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【MAOアニメ】猫鬼の呪いとは?|摩緒と菜花をつなぐ“血の呪い”が怖すぎる

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猫鬼の呪いは、ただ体が強くなる呪いではない。
摩緒を900年生かし続け、菜花を人間ではない体へ変え、ふたりを「同じ呪い」で結びつけた異常な力。

猫鬼の呪いの怖さは、命を奪うだけではなく、生き残った人間の体と時間をねじ曲げるところ。

第1章 結論|猫鬼の呪いとは?摩緒と菜花を同じ運命に巻き込んだ血の呪い

摩緒は900年生き続け、菜花は妖の体に近づいた

猫鬼の呪いは、ただ「怖い妖に襲われた」という話では終わらない。

ここがまず重い。

摩緒は、900年前から生き続けている陰陽師。
普通の人間なら、とっくに時代の中で消えているはずなのに、猫鬼の呪いによって大正の世まで生き残っている。

しかも、それは幸運ではない。

長く生きられる。
死なずに済む。
一見すると、特別な力にも見える。

でも摩緒の場合、それは祝福ではなく呪い。

平安の世から大正まで、ひとりで時間を越えている。
御降家の崩壊、師匠、兄弟子たち、呪禁の秘法、猫鬼との因縁。
その全部を背負ったまま、摩緒だけが長く生きている。

ここがキツい。

人が生きる時代は変わる。
街の姿も変わる。
呼び名も、暮らしも、人の命の長さも変わる。
それなのに摩緒の体だけが、呪いによって過去に縛られたまま進んでいる。

一方で菜花も、猫鬼の呪いに巻き込まれている。

菜花は令和の中学生。
幼い頃、商店街の陥没事故で家族を失い、自分だけが生き残った。
その事故現場となった商店街の門をくぐると、大正時代へ迷い込む。

ここで摩緒と出会う。

そして摩緒から、「妖だろう」と告げられる。

うおお、ここがかなり怖い。

普通に生きてきたつもりの菜花が、急に自分の体の異変を突きつけられる。
自分は人間のはず。
現代の少女のはず。
でも摩緒から見れば、ただの人間ではない。

事故の記憶。
家族を失った過去。
自分だけ生き残った違和感。
そして、猫鬼の血を浴びた可能性。

菜花の体は、事故の日から普通ではなくなっていた。

しかも摩緒と同じ呪いを受けている。

ここがこの記事の芯。

猫鬼の呪いは、摩緒と菜花を別々に傷つけたものではない。
900年前の陰陽師と、令和の中学生を同じ線で結びつけたもの。

摩緒は長く生き続ける。
菜花は妖の体に近づく。
ふたりとも、普通の人間としての時間から外れている。

だから猫鬼の呪いは怖い。

命を奪うだけではない。
生き残ったあとに、体も時間も人生も変えてしまう。

死ぬより怖いのは、生き残ったあとに人生が壊れること

猫鬼の呪いで怖いのは、「死ぬ」ことよりも「生き残ってしまう」こと。

ここがかなりしんどい。

摩緒は900年生きている。
でも、900年を自由に楽しんでいるわけではない。

猫鬼を追う。
呪いにまつわる怪奇事件へ向かう。
御降家の過去を抱えたまま、答えの出ない時間を歩き続ける。

摩緒の生は、呪いの延長にある。

死ねない。
終われない。
過去から逃げられない。

これがキツい。

大正の街を歩く摩緒は、ただの若い陰陽師に見える。
けれど中身には、平安時代の記憶と、御降家崩壊の重さがある。
夜の路地、怪異の気配、薬箱のような鞄、破軍星の太刀。
その全部が、摩緒の長すぎる時間を感じさせる。

一方で菜花は、自分だけ生き残った側。

商店街の陥没事故。
家族を失った記憶。
自分だけが助かった不自然さ。

普通なら、そこだけでも重い。

でも菜花の場合、その事故が猫鬼の呪いへつながる。

大正時代へ迷い込む。
妖が蔓延る世界を見る。
摩緒と出会う。
破軍星の太刀に触れても死なない異常さを見せる。

ここで、自分の体が普通ではないとわかっていく。

怖すぎる。

もし菜花がただ助かっただけなら、事故の傷を抱えながら現代で生きる話だった。
でも実際には、助かった理由そのものが不気味。

猫鬼の血。
妖の体。
摩緒と同じ呪い。

生き残ったことが、救いではなく謎になる。

だから猫鬼の呪いは恐ろしい。

死なせる呪いではない。
生き残った人間の人生を、別のものに変えてしまう呪い。

摩緒は900年を背負わされる。
菜花は人間のままではいられない体になる。
そしてふたりは、猫鬼を追う道へ入っていく。

ここがMAOの怖さ。

ただ妖を倒す話ではない。
呪いを受けた者が、自分の体と過去を確かめる話。

だから「猫鬼の呪いとは?」という問いの答えは、単なる設定説明では足りない。

摩緒の時間を壊し、菜花の体を変え、ふたりを同じ運命へ引き寄せたもの。

それが猫鬼の呪い。

第2章 猫鬼とは何者?寿命を操る猫の妖が怖すぎる

摩緒が追い続ける“呪いの元凶”

猫鬼は、摩緒が追い続けている呪いの元凶。

ただの化け猫ではない。
寿命を操る猫の妖。

この時点でかなり怖い。

妖が人を襲うだけなら、まだわかりやすい。
牙で噛む。
爪で裂く。
夜道に現れる。
そういう怪異なら、見た目の恐怖が前に出る。

でも猫鬼は、命の長さそのものへ関わる。

人の寿命を操る。
生きる時間を歪める。
死ぬはずの者を生かし、普通の体を普通ではないものへ変える。

ここがエグい。

摩緒が900年生き続けているのも、猫鬼の呪いがあるから。
摩緒の時間は、猫鬼によっておかしくされている。

だから摩緒は猫鬼を追う。

大正の街で起きる怪奇事件。
呪いにまつわる異変。
妖の気配。
その奥に猫鬼の影が見える。

摩緒はただ事件を解決しているわけではない。
自分に呪いをかけた存在へ近づいている。

その姿が重い。

黒い夜道。
人の気配が薄い路地。
大正の建物が並ぶ街。
そこへ怪異の気配が混じる。

摩緒はその中を、破軍星の太刀と陰陽術で進む。

でも猫鬼の呪いは、倒せば終わる単純なものではない。

摩緒自身が猫鬼の呪いで生き延びている。
菜花も同じ呪いを受けている。

つまり猫鬼を追うことは、自分自身の命の仕組みを追うことでもある。

ここがしんどい。

敵を追っているのに、その敵の呪いによって自分も生きている。
倒したい相手と、自分の命が絡んでいる。

だから猫鬼は怖い。

ただ外にいる怪物ではなく、摩緒の体の中、菜花の体の中、ふたりの運命の奥に入り込んでいる存在。

破軍星の太刀と猫鬼の血が、呪いの危険を見せる

猫鬼の呪いの危険は、破軍星の太刀を見るとかなりわかりやすい。

破軍星の太刀は、摩緒が持つ刀。

普通の人間が触れれば、強い毒で死ぬとされる危険な刀。
昔、摩緒が猫鬼と戦った時に使った刀で、猫鬼の血によって呪われている。

ここが怖い。

刀そのものが、猫鬼の呪いを帯びている。
ただの武器ではない。
摩緒の因縁と猫鬼の血が染みついたもの。

だから、普通の人間は扱えない。

でも菜花は、その破軍星の太刀に触れても死なない。

ここで異常さが見える。

摩緒だけが扱えるはずのものに、菜花も触れられる。
普通なら死ぬはずの毒に、菜花は耐えてしまう。
それは菜花も猫鬼の呪いを受けている可能性を示す。

うおお、ここがかなり不気味。

菜花は令和の中学生。
大正時代の陰陽師でもない。
御降家の関係者として育ったわけでもない。

それなのに、破軍星の太刀に触れても死なない。

その理由が、8年前の事故へつながる。

幼い菜花が巻き込まれた商店街の陥没事故。
家族を失い、自分だけ生き残った出来事。
その時、猫鬼の血を浴びた可能性。

もしそうなら、菜花は事故の日からすでに普通の体ではなかった。

ここが怖い。

本人が知らないうちに、体が変わっている。
自分の命が、猫鬼の呪いと結びついている。
現代で普通に暮らしていた時間の下に、ずっと妖の影が潜んでいた。

破軍星の太刀は、その事実を暴く道具になる。

触れても死なない。
斬れる。
戦える。
普通ではない力が出る。

それは便利な能力ではない。

菜花の体が人間のままではない証拠。

だから怖い。

猫鬼の血は、ただ傷をつけるだけではない。
人の体を変え、刀との関係を変え、時間を越えた運命へ引きずり込む。

摩緒と菜花が同じ呪いでつながっていることも、破軍星の太刀によって見えてくる。

この刀に触れられることは、菜花が強いというだけではない。

菜花がもう普通の人間ではないかもしれない、という怖い証拠でもある。

第3章 摩緒にかけられた猫鬼の呪いが重すぎる

900年前から生き続ける陰陽師という異常さ

摩緒にかけられた猫鬼の呪いで一番怖いのは、死なずに生き続けていること。

普通なら、長く生きることは特別な力に見える。
でも摩緒の場合、それは救いではない。

平安時代から大正時代まで、900年近い時間を生きている。
時代が変わり、人の暮らしが変わり、町の姿が変わっても、摩緒だけは猫鬼の呪いを抱えたまま残っている。

ここがキツい。

摩緒は、ただ長生きしているわけではない。
御降家という陰陽師の名家の崩壊を背負っている。
後継者争いに利用され、生け贄のような立場に置かれ、猫鬼と関わる大きな呪いに巻き込まれた。

その結果、摩緒の時間は普通の人間のものではなくなった。

大正の街を歩く摩緒は、見た目だけなら若い陰陽師に見える。
けれど、その背中には900年前の血なまぐさい記憶が張りついている。

夜の路地。
怪異の気配。
薬や道具を入れた鞄。
破軍星の太刀。
陰陽術で妖に向かう姿。

その全部に、「長く生き残ってしまった人」の重さがある。

摩緒は猫鬼を追っている。
でも、それは単なる退治ではない。

自分を900年生かし続けている呪いの元凶を追うこと。
自分の体に何が起きたのかを確かめること。
御降家崩壊の真相へ近づくこと。

そこまで全部つながっている。

ここが本当にしんどい。

妖を倒せば終わる話ではない。
事件を解決すれば楽になる話でもない。

摩緒の体そのものが、猫鬼の呪いの証拠になっている。

だから摩緒は、猫鬼から逃げられない。

逃げても、長い命が残る。
斬っても、過去が消えない。
大正の街で新しい事件に向き合っていても、900年前の闇がずっと足元にある。

猫鬼の呪いは、摩緒を殺さなかった。
でも、普通の人生は壊した。

これが一番怖い。

御降家の後継者争いに利用された生け贄の過去

摩緒の呪いを語るうえで、御降家の過去は外せない。

御降家は、平安時代に存在した陰陽師の名家。
そこで摩緒は、後継者争いに巻き込まれていく。

ここがかなり重い。

陰陽師の名家と聞くと、才能ある者たちが術を競う華やかな場所にも見える。
でも摩緒の過去は、そんな明るいものではない。

御降家の後継をめぐる争い。
呪禁の秘法。
弟子たちの思惑。
その中で摩緒は、生け贄のように利用された。

この時点で、摩緒の人生は自分のものではなくなっている。

誰かの野心。
誰かの選別。
誰かの儀式。
そのために、摩緒は猫鬼の呪いへ近づけられる。

ひどすぎる。

本人が望んで呪いを受けたわけではない。
特別な力を欲しがったわけでもない。
けれど、御降家の闇の中で、摩緒は呪いの中心へ押し出された。

そこに破軍星の太刀も絡む。

摩緒が持つ刀は、猫鬼と戦った際に猫鬼の血を浴び、呪われた太刀になった。
普通の人間が触れれば命を落とすほど危険な刀。

その刀を扱える摩緒は、やはり普通の体ではない。

ここが怖い。

刀を持てることが、強さの証に見える。
でも同時に、自分が猫鬼に呪われている証拠でもある。

摩緒が破軍星の太刀を抜くたびに、猫鬼との因縁が見える。
刃には、ただの妖退治では済まない過去が絡みついている。

御降家の後継者争い。
生け贄の過去。
猫鬼の血を浴びた刀。
900年続く命。

この全部が、摩緒の呪いを重くしている。

だから摩緒は、ただの強い陰陽師ではない。

呪いによって生かされ、過去に縛られ、猫鬼を追い続けるしかない男。

その姿が、MAOの怪奇らしさをかなり濃くしている。

第4章 菜花の呪いはいつ始まった?8年前の事故が怖い

商店街の陥没事故で家族を失い、自分だけ生き残った

菜花の呪いは、8年前の事故から始まっている可能性が高い。

ここがかなり怖い。

菜花は小学生の頃、商店街の陥没事故に巻き込まれた。
家族も一緒だった。
でも、生き残ったのは菜花だけ。

この時点で、すでに重い。

普通なら、事故の記憶だけでも一生残る。
家族を失った痛み。
自分だけが助かった苦しさ。
なぜ自分だけ、という疑問。

菜花はその過去を抱えて現代で生きていた。

でも、物語が進むと、その事故はただの事故ではなかったように見えてくる。

菜花が事故現場だった商店街の門をくぐる。
すると、大正時代へ迷い込む。

現代の商店街から、妖がうごめく大正の世界へつながる。

ここが不気味。

普通の日常の中にある門。
通い慣れたはずの場所。
その先が、別の時代へつながっている。

菜花にとって、事故現場はただの過去ではなかった。
猫鬼の呪いと大正時代へつながる入口だった。

摩緒と出会ったことで、菜花の異常さははっきりしていく。

破軍星の太刀に触れても死なない。
普通の人間なら命を落とすはずの刀に、菜花は耐えてしまう。

この瞬間、8年前の事故が一気に意味を変える。

家族を失った事故。
自分だけ生き残った出来事。
その裏に、猫鬼の血と呪いがあった可能性が出てくる。

キツい。

生き残ったことが、ただの奇跡ではなくなる。
菜花の体が、あの日から普通ではなくなっていたかもしれない。

そう考えると、8年前の事故は本当に怖い。

菜花の人生は、その日からもう猫鬼の呪いに触れていた。

猫鬼の血を浴びた可能性と、妖の体になった異変

菜花が怖いのは、自分でも知らないうちに体が変わっていたところ。

摩緒の破軍星の太刀は、普通の人間が触れれば命を落とす。
猫鬼の血によって呪われた危険な刀。

それなのに菜花は触れても死なない。

ここで、摩緒は菜花が猫鬼の血を浴び、呪われた可能性に気づく。

つまり菜花は、8年前の事故の時点で猫鬼の呪いを受けていたかもしれない。

ここがエグい。

菜花は現代で普通に暮らしていた。
中学生として日常を過ごしていた。
でも体の奥には、猫鬼の呪いが潜んでいた。

自分は人間だと思っていた。
家族を失った事故の生存者だと思っていた。
でも実際には、妖の体に近づいていた可能性がある。

摩緒に「妖だろう」と言われる衝撃は、かなり重い。

菜花からすれば、急に自分の存在をひっくり返されるようなもの。
人間のはずの自分が、人間ではないかもしれない。
普通の少女だったはずの体に、猫鬼の血が関わっているかもしれない。

無理。
これは怖すぎる。

しかも菜花は、ただ守られるだけではない。

大正時代の怪異に巻き込まれ、摩緒と一緒に事件へ向き合っていく。
破軍星の太刀を扱える異常さもある。
普通の人間なら耐えられない力に耐えてしまう。

それは強さにも見える。

でも、その強さの正体が呪いなら、話は変わる。

便利な力ではない。
生き残った証でもない。
菜花の体が猫鬼に侵されている証かもしれない。

ここがMAOらしい怖さ。

強くなることが救いとは限らない。
死ななかったことが幸運とも限らない。
生き残った体そのものが、呪いの証拠になる。

菜花の8年前の事故は、摩緒の900年前の呪いとつながっていく。

現代の少女と、900年生きる陰陽師。
普通なら交わらない二人が、猫鬼の呪いによって同じ線の上に立たされる。

だから、菜花の呪いはただの能力設定ではない。

家族を失った事故。
大正時代への漂流。
破軍星の太刀に触れても死なない体。
摩緒と同じ猫鬼の呪い。

この全部が、菜花の正体へつながっている。

第5章 摩緒と菜花が同じ呪いでつながる怖さ

時代を越えて出会った二人は、偶然では済まない

摩緒と菜花の出会いは、ただの偶然には見えない。

ここがかなり怖い。

摩緒は、平安時代から900年近く生き続けている陰陽師。
菜花は、令和で暮らしていた中学生。

本来なら、絶対に交わらない二人。

時代も違う。
生きてきた場所も違う。
背負っているものも違う。

それなのに、菜花が事故現場だった商店街の門をくぐったことで、大正時代へ迷い込む。
現代の商店街から、急に空気が変わる。
見慣れた道の先に、古い町並み、着物の人々、怪異の気配が広がる。

ここで摩緒と出会う。

うおお、かなり不気味。

普通のタイムスリップではない。
ただ過去へ行っただけではない。
菜花の体には、すでに猫鬼の呪いが関わっている可能性がある。

だから摩緒と菜花の出会いは、時間を越えた引き寄せに見える。

摩緒は猫鬼を追っている。
菜花は猫鬼の血を浴びたかもしれない。
摩緒は破軍星の太刀を扱う。
菜花は、その太刀に触れても死なない。

この時点で、二人は同じ線の上にいる。

怖いのは、菜花が自分でそれを選んだわけではないところ。

8年前の陥没事故。
家族を失った記憶。
自分だけ生き残った現実。
その奥に、猫鬼の呪いが潜んでいた。

菜花は普通の少女として生きていたつもりだった。
でも実際には、摩緒と同じ呪いに触れた存在だった。

ここがキツい。

摩緒にとっても、菜花はただの現代から来た少女ではない。
猫鬼の呪いを受け、破軍星の太刀に触れられる異常な存在。
自分と同じ呪いを持つかもしれない相手。

だから、二人の出会いは重い。

助ける側と助けられる側だけではない。
同じ呪いを背負った者同士。
猫鬼に人生を曲げられた者同士。

摩緒の900年と、菜花の8年前が、ここで一本につながってくる。

破軍星の太刀に触れても死なない菜花の異常さ

菜花の異常さがはっきり見えるのが、破軍星の太刀。

この刀は、普通の人間が触れれば命を落とすほど危険なもの。
猫鬼の血で呪われた太刀で、摩緒の因縁そのものみたいな存在。

なのに菜花は、その太刀に触れても死なない。

ここが怖すぎる。

ただ丈夫なだけでは説明できない。
根性で耐えた、という話でもない。
菜花の体が、すでに普通の人間とは違う場所へ入っている証拠に見える。

摩緒が菜花を「妖だろう」と疑うのも、この異常さがあるから。

菜花からすれば、かなり理不尽。

事故で家族を失い、ようやく現代で日常を送っていた。
それなのに、門をくぐった先で大正時代へ飛ばされ、妖の世界へ巻き込まれ、いきなり自分の体まで疑われる。

無理。
これは怖い。

自分は人間のはず。
普通に学校へ行き、普通に暮らしていたはず。
でも、破軍星の太刀に触れても死なない。

その事実が、菜花の足元を崩す。

しかも、これは能力として単純に喜べるものではない。

太刀に触れられる。
妖と戦える。
普通の人間ではできないことができる。

一見すると強さに見える。

でもその強さの正体が、猫鬼の呪いなら話が変わる。

菜花の体は、猫鬼の血に侵されているかもしれない。
人間でありながら、人間ではない側へ近づいているかもしれない。

ここがMAOらしい怖さ。

力を得たから安心、ではない。
死ななかったから救い、でもない。

生き残った理由そのものが怖い。

摩緒も同じ。

900年生きている。
破軍星の太刀を扱える。
陰陽術で妖と戦える。

でも、それは猫鬼の呪いと切り離せない。

菜花も摩緒も、強いから生きているのではなく、呪いに生かされているように見える。

だから二人の関係は重い。

同じ猫鬼の呪いを持つ者同士。
同じ太刀に関わる者同士。
同じ元凶を追うしかない者同士。

偶然の出会いではなく、呪いによって引き合わされた出会いに見える。

第6章 猫鬼の呪いは“命を奪う”より“生を歪める”のが怖い

死なない摩緒と、生き残った菜花の孤独

猫鬼の呪いが怖いのは、命を奪うことより、生き残ったあとを壊すところ。

摩緒は死なない。
菜花は生き残った。

普通なら、どちらも救いに見える。

でもMAOでは、そこが救いになりきらない。

摩緒は900年生き続けている。
平安の御降家から、大正の町へ。
人も時代も変わり続ける中で、摩緒だけが呪いを抱えたまま残る。

その長い時間は、かなり孤独。

昔の仲間はいない。
御降家の過去は崩れたまま。
猫鬼の呪いは消えない。
破軍星の太刀を手に、怪異の事件へ向かい続ける。

大正の夜道を歩く摩緒は、若く見える。
でも背負っている時間は重すぎる。

ここがしんどい。

一方で菜花は、8年前の事故で自分だけ生き残った。

家族は失われた。
事故の記憶は消えない。
自分だけが助かった理由もわからない。

そのうえ、猫鬼の呪いが関わっている可能性まで出てくる。

菜花の孤独もかなり重い。

生き残ったのに、普通には戻れない。
現代で暮らしていても、事故現場の門が大正時代へつながる。
摩緒と出会い、自分の体の異常を知っていく。

生きている。
でも、その生はもう普通ではない。

ここが怖い。

摩緒は死なないことで孤独になった。
菜花は生き残ったことで異常に巻き込まれた。

二人とも、命が残ったのに救われていない。

猫鬼の呪いは、命を奪うよりも残酷な形で二人を縛っている。

死なせない。
終わらせない。
普通の人生へ戻さない。

これが、猫鬼の呪いの本当の怖さ。

呪いを解くために、呪いへ近づくしかない構造

摩緒と菜花がさらにしんどいのは、呪いから逃げるには、呪いへ近づくしかないところ。

猫鬼の呪いを受けた。
だから猫鬼を追う。
自分の体に何が起きたのか知るために、怪異の事件へ向かう。
御降家の過去、破軍星の太刀、猫鬼の血、その全部を調べるしかない。

逃げれば楽になるわけではない。

摩緒は、猫鬼を追い続ける。
呪いを解くために、呪いの元凶へ近づく。
でも近づくほど、御降家の闇や自分の過去が見えてくる。

菜花も同じ。

現代へ戻って何も知らないふりをすれば、普通の生活に見えるかもしれない。
でも、体の異常は消えない。
破軍星の太刀に触れても死なない事実も消えない。
8年前の事故の謎も残る。

だから菜花も、摩緒と一緒に進むしかない。

ここがキツい。

呪いを避けたいのに、呪いの中心へ行くしかない。
猫鬼から離れたいのに、猫鬼を追わなければ何もわからない。

まるで、暗い井戸を覗き込むような話。

見たくない。
でも見なければ、自分が何者なのかわからない。

摩緒にとっては、900年の時間を終わらせるための道。
菜花にとっては、自分の体と家族を失った事故の真相へ近づく道。

だから二人は進む。

大正の町。
怪異の気配。
血の匂い。
破軍星の太刀。
猫鬼の影。

その中へ入っていくしかない。

猫鬼の呪いは、ただ苦しめるだけではない。
呪われた者を、さらに呪いの奥へ引きずっていく。

ここが本当に怖い。

摩緒と菜花は、同じ呪いでつながった。
だからこそ、同じ元凶へ向かうしかない。

その構造が、MAOの怪奇としてかなり濃い。

第7章 猫鬼の呪いが怖いのは、二人の正体と過去を暴く鍵だから

摩緒の900年と菜花の8年前が一本につながる

猫鬼の呪いが怖いのは、摩緒と菜花の過去を一気につなげてしまうところ。

摩緒は900年前から生きている。
御降家の崩壊。
後継者争い。
呪禁の秘法。
猫鬼との因縁。
破軍星の太刀。

その全部を抱えたまま、大正の町で妖を追っている。

菜花は8年前の商店街の陥没事故で家族を失った。
現代で普通に暮らしていたはずなのに、事故現場の門をくぐると大正時代へ迷い込む。
そして摩緒と出会い、自分の体が普通ではないと知っていく。

ここがキツい。

900年前の陰陽師と、8年前に事故へ巻き込まれた少女。
まったく別々に見えた二人の人生が、猫鬼の呪いで一本につながる。

破軍星の太刀に触れても死なない菜花。
猫鬼の呪いで900年生きる摩緒。
どちらも、普通の人間の時間から外れている。

猫鬼の呪いは、ただ二人を苦しめるだけではない。
「摩緒とは何者なのか」
「菜花の体に何が起きたのか」
その答えを暴く鍵にもなっている。

だから怖い。

呪いを追うほど、自分自身の正体に近づいてしまう。

猫鬼を追うほど、御降家崩壊の闇が見えてくる

猫鬼を追うことは、ただ妖を倒すことではない。

御降家の闇へ近づくことでもある。

摩緒の過去には、後継者争いがある。
陰陽師の名家の中で、誰が選ばれるのか、誰が利用されるのか。
その争いの中で、摩緒は生け贄のように猫鬼の呪いへ押し出された。

ここが重い。

猫鬼は、外から現れた怪物というだけではない。
御降家の人間たちの思惑、呪禁の秘法、破軍星の太刀と絡み合っている。

つまり猫鬼を追えば追うほど、摩緒は自分を壊した家の過去へ戻ることになる。

大正の夜道。
血の気配。
妖の声。
破軍星の太刀を握る摩緒。
その横にいる菜花。

二人は事件を追っているようで、実は自分たちの根っこへ引き戻されている。

ここがMAOの怖さ。

呪いを解きたい。
でも、解くためには呪いの奥へ入るしかない。
猫鬼を追うほど、摩緒の900年の孤独も、菜花の8年前の事故も、御降家崩壊の闇も見えてくる。

猫鬼の呪いは、命を奪うだけの呪いではない。

生き残った者に、自分の正体と過去を突きつける呪い。

だから怖い。
だから摩緒と菜花は、猫鬼から目をそらせない。

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