エクスって、なんで剣なのにあそこまで普通にしゃべるんだろう? 初見だとまずそこが引っかかるし、姫の横でツッコミまで入れるから余計に気になる。しかも見ていくと、ただの変わった聖剣で終わらない。王国の歴史を背負ってきた重さがあるのに、今やってることはトーストやたこ焼きで揺れる姫を必死に止める役。この落差、笑えるのに妙に刺さるんだ。エクスは便利な説明役なのか、苦労人の相棒なのか、それとも姫の過去を知る証人なのか。そこは最後まで見ないと決めきれない。
この記事を読むとわかること
- エクスが“ただの武器”で終わらない理由
- トースト回から見える姫との相棒感!
- 聖剣なのに手入れで揺れる弱点まで
- 第1章 結論──エクスがしゃべるのは、ただのネタ剣だからじゃない “姫とずっと戦ってきた相棒”だからこそ口を持っている
- 第2章 エクスの正体──王国に伝わる聖剣で、歴代の名騎士と戦場を越えてきた だから姫に対して身内みたいに厳しい
- 第3章 なぜ剣なのに人格があるのか──エクスは“ただの武器”じゃなく、最初から意思を持つ聖剣としてこの作品に立っている
- 第4章 エクスの役割──姫の暴走を止める声であり、見てる側の気持ちを代弁する“最前列のツッコミ役”になっている
- 第5章 エクスがかわいそうに見える瞬間──姫の落ちる速度が早すぎて、毎回いちばん近くで衝撃を受けるのがこの剣
- 第6章 エクス自身も“拷問”に揺れる──聖剣でも手入れの快感には弱かった
- 第7章 まとめ──エクスがしゃべるから、この作品の笑いも切なさも全部きれいにつながる
第1章 結論──エクスがしゃべるのは、ただのネタ剣だからじゃない “姫とずっと戦ってきた相棒”だからこそ口を持っている
初見だと「なんで剣がしゃべるの?」ってなるけど、見てるとすぐわかる こいつ、ただの武器じゃない
これ、最初に見たときちょっとびっくりするよね。
姫が牢にいて、
あの物々しい空気の中で、
横にある剣がふつうにしゃべる。
しかも一言二言じゃない。
かなりしっかり会話する。
ツッコむ。
止める。
呆れる。
心配する。
いや、どういうこと?
剣だぞ?
なんでそこまで人間みたいに反応するの?
でも、ここがこの作品の大事なところで、
エクスって、見た目こそ剣なんだけど、
中身の立ち位置はほぼ「姫の相棒」なんだよ。
ただ装備されるだけの道具じゃない。
長く一緒に戦ってきて、
姫の強さも誇りも知っていて、
そのうえで今の姫のダメっぷりまで全部見せられてる存在。
だからしゃべる意味がある。
第1話の時点でもうそうだった。
姫が「どんな拷問にも屈しない」と気合いを入れてる横で、
エクスもそれを信じてる感じなんだけど、
焼きたてのトーストが来た瞬間から空気が怪しくなる。
表面がこんがり焼けてて、
割ったときの音がやたら良くて、
そこへバターがじゅわっと染みていく。
あの描写、エグい。
深夜に見る側まで削ってくるやつ。
で、姫の決意がグラつく。
エクスが「姫様?」みたいな感じで反応する。
この時点で、もうただの剣じゃない。
完全に隣で見てる相棒なんだよ。
しかも姫、トーストだけじゃ終わらない。
たこ焼きでも揺れるし、
深夜ラーメンでも崩れる。
うおお、早い早い。
まだ序盤なのに屈する速度が速すぎて、
こっちは笑うしかない。
でも、そのたびにエクスがいるから成立するんだよね。
姫だけだと、ただおいしいものに弱い人で終わる。
トーチャーだけだと、ただ淡々と飯テロを仕掛ける人で終わる。
そこにエクスがいて、
「姫様、しっかりしてください」
「そんなことで秘密を」
みたいな空気を出すから、
あのズレた面白さが一気に立ち上がる。
わかる?
エクスって、しゃべるから面白いんじゃない。
しゃべらないと、この作品の温度差が完成しないんだよ。
エクスの声には、姫への信頼と失望と、それでも見捨てない感じが全部入ってる
さらに刺さるのが、
エクスのしゃべり方って、
ふざけたマスコット系じゃないところなんだよね。
軽薄じゃない。
むしろかなり生真面目。
だからこそ効く。
姫が最初に見せるのは、
王女であり騎士団長でもある凛々しい姿なんだよ。
戦場を抜けてきた人間の顔をしてる。
実際、姫って身体能力も戦士としての格もちゃんと本物で、
見た目だけの飾りじゃない。
エクスは、そんな姫を知ってる。
昔の姫を知ってる。
だから「姫様なら耐えられる」と思ってる。
なのに現実はどうか。
トーストで揺れる。
たこ焼きで崩れる。
ラーメンで落ちる。
キツ…。
そりゃエクスも「いやほんとそれ」って顔になる。
でも、ここで完全に見放さないのがまたいいんだよ。
呆れてるのに、離れない。
ツッコみながら、ずっと横にいる。
秘密を話してしまったあとも、
ただ見捨てるんじゃなくて、
次こそはと思ってる感じがある。
この距離感、かなり尊い。
つまりエクスがしゃべるのは、
設定上そういう聖剣だから、だけで終わらない。
姫を知ってるから。
姫の昔も今も見てるから。
その落差に耐えながら、
なお相棒を続けてるから。
この「知ってる者の声」だから、
一本一本のツッコミが軽くならないんだよね。
笑えるのに、
ちょっと切ない。
姫がダメすぎて笑うのに、
エクスの反応があるせいで
「このふたり、長い時間を一緒に生きてきたんだろうな」
って空気まで乗ってくる。
剣なのに人格がある。
そう聞くと変わり種っぽいけど、
見てると逆で、
人格があるからこそエクスは剣以上の役目を持ててる。
姫の隣に置かれた武器じゃない。
姫の変化を一番近くで見届ける証人。
だからしゃべる。
だから見てる側も、エクスの一言を待つ。
あの一言が入るたびに、
作品の空気がきゅっと締まる。
ここ、めちゃくちゃ大事なんだよ。
第2章 エクスの正体──王国に伝わる聖剣で、歴代の名騎士と戦場を越えてきた だから姫に対して身内みたいに厳しい
エクスは“たまたましゃべる剣”じゃない 王国の歴史を背負ってきた聖剣そのもの
ここも大きい。
エクスって、
その場のギャグ用に急に口を持たされた存在じゃない。
王国に伝わる聖剣。
しかも長年王家に仕えて、
歴代の名騎士と一緒に戦ってきた剣なんだよ。
つまり、
一本の剣に見えて、
背後には王国側の歴史がまるごと乗ってる。
重い。
めちゃくちゃ重い。
何百年単位の戦いか、
そこまでは作中で細かく数え上げないけど、
少なくとも「幾千もの戦場を戦い抜いてきた」と言われるレベル。
もう国の看板みたいな存在なんだよね。
だから、エクスが姫に向ける目線って、
ただの仲良し相棒のそれじゃない。
姫は王女であり、
第三騎士団の騎士団長であり、
王国の誇りを背負う側の人間。
エクスはその王国の象徴級の聖剣。
この組み合わせ、
本来ならめちゃくちゃ荘厳なんだよ。
絵面だけ見たら完全に勇者譚。
ここで死んだ、ってくらい王道の組み合わせ。
だからこそ、
捕虜になったあとのギャップがエグい。
牢の中で一緒にいる。
拷問と称して出されるのは、
残酷な拷問器具じゃなく、
焼きたてトースト、
たこ焼き、
ラーメン、
おやつ、
遊び、
ぬくい時間。
そして姫は毎回ぐらつく。
いや、王国の象徴みたいなふたりに何を見せてるんだよって話なんだけど、
そこにエクスの歴史の重みがあるから笑いが倍増するんだよね。
軽いキャラなら「またか」で終わる。
でもエクスは違う。
積み上げてきた歴史がある感じで、
姫の一挙手一投足にショックを受ける。
「あの誇り高い姫様が……?」
という目線を、
毎回エクスが代わりに背負ってくれる。
だから読者も視聴者も、
ただ姫を笑うだけじゃなく、
エクスと一緒に崩れ落ちることができる。
姫との関係は主従というより戦友に近い 長く一緒だったから、情けない場面でも距離が近い
ここ、かなり好きなんだけど、
エクスと姫の関係って、
命令する側とされる側だけじゃないんだよね。
もちろん姫の武器だから、
基本の形は主従っぽい。
でも、実際に見てるとそれ以上に、
長年連れ添った戦友の空気がある。
戦場で背中を預けてきた感じ。
修羅場を何度も越えてきた感じ。
だから姫がちょっと強がると、
エクスは「はいはい」じゃなくて
「本当にできるのか?」って近い距離で見てる。
この距離感刺さる。
第1話でもそう。
姫が意地を張ってるとき、
エクスはただ持ち上げるんじゃなく、
ちゃんと様子を見てる。
で、危うくなると反応する。
あの反応、保護者っぽくもあるし、
古い戦友っぽくもある。
わかる?
「この人の強い時代を知ってるからこそ、今がしんどい」ってやつ。
しかもエクス、
姫のことを本気で高潔な騎士だと思ってる節が強い。
だから、姫が昔みたいに凛々しい表情を見せると嬉しくなる。
逆に、食べ物であっさり秘密を漏らすとアタマが痛い。
その感情の振れ幅が、
いちいち人間くさいんだよ。
剣なのに。
いやほんと、どういうこと?ってなるんだけど、
この人間くささがあるからエクスは記号で終わらない。
さらに後の流れを思うと、
エクス自身も完全無欠ではいられない。
聖剣なのに、
手入れやメンテナンスには弱い。
そこを突かれると、
今まで姫に向けてた「しっかりしてください」が、
そっくり自分に返ってくる。
これがまた最高。
姫だけがポンコツじゃない。
エクスもまた、この世界の“拷問”に揺さぶられる側なんだよ。
でも、そうなる前の段階では、
エクスはまだ「姫を信じたい側」に立ってる。
だから第1話から第2話あたりの空気って、
エクスの期待と現実のズレがずっと走ってる。
そのズレが笑いになるし、
同時にふたりの関係性の深さも見せてくる。
要するにエクスの正体って、
ただ「しゃべる剣」で片づけるには重すぎる。
王国の歴史を背負った聖剣。
名騎士たちと戦場を越えてきた古強者。
そして今は、
姫の情けない日常を一番近くで見守る相棒。
この落差がたまらない。
重い背景を持ってるのに、
やってることは牢の中で姫にツッコむ係。
この温度差ヤバい。
でも、だから好きになる。
強さの記憶があるから、
今のユルさがただのギャグで終わらない。
笑えるのに、ふたりの積み重ねがちゃんと見える。
エクスって、
剣の形をした説明役じゃない。
姫の過去と現在をつなぐ、いちばん近い証人なんだよ。
第3章 なぜ剣なのに人格があるのか──エクスは“ただの武器”じゃなく、最初から意思を持つ聖剣としてこの作品に立っている
まず大前提として、エクスは突然しゃべり出した変わり種じゃない 最初から“意思を持つ聖剣”なんだ
ここ、かなり大事なんだよ。
エクスって、
見てる側からすると最初は
「え、剣がふつうに会話してる」
ってインパクトが先に来る。
でも作中の扱いは、
変なギャグ小道具じゃない。
最初から、
意思を持ってる存在としてそこにいる。
つまり、
あと付けで人格を盛られたわけじゃない。
設定の芯の部分から、
もう“しゃべる剣”として立ってる。
だから違和感が変なノイズにならないんだよね。
むしろ見てると、
ああ、こいつは口をきけるからこそエクスなんだ、
って自然に入ってくる。
しかもその“意思”が、
ただ明るくしゃべるとか、
ふわっと感情があるとか、
その程度じゃないのが強い。
姫の気高さを信じてる。
姫の精神力に期待してる。
秘密を守る騎士としての矜持を、
たぶん姫本人と同じか、
下手したらそれ以上に重く見てる。
この時点で、
もう人格の輪郭がかなり濃い。
たとえば第1話の流れ。
牢の中で姫が拷問開始を告げられて、
こちらも
「うおお、どんな残酷なことが始まるんだ」
って少し身構える。
でも来るのは焼きたてトースト。
表面はきつね色で、
中はふわっとしてて、
割ると湯気が立つ。
そこにバターが落ちて、
熱でじわっと溶けて、
断面に染み込んでいく。
しんどい。
深夜にこれは反則。
姫が耐えようとする。
でも顔が揺れる。
視線も揺れる。
で、その横でエクスが反応する。
この反応があるから、
ただの飯テロで終わらないんだよ。
「姫様はそんなものに屈しない」
という信頼がまずある。
でも次の瞬間には、
「あ、これ危ない」
って空気になる。
この“信頼→不安→失望→なお見守る”の流れ、
完全に人格なんだよね。
ただ音声が出るだけの剣だったら、
ここまで感情の段差は出ない。
さらに、たこ焼きの回もそう。
鉄板で転がされて、
表面がこんがり焼けて、
ソースが塗られて、
かつお節がふわっと揺れる。
中はとろっとしてるのが見て取れる。
姫の理性がまた削られる。
エクスは当然のように止めに入る。
ラーメンもそう。
湯気、
スープの匂い、
麺の時間制限、
「伸びる前に食べたい」という最悪に庶民的な焦り。
あの流れで姫がぐらつくたび、
エクスのツッコミが刺さる。
わかる?
エクスの人格って、
壮大な理屈で見せるというより、
こういう細かい場面の連続で見えてくるんだよ。
姫が揺れた瞬間に止める。
秘密を話した瞬間にショックを受ける。
それでも次にはまた信じる。
この積み重ねがあるから、
「剣なのに人格がある」じゃなくて、
「人格があるからエクスなんだ」
に変わっていく。
歴代の戦場を越えてきた剣だから、しゃべりにも重みが出る 姫との時間が長いぶん、ただの相棒以上の声になる
もうひとつ大きいのが、
エクスの口調や反応に
ちゃんと“場数”が乗ってることなんだよね。
これがもし、
生まれたばかりのマスコット剣なら、
驚いたり騒いだりで終わるかもしれない。
でもエクスは違う。
王家に仕えて、
歴代の名騎士たちと戦場を越えてきた。
つまり、
国の歴史とか、
騎士の誇りとか、
実戦の修羅場とか、
そういう重いものを見続けてきた側の存在なんだよ。
だから姫に向ける目線も重い。
「姫様がんばって」だけじゃない。
「あなたは本来こういう人でしょう」
っていう期待がある。
この期待があるから、
姫がトーストで崩れたときのダメージもでかい。
たこ焼きで秘密を吐いたときの落差もでかい。
ラーメンで理性が持っていかれたときのアタマの痛さもでかい。
ただ笑えるだけじゃないんだよね。
エクスの側には、
“姫のかっこよかった時間”の記憶がある感じがずっと漂ってる。
ここがめちゃくちゃ効く。
戦場では、
姫は王女であり騎士団長であり、
孤高の騎士として立ってたはずなんだよ。
敵陣を切り裂いて、
部下を率いて、
王国の看板みたいな顔をしてたはず。
その横には、たぶんずっとエクスがいた。
それを知ってる剣が、
いま牢の中で
「バターしみしみトースト」に負けそうな主を見てる。
温度差ヤバい。
エグい。
でも、その落差がこの作品のうまさでもある。
しかもエクスって、
ただ過去を懐かしんでるわけじゃない。
いまこの瞬間も、
姫を信じ直そうとしてる。
一回裏切られる。
また期待する。
また崩れる。
それでも横にいる。
このしつこいくらいの付き添い、
かなり尊い。
つまり、
剣なのに人格がある理由って、
世界設定として「意思を持つ聖剣だから」で終わる話じゃない。
長く戦場を渡ってきた時間がある。
姫の強い時代を見てきた記憶がある。
いまの情けない姿にも付き合ってる。
その全部が合わさって、
エクスの声になってる。
だから聞いてる側も、
この剣のひと言を軽く流せない。
止める声に説得力がある。
呆れる声に歴史がある。
見捨てない声に関係性がある。
ここ、かなり好きなんだよ。
エクスって、
“武器に人格がある”という設定そのものより、
“長い時間を一緒に生きた相棒の声”として刺さるんだ。
その結果、
しゃべること自体が不思議じゃなくなる。
むしろ、しゃべらないと困る。
この姫のそばには、
これくらい本気でツッコむ存在が絶対に必要だから。
第4章 エクスの役割──姫の暴走を止める声であり、見てる側の気持ちを代弁する“最前列のツッコミ役”になっている
姫だけだとボケが走り切ってしまう エクスがいるから、毎回の“落差”がくっきり見える
ここもかなり重要。
この作品って、
姫ひとりだけを見てると、
意外と危ないんだよね。
最初はかっこいい。
王女、
騎士団長、
捕虜、
それでも秘密は吐かない、
っていう顔で始まる。
でも拷問が始まると、
すぐ揺れる。
しかも揺れ方がいちいち具体的。
トーストなら、
焼ける音と香りで目が行く。
たこ焼きなら、
熱々の中身を想像して口が持っていかれる。
ラーメンなら、
時間との戦いに心が折れる。
この流れ、
姫ひとりだけで進むと
「姫がまた食べ物に弱い」
で終わっちゃうんだよ。
でもそこにエクスがいる。
「姫様、耐えてください」
「秘密を守るのです」
「しっかりしてください」
こういう立ち位置の声が入ることで、
場面の輪郭が一気に出る。
つまりエクスは、
作品のブレーキなんだよね。
ただし止めきれないブレーキ。
これが最高。
完全に止められたらギャグが終わる。
でも何も止める声がなければ、
姫の崩れ方がぼんやりする。
そのちょうど真ん中で、
エクスが毎回ギリギリまで抵抗する。
この“抵抗の声”があるから、
姫が落ちる瞬間がより鮮明になる。
たとえば、
姫が最初は気丈にふるまっていても、
食べ物の匂いで視線が泳ぐ。
その変化を、
エクスがすぐ拾う。
姫の頬が緩む。
エクスが焦る。
姫の口が秘密に近づく。
エクスが止める。
でも間に合わない。
この一連の流れ、
もう完全に漫才の構造なんだよ。
ボケが姫で、
ツッコミがエクス。
でも単なるお笑いじゃなくて、
背後に王国の誇りとか騎士の矜持がうっすら乗ってるから、
妙に味が深い。
見てる側としても、
「いやそれは耐えろって!」
って思うじゃん。
で、その気持ちを先に言ってくれるのがエクスなんだよね。
だから気持ちいい。
自分のツッコミを代わりに最前列でやってくれる存在がいる。
しかも誰よりも姫の近くで。
この役割、かなりデカい。
ツッコミ役なのに、ただの説明係じゃない 姫への情と信頼があるから言葉がちゃんと刺さる
しかもエクスの強さって、
ただツッコミ文句を言うだけじゃないところなんだよ。
よくある説明役だと、
世界観の補足をしたり、
状況を言い直したりして終わる。
でもエクスは違う。
姫に対して、
ちゃんと感情がある。
信じてる。
期待してる。
心配してる。
呆れてる。
でも捨てない。
この感情が混ざってるから、
ひとつひとつのツッコミに熱があるんだよね。
姫が秘密を話しそうになった瞬間、
ただ「だめです」で済ませるんじゃなくて、
「姫様なら耐えられるはずだ」
みたいな前提が乗ってる感じがある。
だから失敗したときの衝撃もでかい。
見てる側も、
ただ笑うだけじゃなくて、
エクスと一緒に崩れられる。
「ああーっ、やっぱり言った!」
「いや今のは耐えてほしかった!」
「でもその気持ちもわかる!」
この感情の往復に、
エクスがずっと必要なんだよ。
しかも姫にベタ甘なだけでもないのがいい。
甘やかしきらない。
ちゃんと止める。
ちゃんと呆れる。
ちゃんと注意する。
でも冷酷でもない。
結果が出たあとも、
次の場面ではまた横にいる。
この距離感、刺さる。
長年仕えてきた主君であり、
同時に戦場を越えてきた戦友でもある。
だから怒る資格があるし、
見守る資格もある。
このバランスが絶妙なんだよね。
あと、エクスがしゃべることで
姫のかわいさも増してる。
姫って、
本人だけ見てるとわりと真顔で秘密を吐くから、
一歩間違うとただの“弱い人”にも見えかねない。
でもエクスが横で必死に止めてると、
姫のダメさが愛嬌に変わる。
ここ、うまい。
「ダメじゃん」で終わらず、
「いやほんとダメなんだけど、でもこの流れ好き」
になる。
その空気を作ってるのがエクス。
だから役割としては、
ツッコミ役、
お目付け役、
姫の誇りの証人、
視聴者の代弁者、
このへん全部を同時にやってる感じなんだよね。
ひとつの役目だけじゃない。
毎回の拷問シーンの中で、
笑いの芯を作りながら、
姫との関係性まで見せてくる。
うおお、便利すぎる。
でも便利キャラで終わらない。
ちゃんとエクス自身にも熱があるから。
だから見てるうちに、
姫が今日は何に負けるかと同じくらい、
エクスが今日はどう反応するかも楽しみになってくる。
それってもう、
剣というより共演者なんだよ。
姫の横に置かれた装備じゃない。
毎回の空気を決める、
前列ど真ん中のツッコミ担当。
エクスがしゃべる意味って、
ここにかなり詰まってる。
この声があるから、
姫の崩れ方が面白くなる。
この声があるから、
姫のかっこよかった過去までちらっと見えてくる。
そしてこの声があるから、
見てる側も安心して笑える。
エクス、
ただのしゃべる剣じゃない。
この作品のテンポと温度差を支えてる、
かなり重要な一本なんだよ。
第5章 エクスがかわいそうに見える瞬間──姫の落ちる速度が早すぎて、毎回いちばん近くで衝撃を受けるのがこの剣
誇り高い姫を知っているからこそ、食べ物で崩れるたびにダメージが大きい
ここ、見ていて毎回ちょっと笑うし、
ちょっと気の毒になる。
いちばん近くで姫を見てるのがエクスだから。
しかも、
ただ近いだけじゃない。
戦場の姫を知ってる。
騎士団長として立ってた姿を知ってる。
王国の顔として前に出てた時間を知ってる。
だから、
牢の中でバターの香りに視線が吸われた瞬間、
もうショックがでかい。
第1話のトースト、
あれ本当に早かった。
最初は耐える顔をしてる。
でも割った断面から湯気が上がって、
バターが染みて、
香りが立った瞬間に空気が変わる。
エクスもすぐ察する。
「あ、危ない」
この感じがすぐ出る。
しかも姫、
ぎりぎりまで意地を張るのに、
最後は食べる。
そして秘密を話す。
いや早い。
うおお、早い。
エクスからすると、
信じた直後に崩れるからキツい。
たこ焼きの回も同じ。
鉄板で転がして、
表面に焼き色がついて、
ソースが塗られて、
かつお節が揺く。
姫の目が止まる。
エクスが止める。
でももう遅い。
この「止める→崩れる」が毎回早いから、
見てる側もエクスと一緒に崩れる。
止めても止めても間に合わない でも次の回ではまた信じている
ここがエクスのしんどいところ。
一回失敗したら、
普通は次から疑うじゃん。
でもエクス、
次になるとまた信じる。
ラーメン回でもそう。
湯気が立って、
麺がのびる前に食べたい空気になって、
姫の理性がまた削られる。
深夜ラーメンってだけで強いのに、
目の前でスープの香りまで来る。
エクスは当然止める。
でも姫は揺れる。
で、また秘密が出る。
アタマが痛い。
なのに次の場面では、
また「姫様なら耐えられる」と思ってる。
この繰り返し、
かなり健気なんだよ。
呆れてるのに離れない。
失望してるのに横にいる。
だからエクスって、
ただツッコミ役じゃなくて、
毎回いちばん被害を受けてる側にも見える。
姫が落ちるたび、
いちばん近くで「ああ…」ってなる。
この距離感があるから、
エクスがかわいそうで、
でもちょっと愛おしくなる。
第6章 エクス自身も“拷問”に揺れる──聖剣でも手入れの快感には弱かった
姫を止めていた側なのに、自分が磨かれた瞬間に空気が変わる
ここで一気に面白くなる。
ずっと姫を止めてきたエクス自身にも、
ちゃんと弱点がある。
それが武器としての手入れ。
ギルガが出てくる回、
かなり印象強い。
あの人、
武器職人として完全に目が本気なんだよね。
エクスを見た瞬間、
表面の状態、
刃の具合、
細かい部分まで見てる。
で、
手入れを始める。
このときのエクス、
最初は警戒してる。
でも研磨が始まると変わる。
刃の表面を整えて、
細かく磨いて、
引っかかりが取れていく。
ここで反応が変わる。
「……あっ」
みたいな空気になる。
いやほんと、
姫を止めてた側なのに、
自分も弱いんかってなる。
聖剣でも快適さには抗えない この作品らしい崩れ方がエクスにも来る
ギルガの手入れって、
ただ磨くだけじゃない。
武器として一番気持ちいい場所をわかってる感じなんだよ。
細部まで整えて、
光り方まで変わる。
エクスも明らかに反応する。
あの瞬間、
姫だけじゃなかったんだってなる。
つまり、
この世界では
食べ物でも、
遊びでも、
整備でも、
気持ちいい側に引っ張られる。
エクスも例外じゃない。
ずっと「姫様しっかり」と言ってた剣が、
自分の番になると揺れる。
ここ、最高。
温度差ヤバい。
しかもこれで、
姫とエクスの立場がちょっと並ぶんだよね。
姫だけが弱いんじゃない。
エクスもちゃんと崩れる。
だから余計に、
ふたりの並びがやわらかく見えてくる。
戦場では王女と聖剣。
牢の中では、
どっちも誘惑に揺れる側。
この落差、
やっぱりこの作品らしくて強い。
第7章 まとめ──エクスがしゃべるから、この作品の笑いも切なさも全部きれいにつながる
結局エクスは、ただの“しゃべる剣”じゃない 姫の過去を知り、今の情けなさまで受け止める相棒なんだ
ここまで見てくると、
もう答えはかなりはっきりしてるんだよね。
エクスがしゃべるのは、
ただ設定が変わってるからでも、
ギャグ用の便利キャラだからでもない。
姫のいちばん近くにいる相棒だから。
これがでかい。
戦場の姫を知ってる。
王女としての顔も、
騎士団長として前に立つ姿も知ってる。
たぶん何度も修羅場を越えてきた。
その記憶がある剣だから、
牢の中でトーストに揺れる姫を見たときの衝撃が、
毎回ちゃんと重くなる。
ここ、地味に効くんだよ。
もしエクスがただの軽いマスコットなら、
姫が食べ物に負けても
「またか」で終わる。
でも実際は違う。
トーストの湯気が上がる。
バターがじわっとしみる。
姫の視線が止まる。
エクスが止める。
でも落ちる。
たこ焼きでもそう。
鉄板の上で丸く焼けて、
表面に焼き色がついて、
ソースが乗って、
かつお節がふわっと揺く。
姫の顔が崩れる。
エクスが焦る。
でも間に合わない。
ラーメンでもそう。
湯気が上がる。
麺がのびる前に食べたい空気になる。
姫の理性が持っていかれる。
エクスがまた止める。
でも秘密が出る。
この一連の流れ、
全部エクスの声があるから面白くなる。
わかる?
姫がひとりで崩れるだけだと、
ただの“弱い姫”にも見えかねない。
でもエクスが横で必死に止めるから、
姫のダメさが愛嬌に変わる。
しかもエクス、
ただツッコむだけじゃないんだよね。
信じてる。
呆れてる。
失望してる。
でも見捨てない。
この感情が混ざってるから、
言葉が軽くならない。
「姫様、耐えてください」
の中に、
騎士としての誇りを知ってる感じがある。
「そんなことで秘密を」
の中に、
かつての姫ならこんなはずじゃなかったという痛みがある。
これがあるから、
エクスの声って、
ただの会話以上なんだよ。
姫の過去と今をつなぐ声。
王国側の誇りをまだ覚えてる声。
そして、
いま目の前で崩れていく主を、
それでも横で見守る声。
だからしゃべる意味がある。
いや、むしろしゃべってくれないと困る。
この作品、
姫のかわいさだけでも回るようで、
実はエクスの声がないとかなり味が変わる。
あの「ちょっと待ってください!」が入るから、
笑いに芯ができる。
うおお、
こうして見ると本当に重要なんだよ。
しかもエクス自身も揺れるからいい 姫だけを責める側で終わらず、同じ高さまで降りてくるのがこの作品らしい
さらに好きなのが、
エクス自身も完全無欠じゃないところ。
ここ、かなり大きい。
ずっと姫を止めてきた剣が、
ギルガの手入れに反応して揺れる。
あれ最高だったよね。
刃の状態を見られて、
丁寧に整えられて、
細かく磨かれて、
表面の引っかかりが消えていく。
武器として一番気持ちいいところを的確に突かれる。
で、エクスが崩れる。
いやほんと、
お前もそっち行くのかってなる。
でも、そこがいい。
姫だけが弱い、
姫だけがだらしない、
そういう話じゃなくなるから。
この世界では、
焼きたてトーストにも負けるし、
たこ焼きにも負けるし、
深夜ラーメンにも負ける。
そして聖剣は丁寧な手入れに負ける。
つまり、
気持ちいいもの、
心がほどけるもの、
快適なものの前では、
みんなちょっとずつ崩れる。
この平等さがあるから、
作品の空気がやさしいんだよね。
姫だけを笑い者にしない。
エクスも揺れる。
魔王側もわりとゆるい。
だから全体がきつくなりすぎない。
しかもエクスが自分でも揺れることで、
姫に向けていた言葉が少しだけ返ってくる感じもある。
「しっかりしてください」と言っていた側が、
自分も気持ちよさに抗えない。
この落差、
エグいけど愛しい。
そしてここまで来ると、
エクスって本当にただの武器じゃないんだよ。
姫の監視役でもある。
ツッコミ役でもある。
視聴者の代弁者でもある。
王国の誇りの証人でもある。
そのうえで、
自分もちゃんと崩れる当事者でもある。
役割、多すぎる。
でも全部自然に入ってる。
だから印象に残る。
剣なのに人格がある。
その一文だけ見ると変わった設定っぽい。
でも実際に見てると、
この人格があるからこそ
姫のポンコツさが笑えるし、
姫の過去のかっこよさもにじむし、
ふたりの長い付き合いまで見えてくる。
つまり、
エクスがしゃべるのは不思議要素じゃない。
この作品の温度差を成立させるための、
めちゃくちゃ大事な芯なんだよ。
姫が秘密を漏らして、
エクスが止めて、
また次の回で懲りずに信じる。
この繰り返しがあるから、
ただの一発ネタで終わらない。
見てる側も、
今日は姫が何に負けるかと同じくらい、
エクスがどう反応するかを待ってる。
そこまで来たらもう、
装備じゃない。
完全に相棒。
しかもかなり苦労人の相棒。
しんどい目にも遭う。
報われないことも多い。
でも横にいる。
その立ち位置がずっとブレない。
だからエクスって、
姫様“拷問”の時間ですの中でも、
かなり作品の空気を支えてる存在なんだよね。
しゃべるから面白い。
でも、それだけじゃない。
しゃべることで、
姫の弱さも、
姫のかわいさも、
姫の昔のかっこよさも、
全部いっぺんに見えるようになる。
ここが本当に強い。
エクスは剣。
でも同時に、
姫の隣でずっと一緒に転げ落ちてくれる相棒でもある。
だから好きになる。
だから毎回声を待ってしまう。
そして姫がまた落ちたとき、
こっちもエクスと同じ顔になる。
「ああー、また言った」
この気持ちまで含めて、
エクスはもう作品の一部じゃなくて、
作品そのものの呼吸なんだよ。
この記事のまとめ
- エクスは姫の横に置かれた道具ではなかった
- 王国の歴史を背負う聖剣だから言葉が重い
- 姫の強い時代を知るぶん失望も大きい
- トーストで揺れる姫を最前列で止める剣
- たこ焼きやラーメンでも毎回ツッコミ全開
- 見てる側の“いや耐えろ!”を代弁する存在
- 呆れても見捨てない距離感がかなり尊い
- ギルガの手入れでエクス自身も崩れてしまう
- 笑いも切なさもつなぐ苦労人の相棒だった


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