネコンティの不気味さは濃くなる。
第3章 感情共有の権能が怖すぎる
周囲の人間の感情を同じ方向へ引っ張る
シリウスの権能で一番厄介なのは、
周囲の人間の感情を、
同じ方向へ引っ張るところ。
ただ怒らせるだけではない。
ただ怖がらせるだけでもない。
広場にいる人々の心が、
シリウスの声や行動に合わせて、
一気に同じ色へ染まっていく。
プリステラの広場では、
市民たちが塔の上を見上げていた。
買い物中の人。
通りかかった人。
子ども連れの人。
何が起きているのか分からないまま、
包帯姿のシリウスへ視線を向けている。
その中心にいるのが、
人質にされた少年。
普通なら、
誰かが助けを呼ぶ。
誰かが逃げる。
誰かが騎士を探す。
でもシリウスの権能があるせいで、
広場の空気は普通ではなくなる。
ざわめきが広がる。
不安が広がる。
恐怖が広がる。
一人ひとりの判断が、
群衆の流れに飲まれていく。
スバルは異常を感じ取る。
あの場にいる人間全員が危ない。
少年だけを見ている場合ではない。
広場そのものが、
すでにシリウスの罠になっている。
そう気づくからこそ、
動き方が難しくなる。
シリウスの怖さは、
市民を盾にしているだけではない。
市民の感情そのものを、
武器のように使ってくるところ。
誰かが恐怖すれば、
周囲にも伝わる。
誰かが高揚すれば、
群衆も熱を帯びる。
誰かが絶望すれば、
広場全体が沈む。
そこにシリウスの声が重なる。
包帯に覆われた姿。
高所から見下ろす立ち位置。
鎖のような装備。
少年をそばに置いた異常な光景。
それらが重なって、
見ている側も息が詰まる。
感情共有という言葉だけなら、
少し分かりにくい。
でも実際には、
広場にいた人間の心を、
まとめて同じ方向へ動かす権能。
逃げたいのに逃げられない。
疑いたいのに引き込まれる。
助けたい気持ちすら、
シリウスの舞台装置にされる。
ここが本当に嫌。
シリウスは、
一対一で戦う敵ではない。
人が多い場所ほど危険になる。
広場。
観客。
人質。
声。
感情。
その全部を利用して、
逃げ場のない状況を作る。
だからプリステラの最初の惨劇は、
シリウスという敵の怖さを、
一発で見せつけている。
痛みや身体状態まで共有させる異常性
シリウスの権能がさらに怖いのは、
感情だけで終わらないところ。
痛み。
苦しみ。
身体に起きた変化。
そうしたものまで、
周囲へつながる。
ここで危険度が一気に跳ね上がる。
広場で少年が危険にさらされたとき、
怖いのは少年一人の命だけではない。
少年の恐怖。
少年の痛み。
少年に起きる結末。
それが群衆へ広がるかもしれない。
だからスバルは、
ただ助けに飛び込めばいいとは言えない。
人質を救う行動が、
広場全体の被害につながる可能性がある。
一人を助けたいのに、
一人だけを見て動けない。
この状況が本当にキツい。
普通の敵なら、
人質を抱えて逃げる。
敵の注意をそらす。
隙を見て攻撃する。
そういう手が考えられる。
でもシリウスの場合、
相手本人だけを止めても、
周囲の感情と痛みがどう動くか分からない。
広場にいる市民が、
みんな危険の一部になっている。
ここがかなり厄介。
シリウスの権能は、
人間の共感を最悪の形に変えたようなもの。
誰かが泣けば、
胸が痛む。
誰かが苦しめば、
助けたいと思う。
普通なら、
それは人間らしい優しさにもなる。
でもシリウスは、
そのつながりを暴力に変える。
心がつながるから救われるのではない。
心がつながるから、
一緒に壊れる。
痛みを分け合うから楽になるのではない。
痛みを分け合うから、
全員が巻き込まれる。
この反転が本当に気持ち悪い。
スバルにとっても、
この相手はかなり相性が悪い。
スバルは死に戻りで、
失敗を覚え続ける。
誰が死んだか。
どこで間違えたか。
何を見たか。
それを一人で抱えて次へ進む。
シリウスの権能は、
その場の人間をまとめてつなげる。
でも死に戻りの記憶は、
スバルしか持ち越せない。
広場では全員が巻き込まれる。
やり直した後は、
スバルだけが覚えている。
この落差が本当にしんどい。
シリウスは、
近づいて戦う前から危険。
声を聞く。
広場にいる。
少年を見上げる。
その時点で、
もう権能の中に入っている可能性がある。
だから簡単に近づけない。
簡単に攻撃できない。
簡単に救助できない。
ここが憤怒の大罪司教の恐ろしさ。
一人の敵を倒す話ではなく、
広場にいる人々をどう守るかという話になる。
シリウスが怖いのは、
まさにそこ。
人質。
群衆。
感情。
痛み。
その全部を同時に巻き込む。
だからプリステラの広場では、
スバルの焦りも、
市民のざわめきも、
少年の危機も、
全部ひとつの惨劇へつながっていく。
第4章 プリステラ広場の惨劇
少年を人質にして群衆を巻き込む
プリステラ広場の場面は、
シリウスの危険さが、
一番分かりやすく出た場面。
高所に立つ包帯姿。
そばにいる少年。
下に集まる市民。
その配置だけで、
もうかなり嫌な状況になっている。
少年は、
戦士でも騎士でもない。
魔女教と戦う覚悟を持った人間でもない。
ただ巻き込まれた子ども。
その少年を、
シリウスは人々の前に立たせる。
ここが本当に最悪。
広場の人たちは、
少年を見上げる。
何が起きるのか分からず、
足を止める。
誰かが騒ぎ、
誰かが不安そうに見る。
その視線が集まるほど、
シリウスの舞台は完成していく。
人が多ければ多いほど、
権能の危険も広がる。
スバルは、
この場面で強烈に焦る。
少年を助けたい。
市民を逃がしたい。
シリウスを止めたい。
でも全部を同時にやるのは難しい。
人質がいる。
群衆がいる。
敵の権能が分からない。
この三つが重なって、
選択肢が一気に狭くなる。
シリウスは、
強い攻撃で正面から潰してくる敵ではない。
市民の目の前で、
助けたいと思う心を利用する。
誰かを守ろうとする行動が、
別の誰かを危険にする。
その形が本当に嫌。
広場という場所も、
かなり相性が悪い。
人が集まりやすい。
声が届きやすい。
上に立つ人物へ視線が集まりやすい。
逃げようとしても、
周囲に人が多い。
シリウスは、
その場所を利用している。
少年の命を見せつける。
市民の感情を揺らす。
スバルを焦らせる。
広場全体を、
一つの罠に変えていく。
この場面の怖さは、
惨劇が目の前で進むところにある。
遠くの戦場ではない。
誰も知らない場所でもない。
街の中。
市民の前。
人々が集まる広場。
そこで子どもが人質にされ、
群衆が巻き込まれる。
だからプリステラ編の始まりとして、
本当にインパクトが強い。
シリウスが現れた瞬間、
この街はもう安全な場所ではなくなる。
水路のある美しい都市。
王選陣営が集まる街。
その表の顔が、
一気に剥がされる。
下にいる市民も、
塔の上の少年も、
スバルも、
全員が同じ危険の中に放り込まれる。
スバルの死に戻りでも強烈に残る初見殺し
シリウスの広場の場面は、
スバルにとって初見殺しに近い。
権能の正体が分からない。
範囲も分からない。
何が共有されているのかも分からない。
それなのに、
目の前では少年が危険にさらされている。
考える時間が少なすぎる。
スバルは、
これまで何度も異常な敵にぶつかってきた。
エルザ。
白鯨。
ペテルギウス。
大兎。
どれも初見では厳しい相手。
でもシリウスは、
また違う方向で厄介。
敵が強いだけではなく、
周囲の人間が巻き込まれている。
ここが本当にきつい。
スバルの死に戻りは、
失敗から情報を持ち帰れる。
でもその一回の失敗は、
軽くない。
死の痛み。
助けられなかった記憶。
目の前で壊れた光景。
全部スバルの中に残る。
シリウスの広場でも、
その重さがのしかかる。
少年を救えなかった記憶。
群衆が巻き込まれる光景。
シリウスの声。
広場に広がる悲鳴。
それらを覚えたまま、
スバルだけが次へ進む。
これが本当にしんどい。
死に戻りの後、
広場の人々は何も知らない。
少年も知らない。
市民も知らない。
シリウスの危険を、
完全には理解していない。
覚えているのはスバルだけ。
その孤独がまた来る。
シリウスの権能は、
その場の人間をつなげる。
でも死に戻りの記憶は、
スバル一人にしか残らない。
広場では全員が巻き込まれ、
やり直したあとはスバルだけが抱える。
このズレが、
リゼロらしい胃の重さを作っている。
初見殺しとしても、
シリウスはかなり悪質。
何をすれば発動するのか。
どこまで被害が広がるのか。
誰を先に逃がすべきなのか。
情報がないまま、
スバルは動かされる。
焦れば焦るほど、
シリウスの舞台に乗せられていく。
だからプリステラ広場の惨劇は、
ただの人質事件ではない。
スバルの判断力。
市民の安全。
少年の命。
権能の正体。
その全部を同時に突きつける場面。
ここでシリウスは、
第3期最初の大きな壁として、
強烈な印象を残している。
第5章 リリアナとプリシラが止めた理由
歌で感情の支配に対抗する流れ
シリウスの権能に対して、
大きな役割を持つのがリリアナ。
リリアナは歌姫。
剣士でもない。
騎士でもない。
真正面から大罪司教と殴り合うタイプではない。
でもシリウス戦では、
この歌がかなり重要になる。
シリウスは、
広場にいる人々の感情をつなげる。
声を使い、
言葉を使い、
群衆の心を同じ方向へ引きずっていく。
そこでリリアナの歌が、
別の感情の流れを作る。
ここがかなり熱い。
プリステラの街では、
市民たちが不安に飲まれていた。
制御塔は奪われる。
大罪司教が複数現れる。
放送で街全体に異常が伝わる。
どこへ逃げればいいのか分からない。
その中で、
歌が人々の耳に届く。
シリウスの声は、
人々を同じ怒りや恐怖へ引き込む。
リリアナの歌は、
その流れを別方向へ押し返す。
ただうまく歌うだけではない。
逃げかけた心を引き戻す。
沈みかけた街の空気に、
別の音を入れる。
人々の視線と感情を、
シリウスだけに向けさせない。
ここが大きい。
シリウスの権能は、
人が集まる場所で強い。
なら、
同じように人々へ届く声が必要になる。
リリアナの歌は、
その役割を持つ。
広場や街に響く声。
耳に残る旋律。
不安で固まっていた人々が、
その音に反応する。
この場面は、
剣や魔法だけではない戦いになっている。
リゼロでは、
スバルが何度も言葉で人を動かしてきた。
白鯨戦では、
諦めかけた人々を前へ向かせた。
ペテルギウス戦でも、
仲間の力を借りて状況を変えた。
シリウス戦では、
リリアナの歌がその役割を持つ。
人の心が危険にさらされているなら、
心へ届くものが必要になる。
それが歌。
ここがかなり分かりやすい。
シリウスの怖さは、
感情をまとめて奪うこと。
リリアナの強さは、
別の感情を届けられること。
だからこの戦いは、
力比べだけでは終わらない。
声と声。
感情と感情。
群衆の心をどちらが動かすか。
そういう戦いに見える。
リリアナは、
ふだんの言動にかなり癖がある。
勢いがあり、
調子もよく、
周囲を振り回すようなところもある。
でも歌う場面になると、
ただの騒がしい人物では終わらない。
街の中で声を張る。
人々へ届くように歌う。
自分の役割を果たす。
その瞬間、
シリウスの支配に穴が開く。
プリステラの市民たちは、
ただ守られるだけの存在ではない。
歌を聞く。
反応する。
感情を取り戻す。
恐怖に飲まれるだけではなく、
別の方向へ動き始める。
この流れがあるから、
シリウス戦はかなり印象に残る。
プリシラの強さと異質さが際立つ戦い
シリウスを止めるうえで、
もう一人外せないのがプリシラ。
プリシラ・バーリエルは、
王選候補の一人。
いつも堂々としていて、
自分の価値をまったく疑わない人物。
その態度はかなり強烈。
でもシリウス戦では、
その異質さが頼もしさにも変わる。
プリシラは、
シリウスの権能に巻き込まれても、
簡単には崩れない。
周囲が感情に飲まれる中で、
自分の立ち位置を保つ。
ここが本当に強い。
普通なら、
シリウスの前では心が揺れる。
怒り。
恐怖。
熱狂。
痛み。
そういうものに引っ張られる。
でもプリシラは、
自分という軸が異常に強い。
周囲がどう揺れても、
自分の世界を崩さない。
この性格が、
シリウス相手にはかなり効いている。
プリシラは、
陽剣を手に戦う。
炎のような剣。
華やかな立ち姿。
圧のある言葉。
シリウスの包帯姿とは、
見た目の方向もまったく違う。
一方は全身を覆い隠した怪人。
一方は堂々と自分を見せつける王選候補。
この対比がかなり濃い。
シリウスは、
人々の感情を一つにまとめる。
プリシラは、
自分の存在感でその場を塗り替える。
リリアナが歌で市民の心へ届き、
プリシラが前線でシリウスと向き合う。
この組み合わせが強い。
ただ戦力をぶつけるだけではない。
群衆を守る役。
感情を押し返す役。
敵を止める役。
それぞれが重なって、
ようやくシリウスへ届く。
プリシラが面白いのは、
優しいだけの人物ではないところ。
口調も強い。
態度も大きい。
人を振り回す。
けれど、
いざという場面では圧倒的に前へ出る。
シリウス相手でも、
引かない。
怯まない。
自分の立場を崩さない。
だからこそ、
憤怒の大罪司教と向き合える。
シリウスの権能は、
人の心を同じ方向へ引きずる。
プリシラは、
その流れに乗らない。
むしろ自分の流れへ引き寄せる。
ここが本当に強い。
広場や制御塔を巡る混乱の中で、
プリシラが前に出ると、
空気が少し変わる。
市民の恐怖。
リリアナの歌。
シリウスの怒り。
その全部の中に、
プリシラの圧が入る。
シリウスを止めるには、
ただ強いだけでは足りない。
権能に飲まれない心。
群衆の前で揺れない存在感。
その両方が必要になる。
プリシラは、
まさにその役を果たす人物。
だからシリウス戦では、
リリアナとプリシラの組み合わせがかなり重要になる。
歌が人々をつなぎ直す。
陽剣が敵へ迫る。
プリシラの堂々とした姿が、
シリウスの支配を押し返す。
この戦いは、
憤怒に対して、
別の強い感情をぶつける戦いでもある。
第6章 ペテルギウスとの関係とフォルトナ説
なぜロマネコンティを名乗っているのか
シリウス・ロマネコンティで、
どうしても気になるのが名前。
ロマネコンティ。
この響きは、
リゼロを見てきた人なら忘れにくい。
ペテルギウス・ロマネコンティ。
怠惰の大罪司教。
スバルを何度も追い詰めた狂気の敵。
その名前と同じものを、
シリウスは名乗っている。
しかも自分を、
ペテルギウスの妻だと言う。
ここが本当に不気味。
ペテルギウスは、
第1期後半で強烈な印象を残した。
見えざる手。
魔女への愛。
体を折り曲げる異常な動き。
狂ったような言葉。
スバルの心を、
何度もへし折った相手。
そのペテルギウスと関係がある人物が、
第3期でまた現れる。
しかも同じ大罪司教として。
これだけでかなり嫌。
シリウスの外見も、
疑問を強める。
全身を包帯で隠している。
素顔が分からない。
目元や口元以外、
ほとんど情報がない。
人間らしさがあるのに、
何かを隠している感じが強い。
なぜ顔を隠すのか。
なぜ体を覆うのか。
そこに何があるのか。
読者が気になるのは当然。
リゼロでは、
名前や過去が後から重くなる。
ペテルギウスもそうだった。
最初は、
ただの狂った大罪司教に見えた。
でも第2期で、
ジュースとしての過去が描かれる。
エミリア。
フォルトナ。
エリオール大森林。
その過去を知ると、
ペテルギウスの見え方が変わる。
だからシリウスも、
ただの新しい大罪司教としては見られない。
ロマネコンティを名乗る。
ペテルギウスの妻を名乗る。
全身を包帯で隠す。
感情を共有させる権能を持つ。
この要素が並ぶと、
何か過去があると感じてしまう。
シリウス本人の言葉を、
そのまま信じていいのかも分からない。
本当に妻なのか。
妄執なのか。
魔女教によって壊れた記憶なのか。
誰かを失った結果、
あの形になったのか。
はっきりしないからこそ不気味。
ペテルギウスの名前が出るだけで、
スバルにとってはかなり重い。
あの地獄を思い出す。
エミリアを狙われた恐怖。
村を守る戦い。
何度も死んだ記憶。
その全部と同じ名を持つ人物が、
プリステラでまた現れる。
それがシリウス。
だからこの名前は、
単なる姓ではない。
過去の痛みを呼び戻す印。
シリウス・ロマネコンティという名前だけで、
すでに物語の奥に嫌な影が差している。
正体考察が今も注目されるポイント
シリウスの正体で特に注目されるのが、
フォルトナとの関係。
フォルトナは、
エミリアの過去に深く関わる女性。
エリオール大森林で、
幼いエミリアを大切に守っていた人物。
エミリアにとっては、
母親のような存在。
ジュースとも深いつながりを持っていた。
そのフォルトナと、
シリウスが関係しているのではないか。
そう考えられるのは、
いくつか引っかかる部分があるから。
まず、
ペテルギウスの妻を名乗ること。
ジュース時代のペテルギウスと、
フォルトナの関係を知っていると、
ここはかなり気になる。
さらにシリウスは、
全身を包帯で隠している。
素顔が分からない。
体も見えない。
もし過去の姿を隠す必要があるなら、
この包帯姿には不穏さが残る。
もちろん、
断定はできない。
シリウスがフォルトナ本人なのか。
別人なのか。
何らかの形で関係があるだけなのか。
アニメだけでは、
まだ確定できない部分が多い。
ただ、
疑いたくなる材料はかなりある。
エミリアの過去。
ペテルギウスの過去。
魔女教の過去。
それらが一つに重なる場所に、
シリウスの名前が出てくる。
ここが重い。
もしシリウスがフォルトナと関係しているなら、
ただの敵では終わらない。
エミリアにとって、
かなり残酷な存在になる。
幼い頃に大切だった人。
自分を守ってくれた人。
その面影を感じる相手が、
大罪司教として現れるかもしれない。
これは本当にキツい。
リゼロは、
過去の救いをそのまま綺麗に残してくれないことがある。
ペテルギウスもそうだった。
ジュースとしての姿は、
エミリアを守ろうとする優しさがあった。
でも現在のペテルギウスは、
怠惰の大罪司教として壊れていた。
もしフォルトナにも似たことが起きているなら、
エミリアの過去はさらに残酷になる。
シリウスの権能も、
フォルトナ説を不気味に見せる。
感情を共有する力。
人々の心をつなげる力。
それが愛や絆ではなく、
惨劇を広げる方向へ使われている。
かつて誰かを守った人が、
今は人々を巻き込む存在になっているのかもしれない。
そう考えるだけで、
かなり胸が重い。
シリウスの正体は、
まだ簡単に言い切れない。
でも包帯姿。
ロマネコンティの名。
ペテルギウスへの執着。
エミリアの過去との接点。
これらが重なることで、
ただの憤怒の大罪司教では済まなくなる。
シリウスが何者なのか。
包帯の下に何があるのか。
ペテルギウスとの関係は本当なのか。
フォルトナの過去とつながるのか。
その疑問が残るから、
シリウス・ロマネコンティは今も不気味な存在として残っている。
第7章 シリウスは死亡したのか?現在も危険な理由
プリステラ後は捕縛されるが、存在そのものがまだ不気味
シリウス・ロマネコンティは、
プリステラで完全に死亡したわけではない。
戦いのあと、
シリウスは捕縛される。
大罪司教としては、
ひとまず動きを止められた形。
けれど、
それで安心できる相手ではない。
シリウスの危険は、
剣を持って暴れることだけではない。
声。
感情。
痛み。
群衆。
その場にいる人々をまとめて巻き込む権能。
これがある限り、
閉じ込めたから安全とは言い切れない。
普通の敵なら、
檻に入れれば危険は減る。
武器を取り上げる。
手足を縛る。
監視をつける。
それである程度は抑えられる。
でもシリウスは、
存在しているだけで不安が残る。
同じ場所にいる人間の感情が、
どう動くか分からない。
声を聞いたらどうなるのか。
視線を向けたらどうなるのか。
近くにいるだけで影響を受けるのか。
その不明瞭さが怖い。
プリステラの広場では、
少年一人の危機が、
群衆全体の危機になった。
人質。
高所。
市民。
シリウスの声。
その全部がつながって、
逃げ場のない惨劇になった。
だから捕まったあとも、
「あとは牢に入れて終わり」
とは思いにくい。
シリウスは、
一対一で倒せば済む敵ではなかった。
人の心をつなげ、
痛みをつなげ、
怒りを広げる敵。
その権能がある以上、
処遇そのものが難しい。
誰が見張るのか。
どこに収容するのか。
話しかけていいのか。
人を近づけていいのか。
そのひとつひとつが危険になる。
しかもシリウスには、
正体の謎が残っている。
ロマネコンティの名。
ペテルギウスの妻という言葉。
包帯で隠された姿。
フォルトナとの関係を疑わせる要素。
捕縛されたとしても、
この謎は消えない。
むしろ、
動かなくなったからこそ、
余計に不気味さが残る。
感情共有の権能は、閉じ込めても危険が残る
シリウスの怖さを振り返ると、
やはり感情共有の権能に戻る。
この力は、
戦闘の派手さだけで測れない。
炎を使う。
鎖を振るう。
包帯姿で現れる。
そういう見た目の怖さもある。
でも本当に厄介なのは、
周囲の人間を同じ地獄へ引きずり込むところ。
怒りが広がる。
恐怖が広がる。
痛みが広がる。
一人の危機が、
周囲の危機へ変わる。
プリステラ広場の惨劇は、
その怖さを一番分かりやすく見せている。
少年がいる。
市民がいる。
スバルがいる。
シリウスが高所から語りかける。
その場にいた人間たちが、
感情の流れに飲まれていく。
あの場面を見たあとでは、
シリウスをただの捕縛済みの敵とは思えない。
たとえ鎖につながれていても、
口を開けば何が起こるか分からない。
誰かの感情を揺らすかもしれない。
近くの人間を巻き込むかもしれない。
その不安が残る。
さらにシリウスは、
ペテルギウスとの関係でも不穏。
ペテルギウスは、
第1期でスバルに深い傷を残した相手。
その名を持つ人物が、
憤怒の大罪司教として現れた。
しかも妻を名乗る。
これだけでも異常。
そこへフォルトナ説まで重なる。
もしエミリアの過去と関わる存在なら、
シリウスはただの敵では終わらない。
エミリアにとっても、
スバルにとっても、
過去の痛みを呼び起こす相手になる。
だからシリウスは、
死亡したかどうかだけで語ると浅くなる。
現在は捕縛されていても、
権能は危険。
名前は不気味。
正体には謎が残る。
ペテルギウスとの関係も重い。
シリウス・ロマネコンティは、
プリステラで終わった敵ではなく、
まだ物語の奥に嫌な影を残している。
感情をつなげる力。
群衆を巻き込む怖さ。
包帯の下に隠された正体。
その全部が残っているから、
シリウスは今も危険な大罪司教として記憶に残る。
あなたは映画やドラマを思いっきり楽しみたいですか?
- 「観たい映画があっても、配信サービスごとに探すのが面倒…」
- 「ドラマやアニメを楽しみたいけれど、作品数が少なくてすぐ見終わってしまう…」
- 「マンガや雑誌まで楽しみたいのに、別々に契約するのは大変…」
- 「せっかく登録しても、観たい作品が見つからないことがある…」
- 「休日に何を観るか迷って時間が終わってしまう…」
など、動画配信サービスを利用したいけれど、
自分に合ったサービス選びで悩んでいる方は多くいらっしゃいます。家族や友人に相談しても、
自分に合った作品が見つからず困ってしまうこともありますよね。そんな方に注目されている動画配信サービスが♪
●U-NEXT(ユーネクスト)の魅力
映画・ドラマ・アニメはもちろん、
マンガや雑誌などの電子書籍まで楽しめる
総合エンタメサービスです。幅広いジャンルの作品がそろっており、
話題作から定番作品まで楽しめるため、
さまざまなエンタメをまとめて楽しみたい方に人気があります。さらに、
ライブ配信やスポーツ中継、
韓流ドラマや独占配信作品なども充実しているのが特徴です♪作品数やジャンルの幅広さが魅力のサービスとして、
多くのユーザーに利用されています。31日間無料トライアルを実施しています♪
まずは実際に使ってみて、
自分に合った作品を探してみるのも楽しいと思います。幅広い作品を楽しみたい人には、
使いやすい動画配信サービスですよ♪
●さらに便利なポイントも!
スマホ・タブレット・テレビなど、
さまざまな端末で視聴できるため、
外出先や自宅など、好きな場所で楽しめます♪さらに、
独占配信作品やライブ配信も多数あるため、
いろいろなジャンルを楽しみたい方にも向いています。エンタメ好きの方は、
ぜひチェックしてみてください♪


コメント