なんで近藤誠一郎って、異世界に飛ばされても平気そうな顔できるの?
普通なら、頭が真っ白になって、声が出なくなって、胃がキュッとなる場面だよね。
なのに彼は、怒鳴らないし泣かないし、まず礼儀を整えて「回せる形」を作りに行く。…わかる、あの“仕事モードに逃げるやつ”。
でもここで、ちょっと変なんだよ。
落ち着いてるんじゃなくて、沈黙を消す返事の速さで感情を押し込めてる感じがする。
助かるはずの栄養剤も「休める」じゃなく「動ける!」に変換しちゃうし、体がヤバいのに出勤しようとする。静かなホラー。
この人、強いの?それとも止まれないだけ?
続きを読まないと、どっちか決められない。
この記事を読むとわかること
- 異世界でも「仕事ください」になる正体!何者?
- 泣く前に手順回収→質問分解→作業突入の速さ
- 沈黙を消す返事/栄養剤=復帰/出勤ホラーの流れ
- 〖なんで?〗近藤誠一郎って何者?異世界に飛ばされても「仕事ください」って顔になるの怖い
- 〖わかる〗社畜なのに折れない理由、泣く前に「手順」を拾って回し始めるのが早すぎる
- 〖今それ言う?〗危ない話を聞かされても顔を変えない…「沈黙を作らない返事」が一番怖い
- 〖キツ…〗栄養剤で「休める」じゃなく「動ける!」ってなるの、社畜の体がそのまま出てて無理
- 〖それは無理〗体がヤバいのに出勤するって何…「平気な顔」のまま前に出るの行動ホラーすぎる
- 〖距離感刺さる〗アレシュに守られて助かる…のに、安心より先に息が詰まるの何?(距離の章)
- 〖メンタルに来る〗近藤誠一郎の“顔の作り方”はこれ…強さじゃなく「止まれなさ」の手順だった(まとめ)
〖なんで?〗近藤誠一郎って何者?異世界に飛ばされても「仕事ください」って顔になるの怖い
まず言う。
近藤誠一郎は、異世界に放り出されても「まず働く場所を探す」人間。
逃げない。叫ばない。固まらない。
代わりに、頭を下げて、丁寧な言葉で「自分にできること」を探す。
その動きが早すぎて、正直ちょっと怖い。
第1話:パニックの代わりに「礼儀」と「役に立つ」を出してくる
第1話。
誠一郎は聖女召喚に巻き込まれて、ロマーニ王国に飛ばされる。
場所も状況も分からない。帰れるかも分からない。
普通ならパニックになる場面だと思う。
でも誠一郎は、そこで感情を前に出さない。
代わりにやるのが、「話を聞く」「礼儀を守る」「役に立てるか考える」。
この順番が、もう体に染みてる。
王宮で事情を説明される場面でも同じ。
怒ったり、泣いたり、取り乱したりしない。
「状況は理解しました」
「自分にできる仕事はありますか」
この一言が、異世界でも出てくる。
ここ、社畜すぎてゾッとする。
配属:剣も魔法もないのに「経理課」で安心して見える
その結果、誠一郎は王宮の経理課に配属される。
剣も魔法もないのに、選んだのが帳簿と書類。
しかも嫌そうじゃない。
むしろ「仕事がある」ことに、少し安心してる顔をする。
異世界での安全地帯が、仕事。
この時点で、もう普通じゃない。
同僚のノルベルトとのやり取りも分かりやすい。
体調が悪そうな誠一郎を見て、ノルベルトが栄養剤をすすめる。
誠一郎は遠慮しつつも、すぐ受け取る。
「助かります」と丁寧に礼を言って、ちゃんと使う。
ここでも文句は言わない。
「大丈夫です」で済ませない。
ちゃんと“仕事が続けられる方向”を選ぶ。
それが自然に出てくるのが怖い。
薬屋:相手が誰でも「社会人の顔」を崩さない
さらに薬屋での場面。
誠一郎は栄養剤を買い足そうとして、第三騎士団団長のアレシュと出会う。
いきなり強そうな人が出てきても、態度は変わらない。
驚きはするけど、礼儀は崩さない。
相手が誰でも、同じ「社会人の顔」を作る。
この安定感、強さというより慣れだと思う。
ここで検索してる人が知りたいのって、たぶんこれ。
「誠一郎って、ただの社畜ネタキャラ?」
答えは違う。
彼は社畜だけど、使い捨てのネタじゃない。
仕事で身につけた“顔の作り方”が、そのまま生き残り方になってる。
怒られない顔。
場を荒らさない声。
相手が動きやすい返事。
それを無意識にやってる。
だから異世界でも、居場所ができる。
でも同時に、無理してるのが見えにくい。
折れないんじゃない。
折れてるのを、顔に出さない。
それが近藤誠一郎という人間。
この作品の怖さは、
剣や魔法じゃなく、こういう人間の動き方を描いてるところにある。
異世界でも「会社員の顔」を外さない。
その顔が、助けにもなるし、後で首を絞める気配もある。
第1章で分かるのはここまで。
近藤誠一郎は、異世界でも「仕事ください」って言える人。
それが頼もしくて、同時にすごく怖い。
〖わかる〗社畜なのに折れない理由、泣く前に「手順」を拾って回し始めるのが早すぎる
まず言う。
近藤誠一郎が折れないのは、気合いじゃない。
「まず手順を拾う」クセが強すぎるから。
怖いのは、異世界でもそれを“無意識で”やってるところ。
経理課:やることを探す前に「回す形」を探してる
第1話の流れで、誠一郎は王宮の経理課に入る。
ここで普通の人なら「え、何していいの?」って固まる。
でも誠一郎は固まらない。
やることを探すんじゃなくて、すでに“回す形”を探してる。
例えば、机に座ったらまずこうなるはず。
帳簿がある。
紙がある。
誰が何をどこに置いてるか、目で追う。
それで一番最初にやるのが「仕事をください」じゃなくて、
「この部署の流れ、どこからどこまで?」を聞くやつ。
ここが社畜の動き。
仕事量の多さにビビる前に、まず流れを掴む。
流れを掴めば、とりあえず動ける。
動ければ、不安を後ろに追いやれる。
この形が、もう体に染みてる。
質問:相手が答えやすい形で、小さく回収していく
で、誠一郎の“折れない”が出るのは、質問の仕方なんだよな。
質問って、下手すると相手の時間を奪う。
嫌がられる。
だから普通の人は遠慮して黙る。
でも誠一郎は逆。
聞く。
しかも「相手が答えやすい聞き方」で聞く。
たぶんこんな感じになる。
・「今日の締め、どこまでですか?」
・「この数字、どの書類が元ですか?」
・「この印は、誰の確認ですか?」
・「これ、いつまでに出せばいいですか?」
こういうやつ。
大きい質問じゃない。
一個ずつ。
相手が“はい/いいえ”で返せる形にする。
この聞き方、会社で鍛えたやつだよな。
ここでまた怖いのが、誠一郎が「できない」を言わないところ。
できないから黙る、じゃなくて、
できるように細かく聞いて、手を動かす。
結果、周りはこう思う。
「この人、飲み込み早い」
「助かる」
「回せる人だ」
でも誠一郎の中身はたぶんこう。
落ち着いてるんじゃない。
落ち着くために回してる。
回さないと怖いから回してる。
手を止めると不安が来るから、止めない。
この順番。
礼儀:仕事が回るほど安心するけど、安心の材料が仕事しかない
もうひとつ、経理課の場面で刺さるのが「礼儀の使い方」。
誠一郎、たぶん丁寧なんだよ。
頭を下げる。
お礼を言う。
相手の手を止めたらすぐ「すみません」って入れる。
この一連が早い。
早いから相手も嫌がりにくい。
だから仕事が回る。
回るから誠一郎も安心する。
でもこれ、安心の作り方が“仕事”しかないってことでもある。
ノルベルトとの関係もここで効いてくる。
同僚が話しかけやすい空気ができると、情報が入る。
助けが入る。
栄養剤をすすめられるのも、たぶんこの流れ。
誠一郎が「感じのいい人」になってるから、周りが手を出しやすい。
でもその“感じのよさ”も、社畜の生存術なんだよな。
嫌われない顔。
仕事が止まらない返事。
それが異世界でも出る。
だから誠一郎は折れないように見える。
でも実際は、折れないというより「折れる前に作業に入ってる」。
気持ちが湧く前に、手順を拾って、回してしまう。
それで本人も「今は大丈夫」って思えてしまう。
第2章の答え。
近藤誠一郎は、勇気で立ってるんじゃない。
“手順を拾って回し始めるクセ”で立ってる。
泣く前に、まず締め切りを確認する。
怖がる前に、まず元の書類を探す。
この動きが速すぎるから、折れないように見える。
わかるけど、怖い。
それが誠一郎の正体。
〖今それ言う?〗危ない話を聞かされても顔を変えない…「沈黙を作らない返事」が一番怖い
今回ははっきりテーマを変える。
この章の主役は「仕事」でも「手順」でもない。
沈黙を作らない返事の速さ。
これが近藤誠一郎の一番ゾッとするところ。
薬屋:栄養剤を買い足しに行く時点で止まれない
具体的な場面は、薬屋から始まる。
誠一郎はノルベルトにもらった栄養剤が効いたことで、
「これなら仕事を続けられる」と判断して、買い足しに行く。
この時点でもう社畜なんだけど、ここは前章でやったから置く。
問題はその先。
薬屋で、第三騎士団団長のアレシュに出会う場面。
ここで誠一郎は、かなり危ない情報を聞かされる。
・宰相カミルに目をつけられている
・栄養剤は体に合っていない
・魔素に弱い体質
・このまま使い続けると危険
沈黙を消す:危ない話ほど、間を作らず言葉で塞いでしまう
普通ならさ、
ここで一回止まると思うんだよ。
「え?」
「どういうこと?」
「危ないって何?」
頭が追いつかなくて、沈黙が出る。
でも誠一郎は、そこで止まらない。
驚きはする。
でも長く黙らない。
すぐに言葉を返す。
しかも、場を荒らさない言葉で。
たぶん、こんな返しになる。
「ご忠告ありがとうございます」
「知らずに使っていました」
「対処法はありますか?」
これ、めちゃくちゃ冷静に見える。
でも冷静というより、沈黙が怖くて返してる感じがする。
沈黙ってさ、
感情が出る時間なんだよ。
怖いとか、不安とか、
「やばいかも」って気づく時間。
誠一郎は、その時間を作らない。
危ない話を聞いても、
間を空ける前に、次の質問を出す。
次の手順を聞く。
話を“会話”として続けてしまう。
ここが一番、社畜のクセが出てる。
会社でもあるじゃん。
上司から重い話を振られた時。
本当は飲み込めてないのに、
「承知しました」って先に言っちゃうやつ。
言った瞬間、もう引けなくなるやつ。
誠一郎、それを異世界でもやってる。
アレシュが言ってる内容って、
普通に考えたら命の話だよ。
体が合ってない。
下手したら死ぬ。
それなのに、誠一郎は
「じゃあどうすればいいですか?」に行く。
ここで泣かない。
怒らない。
取り乱さない。
全部あと回し。
しかも、相手がアレシュだから余計に怖い。
アレシュは立場も強いし、言葉にも重みがある。
その人からの忠告を、
誠一郎は“仕事の注意事項”みたいに受け取ってしまう。
危険=対応すべき案件。
体調=調整事項。
命=管理項目。
こうやって頭の中で置き換えてそうで、しんどい。
落ち着いて見える罠:返事が早いせいで、怖さに気づく前に進んでしまう
この章で言いたいのはこれ。
近藤誠一郎は、
「危ない話を聞いても顔を作れる」んじゃない。
危ない話ほど、沈黙を作らず返事をしてしまう。
沈黙しないから、
自分がどれだけ怖いかに気づく前に、
話が次に進む。
進んだ時点で、もう戻れない。
だから周りから見ると、
誠一郎は落ち着いて見える。
話が早くて助かる人に見える。
でもその実態は、
感情を感じる前に、返事でふさいでるだけ。
第3章の答え。
近藤誠一郎の怖さは、
「危険を聞いても平気な顔」じゃない。
危険を聞いた瞬間に、沈黙を消してしまう返事の速さ。
この速さがある限り、
誠一郎は止まらない。
止まれない。
そこが、一番心臓に悪い。
〖キツ…〗栄養剤で「休める」じゃなく「動ける!」ってなるの、社畜の体がそのまま出てて無理
栄養剤の話は「便利アイテム回」じゃない。
近藤誠一郎の社畜の体が、まんま出る回。
休むための道具じゃなくて、動くための道具として使ってしまう。
そこがキツい。心臓に悪い。
ノルベルトの善意が「休め」じゃなく「復帰」に変換される
まず、具体の流れ。
誠一郎って、異世界に来た時点ですでに体が弱い。
疲れやすい。顔色もよくない。
同僚のノルベルトがそれに気づいて、栄養剤をすすめる。
ここ、優しさだし助かる。
「気づいてくれる人がいる」ってだけで救い。
でも誠一郎の反応が怖い。
普通ならこうならない?
「助かった、今日は少し休もう」
「無理しないでおこう」
「体を整えよう」
でも誠一郎は、たぶん違う。
栄養剤が効いた瞬間、まずこうなる。
「動ける」
「仕事に戻れる」
「回せる」
休むじゃなく、稼働のほうに気持ちが向く。
これが社畜の体。
助かる方向が「休息」じゃなく「復帰」になってる。
効き方が強いほど、危険より「段取りの安心」が勝つ
しかも栄養剤、効き方が強い。
疲れが軽くなる。
体が軽い。
目が冴える。
この変化って、本来なら怖いはずなんだよ。
だって急に元気になる薬って、だいたい裏がある。
でも誠一郎は、まず「助かる」って思う。
ここが怖い。
薬の危険より、仕事が続けられる喜びが勝つ。
自分の体の違和感より、段取りが回る安心が勝つ。
で、誠一郎が次にやるのがまた社畜。
「じゃあ、買い足しに行こう」ってなる。
薬屋に行く。
ここ、完全に社畜の発想だよな。
普通の人なら
「今日は効いたから、様子見」
で止まるのに、誠一郎は止まらない。
効いた=常備したい。
常備=いつでも動ける。
この考え方が速い。
薬屋での描写も刺さる。
誠一郎はたぶん、丁寧に頭を下げて、
必要なものを選んで、値段を気にして、
“買い物”を手早く終わらせようとする。
この手早さも社畜っぽい。
買い物の時間すら、仕事の合間の処理として扱ってる感じ。
そして、ここから地獄が始まる。
栄養剤って、誠一郎の体には合ってない。
魔素に弱い体質だから、効けば効くほど危ない。
ここがもうキツい。
「動ける」が、体の警告を消してしまうから。
たぶん誠一郎は、こういう感覚になってる。
・だるさが消えた=大丈夫
・頭が回る=問題ない
・動ける=平気
でもそれ、体が回復したんじゃなくて、
薬でスイッチを無理やり入れてるだけかもしれない。
そこが怖い。
「休め」が「動け」に変わる瞬間が、この作品の心臓に悪さ
しかも社畜って、こういう時に自分を止めない。
だって止めたら遅れる。
止めたら迷惑をかける。
止めたら「できない人」になる。
そういう怖さを、体の痛みより優先してしまう。
この作品の栄養剤って、そこをピンで刺してくる。
「休め」じゃない。
「動け」になってしまう体。
それを見せつけてくる。
だから社畜次第は心臓に悪い。
そして、栄養剤があるせいで、誠一郎の“顔”も作れてしまう。
疲れてない顔ができる。
元気そうに見える。
周りは安心する。
仕事が増える。
誠一郎はまた動く。
この回り方、怖すぎる。
第4章のまとめ。
栄養剤は、誠一郎にとって「休むための助け」じゃない。
「動けるようになる道具」になってしまう。
助かるはずのものが、止まれなさを強める。
体と社畜が直結してるのが見えるから、キツい。
いやほんとそれ、無理。
でも、だから目が離せない。
〖それは無理〗体がヤバいのに出勤するって何…「平気な顔」のまま前に出るの行動ホラーすぎる
近藤誠一郎の一番怖いところ、ここ。
体がヤバいのに出勤する。
しかも「無理です」じゃなくて、「行きます」で動く。
行動がホラー。
中毒っぽい症状で命の危機のあとに「出勤」が出るのが無理
第4章で栄養剤の話をしたけど、ここでつながる。
栄養剤が効く。
動ける。
誠一郎は「助かった」より先に「回せる」ってなる。
で、その結果、体の危険サインを見落とす。
そして第2話の流れ。
栄養剤が原因で、誠一郎は中毒っぽい症状が出て命の危機になる。
魔素に弱い体質だから、体が耐えられない。
ここまで来たら普通はこうなる。
「寝る」
「休む」
「しばらく仕事しない」
「怖い」
「帰りたい」
でも誠一郎は違う。
助かったあと、翌朝ふつうに仕事へ行こうとする。
ここで胃がキュッってなる。
いや、今は休め。
命の話だっただろ。
それなのに、出勤する。
根性じゃなく「クセ」で、体の「止まれ」より仕事の「行け」が勝つ
これ、根性じゃない。
クセ。
体が言う「止まれ」より、仕事が言う「行け」が勝ってる。
そして本人の中で、その勝ち方が当たり前になってる。
具体の絵が見える。
誠一郎って、たぶんこういう動きをする。
・起きる
・服を整える
・荷物を確認する
・いつものテンションで「行ってきます」みたいに動く
・体の違和感を「あとで」で押し込む
・とにかく職場へ向かう
この動きが怖い。
走ってないのに怖い。
泣いてないのに怖い。
焦ってないのに怖い。
淡々としてるから怖い。
しかも、周りから止めにくいんだよな。
だって誠一郎が「平気な顔」をしてしまうから。
「大丈夫です」
「行けます」
「迷惑かけられないので」
こういう言葉って、止めたい側の心を折る。
止めたら悪者になる空気が出る。
「本人が行くって言ってるし」ってなる。
これ、現実でもよくあるやつで、だから余計にキツい。
助けが必要な体なのに「社会人の顔」を作れるズレが一番怖い
ここでアレシュの存在が重くなる。
誠一郎が助かるには、アレシュ側の魔力が必要になる。
つまり、誠一郎は「助けが必要な体」になってるのに、
それでも出勤しようとする。
ここが行動ホラー。
助けが必要な状態で、普通の顔を作る。
体はギリギリ。
でも顔は「社会人」。
このズレが一番怖い。
さらに怖いのが、誠一郎の頭の中にある“言い訳”が想像できるところ。
たぶんこう。
「仕事がたまってる」
「遅れると迷惑」
「自分がやった方が早い」
「少しでも進めておけば」
これ全部、社畜が限界の時に言うやつ。
見てる側は「やめろ」ってなるのに、
本人は「正しい」って思ってるやつ。
心臓に悪い。
第5章のまとめ。
誠一郎の怖さは、「体が弱い」ことじゃない。
体が弱いのに、出勤できてしまうこと。
そして、出勤できるように顔を作ってしまうこと。
行動がホラー。
静かなホラー。
その静かさが一番、無理。
〖距離感刺さる〗アレシュに守られて助かる…のに、安心より先に息が詰まるの何?(距離の章)
アレシュに守られるのは、助かる。ほんとに助かる。
でも同時に、息が詰まる。
この「助かるのに安心できない」感じが、社畜次第の一番刺さる距離だと思う。
前提:もう「一人で立つ」が通らない場面に来てる
まず前提の具体。
誠一郎は魔素に弱い体。
栄養剤のせいで中毒っぽくなって、命の危機まで行く。
助かるには、魔力を持つ側に魔力をなじませてもらう必要がある。
つまり誠一郎は、もう一人で立ってられない場面に来てる。
ここでアレシュが出る。
第三騎士団の団長。
強い。立場も上。
言い方は丁寧でも、空気が強い。
この人が「助ける側」になる。
普通ならさ、ここで安心したい。
「助かった…」って泣きたい。
「もう大丈夫」ってなりたい。
でも誠一郎の反応って、たぶんそうならない。
なぜなら誠一郎は、守られる時ほど“顔を作る”から。
弱ってるのを見せるのが怖い。
迷惑をかけたくない。
相手の手を止めたくない。
だから、助けてもらってるのに、
「すみません」って先に言ってしまう。
この瞬間、距離感が刺さる。
守りの言葉が、社畜の耳には「管理」「許可待ち」に聞こえる
アレシュ側も、ただ優しいだけじゃない。
助けるのが当たり前の立場だし、
危険を分かってて止めに来るタイプでもある。
だから言葉が強くなる可能性がある。
「無茶をするな」
「勝手に薬を飲むな」
「危険だ」
「従え」
この手の言葉って、命を守るには正しい。
でも社畜の耳には、別の音で入る。
「管理」
「監督」
「許可が必要」
「勝手に動くな」
助けのはずなのに、自由が減る音がする。
ここが息が詰まるポイント。
シーンの再体験(ここはイメージで書くね)。
誠一郎が体調を崩して、どうにもならなくなる。
アレシュが距離を詰める。
手を伸ばす。
助ける。
その瞬間、誠一郎は本当はホッとしたい。
でもホッとする前に、口が動く。
「申し訳ありません」
「ご迷惑を…」
「ありがとうございます」
この言葉自体は丁寧で、いい人っぽい。
でも、言ってる内容が全部「自分が悪い」方向なんだよな。
助けてもらってるのに、まず謝る。
このクセが、息を詰まらせる。
助けが強いほど「正しさ」で選択肢が狭まっていく感じが刺さる
さらに怖いのが、アレシュの優しさが“強い優しさ”に見えやすいこと。
優しいんだけど、守る力が大きい。
守るって、時に押さえ込む形になる。
誠一郎は逃げたいわけじゃない。
でも「自分で決めたい」気持ちはあるはず。
ところが命の話になった時点で、
誠一郎の選べる幅が一気に狭くなる。
・この薬はダメ
・この行動はダメ
・勝手に外出するな
・体調の報告をしろ
言われたら正しい。
でも言われるほど、誠一郎はこうなる。
「すみません」
「気をつけます」
「もうしません」
「仕事は…」
ここでまた仕事が出てくる。
守られてるのに、誠一郎は仕事の話をしそう。
体を優先できない。
守られるほど「期待に応えたい」が出る。
この感じが、助かるのに息が詰まる理由。
距離の章としてのまとめはこれ。
アレシュに守られることで、誠一郎は助かる。
でもその助けは、誠一郎の“社畜のクセ”を刺激する。
守られる=迷惑をかけたくない
守られる=役に立たなきゃ
守られる=言われた通りにしなきゃ
この回路が動くから、
安心より先に息が詰まる。
優しいのに、安心できない。
助かるのに、自由が減る感じがする。
距離が近いのに、楽じゃない。
この矛盾が刺さる。
いやほんとそれ。
ここ、全人類刺さるやつ。
〖メンタルに来る〗近藤誠一郎の“顔の作り方”はこれ…強さじゃなく「止まれなさ」の手順だった(まとめ)
近藤誠一郎の“折れない顔”って、気合いの顔じゃない。
強い人の顔でもない。
「止まれない人の手順」でできてる顔。
その手順が見えるから、メンタルに来る。
誠一郎の顔は「場を荒らさない」「沈黙を消す」「作業に入る」で固まってる
ここまでの章で出した要素を、短く固定して終わる。
誠一郎の“顔の作り方”は、たぶんこの順番。
【1】状況を飲む(まず黙って聞く)
異世界でも、王宮でも、相手が誰でも、
反射で言い返さない。
先に情報を受け取る。
【2】礼儀の言葉を置く(場を荒らさない)
「ありがとうございます」
「承知しました」
「申し訳ありません」
このへんを先に出して、空気を丸くする。
【3】沈黙を消す(間を作らない)
本当は怖いはずの話でも、
黙って感じる前に、返事を入れる。
質問を入れる。
会話を途切れさせない。
ここが一番ホラー。
【4】小さい質問に分ける(相手が答えやすい形にする)
「いつまでに?」
「どれが元の書類?」
「誰の確認?」
大きい不安を、小さい確認にして処理する。
【5】手を動かす(考えるより先に作業)
気持ちが追いつく前に、
段取りを拾って、回し始める。
動いてる間だけ落ち着けるから。
「休む」より「動ける」を優先するせいで、限界でも前に出る
【6】「動ける」を最優先する(休むより復帰)
栄養剤の場面がそれ。
助かった=休める、じゃなくて
助かった=動ける、に直結する。
体と社畜がつながってる。
【7】限界でも出勤しようとする(体より仕事)
体がヤバいのに出勤する。
この行動が、全部の答え。
顔が整うほど止まれない。
【8】守られても先に謝る(助け=迷惑に変換)
アレシュに守られて助かってるのに、
安心より先に「すみません」が出る。
助かるのに息が詰まる距離になる。
これで固定。
誠一郎の“顔”は、こうやって作られてる。
で、最後にもう一回まとめを置く。
近藤誠一郎は、折れないんじゃない。
折れる前に、顔と手順でふさぐ。
泣く前に、返事。
怖がる前に、質問。
止まる前に、出勤。
その手順が、異世界でも通じてしまう。
通じるからこそ、周りは頼る。
頼られるからこそ、さらに止まれなくなる。
ここが一番、メンタルに来る。
…わかる?
頼れるって言われるほど、逃げられない感じ。
誠一郎の顔の怖さは、まさにそれ。
この記事のまとめ
- 異世界でも「仕事ください」になる社畜の顔
- 折れない理由=気合いじゃなく手順回収のクセ
- 質問を細切れにして“回せる形”を作る動き
- 危険な話ほど沈黙を消す返事の速さがホラー
- 栄養剤が「休める」じゃなく「動ける!」に直結
- 体がギリギリでも出勤する淡々さで胃がキュッ
- 平気な顔が周りを安心させて仕事が増える罠
- 助けられても先に「すみません」が出るクセ
- アレシュの守りが助かるのに息が詰まる距離感


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